( ゚Д゚) 『うっほっほーい♪ヒラメが釣れたぞぇ!』
( ゚Д゚) 『高級魚だ、美味しい魚だ、わーい♪』
( ゚Д゚) 『・・・で、これってどうやって食べればいいのでしょう。。。orz』
っていう迷える子羊的な皆様のためのメモ書き的記事でーす。
いやね、マジでその気持ち、よく解るんですよ。
だって、ヒラメなんて魚屋さんで一匹丸ごと買う事もないし、捌き方も普通の魚とは違うし、そもそも滅多に釣れないので、いざ釣れた時に困っちゃいますよねーw
でも、大丈夫!
美味しく食べるための捌き方、そして、美味しいヒラメの調理方法を紹介ます!
ヒラメの捌き方|五枚おろし
ヒラメは平べったい魚ですので、普通の魚のように三枚おろしにする事は出来ません。
そのため、少し特殊な五枚おろしという方法で捌きます。
で、この特殊な捌き方については、以下の動画が非常にわかりやすいので、まずはそちらをご覧ください。
動画内ではウロコを包丁ですきとっていますが、これは少し難しいので、私は普通にウロコ取りでこそぎ落としています。
その後は、頭と内臓を取り除き、よく洗って血合いやぬめりを落とした後に、背骨に沿って包丁を入れて身を切り離すだけです。
一見すると難しそうに見えますが、三枚おろしよりも実は簡単ですので、一回経験すれば誰でも出来るようになると思います。
さて、下準備が整ったら、次は美味しくいただきましょう!
ヒラメの食べ方①|お刺身
タンパクで繊細なヒラメの味を楽しむのであれば、やはりお刺身が一番です。
特に調理方法にコツというものはないのかもしれませんが、以下の三点だけは調理の際に注意しておいて下さい。
- 春~夏の個体はお刺身には向かないので別の調理方法で料理する。
- 可能であれば、三日ほど冷蔵庫で寝かせてからお刺身にする。
- 肝は絶品なので絶対に捨てない!肝醤油にしてお刺身に絡めて頂きましょう。
おそらく一番大事な事は、①の『季節』だと思います。
昔から『夏のヒラメは猫またぎ』なんて言われますが、秋から冬以外の時期のヒラメは身もパサパサで脂も乗っていないため、お刺身にしてもその味に深さや繊細さは期待できません。
このような時期のヒラメは、煮つけやフライなどの味や油を足す調理方法の方が向いています。
ヒラメの食べ方②|『なめろう』と『さんが焼き』
【材料】
- お刺身のあまり
- ショウガのすりおろし
- ネギのみじん切り
- 味噌
【調理方法】
- お刺身のあまりを細かく包丁で刻む
- すりおろしたショウガ、みじん切りにしたネギ、お味噌を和えて、包丁で細かく刻みながらよく混ぜ合わせる
- すこしねっとりと粘り気がでてきたら…完成!
お刺身の残りを包丁で細かく刻み、粘り気がでるまでなめして、最後に味噌、ネギを混ぜたら『なめろう』の完成です。普通にお刺身にするよりもアミノ酸のうま味が強くなるため、刺身に少し飽きてしまったときの口直しにもピッタリです。
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そして、なめろうをごま油でパリッと焼いたら『さんが焼き』になります。
こちらは香ばしさも加わるため、ビールのおつまみにもピッタリ!
ヒラメのなめろうなんて普通の料理店にはありませんので、まさに釣り人だけの特権といえる贅沢な調理方法ですよ!
ヒラメの食べ方③|煮つけ
酒:みりん:砂糖=2:1:1程度の煮汁でヒラメを煮込み、醤油で味を調えるだけの簡単な調理方法ですが、火を通す事でより一層うま味が強くなります。
春から夏の刺身にするには少し味が足りないヒラメは、この調理方法が一番おいしく頂けますよ。
ご飯のおかずにも、そしてお酒のお供にも最高の一品となるので、是非お試し下さい。
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この他にも、私は以下のような調理方法で釣れたヒラメを頂くことが多いです。
- コブ締め
- シャブシャブ
- フライ
- 梅酢和え
- カルパッチョ
基本的には、秋から冬の身に脂がのる時期は、その繊細な味を楽しむためにお刺身やコブ締めなどの生で食べるのがお勧めです。
その一方で、春~夏の少し身の味が落ちる季節は、煮つけやフライなどのように、味や油を補ってあげる調理方法と相性が良いです。
釣れた魚を自分で食べる楽しみは釣り人だけの特権ですので、季節に合わせた調理方法で美味しく頂いちゃいましょう!
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食べて美味しい、釣っても楽しいサーフの至宝、それがヒラメ様です。
初心者向けにこの魚の釣り方を解説しているので、自分の手で釣りあげて、ぜひ最高の料理にしてお召し上がり下さいね♪