釣り・ルアーフィッシング

【船釣りに挑戦!】靴選びのコツとポイント、お勧め品を伝授!

これから船釣りに挑戦するみなさん。

「道具も揃えて準備OK!」なんて思っているかもしれませんが、足元は大丈夫ですか?

船釣りは足元が不安定な上、ビチャビチャになる可能性があります。
ある意味靴(またはサンダルなど)は服装より重要かもしれません。

何も考えずに普段通りの靴で行くと後悔しますよ。

船釣り歴20年の私(リュウ.A)が、船釣りに靴がとても重要である理由と、どんなモノをはくべきか解説いたしますので参考にしてください。

船釣りはスニーカーで行ってもいいの?

釣り道具

最初に結論をお伝えします。

迷ったら長靴をおススメします。

長靴であれば後悔することはまずないでしょう。

もちろんスニーカーが絶対ダメというワケではありませんが、船によっては足元がビチャビチャになりますので、スニーカーだと濡れてしまいます。

釣り船(遊漁船)というのは、ほとんどの場合海水を吸い上げて、各釣座の足元から海水が流れ出て常に船の床を洗い流し続けるシステムになっています。

これによって常に新鮮な海水が手に入りますので、釣った魚をバケツの中で活かしておくこともできるようになっています。

海水が流れ続けていますので、足元は常にビチャビチャだと思った方がいいでしょう。

だったらいっそのこと「ビーサンでいいんじゃない?」と思うかもしれませんね。

確かに夏場はビーサンの人もいます。

しかし船の上はとても不安定で、危険ですので初心者にはあまりおススメできません。

要約

  • 迷ったときは長靴がおススメ。スニーカーだと濡れる。
  • 船の床は常に海水が流れ出ているので、足元は濡れている。
  • ビーサンの人も中にはいるが、船上は不安定なので初心者には不向き。

船釣りに適した靴って?

ボート

季節によっておススメの靴は異なりますが、一番万能なのはやっぱり長靴です。

お伝えしたとおり、船上では足元が常にビチャビチャで、濡れるものだと思ってください。

とはいえの場合、長靴だと暑いでしょうから、マリンシューズ(ウォーターシューズ)ウェーディングシューズもおススメです。

ビーサンの人も多いのですが、船の上は不安定ですし、針が刺さったり、トゲのある魚が暴れてケガをするかもしれないので、歩きやすく、しっかり足を保護してくれるシューズの方が安心です。

冬であれば長靴一択でしょう。

本格的に寒い時季なら裏にボアが貼ってあるタイプや、インナー付きの冬用の防寒長靴がおススメです。

初心者が真冬の釣りにいきなり挑戦することはないかもしれませんが、寒い時季のほうが美味しい魚が旬を迎えますので、船釣りに慣れてきたらチャレンジしてみてもいいでしょう。

その際は迷わず長靴を選んでください。

要約

  • 季節に関係なく一番おススメなのは長靴
  • 夏場ならマリンシューズやウェーディングシューズもおススメ。
  • 寒い時季なら長靴一択。真冬なら裏ボアタイプがおススメ。

夏におススメの靴5選

長靴は季節に関係なくおススメですので、長靴でいいという人は、この後紹介する「冬におススメの靴5選」を参考にしてください。

こちらでは長靴以外で、特に夏におススメのシューズを紹介したいと思います。

いちいちはき替えなくてもいいように、陸上ではいていても違和感のない、見た目のいいシューズをチョイスしました。

格好良さで選ぶならコレ【アディダス ウォーターシューズTERREX 】

 

ご存知アディダスのスリッポンタイプのウォーターシューズです。あのアディダスにこんなシューズもあるんだと感じた人もいるのではないでしょうか?

見た目にも恰好いいので、陸上でも船上でもわざわざ履き替えることなく使えますね。

排水機能が搭載され、濡れた船上でもしっかりグリップしてくれるので安心です。

スペックの高さで選ぶならコレ【メレル ウォーターシューズ チョップロック】

 

トレッキングシューズ、ブーツブランドのメレルから発売されている高スペックなウォーターシューズです。

釣りの時だけではもったいないような見た目の良さと機能を備えています。

最高のグリップ力耐久性のヴィブラムソールを搭載しており、ウォーターシューズとしては最高ランクだと思います。

ちょっとお高いですが。

軽さで選ぶならコレ【クロックス スウィフトウォーターサンダル】

 

軽さで定評のあるクロックスのウォーターサンダルです。

サンダルと言ってもヒールがしっかり付いていますので、すっぽ抜けたりする心配はありません。陸上でも違和感なく使えそうですね。

重さは片足約200gと超軽量です。

コスパで選ぶならコレ【ポンタペス マリンシューズ 水陸両用】

 

あまり聞き慣れないブランドかもしれませんが、2007年に誕生したれっきとした日本のブランドです。

スキーやスノボウエアで馴染みがある人もいるかもしれません。

こちらはとてもお手頃価格の水陸両用マリンシューズで、水遊びにもピッタリ。コンパクトなので、持ち運びにも便利です。

釣り具メーカーで選ぶならコレ【シマノ ウェーディングシューズ EVAIR】

 

気のせいかもしれませんが、釣り具メーカーのシューズなら、なんとなく安心な気がしますよね。

「これって釣り用に使えるかな?」なんて心配はありません。

釣り具メーカーのシマノですから。

軽くて滑りにくく、船上にピッタリ。アジャスター付きで、足にしっかりフィットします。

要点

  • アディダス ウォーターシューズTERREXのご紹介
  • メレル ウォーターシューズ チョップロックのご紹介
  • クロックス スウィフトウォーターサンダルのご紹介
  • ポンタペス マリンシューズのご紹介
  • シマノ ウェーディングシューズ EVAIRのご紹介

冬におススメの靴5選

冬は長靴で間違いありません。

長靴にもいろいろなタイプがありますので、その中でも滑りにくく安全な、船釣りに向いているモノを紹介します。

ミドル丈ならコレ【ダイワ フィッシングブーツ 船釣り用長靴】

 

ミドル丈なので、冬に限らずオールシーズン使うことができます。

船のデッキで滑りにくい「ボートグリッパーソール」を搭載。まさに船釣りのために作られた専用のブーツです。

個人的にはミドル丈がおススメですが、機能が気に入った人は同シリーズにベリーショート丈、ロング丈もありますので、自分にあった丈のブーツを選んでいただくことも可能です。

パッカブルならコレ【ジャッカル パッカブルブーツ】

 

折りたたんで持ち運べる長靴は、船釣り以外でも活躍してくれますので、とてもおススメです。

激しい雨の心配がある日の外出や、キャンプ等のアウトドアでもパッカブルブーツがあれば安心です。

足にフィットする分、やや小さく感じるかもしれませんので、厚手の靴下をはく場合などは注意が必要です。

気になる方は1サイズ大き目を選んでもいいかもしれません。

軽い長靴ならコレ【コーコス信岡 作業長靴 ジプロア】


釣り用ではありませんが、通常の長靴に使用されている「合成ゴム」に「EVA(水に強くて軽量な合成樹脂)」を配合した、ゴムより軽くてEVAより柔らかいという軽量素材を使用した優れモノです。

作業着メーカーの老舗「コーコス信岡」の製品です。

色も豊富ですので、お好きな色を選んでください。

真冬の防寒用長靴ならコレ【ダイワ ウインターラジアルブーツ】

 

取り外し可能なインナーソックス(ウールのフェルトにアルミの反射材を貼り合わせたあったか素材)が内蔵されていて寒い冬にはピッタリ。

インナーソックスは取り外すことが可能ですので、通常の長靴として真冬以外にも使用できます。

船のデッキでも滑りにくい、オリジナルの波型ラジアルソールを搭載。

釣り具メーカーのダイワならではの機能が満載です。

安全な長靴ならコレ【ミドリ安全 安全長靴 プロテクトウズ5 PHG1000】

 

釣り用ではありませんが、安全第一ならこんなのもいいんじゃないでしょうか?

どちらかというと漁港で働く漁師さんの長靴ですね。

遊漁船でそれほどつま先をガードする必要はないかもしれませんが、先芯入りでしっかりと足を守ってくれます。業務用なので、滑りにくさも最高クラス。ただしちょっと重いのが難点です。

要点

  • ダイワ フィッシングブーツ 船釣り用長靴のご紹介
  • ジャッカル パッカブルブーツのご紹介
  • コーコス信岡 作業長靴 ジプロアのご紹介
  • ダイワ ウインターラジアルブーツのご紹介
  • ミドリ安全 安全長靴 プロテクトウズ5 PHG1000のご紹介

船釣り用の靴まとめ

船釣りにおける靴の重要性と、おススメの靴について解説してまいりました。

基本的には迷ったら長靴でOKですが、夏場は暑くて耐えられえないという場合は、マリンシューズ(ウォーターシューズ)やウェーディングシューズがいいでしょう。

初心者は、暑くてもビーサンは危ないのでやめておいた方が無難です。

素足だと釣り針が刺さったり、危険な魚が暴れてケガを負う可能性もあることを忘れないでください。

船の上はいろいろな危険があります。しっかりした靴を選び、安全第一で船釣りをたのしみましょう。

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。