キャンプ

ソロキャンプでは照明(灯り)が重要!【おススメアイテムもご紹介】

これからソロキャンプを始めてみたいという方はぜひご一読ください!

ソロキャンプ歴10年以上の筆者が、ソロキャンプでの照明(灯り)に関する重要性を解説し、灯りに関する悩みや困りごとを解決します。

照明(灯り)はソロキャンプではとても重要です。暗い夜を楽しく快適に過ごすために必要な照明器具の使い方や、おすすめの照明器具などもご紹介してまいります。

また、安全なキャンプを過ごすためにも、これからソロキャンプを楽しみたいという方は最後までお付き合いください。

【関連記事①】Barebonesレイルロードランタンはキャンプでも家でも大活躍【レビュー】

【関連記事②】ソロキャンプを快適にすごすならランタンがとても大事!【おススメランタンもご紹介】

ソロキャンプでは照明(灯り)がとっても大事!

ソロキャンプは自由でとてもたのしい体験ですが、その反面危険も伴います。大自然の中で快適で安全に過ごせるかどうかは、適切な照明器具を持つかどうかにかかっています。

基本的にどこのキャンプ場も夜は真っ暗。照明(灯り)を用意していないと夜は何もできません。

初心者はテントや寝袋が重要なのは分かっても、照明の大切さを理解できず、準備する優先順位が低くなりがちです。真っ暗な夜を経験していないのでムリもありませんが。

「懐中電灯があればいいだろう」とか、「格好いいランタンを取り合えず買っておこう」と、あまり細かいシチュエーションを考えずに、照明(光るモノ)であれば何でもいいと考えがち。

しかしこれが大間違いなんです。

照明(灯り)が必要な場面はたくさんありますが、大きく4つのシチュエーションに分かれますので、順番に見ていきましょう。

トイレや炊事場へ移動する時(真っ暗な道をあるくとき)

真っ暗な中を歩くのはとても危険です。特にキャンプ場は舗装されているワケではありませんので、石や木の枝が落ちていたり、段差があるところもあるでしょう。

そもそも真っ暗な中照明(灯り)なしで歩くなんて怖くてできませんよね。

食事の準備などの作業をするとき、食事のとき

食事の準備をするときは手もとを明るくしないと何もできませんし、刃物を使ったりしますので、しっかり照らさないと危険です。

暗い中では食事もしづらいし、何も見えないとおいしく感じません。

サイトでのんびり過ごすとき

ただ座ってのんびり過ごすだけといっても照明(灯り)は必要です。

とくに焚き火をするときは照明はいらないだろうと考えるかもしれませんが、焚き火の炎は安定しませんし、それほど明るく照らしてくれません。

のんびり過ごすときほど雰囲気のいい灯りがあるとソロキャンプがたのしくなるでしょう。

テント内で過ごすとき

ソロキャンプでは、寝るとき以外あまり長時間テント内で過ごすことはありませんが、着替えたり寝るための準備をしたりする際に照明(灯り)が必要です。

防犯上もサイトを離れるときなど、テント内を明るくしておくことをおススメします。

ちなみに適切な照明(灯り)が無いからといってスマホのライトを多用するのはやめましょう。

キャンプではバッテリーはとても貴重です。現代のキャンプでスマホは命綱ですから。

要約

  • ソロキャンプで快適、安全に過ごすには適切な照明器具を使用することが重要
  • ソロキャンプ初心者は照明(灯り)の優先順位を低く考えがち
  • 照明(灯り)が必要な場面は大きく4つのシチュエーションに分かれる

ソロキャンプで使用する「照明器具」の種類

ご紹介した場面ごとに必要な照明器具をご紹介します。

「えっ? 4つの場面があったってことは4種類の照明器具が必要なの?」って思うかもしれませんが、結論から言うとそのとおりです。

もちろんひとつの照明器具を使いまわすこともできるのですが、それぞれの場面で異なる照明器具を使用するほうが、より快適にソロキャンプをすることができるようになります。

トイレや炊事場へ移動する時(真っ暗な道をあるくとき)【懐中電灯】

歩くときは、前や足もとを照らす必要があります。つまり懐中電灯ですね。

家にありそうな豆電球タイプの懐中電灯では照度が足りませんが、警備員が使うような持ち手がついた大きな懐中電灯はソロキャンプではじゃまになります。

最近ではアウトドア用のコンパクトでも照度の高い懐中電灯がありますので、そういうタイプを選びましょう。

ちなみに、あまり考えたくはありませんが、何か危険な状況に遭遇し、助けを呼ばないといけない場合も懐中電灯が役立ちます。

懐中電灯は遠くまで光が届きますし、点滅する機能があるものもあります。

食事の準備などの作業をするとき、食事のとき【ヘッドランプ】

ランタンの灯りがあれば困らないと思うかもしれませんが、どうしても手もとがかげになってしまう場合があります。ランタンを3つも4つも置いておけば大丈夫かもしれませんが、それはそれで大変ですよね。

手もとを常に照らしてくれるのがヘッドランプ。

私はなんとなく格好悪いような気がして、ヘッドランプに抵抗があったのですが、使いだしてからは手放せなくなりました。

常に目の前を明るくしてくれるのはとても便利です。

サイトでのんびり過ごすとき【燃料系ランタン】

ガスランタン

サイト全体を照らすにはランタンですね。キャンプ用のランタンは種類も豊富で雰囲気のいい、格好いいモノがたくさんありますので、お気に入りを選びましょう。

せっかくの屋外ですからぜひ燃料系(ガス、オイル等)のランタンを使ってみてください。雰囲気もよく、気分を盛り上げてくれます。

特に初心者は燃料が手に入りやすく、取り扱いが簡単なガスランタンがおススメです。

テント内で過ごすとき【LEDランタン】

あまり長時間テント内で照明を使うことはないと思いますので、懐中電灯やヘッドランプでも代用できますが、より快適に過ごすならテント内全体を明るくしてくれるLEDランタンがいいでしょう。

火を使う燃料系ランタンはテント内では危ないので、必ずLEDランタンにしてください。
「じゃあ、逆にサイト(テントの外)で使うのもLEDでいいんじゃないの?

ひとつで済むし」と思うかもしれませんが、まぁそのとおりです。

でも個人的にはせっかくソロキャンプをたのしむなら、雰囲気のいい燃料系を使いたいと思います。そこはお好みで。

【関連記事①】Barebonesレイルロードランタンはキャンプでも家でも大活躍【レビュー】

【関連記事②】ソロキャンプを快適にすごすならランタンがとても大事!【おススメランタンもご紹介】

要約

  • 暗い中を移動する(歩く)ときは懐中電灯がおススメ
  • 食事や食事の準備をするとき、その他暗い中での作業はヘッドランプがおススメ
  • サイトでのんびり過ごすときは雰囲気のいい燃料系ランタンがおススメ
  • テント内で過ごすときは安全なLEDランタンがおススメ

筆者おススメの照明器具をご紹介

ご紹介した4つの場面ごとに異なるタイプの照明器具を紹介してまいります。

もちろんムリに4つ揃える必要はないのですが、より快適にソロキャンプをたのしみたければ、揃えることをおススメします。

いきなりそんなにお金をかけたくないという人のために、きるだけコスパのいいモノを紹介しますのでご安心ください。

夜歩くときに必須の懐中電灯のおススメはコレ【XHP70.2 10000ルーメン懐中電灯】

懐中電灯

懐中電灯としては少し高いかなと思うかもしれませんが、とても優秀なので買って損はありません。いろいろと使えるのでコスパはいいでしょう。

10000ルーメンと照度は文句なく、しかも、とても頑丈です。

USB充電ができますし、いざという時には単4の乾電池も使用できます。

バッテリー残量表示ランプ、点滅機能、照射角度を広げたり、照射距離を伸ばしたりできるズーム機能と、とても多機能です。

USB出力機能も搭載しているので、モバイルバッテリーとしてスマホの充電などにも利用できるのも便利。

懐中電灯バッテリー残量ランプバッテリーの残量が一目でわかります

 

 

食事や作業をするときに便利なヘッドランプのおススメはコレ【ARCEE 充電式ヘッドランプ】

ヘッドランプ

ヘッドランプは軽くてコンパクトなものがおススメです。

こちらはわずか70gと長時間付けていても苦になりませんし、ポケットにもしまえるコンパクトサイズ。最大1000ルーメンと、手もと作業には十分な明るさです。

ヘッドランプ全体に言えることですが、どうしても動いているとズレやすくなります。しかしコチラはベルトから外してクリップで服に付けることもでき、コレが以外に便利です。

さらに内部にマグネットが内臓されていますので、金属に固定して手から離して使用することもできます。ソロキャンプで使うことはあまりないかもしれませんが。

こちらも点滅など5つのモードで使い分けができます。

ヘッドランプ クリップで服に取り付けベルトから外してクリップで服に取り付けられます

 

雰囲気のいい燃料ランタンのおススメはコレ【Coleman ランタン フロンティア PZ】

ガス機器ですのであまり信用のない、見たこともないようなブランドだと心配ですね。
やはり専用のガス缶も入手しやすいColemanは安心です。

コチラはコンパクトで扱いやすいランタンで、テーブルの上でもじゃまになりません。

グローブ(光源となるマントルを風や衝撃から守るガラス)がすりガラスになっていて、明るさは控えめですが、リラックスタイムにピッタリ。

点火装置も付いていますし、価格も手頃ですので初心者に特におススメです。

 

安全、手軽に使えるLEDランタンのおススメはコレ【 GENTOS LED ランタン エクスプローラー EX-109D】

Gentos LEDランタン

LEDランタンでおなじみのGENTOSのAmazon限定モデルです。

電池式ですが最大1000ルーメンと明るさは十分。もっとも明るい白色モードでも点灯時間は11時間もありますので一晩中点けていても大丈夫ですね。

白色モードのほかに昼白色モード、暖色モード、さらに暖色キャンドルモードと気分に合わせていろいろな調色をたのしむことができます。

Gentos 吊り下げトップカバーを外して吊り下げることも。テント内でとても便利

 

 

まとめ

ソロキャンプは非常にたのしい体験ですが、同時にリスクも伴います。キャンプで安全に過ごすためには、適切な照明(灯り)が不可欠。さらに照明器具を場面に応じて使い分けることで、とても快適になるはずです。

最初のうちは「懐中電灯があればいい」とか、「ランタンがあるから大丈夫」と考えがちですが、準備不足だときっと後悔します。

ぜひこの記事を参考に、照明器具を上手に使い分けてください。ソロキャンプが何倍もたのしく快適になりますよ。

【関連記事①】Barebonesレイルロードランタンはキャンプでも家でも大活躍【レビュー】

【関連記事②】ソロキャンプの始め方【初心者に必要な道具と知識】

【関連記事③】ソロキャンプを快適にすごすならランタンがとても大事!【おススメランタンもご紹介】

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。