( ゚Д゚) 『サーフサーフシーバスとは、何か・・・』
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海岸沿いにはどこにでも砂浜があり、海水浴などの海遊びからサーフィンやマリンスポーツも楽しめますよね。
では釣りはどうか?
釣り用語で砂浜の事をサーフと言います。
キス釣りなどの投げ釣りは勿論、シーバスやらヒラメ、時には青物の回遊まで狙えてしまうサーフゲーム。
リバーシーバスや湾奥シーバスと違って、目に見えて狙いどころが分かりにくいのが、その特徴でもあります。
- だだっ広くてどこのサーフ行ったら良いの?
- サーフのどのようなところを狙っていけば良いの?
こんな感じで、分からない事だらけですよね。
そこで今回は、冬のサーフシーバス大好き、実績アリアリなワタクシ(いたくら)がサーフから狙うシーバスゲームについてお話ししたいと思います。
これを読んだらデイでもナイトでもサーフに行きたくなる事間違いなしです!
シーバスが釣れるサーフは?
一言にサーフと言っても色々な場所があります。
海水浴場やサーフポイントは、危ないので基本的に釣り禁止の所がほとんどです。
キャストして直ぐにボトムについてしまうような遠浅過ぎても、なかなか釣りになりませんので、避けましょう。
理想としては次のとおりです。
- 河川が流れ込んでいる
- 外洋に近い
- ベイトフィッシュの回遊がある
- 沖が深くなっている
それぞれ簡単に解説しますね。
河川の重要性について
シーバスは餌を求めて回遊し、河川が有れば登って行きますし、河口付近は汽水域の為、ベイトフィッシュの種類や数も多くなります。
河川のシーバスは下げ潮のタイミングで下流へくだり、餌を取りやすい場所で定位したり、ウロウロと餌を探し回るイメージを持って貰うと良いかと思います。
ベイトフィッシュはシーバスなどのフィッシュイーターから身を守る為、サーフの浅い方、シャローに接岸しますので、それらを狙ってシーバスも回遊するのです。
また川からの流れが強く効いているようなサーフでは、河口付近に瀬や淵などの地形変化がみられますので、目に見える情報から探りやすくなります。
ベイトフィッシュが豊富な外洋向きサーフを狙え!!!
基本的に内湾のサーフよりも、外洋のサーフの方がシーバスやベイトフィッシュ等の魚影は圧倒的に濃い為、外洋向きのサーフの方がシーバスゲームは成立し易いです。
時にはヒラメやマゴチ、青物の回遊もある為、嬉しいゲストに出会える事があります。
逆を言えばベイトフィッシュがいなければ、シーバスの魚影は薄く、サーフシーバスにおいてはゲームとして成立しにくくなるのが、サーフシーバスの特徴でもあります。
しかしながらサーフではシーバスの回遊で群れ当たりする事があり、まとまって釣れ続ける事があります。
ベイトフィッシュの存在は必須な条件となりますので、先ずはベイトフィッシュを見つける事がとても重要となります。
通い込むのもそうですし、釣り場で出会った人と情報交換したり、情報を得ながらゲームを組み立てていきましょう。
ではベイトフィッシュの探し方はどういった方法があるか、次の通りです。
- 群れが海面を泳いでいる
- 群れが打ち上げられている
- 鳥が飛んでいる
- 風向き
それぞれ簡単に解説していきます。
まずは海面の観察を!
釣り場に着いたらタックルを準備する前に、まずは海を観察する事はとても大事です。
いきなり海に近づくのではなく、少し高い位置から離れて海面を観察するのも手です。
デイゲームであれば、波や風以外で海面がモヤモヤしている所があればイワシなどのベイトフィッシュがそこにいるばずです。
風やウネリが強い日で、ベイトフィッシュが沢山いる時は、海岸の砂浜にイワシなどが打ち上げられている事がありますので、まだ近くに群れがいれば絶好のチャンスとなります。
鳥を探せ!
鳥が沢山飛んでいれば近くにベイトフィッシュが岸近くに寄っている可能性があります。
また、鳥が海に餌を取りにいくのが見られれば、そこにベイトフィッシュがいるのは間違いないでしょう。
風向きについて
基本的な考え方として、風向きはサーフゲームにおいてとても重要です
ワタクシが考える良い条件は次の通りです。
- 追い風
- 向かい風
こちらの二通りです。
勿論風速にもよりますが、向かい風の場合、ルアーをキャストしづらくなり、余り遠くに飛ばない条件となります。
しかしベタ凪時よりも、ベイトがこちら側の海岸沿いに寄せられてくる事が多い条件となりますので、一長一短ですが釣れる法則の一つです。
この時は大型のミノーやトップウォーターなど、重ためのロングキャストに向いたルアーが必須になります。
追い風は逆にベイトが寄せられる事は少なくなりますが、その分風の力を借りて遠くまでルアーをキャストする事が出来るようになりますので、こちらも一長一短なのです。
私の考え方としては真横からの風が一番やりにくい条件かなと思います。
お近くのフィールド、サーフの向きで条件を考えてみてください。
向かい風であれぼ、西面で有れば北、北西風。東面であれば北、北東風。といったようにです。
朝マズメ、夕マズメは魚達が動く為、チャンスではありますが、昼でも釣れないわけではありません。
場所にはよりますが、日中釣るのが難しければ朝マズメ、夕マズメだけやるのも手です。
しかしワタクシのオススメはズバリ、サーフでのナイトゲームです。
ナイトゲームではベイトフィッシュを目視する事は難しいですが、日中通ってポイントの地形変化さえ頭に入っていて、潮の流れをキャッチ出来れば、比較的イージーに釣れる事もある為、オススメです。
ただし、ナイトゲームは波のウネリが見にくい為、高波に十分注意して挑まれて下さい。
サーフの狙うポイントは?
サーフで狙うポイントは次のとおりです。
- 流れが効いている場所
- 離岸流
- 砂浜の変化
- ブレイク
- 岩などのシモリ
それぞれ簡単に解説しますね。
まずは流れを探そう!
デイゲームであれば海を観察して泡やゴミなどを目安に、流れが効いているか確認しましょう。
ナイトゲームであれば、真っ直ぐキャストして、ある程度左右どちらからかルアーが戻ってくるのが理想です。
離岸流は超一級ポイント!
離岸流と言って、海岸に打ち寄せた波が、沖に払い出した流れが効いている場所も狙い目です。
離岸流はある程度まとまって強い流れとして払い出していますので、流れが効いている付近は水深が深くなっています。
そのため、その周辺には地形変化がありますので、ベイトフィッシュが流されてきたり、淵にシーバス、ヒラメなどが着いている事がありますので、一級ポイントです。
では離岸流の探し方は???というと、以下の通りです。
- 白い波の泡が立っていない
- 海面がモヤモヤしている
- 沖合いにゴミが流されて溜まっている
- 海岸の砂浜にゴミが溜まっている
などがあります。
通常波が打ち寄せて出来る白い波、サラシは浅い地形などに波のウネリが当たって出来ますが、深い場所はウネリがあってもサラシが出来にくいので、離岸流探しの目安となります。
風のない凪の日や、ウネリの小さい日に限ってではありますが、沖合いに流れが強く効いていれば、海面がモヤモヤと見える箇所があり、流れの奥にゴミがまとまって溜まっている事があります。
その際に海岸から流れる岸際にゴミが溜まっているのも目安です。
海岸線沿いの地形変化について
海岸沿いの砂浜の地形変化も離岸流がある一つの目安となります。
強い流れがあたっていれば、少しえぐられていたり、くぼんでいたりしますので、そういった場所を目安に探っていきましょう。
シモリはサーフのチャンスゾーン!
砂浜だけのサーフではなく、小さな磯などのシモリが点在していれば、そこに波があたって地形変化ぎ出来ますので、シーバスが居つきやすいです。
サーフのオアシスっていうイメージですね。
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このようにサーフでのポイント探しは海の観察がかなり大事になりますので、釣りをする前にじっくりと海を観察する事が釣果アップの秘訣となります。
オススメサーフ攻略ルアー
デイゲームでもナイトゲームでも、遠投が出来て広範囲に探れるルアーがマストになります。
トップウォータープラグ、バイブレーション、ミノー、シンキングペンシルなどを場所や状況によって使い分けましょう。
沖合いで急にナブラが発生するような状況も考えられますので、お手持ちのルアーで一番飛ぶルアーを一つ忍ばせておくと良いかと思います。
例えば重ためのメタルジグなどです。
各オススメルアーはこちら
↓
シマノ レスポンダー
とてもよく飛び、安定した動きで攻める事が出来ます。
レンジは浅い為、何処のサーフでも、とても使いやすいミノーです。量販店であればどこでも置いているのも有り難いですよね。
コアマンVJ28
重ためのバイブレーションジグヘッドにコアマンのデカカリシャッドが着いた一体型のルアーです。
ロングキャストして表層からボトムまで探ってみましょう。
残念ながら人気が出てしまい、買いにくくなりました。
裏技ですが違うメーカーさんのシャッドテールワームをつけても面白いです。
ワームを使うと外道でヒラメが掛かる機会も多くなりますので、オススメです。
TKLM120
特別飛ぶわけではありませんが、リップレスミノーは、時にはリップ付きミノーとは違う釣果をもたらしてくれますので、使い分けると良い結果が出る事があります。
特に流れが強く効いているような場所で使うのが効果的で、オートマチックにふらついてくれるのが特徴的な万能ルアーです。
サーフで注意する事
防水ウェアについて
最低でも長靴くらいはあったほうが良いですが、波を被って、上から直ぐに海水が入ってきてしまう事があります。
そのため、暖かい時期ではタイツにかかとのあるサンダルで、ウエットスタイルでも出来ない事はないです。
しかし、寒い時期の事も考えたら、ウエーダーの方が安心できますし、濡れる事はありません。
ウエーダーは安価な物から高価な物までピンキリですが、少々高くても透湿素材の物が間違いなくオススメです。
蒸れ感が全然違いますので、安物買いの銭失いにならないようにしてくださいね。
竿やリールと魚を一緒に写真に納めようとして、そのまま直置きすると砂が入ってしまうので、傷つけないよう気をつけてください。
波の予報や風の予報は安全面からも釣果面からも重要な事ですので、数日前からウェブサイトやスマホアプリで確認して釣り場に行きましょう。
まとめ|サーフシーバスを攻略しよう!
サーフシーバスゲームのキモはとにかくベイトフィッシュの存在です。
サーフは目標物が無いため、釣れないとなかなか心が折れそうになりますので、ベイトフィッシュさえいれば粘る価値があると思いますので、挫けず頑張りましょう。
思わぬ手前でヒットする事がありますので、手前までしっかりとルアーをトレースしてくださいね。
それではHave a good fishing!