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釣れるヒラメ用ワームのお勧め9選と定番ジグヘッド6選

『ヒラメが釣れまくるワームの種類と釣り方の秘訣、全部まとめてタダで教えて!』っていう人のための記事ですw

サーフでのヒラメゲームといえば、やはりその定番ルアーはワームになるかと思います。ですがこのワームというルアーは、数や種類も多く、似た形状の物があまりに多すぎ…

そのため、本当にヒラメが釣れる優れたワームを見つける事は、特にこの釣りの初心者にとっては難しい問題だったりするんです。

そこで本特集では、サーフでのヒラメゲームという観点から、釣れるワーム選びのコツや実例、そして、ワームでのヒラメ釣りのコツなどをまとめてみました。

『これは釣れる!』っていう評価が高い人気のワームも厳選して紹介していますので、ヒラメ用ワーム選びのご参考になさって下さいね!

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2つの選択肢|ヒラメ用ワームの仕掛けについて

ワームというルアーは、ヒラメのルアーフィッシングにおいて最も汎用性が高く、そして実釣力に優れたルアーです。

これはゴムのような触感のソフトプラスチックでできたルアーであり、ミノーやメタルジグのようなハードルアーでヒラメの反応が得られない時によ用いられます。

従来はシーバス用のワームとジグヘッドを流用するのが普通でしたが、最近では、サーフのヒラメゲーム専用のワームも数多く販売されるようになってきました。

そして、サーフというポイントに特化した『ワームと専用ジグヘッドがあらかじめセットになったヒラメ専用ワーム』も増えてきていますね。

2-1:専用ワームと専用ジグヘッドがセットになったパターン

代表例は上の写真のハウルシリーズ (DUO)ですね。他にもDAIWAのロデムシリーズなどもこれに当てはまります。このような『ジグヘッドとワームのセットタイプ』が、最近のヒラメ用ワームの主流だと考えて下さい。

サーフでの使用を考えて設計された専用モデルが多く、遠投性とレンジキープ力、ボトムの取りやすさに特化したものが多いのが特徴ですね。

また、シーバス用のワームよりも一回り大きく、アピール力が強いものが多いです。

2-2:ワームとジグヘッドを自分で選んで組み合わせるパターン

ワームとジグヘッドをそれぞれ単品で購入し、自由に組み合わせて仕掛けを組むパターンです。ちなみに上の写真は、私のお気に入りのパターンである『パワーシャッド 4インチ(エコギア) + FJジグヘッドSS(ダイワ)』の実例です。

ワームの種類、ジグヘッドの種類を変える事で細かいアクション変化などを自由に生み出しやすいメリットであり、アングラーのこだわりの見せ所でもありますね。

また、上で紹介した『専用ワームと専用ジグヘッドのセット商品』よりも価格が安く抑えられる事が多いのも特徴です。

ちなみにこの二つのスタイルの違いですが、どちらが優れているのか?という点に関しては、完全に好みの問題だと思います。

自由度の高さを求める場合や、セッティングに独自の工夫をしたいという事であれば、『ジグヘッドとワームを自由に組み合わせるスタイル』の方が良いでしょう。

逆にサーフのヒラメゲームに特化した専用設計に魅かれるのであれば、『専用ワームと専用ジグヘッドのセット』の方が後悔しない選択になるはずです。

個人的には、『安全&無難な専用セット』v.s.『釣り師の浪漫が詰まった自由に組み合わせるスタイル』って考えていますが、私は釣果に恵まれない時ほど『安全&無難な専用セット』を選ぶ傾向があります。

ヒラメ用のワームは大きくわけて3種類

ヒラメゲーム用のワームについては、テール(=尻尾)の形状から大きく三種類に分類されます。そして、このテールの形状によりアピール力が大きく異なります。

そのため、ワームのテール形状の選び方がヒラメの釣果を分ける大きな要素になると考えて下さい。

それぞれの特徴を解説しますね!

①シャッドテール

尻尾部分が魚の尾ひれを模した形状のワームであり、サーフヒラメ用のワームの主流がこれです。

アクションが派手でアピール力が大きい特徴があり、ヒラメを寄せる力にも優れています。そのため、広大なサーフから活性の高いヒラメを探すようなランガンの釣りにピッタリといえます。

また、テール部分が水を受けてワーム全体に揚力を与えるため、浮き上がりが早い特徴があります。

②ピンテール

ワームの尻尾の部分がまっすぐ伸びただけの形状のワームをピンテールワームと呼びます。

シャッドテールに比べてアクションが控え目でアピール力は弱いですが、その分だけヒラメの食性に訴えかけて口を使わせる能力に優れています。

遠くからヒラメを寄せる力が非常に低いのですが、これは言い換えると、ヒラメの目の前を通す事さえできれば、バイト誘発力はシャッドテールよりも高いといえます。

使いどころとしては、例えば以下のような状況が考えられます。

  • 明らかに活性が低い時
  • 他の釣り人が多くプレッシャーが高い時
  • そこにヒラメがいる確証があるけど、どうしても口を使てくれない時
  • ハードルアーで探ってバイトがあったポイントにフォローで投げるような使い方

基本的にピンテールはスレが少なく、アピール力を犠牲にしている代わりに、喰わせの力に特化していると考えて下さい。

また、見過ごされがちな特徴がもう一つあって、それがレンジキープ力です。

どういう事かというと…

ピンテールという形状は、シャッドテールに比べて水流の影響を受けずらいため、低速リトリーブでの浮き上がりが遅く、ボトム付近をゆっくり探る性能に優れています。

そのため、シャッドテールよりも深い水深でのスローな攻略に向いており、これはドン深サーフのボトム攻略向きな特徴であるといえます。

③カーリーテール

(画像引用元:SHIMANO公式

ワームの尻尾が『クルリ』と渦を巻いたような形状のワームの総称です。この形状のワームは、シャッドテールよりも尻尾のアクションが強く出るのが最大の特徴であり、流れがほとんどない状況でもピロピロとなまめかしく揺らめいてヒラメを誘います。

三種類あるヒラメ用ワームのうち、もっともハイアピールな形状だと考えて下さい。『ボトムを取って放置しているだけ』でも誘いになるくらいに、そのアピール力が激高です。

また、独特のボディー形状とテールの大きさは視覚のインパクトが大きく、視力に頼って捕食する性質のヒラメに強くアピールします。

そのため、シャッドテールでもピンテールでもダメな時のローテーション役として活躍します。

アピール力が強すぎるためヒラメ用ワームの主役にはなり得ませんが、他に代わるものがない名脇役的な存在といったイメージですね。

ジグヘッドの重さ選びの基準について

サーフヒラメゲーム用のジグヘッドは、多くの場合14~35 gの重量が準備されていますが、重すぎるジグヘッドを選ぶと、リトリーブ中にボトムを擦ってしまうため、ヒラメに余計なプレッシャーを与えてしまいます。

そのため、適切な重量のジグヘッドを選ぶことが釣果に大きく影響すると考えて下さい。

基本的な考え方としては、『フルキャストしてボトムを感知できるギリギリの重さ』を基準にします。

この選び方であれば、ゆっくりリトリーブしてもワームがボトムを切って(=ボトムを擦らずに)くれるため、ヒラメがバイトしやすい『ボトムより若干上のレンジ』をトレースしやすくなります。

大事なことなので、二回書きますw

基本は『フルキャストしてボトムを感知できるギリギリの重さ』がジグヘッド選びの基準であり、そこから細かい調整を加えます。

では、具体的にはどれくらいの重量がいいのか?という話なのですが、私は14~21gを基準重量とし、海況に合わせて臨機応変に変えています。

そのため、現場に一つの重量のジグヘッドだけを持ち込む事は、まずありません、

なぜ、このように複数の重量のジグヘッドを準備するのかというと、『フルキャストしてボトムを感知できるギリギリの重さ』というのは、潮位、風向き、風の強さ、海況の荒れ具合などの多くの要因によって常に変化しているからです。

一つ私の実例をあげましょう。

私(編集部・るあらび)は、晩秋の11月~厳冬期の2月中旬くらいまでの時期に、九州西海岸の某サーフによく出没します。

そのサーフは、大潮満潮時点でフルキャストしても水深3m以内といった遠浅サーフなのですが、満潮時点で14gのジグヘッドが最適の時もあれば、30gでもボトムが取れずにワームの釣りそのものが成立しない時もあるんです。

多くの場合その原因は、風向きであったり、潮の流れの向きであったり、海況の荒れ具合といった『その日、その瞬間の状況』です。

より解りやすく表現すると、例えば向かい風が強ければ、それだけ重いジグヘッドを選びますし、べたなぎで穏やかな海況であれば、14gでも充分に攻略できてしまうという意味です。

ですので『このサーフは遠浅だから14gが基準!』というような単純なルールを当てはめる事はできないと考えて下さい。

あくまで基本は『ボトムを感知できるギリギリの重量』であり、その瞬間の最適解を見つけるためのお試し重量が『14~21 g』だと考えるべきだと思いますね。

この例で解るように、ジグヘッドの重量選びは一概にルールを設定する事ができない難しさがあります。

ですが、それだけ奥が深く、面白いともいえますし、この楽しみもまた、ワームでヒラメを狙うゲーム性の一つとポジティブに考えましょう!

その①|ヒラメ用の『ワーム+ジグヘッドのセット品』のお勧めは?

こちらの段落『専用ワームと専用ジグヘッドがセットになったパターン』でも説明したように、サーフでのヒラメ用ワームの主流タイプが、『専用ワームと専用ジグヘッドのセットルアー』です。

このタイプのヒラメ用ワームは、まっすぐワームを刺しやすく、誰が使っても同じようにアクションするため、初心者でも使いやすいという特徴があります。

数多くの類似商品がリリースされていますが、選び方のコツとしては…

  • 飛距離が出やすい
  • エビる(=フックがラインを拾ったり、ワームに刺さる)などのトラブルが少ない
  • ワーム交換が簡単にできる

この三つの要素のバランスに優れたワームが使いやすいですね。

具体例的には、以下の三種類のワームセットがサーフヒラメゲームで高い評価を得ています。

ビーチウォーカー ハウル (DUO)

(参考:DUO公式

  • ジグヘッド重量:14, 21, 27, 35 g
  • ワームサイズ:4 インチ、5インチ
  • ワームの種類:シャッドテール、ピンテールの2種類
  • ワームセットの実売価格(ジグヘッドx1、ワーム x 1):850~980円程度
  • 専用ジグヘッドの実売価格(ジグヘッド x 2):1,400~1,600円程度
  • 専用ワームの実売価格(ワーム x 5):580~650円程度

サーフヒラメゲームの立役者でもある『The 釣れるヒラメワーム』が、このハウルシリーズであり、名作中の名作といって良いでしょう。

専用ヘッドは重さが4種類あり、ポイントの水深や向かい風の強さなどに合わせて自由に選ぶ事ができます。

ちなみにこれは余談ですが、私(編集部・るあらび)はヒラメ用のセット型ワームの中では、このハウルシリーズが一番のお気に入りです。

浮きが遅くレンジキープ力が高い特徴があり、キャストして一度ボトムを取ってからのただ巻きで、ボトムを擦らないギリギリの速度でただ巻きして使うのが基本です。

アクション特性としては、下の動画が非常に解りやすいのでご覧になって下さい。

シャッドテールに特有の強いウォブリング(=尻尾の横振り)だけでなく、早巻きでボディー全体のローリングが強く発生するのが最大の特徴です。そのため非常にアピール力が高く、サーフでのランガンとも非常に相性が良いです。

ちなみに低速リトリーブではこのローリングアクションが出にくいので、秒速1.5m程度の早巻きでの使用が最もこのワームの個性を引き出してくれます。

個人的にはサーフのヒラメゲームで最も投げる回数が多いルアーであり、日が完全に上がってからの日中デイゲームでは、これしか投げない事も多いですね。

ハウルヘッドの重量選びの基準とポイント

ヘッドの重量選びの基準を知りたい人が多いと思うので書いておくと…

フルキャストした時のポイントの水深が3mより浅い遠浅サーフなら14gを、もう少し深い水深なら21gを基準にして、それ以上の重量のジグヘッドは、海況が極端に荒れていたり、向かい風や横風が強くて飛距離が出ない時に選ぶ事が多いですね。

つまり、この『ハウル』の場合も、こちらの段落『ジグヘッドの重さ選びの基準について』で書いたように『ボトムを擦らないギリギリの重量』が最初の基準であり、そこから海況に合わせて微調整します。

ハウル専用ワームの種類と選び方のポイント

二種類あるハウル専用ワームについて、その特徴と違いは上の公式動画が詳しく解説してくれています。

テールの形状から二種類が準備されており、動画内ではヒラメの活性によって使い分けると効果的であるとされていますが…

私(編集部・るあらび)は、ピンテールよりもシャッドテールの方がハウルヘッドとの相性が良いように感じており、そのためピンテールを使う事はまずありません。

なぜかというと、ハウルシリーズはワームの浮力と形状、そして専用ヘッドの形状のおかげで浮きが遅く、そしてレンジキープ力が高めに設定されているんです。

そのため、ハウルというジグヘッドリグは、ワームとしてはかなり早めにリトリーブしてあげないと、簡単にボトムを擦ってしまう事が多くなります。

この早巻きが得意というハウルシリーズの特徴は、実はピンテールワームの個性を少し犠牲にしているように感じるのです。

なぜなら、ピンテールワームはその特性上シャッドテールよりもアピール力が低い事もあり、低速リトリーブでゆっくりとヒラメに見せてあげるようなスローな釣りに向いていると考えられます。

『ハウルヘッド+ハウルフィッシュ(=ピンテール)』の組み合わせでは、その沈みの早さとレンジキープ力の高さのおかげで、『ピンテールワームに求められるスローな釣り』が成立しづらいのです。

そのため、ハウルフィッシュはボトムパンプやリフト&フォールでは問題なく使えるのですが、スイミングパターンでのスローな釣りとなると、足元から急に深くなっているドン深サーフで、しかも水深が充分に深いポイントでないと使いづらいなって感じてます。

ですがこの判断は、私(編集部・るあらび)のメインフィールドが遠浅サーフばかりだからという事実も大きく影響しています。

そのため、もしこの記事を読んでいる人がドン深サーフを主戦場としているのであれば、ハウルフィッシュも充分に活躍の場があると思いますね。

ハウルシリーズ唯一のデメリットは『ワーム交換が面倒!』って部分かな?

ハウルヘッドには、ワームを保持するための背骨となるパーツがくっついています。そしてハウル専用ワームには、この背骨パーツを通すための溝が成形されています。

そのため、誰でも簡単にワームをまっすぐ刺す事ができるようになっており、そのおかげでルアーアクションの再現性が非常に高く、これが『ハウルは釣れる!』という理由でもあるのですが…

この背骨部分にはトレブルフックをぶら下げる構造になっているため、現場でのワーム交換の際に必ず『トレブルフックを外す』というひと手間が必要になってきます。

これが想像以上に面倒でして、私の釣り友は、この設計特徴が不便だという理由だけでハウルを使っていないくらいなんです。

私もこれは感じているのですが、『アクションの再現性=誰でも同じアクションが出る』という特性のための仕様ですので、仕方がないとあきらめています。

ちなみに私は、少し荷物は増えますが、現場に複数の重量とカラー違いのハウルのを持ち込む事でカラーと重量のローテーションに対処しています。

そのため私は、現場で面倒な思いをしてワームを交換する事はほとんどありませんし、多くのハウルファンもこのようにしているみたいですね。

フラットジャンキー ロデム4(DAIWA)

(画像引用元&参考:DAIWA公式

  • ジグヘッド重量:18, 21, 28 g
  • ワームサイズ:4 インチ
  • ワームの種類:シャッドテール、ピンテール、カーリーテール
  • ワームセットの実売価格(ジグヘッド x 1、シャッドテールワームx2):950~1,050円程度
  • 専用ジグヘッドの実売価格(ジグヘッドx1):750~850円程度
  • 専用ワームの実売価格(ワームx7):600~700円程度

先ほど紹介したハウルの唯一の欠点である『ワームの交換作業の煩雑さ』を完全に解決したのが、このロデムシリーズです。

このワームセットは、フックアイとワームキーパーが完全に独立しているため、現場でトレブルフックを外す事なく、ワンタッチでワーム交換ができます。また、ワームキーパーも三重独立構造となっているため、一度セットしたワームが使用中にずれる事もほとんどありません。

そのため、使いやすさという意味ではハウルよりも完全に上ですね。

構造上の特徴としては、このロデムというワームにはラインアイが二個準備されており、スナップを刺す位置を選ぶ事でレンジコントロールがしやすくなるように設計されています。

また、ヘッドの形状とワーム素材の浮力のおかげで、ハウルよりも浮き上がりが早いですね。

これは言い換えると、低速リトリーブでもしっかりと水を噛んで泳いでくれる特徴であり、活性が低いヒラメにスローな誘いをかけながら釣るスタイルに向いていますね。

『ハウルじゃちょっと早すぎて、ヒラメが追い付けていないかな?』っていう時に投げたくなる、そんなワームという位置づけです。

ここまで書くと、『ハウルよりロデムの方が釣れるんじゃね?』って思う人もいるかもなんですが、もちろんロデムにも欠点はあります。

それが飛距離の問題。

どういう事かというと、ロデムはワームキーパーの構造特徴のために重心バランスが少し中央に寄りすぎているんです。そのため、飛行中に姿勢を崩してプロペラ回転して失速しやすく、飛距離が出づらいです。

横風が強い状況ではこれが顕著であり、北西風が強く吹き付ける冬の日本海側サーフなどでは、非常にストレスが溜まる事も多いんです。

それさえ我慢できれば、『低速リトリーブ時のアクション性能と使いやすさ』、『ワーム交換の容易さ』という二点から、ハウルよりも使いやすいのですが…

やはりサーフゲームにおいては『飛距離こそ正義』という部分もありますので、あくまで『近~中距離戦用の食わせのワーム』というのが私の印象です。

熱砂サンドライザー

DUOのハウルシリーズが早巻き型ジグヘッドリグであるのに対して、シマノの熱砂サンドライザーシリーズは、低速リトリーブでゆっくり動かすのに適したワームのセットです。

専用ジグヘッドの形状が非常に工夫されており、スイミングではまっすぐレンジキープして泳ぎまずが、ボトムに放置した場合は、頭を下にしてワームのボディー部分を立ち上げてくれます。

そのため、これ一つでスイミングとボトム攻略の両方の使い方ができます。

ですが、やはりこのジグヘッドはボトムでの姿勢にこそ個性がありますので、スイミングアクションはリトリーブ中に挟むくらいで充分であり、積極的にボトムを取って、ゆっくりネチネチとピンポイントを攻める時に最適のワームセットといえますね。

専用ワームですが、テールの形状から三種類に分類されます。

グランデシャッド

(画像引用元:SHIMANO公式

ワーニングラブ

(画像引用元:SHIMANO公式

ツインラッシュ

(画像引用元:SHIMANO公式

ワームの素材が非常に特殊であり、エラストマー素材が採用されています。この素材は非常に高浮力であるため、ボトムに放置するだでけもユラユラとワーム部分が立ち上がって誘いのアクションを繰り返してくれます。

この特徴もまた、ボトムのスローな攻略に非常に向いた特性であるといえるのですが、この柔らかさのメリットは他にもあります。

それが、『フッキング率向上への貢献』です。

どういう事かというと、このワームの異常ともいえる柔らかさのおかげで、ヒラメがその硬さに違和感を感じて吐き出す可能性も低くなっており、結果的に深くワームを飲み込んでくれる事が多くなっています。

まとめると、このワームシリーズは、高浮力、ボトム攻めが得意、喰いつきが良いという三つの特徴があります、

そのため、低活性時に出来るだけヒラメとルアーの距離感を詰めるながら、ボトムスレスレをスローに、そしてナチュラルに攻める必要があるシチュエーションで最も活躍する、『食わせの最終兵器的なヒラメ用ワーム』であるといえそうです。

その②|ヒラメ用のワーム単品のお勧めは?

ヒラメ専用のワームの単品はあまり市販されておらず、シーバス用のワームを流用するケースがほとんどになります。そのため、手持ちのシーバス用のジグヘッドリグを併用する事になり、コスパという点ではこのスタイルの方が優れていますね。

サーフでのヒラメゲームに人気のワームは、『ハイアピールのシャッドテール』が多く、具体的には以下の6種類が定番です。

パワーシャッド(4インチ、5インチ)[エコギア ]

(参考:エコギア公式

  • テールの形状:シャッドテール
  • 本数:7本入り
  • 実売価格:600円前後

日本中のほとんどの釣具屋に在庫がある定番ワームであり、ヒラメだけでなく、シーバス、マゴチなど様々な魚種が狙える王道中の王道ワームです。

硬い素材で成形されているため、複数回ジグヘッドに差し替えて使えます。このような『コスパの良さ』が人気の大きな理由かもしれませんね。

このワームは、シャッドの付け根の部分が非常に細くなっており、そのおかげで非常に水噛みが良いです。

カラーも非常に種類が多く、好みに合わせて選べるメリットがありますし、『ヒラメゴールド』のようなヒラメ専用カラーもあるため、カラー選びに悩んだ時の精神衛生上の観点からも優れていますw

アクション時にボディー全体のローリングアクションも出やすいためアピール力も強く、この特徴は広大なサーフのヒラメゲームにぴったりといえますね。

なお、このワームは『海の魚が好む味と匂いのカプセル入り』なのですが…私は興味本位でかじったことがあって、味も匂いも感じたことがないですw

この点に関しては、気休め程度の特徴と考えて良さそうですね。

サイズ選びに関しては、基本は4インチを、海況が荒れているなどの特別な理由で、出来るだけ派手にアピールしたい時は5インチを使う事をお勧めします。

ネットやSNSでは、『サーフなら5インチが使いやすい』との声も多いのですが、5インチだとシルエットが大きすぎてキャスト時に風の抵抗を強く受けるため、飛距離が稼ぎづらい傾向があります。

その点からも、私は『基本は飛距離とアピールのバランスに優れた4インチ派』です。

このワームには一つだけデメリットがあって、それが『ジグヘッドにまっすぐ刺しにくい』という初心者には嬉しくない特徴です。

これは、ヘッド部分が魚の頭のように小さく先細りになっているためであり、とにかく慣れるまでは『ワームの中心軸から針がずれる』という現象が多発します。

ですがこれに関しては裏技があって、ヘッド部分を以下の写真のようにハサミで切り落として平面にするだけで、まっすぐ刺しやすくなります。

この操作だけでも充分にまっすぐ刺しやすくなるので、まずはチャレンジしてみて下さい。それでも難しい場合は、以下のページで紹介している『ワームをまっすぐ刺すための秘密のテクニック』を併用すれば、初心者でも綺麗にセッティングできるはずですよ!

参考記事⇒秘密のクリップ?|シーバスのワームをジグヘッドにまっすぐ刺す裏技

ミノー(4インチ)[エコギア]

(画像引用元&参考:エコギア公式

  • テールの形状:ピンテール
  • 本数:7本入り
  • 実売価格:600円前後

上で紹介したパワーシャッドのピンテール版といった位置づけのワームです。素材の硬さ、テール以外の部分のシルエット、(気休め程度の・・・)味と匂いつきのカプセル入りといった点も、かなりパワーシャッドを意識した設計になっています。

ピンテールですのでアクションは控えめであり、テールを小刻みに震わせるだけナチュラルな動きですね。

浮き上がりが遅いという特徴も典型的なピンテールワームの性質であり、デッドスローリトリーブでボトム付近をスローに攻めるのに
ピッタリです。

長さについては、基本は4インチが使いやすいです。

もう一回り大きな5.5インチ(13.5 cm)も準備されてはいますが、このサイズまで大きくなると、ピンテールワームならではのナチュラルアピールな特性が殺されるため、使いづらい印象を私は感じています。

パワーシャッドよりも食わせに特化しているので、ハードルアーなどでランガンしていてバイトがあったけど乗らないなどの場合などに、同じポイントへとフォローで投入するのに最適なワームです。

また、シャッドテールワームに比べてスレの進行が遅いため、サーフに飛び出したテトラ回りなどの根周り、ストラクチャー周りをネチネチ探るのにも向いています。

サーフでのピンテールワームは、アピール力不足になる傾向もあるため必須アイテムではありませんが、この『エコギア ミノー』であれば価格も安いので、お守り代わりに持ち込むには最適かな?って思いますよ。

グラスミノー(Lサイズ)[エコギア]

(参考:エコギア公式

  • テールの形状:シャッドテール
  • 本数:8本入り
  • 実売価格:500~600円前後

パワーシャッドのローリングアクション(=ボディの微振動)を取っ払って、その代わりにウォブリング(テールを振るアクション)だけを取り出したような動きをしてくれるシャッドテールワームです。

メーカーの公式サイトでは、ローリングしながらスイミングするボディ設計との言及がなされているのですが(参考:エコギア公式)、こちらで紹介したパワーシャッドに比べると、そのローリングアクションは非常に控え目になっています。

この特徴は、パワーシャッドよりも少しだけナチュラルさを強調したい時にピッタリとは言えそうですがが、正直好みの問題だと思います。

次に素材についても特徴があるので解説しましょう。

このワームは非常にプニプニした柔らかい素材が採用されています。そのため、ヒラメの食い込みが良く、バイト後に違和感を感じて吐き出す可能性も低いです。

しかもこの柔らかいという特徴は、ジグヘッドへの抜き差しを繰り返した時の亀裂の少なさにも貢献してくれおり、耐久性とコスパという意味でも非常に優秀であるといえます。

また、ヘッド部分は太くて丸っこく成形さえれているため、誰でもジグヘッドにまっすぐ刺しやすいという隠れた特徴もあります。そのため、類似製品として比較される事の多いパワーシャッドがまっすぐ刺しにくくて苦手という人でも使いやすいはずですよ。

サイズに関しては『SS, S, M, L』の4種類が準備されていますが、サーフのヒラメゲーには、一番大きなLサイズ(8.5 cm)一択となります。

とは言っても、Lサイズでもサーフ用のワームとしてはやや小さめであり、そういった点からもアピール力は弱いと考えられます。

このような観点からも、やはりこのワームは、根回りなどのポイントで使う食わせのためのシャッドテールという位置づけであり、ランガンの釣りにはあまり向かないなと私は考えています。

ちなみにこのワームも、エコギアお得意の『味と匂いのカプセル入り』ですが、かじっても私には体感出来ませんでした。

『実は魚にはこのかすかな匂いと味がわかるのかも?』と思って、試しに家で買っている金魚の水槽にグラスミノーのMサイズを浮かべてみたことがあるのですが…

金魚さんは見向きもしてくれませんでしたw

そんなわけで、これはかなり個人的な意見にはなるのですが、エコギアワームシリーズの『味と匂いカプセル』は、実はほとんど効果がないんじゃないかと感じています。

パワーシャッドもグラスミノーも、ワームとしての特性だけで充分すぎるくらいに優れているので、匂いと味のカプセルを無くす代わりに価格を安くしてくれる方が私としては助かるんですけどねw

フラットジャンキー グラビンシャッド(ダイワ)

(画像引用元&参考:DAIWA公式

  • テールの形状:カーリーテール
  • 本数:7本入り
  • 実売価格:650円前後

カーリーテールタイプのワームであり、ボトムでゆっくりとしたアクションでアピールしたい時に使いやすいです。ボディー形状は、グラブといわれる芋虫タイプであり、深いヒダ構造の細工のおかげで水噛みもよく、独特な波動を出してくれます。

もちろん中層でのスイミングパターンでも使えますが、テール部分のアクションの良さと波動の強さがこのワームの個性なので、ボトム付近のスローな釣りで使いたいワームですね。

具体的なアクションとしては…

  • ボトムずる引き
  • ボトムパンプ
  • ボトムステイからのリフトアンドフォール

このような移動距離が少ない超スローな釣り方と相性が良いです。できるだけボトムを離さずに使用し、低活性なヒラメをネチネチと狙うのに適しているといえますね。

スーパースピンドルワーム ソルト(メガバス)

(参考:Megabass

  • テールの形状:シャッドテール
  • 本数:8本入り
  • 実売価格:600~800円前後

超ハイアピール型のシャッドテールワームです。元々はブラックバス釣り用のシャッドテールワームとして開発されたのですが、味と匂いの成分の配合、そして素材と比重をソルトウォター用にチューニングしてあります。

ボディー中央のくびれと大きなシャッドテールが特徴であり、この『折れ曲がる構造』のおかげで、低速リトリーブでもボディ全体をうねらすような大きなウォブンロールアクションが出やすくなっています。

そのため、シャッドテールの定番であるエコギアのパワーシャッドよりもアクションは強く、ハイアピールという意味ではこちらの方がサーフ向きという意見も多いですよ。

また、ヒラメがこのワームに喰いついた際に、ワームの『ボディー中央のくびれ』という特徴のおかげで、ヒラメの口の中でワームが二つに折れ曲がってくれるため、喉の奥まで丸飲みしてくれる事も多く、結果的にバラシが少ないという嬉しい特徴もあります。

サイズは4インチと5インチの2種類が準備されていますが、もともとこのワームは太いボディーが特徴であるため、4インチでも充分にシルエットが大きく、アクションもハイアピールに仕上がっています。

むしろ5インチは、キャスト時の風抵抗が大きすぎて飛距離が出ないので、サーフでは使いづらい印象ですね。

フラッグシャッド(バディーワークス)

(画像引用元&参考:バディーワークス公式

  • テールの形状:シャッドテール
  • 本数:6本入り(4インチ)、5本入り(5インチ)
  • 実売価格:680円前後

バタバタとしたテール部分の大きな動きが強調されたシャッドテールワームです。テール部分が非常に大きく設計されており、そのおかげで水噛みがずば抜けて良い特徴があります。

ボディーとテールの間に切り込みのようなくびれが設計されており、これは上で紹介したスピンドールワームと同様の特徴です。

そのため、サイズ感以上にアクションが派手であり、スピンドルワームに次いでハイアピールなシャッドテールワームであるといえます。

サイズは4インチと5インチの2種類が準備されているのですが、サイズによって大きくアクション性能が異なるというユニークな特徴があります。

具体的には…

4インチは細かいピッチでバタバタとしたウォブリングが特徴です。一方5インチは、スローなピッチでボディー全体をうねらせながら、非常に派手にアピールしてくれます。

広大なサーフをランガンしながらスローなテンポでじっくり釣るのであれば、5インチが非常に理想的なアクションといえますね。

一方5インチは、活性の高いヒラメを手早くサーチするような釣りにピッタリであり、朝まずめなどに手早くサーチするのに向いています。

ちなみにこのワームは、一般的なジグヘッドと組み合わせて使うのもいいのですが、ボトム攻略の両方に使える専用ジグヘッド『45HEAD(=ヨンゴーヘッド)』というものが準備されています。

(画像引用元&参考:バディーワークス公式

このセットで使う事で、ワームの高い浮力を活かしたボトムずる引きやリフトアンドフォールでのスローなボトム攻略が可能となるので、適用範囲の広さという意味でコスパもいいですね。

なお、サイズとアクション特性の違い、専用ジグヘッドの詳細とアクションについては、メーカー公式の動画が非常に解りやすいですので、興味がある人は参考になさって下さい。

45ヘッド+フラッグシャッド 水中アクション(Buddy World 様)

その③|ヒラメ用のジグヘッド単品のお勧めは?

サーフのヒラメゲームでは飛距離が求められるため、軽くても14g以上のジグヘッドが使いやすいといえます。

シーバス用のジグヘッドでも充分に使えるのですが、ヒラメは基本的にボトムからワームを喰いあげる食性を持つため、一般的なシーバス用のシングルフック上向きタイプは理想的であるとはいえません。

このような理由から、サーフでのヒラメゲームに特化するのであれば、シングルフックが下向きであったり、ジグヘッドの下側にアシストフックが付いているタイプの方が、フッキング性能が良くなります、

また、極端に活性が低い状況の時は、ヒラメとの距離感を詰めるためにボトムを完全にとるズル引きやリフトアンドフォールのアクションを使う事になります。

この場合は、ワームが底で立ち上がるように設計されたボトム用のジグヘッドの方がアピール力が増し、有利な展開となります。

さて、サーフヒラメゲームのジグヘッド理論についてはこんな感じなのですが、では具体的にはどのようなジグヘッドがいいのか?というお話ですね。

以下の6種類がサーフのヒラメゲームでは使いやすいく、好んで選ばれていますよ。

FJジグヘッドSS(ダイワ)

(参考:DAIWA公式

  • 重量 (g):14 , 18 , 21 , 28
  • フックの向き:上下自由に設定可能
  • アシストフック:装着可能
  • 特徴:スリットアイが簡易的な重心移動システムとして機能するため飛距離が出やすい
  • 本数:2本入り
  • 実売価格:600円前後

サーフのヒラメ、マゴチゲームを強く意識して設計されたジグヘッドです。フックアイが上下にそれぞれ設置されているため、軸フックの向きを上下自由に設定できます。

使い分けの例を挙げると…

①ボトムより少し上の層をスイミングパターンで攻める時はフックを下向きにセッティング

⇒フッキング率が向上する!

②ボトムを確実にとってズル引きやリフト&フォールでネチネチと攻める場合は、フックを上向きのセッティング

⇒根がかりが減少する!

特に②の『ボトム攻め』のセッティングの場合は、以下の写真でもわかるように、ボトムステイ時にリグ全体がお尻を上げる姿勢になるため、ボトム攻略時のアピール力が非常に高いという特徴もあります。

現場で使い方、攻め方を考えて自由に設定できるという意味で、非常に自由度が高く使い勝手のいいサーフ用ジグヘッドであり、私(編集部・るあらび)のサーフ攻略の一軍ジグヘッドもコレですね。

遠投性とフッキング率アップのためのお勧めチューニングと使い方

このジグヘッドは、他のどのジグヘッドよりも遠投性に優れているという特徴があります。

これはサーフというポイントで使う時の大きなアドバンテージになるのですが、メーカー側も強くは主張していない事もあり、知らない人も多いようですので、少し詳しく解説しますね。

フックが上向きの場合は、ラインアイとしては以下の写真のように、丸型の一般的なアイと、四角型の『スポイラーアイ』とよばれるラインアイのどちらかを選択する事が出来ます。

このうち、四角型のスポイラーアイにスナップを用いて繋いだ場合は、キャスト時にジグヘッドが後方へとずれてくれるため、ちょっとした重心移動システムとして作用してくれます。

このおかげで、一般的な丸形アイを採用したジグヘッドよりも飛行姿勢が安定しやすく、その結果遠投性がアップしています。ですので、フックが上向きで良い場合は、ぜひ四角型の『スポイラーアイ』を使って下さい。

ただしこの場合は、軸フックは上向きになりますので、下から喰いあげるヒラメに対するフッキング性能が落ちています。

これを担保してあげるために、ヘッドフロント部分の下方向の丸形アイにトレブルアシストフックを下向きにセッティングし、フッキング性能のアップを図る事をお勧めします。

このセッティングであれば、簡易重心移動システムによる遠投性と、トレブルアシストフックによるフッキング率の向上の両方が期待できますよ!

FJジグヘッドSSここが凄い!

  • 軸フックの向きを自由に選べる
  • 遠投性アップのためのスポイラーアイ搭載
  • トレブルアシストフックを下向きに搭載可能
  • ボトム攻略のための『底で立つ』形状のヘッド部分

 アックス (カルティバ)

(画像引用元&参考:OWNER

  • 重量:1/4 oz (7 g), 3/8 oz (10g), 1/2 oz (14 g), 3/4 oz (21 g), 1 oz (28 g)
  • フックの向き:下向き
  • アシストフック:装着済み
  • 特徴:フッキング率が良い
  • 本数:2本入り
  • 実売価格:450円前後

元祖ヒラメハンター『堀田光也プロ』監修のサーフゲーム用のジグヘッドです。ヒラメの捕食特徴を考慮して設計された初めてのジグヘッドであり、形状の特徴としては以下の二つがあげられます。

  • 軸フックが最初から下向き
  • ヘッド部分にトレブルアシストフック

このような特徴があるため、下からバイトしてくる事が多いヒラメに対してフッキング性能が非常に優れています。

とは言っても、この二つの性能は上で紹介したFJジグヘッドSSと同じですので、現在では目新しい特徴とも呼べなくなってきました。

それでも価格面で比較すると、FJジグヘッドSSより実売価格で150円前後安いので、コスパの良さという点で需要も高く、名作の一つとして高い評価を受けています。

ある意味では、時代を作った傑作ともいえますので、一度お試しで表敬購入してみると面白いかもしれませんよ。

静ヘッド(カルティバ)

(参考:OWNER

  • 重量  (g):5~36  (10種類)
  • フックの向き:上向き
  • アシストフック:装着不可能
  • 特徴:コスパの良さ、シーバスとの兼用向き
  • 本数:2本入り
  • 実売価格:450円前後

シーバス用のジグヘッドとして、価格の良さと使い勝手の良さで非常に人気のジグヘッドですが、もちろんサーフのヒラメゲームでも使用可能です。

このジグヘッドの特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧になって下さい。

静ヘッドとパワーヘッド|名作シグヘッドの相違点と使い分け術まとめ

静ヘッドをサーフヒラメ用のジグヘッドとして評価すると、軸フックが常に上向きとなってしまうため、下から喰いあげてくるヒラメに対するフッキング性能はやや低くなります。そのため、サーフヒラメゲーム専用のジグヘッドとしては、決して優れているとはいえません。

ですが、一般的なシーバスゲームとの併用という事であれば、このジグヘッドは価格も安く非常にお勧めです。

重量に関しては、サーフという遠投性が必須のポイントですので、まずは14, 20, 24, 30gの4種類があれば、ほとんどのサーフに対応できます。

バラレンジスイマータイプリバーシブル(がまかつ)

(画像引用元&参考:がまかつ

  • 重量 (g):7, 10, 14, 18, 21
  • フックの向き:上下に自由に設定可能
  • アシストフック:装着可能
  • 特徴:刺さりが非常に良い
  • 本数:4本入り
  • 実売価格:650~850円前後

上下にそれぞれラインアイがあるタイプのジグヘッドです。フックの向きを上下自由に選べるため、フッキング性能やねがかり回避など目的に合わせて選べます。

価格が若干高いのが欠点ですが、静ヘッドのフッキング率に不満がある人にはいいかと思います。

ちなみにフックの刺さりの良さ(=鋭さ)も静ヘッドより良く、まるで刃物のようにスパッ!っと刺さるので、口が堅いヒラメという魚に向いているといえますね。

ちなみに、使わない方のラインアイにトレブルアシストフックを装着する事も可能です。そういった意味では、こちらで紹介したFJジグヘッドSSと似た特徴です。

さらに一本あたりの価格はこちらのバラレンジスイマータイプリバーシブルの方が二倍以上も安くなっています。ですので、コスパの良さもまた、このジグヘッドが人気である大きな要因といえそうですね。

 3Dジグヘッド(エコギア)

(画像引用元&参考:エコギア

  • 重量:1/4 oz (7 g), 3/8 oz (10g), 1/2 oz (14 g), 3/4 oz (21 g)
  • フックの向き:上下に自由に設定可能
  • アシストフック:装着可能
  • 特徴:太軸で頑丈
  • 本数:2本入り
  • 実売価格:400円前後

このジグヘッドは太軸を採用しており、噛む力が強いヒラメにフックが伸ばされる心配がいらない点が優れています。また、ラインアイも上下にあるため、軸フックの向きを自由に選べる点でサーフのヒラメゲームとの相性が良いですね。

トレブルフックや専用のワイヤーアシストフックを付けるチューニングも可能ですので、この点も合格点です。

『釣れるワーム編』で紹介した大人気のワーム『パワーシャッド』と同じエコギアブランドである事もあり、セットで使用される事が多く、そういった意味からも定番のジグヘッドとなっています。

もちろんパワーシャッド以外のワームも使用できますので、安心して使って下さいね^^

45 ヘッド (バディーワークス)

(画像引用元&参考:バディーワークス

  • 重量 (g):14, 21, 28
  • フックの向き:下向きのオリジナルシステム(トレブルフックx2個)
  • 特徴:ボトム特化タイプ
  • 本数:2本入り
  • 実売価格:1,300円前後

ヘッドの形状に特徴のあるジグヘッドです。

ボトムで45°の角度の姿勢をキープしてワームが斜めに立ってくれるように設計されています。そのため、ボトムでのリフトアンドフォール、ストップ&ゴー、ボトムパンプなどのアクションでワームが非常に目立つのが特徴です。

ちなみにこのジグヘッドは、同メーカーのシャッドテールワームである『フラッグシャッド』のセットを想定して設計されています。

もちろん太さとサイズさえ合えば、他のワームでも装着可能だとは思うのですが、せっかくこのジグヘッドを使うのであれば、『フラッグシャッド』に合わせて使いたいですね。

ちなみに一つだけ、欠点をいうとすると…

ボトム特化という意味では、低活性時や根回りをタイトに攻めたい時に便利なジグヘッドであり、他に代わるものがないのですが、二個で実売価格1350円はちょっと高すぎかも?って個人的には思いますw

参考:このジグヘッド+専用ワームの解説動画はこちらの段落でも解説&紹介しています。

ヒラメ用のワームのサイズ選びのコツとポイント

サーフのヒラメゲームにおいては、カタクチイワシ等のベイトサイズに合わせるという考え方から4~5インチの長さが一般的には使われます。

サイズと飛距離の関係については、5インチの方が重いので飛距離が出そうですが、多くの場合5インチはキャスト時の風抵抗が大きくなるため飛ばずに、軽めの4インチの方が飛距離が出るケースが多いので、飛距離重視派の人は4インチを選ぶ事をお勧めします。

ちなみに、なぜ飛距離がでずらい5インチが必要なのかという事なのですが…

5インチの方がアピール力が高く、小さなサイズのヒラメが口を使いずらいため、大物狙いや活性が高い個体を探す釣りには向いているという意見もあります。

ですが、私(編集部・るあらび)はこの説には少し否定的です。

なぜかというと、私はこの『サーフ5インチハイアピール説』を信じて、パワーシャッドの5インチを一時期愛用していたのですが、遠投性が犠牲になるストレスが非常に大きく、しかも4インチとの釣果の差や釣れるヒラメのサイズにも違いが感じられませんでした。

ましてや、『5インチは小さな個体が食ってこないからいい!』なんて言われても、サーフのヒラメゲームなんて、バイトが出るだけでテンションがあがる、そんな難易度激高な釣りです。

小さいサイズはいらないなんて贅沢な事、言ってらんないわけですよwそんなわけで、私はサーフでのヒラメゲームは、基本的には4インチのワームしか使っていません。

ちなみに私の友人の場合は、パワーシャッドの4インチは細すぎてまっすぐ刺すのが難しいからという理由で、5インチのパワーシャッドの頭をカットして4インチサイズにして使っています。

これについては私も全くの同意見であり、若干太めのサイズ感で長さを4インチにする合理的な判断だなって思いますし、特にパワーシャッドに関しては、このような『5インチ頭カット至上主義』のアングラー様も多いですね。

ヒラメ用ワームのサイズに関するまとめ

  • 基本は4インチが万能サイズ
  • 飛距離という点では、シルエットが小さな4インチの方が有利
  • ベイトが特に大きい時は5インチもありかも?
  • パワーシャッド5インチの頭をカットして4インチにするチューニングもあり

ヒラメ用のワームのカラー選びのコツとポイント

ヒラメ用ワームのカラー選びについては、基本は『派手なカラーで目立たせてアピール』という考え方が主流です。

これは、ヒラメが視力に頼ってベイトを捕食する傾向が強く、さらにサーフという広大なフィールドが舞台である事から、目立つルアーカラーが有利な場合が多いと考えられるためです。

  • ピンク
  • ゴールド系(赤金、黒金など)
  • 黒系
  • 朝まずめ、夕まずめのケイムラ

このようなカラーがド定番であり、目立ってナンボという観点からは、ヒラメ用のハードルアーのカラー選びや、シーバス用ルアーのカラー選びの考え方がそのまま通用すると考えて良いですよ。

ヒラメ用ルアー選びのコツ①|カラーは派手で目立つものを最初は選ぼう!

シーバスルアーのカラー|シチュエーション別カラー選びの基礎知識

ヒラメのワームでの誘い方とロッドアクションについて

ヒラメはボトムから1m以内が主な捕食レンジです。そのため、ワームでヒラメを狙う時の基本は、一度確実にボトムを取って、それから一定速度でただ巻きになります。

リトリーブ速度はヒラメの活性に依存しますが、『ワームがボトムを擦らないギリギリの速度』と考えると、現場で対応しやすいです。

ですが、ヒラメの活性が高い事が期待される場合は、ワームに対して何度も追い食いしてきます。ですので、このような場合は、早巻きで活性が高い個体だけを探すような釣りが合理的です。

特に朝まずめ、夕まずめなどの時間帯であれば、少し重めのジグヘッドを用いて、秒速1.5mくらいの早巻きでボトムから1mくらいの水深を手早く探る方がヒラメが釣れる可能性が高まります。

そして、このような『早めのただ巻き』でミスバイトが一回でも発生した場合は、そこにいる事が明らかなヒラメを狙い撃ちするイメージで、リフトアンドフォールやストップ&ゴーのスローな釣りへと移行します。

また、完全に日が上った日中や、活性が低くバイトが出ない時は、ただ巻きだけではヒラメがワームに追いつけない可能性も考えられます。

その場合は、積極的にボトムを取ってヒラメとワームの距離感を詰めて、ストップ&ゴーやリフト&フォールを織り交ぜながら、ネチネチをボトム付近をスローに攻める事が効果的です。

ヒラメのワーム釣法のアクションまとめ

  • 基本はただ巻きで、ボトムを擦らないギリギリの速度
  • マズメ時、ベイト接岸中などの高活性時には、重めのジグヘッドを用いた早巻き
  • 完全に日が上った日中や活性が低い時は、ストップ&ゴーやリフトアンドフォールのロッドアクションで積極的にボトムを取る

よくある質問|ヒラメはミノーとワームのどっちが良く釣れるのか?問題について

これに関しては多くのヒラメハンターさんが同意してくれると思うのですが、『釣果実績』という点でワームの方が良く釣れるシチュエーションが多いですね。

なぜかというと…

ミノーというルアーは、ワームに比べてヒラメとの距離感を制御するのが難しく、そのため使い方に少しだけコツが必要なんです。

これについては、例えば『レンジ(=潜行深度)』の問題があげられます。

ミノーを用いたサーフのヒラメゲームは、基本的には上から順にレンジを刻んでいく釣り方ですので、その瞬間の潮位によってミノーが通るレンジが変化してしまいます。

これは言い換えると、同じミノーを投げていたとしても、その時の潮位に合わせてボトムからルアーまでのの距離感が大きく変わる事を意味します。そのため、時間の経過とともに使うミノーを変えないと、ヒラメが口を使いやすいレンジを外してしまうのです。

これがサーフでミノーを使う時の難しさの一つであり、初心者には特に難易度が高く感じてしまうかもしれません。

また、ミノーは早巻きの釣りが基本になるため、活性が高いヒラメが主なターゲットになります。そのため、例えば日が完全に上がって活性が落ちてきたヒラメに口を使わせるのは、ミノーでは困難な場合も多いですね。

その一方でワームは、一度ボトムを取ってから巻き始めるため、どのような潮位と水深であっても、基本的にヒラメとの距離感が近くなります。そのため、ミノーよりもワームの方が、ヒラメに見つけてもらいやすい場合が多いと考えられます。

また、ワームはジグヘッドの重さを変えるだけでレンジコントロールができるため、ジグヘッドの重さを変えるだけで、ヒラメが意識している泳層を誰でも簡単にトレースしやすいという特徴もあります。

このような理由から、多くのシチュエーションにおいては、とりあえずミノーよりもワームを選んだ方がサーフのヒラメに出会える可能性が高いといえそうですね。

まとめ

一言でまとめると…『ヒラメ狙いのワームなら、定番のこのワーム軍団の中から選ぼうぜ!』っていうお話でした。

難易度激高なサーフのヒラメゲームですが、その中で最も安定した釣果をたたき出してくれるルアーが、本特集記事で紹介したワームという秘密兵器です。

これらのワームは、日本中のサーフで多くのヒラメアングラーが使用している名作ばかりですので、信じて投げ続ける価値は充分にあるといえます。

あなたの主戦場となるサーフの特徴も考慮しながら、最強のヒラメ用ワームを見つけて爆釣しちゃって下さいね!

なお本メディアでは、サーフのヒラメゲーム全般に関する釣り方のコツをまとめた特集記事も準備しています。ワーム以外の釣り方にも興味がある人は、こちらも合わせてご一読頂けると嬉しいです^^

初心者のためのヒラメルアー釣り超入門|最初の一匹目を釣るまでのヒント

本記事があなたのアウトドアライフの一助に、そして、サーフでワームを投げ倒してヒラメを狩り上げるきっかけになれば嬉しいです!

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