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ソロキャンプを快適にすごすならランタンがとても大事!【おススメランタンもご紹介】

ランタンの選び方

私は長年ソロキャンプを続けていますが、最初の頃バイクでキャンプをしていたときは、懐中電灯をひとつ持って出かけていました。

できるだけ荷物を少なくしたいというのもありますが、当時はコンビニで弁当を買ったり、カップラーメンで済ませていたりしたので、夜ゆっくり過ごすというスタイルではなかったんですね。

徐々に夜を満喫するようになり、椅子に座ってゆっくりとお酒をのんだり食事をたのしむようになってからは、ランタンの重要性がとても高まってきました。

雰囲気のいいランタンはソロキャンプの質を上げてくれて、いい気分にさせてくれます。
他にも、ランタンが一つあるだけで、家の庭でバーベキューする時などにもかなり活躍してくれます。

実用面で重要なのはもちろん、オシャレアイテムでもあるランタンについて、ソロキャンプ歴10年以上の私が選び方などを解説してまいりたいと思います。

ソロキャンプの夜は長い(ランタン選びは超重要)

テントや寝袋は別にして、使用頻度が高い(使っている時間が長い)アイテムといえば、椅子、その次がランタンだと思います。

暗くなってから手元を照らすという役割はもちろんですが、テントサイトの雰囲気を決めるのもランタンの明かりです。

もちろんテントの中でも使用します。

ランタンにはとにかく明るく実用的なものから、やさしい明かりでリラックス効果のあるキャンドルのようなモノまでいろいろな種類があります。

どんなランタンを選べばいいか迷ってしまいますよね。

しかも意外に愛着がわくアイテムだと思いますので、最初にしっかりと気に入ったモノを選ぶべきでしょう。

次はランタンの種類とその特徴を解説してまいります。

要約

  • ランタンは使用頻度が高い(暗くなってから寝るまで使用する)モノ
  • 手元を照らすだけではなく、サイトの雰囲気を決めるのもランタン
  • 愛着がわくアイテムなのでしっかり気に入ったモノを選ぼう

ランタンは大きく分けて2種類(燃料系とLED どっちがおススメ?)

結論から言うと、外でリラックスしている時間帯は燃料系テントの中ではLEDがおススメです。

テントの中でLEDを使うべきなのは分かりますよね。
というかテントの中に燃料系のランタンを持ち込んじゃダメです。

もちろんテントの大きさ等にもよりますが、一般的なソロキャンプで使うテントであれば、燃料系のランタンは危険ですので持ち込まないよう注意しましょう。

燃料系は外で使うモノ、LEDはテント内で使うモノと分けて考えたらいいと思います。

私は実際に、外ではガスランタンテント内ではLEDと使い分けています。

燃料系ランタンの特徴

燃料はオイルとガスに分かれます。
取り扱いやすさを考えたら初心者にはガスがおススメです。

オイルにはホワイトガソリン普通のガソリン灯油パラフィンなどがあり、それぞれ特徴があります。
また適合しない燃料を使うと爆発したり、ススが出やすくなったりしますので注意が必要です。

ガスランタンはほとんどの場合、OD缶とよばれるアウトドア用のガスカートリッジを使用するので、バーナー用に使い回すこともできて便利です。

液体燃料に比べて比較的安全に持ち歩けるのも初心者にとってはメリットでしょう。ガソリンや灯油を持ち歩くのなんか不安じゃないですか?

ちなみに燃料系のランタンは通常「マントル」とよばれる発光体を使用します。マントルが無いとタダの火でたいして明るくなりません。

そしてこのマントルが燃料系ランタン独特のやさしい光を生んでくれるんですね。

マントル

マントルというのはご覧のように繊維でできていて、最初に空焼きをしなければなりません。

一度燃やすワケです。

しかも一度燃やすととても脆くなるので、注意して扱う必要があります。
ちょっとくらい破れても使えますが、大きく崩れたら交換が必要です。

こんな風に破れたらもうダメです。交換しましょう。

破れたマントル

そして繰り返しになりますが、燃料系で注意しなければならないのが、狭いテント内では使用しないことです。言うまでもありませんが、テント内は火気厳禁です。

LEDランタンの特徴

LEDランタンはなんと言っても手軽で安全なのがメリットです。テント内でも車の中でも使用できます。

最近では種類もとても多く、光のタイプ(暖色や白色)を選べるものや無段階調光が可能なモノが主流になっています。

燃料系は準備が面倒だったり、安全面で不安があるという人はLEDランタンを使えばOKです。

LEDランタンは当然電気が必要なので、電源のタイプも確認しましょう。

もっともシンプルなのは電池式です。

どこにでも売っていますし、予備の電池があれば安心ですね。

逆に電池切れや予備の電池を忘れると使えなくなってしまうので注意しましょう。まぁたいていのキャンプ場では売店に売っているでしょうから、問題はないと思いますが。

もうひとつは充電式です。

通常の家庭用コンセントや車のシガーソケット、そしてUSB対応のモノもあります。タイプにもよりますが、電池式に比べると一般的に使用可能時間が短いと思いますので、長時間使用する場合は注意が必要です。

またハンドルを回して発電するタイプやソーラータイプもありますが、1回の充電で使用できる時間が短いので、メインで使用するには不向きかなと思います。

充電式で、発電用ハンドルも付いているモノであれば、充電が切れた場合の非常用に使えて便利ですし、災害用に家庭に常備しておくのにも向いています。

LEDランタン

LEDランタンは機種によって明るさが全然違います。

「ルーメン」という単位で表しますので、購入の際は必ず確認しましょう。メインで使用するなら、最大700~1000ルーメンは欲しいところです。

お好みかとは思いますが、食事をするときなど手元を明るく照らしたい場合は1000ルーメン、テントの中など優しい光のほうが落ち着く場合は300ルーメンくらいがおススメだと思います。

こだわる人は2種類購入してもいいと思いますが、最大1000ルーメン以上で無段階調光可能なモノをひとつ買っておけばいいでしょう。

ちなみにLEDランタンは虫が寄ってこないとよく言われます。

虫というのは紫外線に反応して寄ってくるのですが、LEDは紫外線を発しないから、虫が集まらないということのようです。

しかし、私の体験から言うと寄ってきます。

機種、または虫の種類によるのかもしれませんので、LEDなら虫の心配がないと思わない方がいいかもしれませんね。

要約

  • 外で使うなら雰囲気のいい燃料系、テント内で使うなら安全なLEDがおススメ
  • 燃料系は使用する燃料によってタイプが分かれる。初心者にはガスがおススメ
  • LEDは明るさがいろいろ。最大1000ルーメン程度ならOK

おススメの燃料系ランタン3選

コンパクトでハイパワーなガスランタンはコレ【スノーピーク ギガパワー ランタン “天” オート GL-100AR】


人気のスノーピーク社製、軽量、コンパクトなガスランタンです。重量はたったの125gながら80ワットの明るさです(正確ではありませんがLEDの1160ルーメン相当)。

シンプルで万能ですので、特にこだわりがなければ一番のおススメだと思います。

オイルにこだわるならコレ【フュアーハンド ランタン 276】

 

いかにもランタンらしい形のハリケーンランタンとよばれるタイプのオイルランタンです。風に強いことからこう呼ばれます。

明るさや手軽さを求めるならガスやLEDのほうがいいと思いますが、キャンパーならひとつは持っていたいですね。

灯油かパラフィンオイルを使用します。

癒されるランタンならコレ【コールマン ルミエールランタン】

 

『ゆるキャン△』で知った人も多いのでは?

コールマン不朽の名作ルミエールランタンです。ガスを使用しますが、まさにろうそくのような炎で、やさしい光にとても癒されます。

光量は足りないと思うので、メインで使うには不向きかもしれません。

おススメのLEDランタン3選

明るさにこだわるならコレ【ジェントス LEDランタン エクスプローラーEX-109D】

日本の懐中電灯メーカーの老舗、ジェントス社製のアマゾン限定品です。

最大1000ルーメンと十分な光量で無段階調光が可能。白色、昼白色、暖色を切り替えられ、光量がランダムに変化するキャンドルモードも搭載。

メインランタンとしてとてもおススメです。

スタンドタイプ(角型)ならコレ【ジェントス LED ランタン USB充電式】

 

こちらもジェントス社製で、最大1300ルーメンのスタンドタイプです。

このタイプはかさ張らず、コンパクトに収納できるのでツーリングや徒歩キャンプに向いています。

全体を照らすというよりは一方向を照らすタイプなので、テーブルや調理の手元を明るくするのに向いていると思います。

充電があまり長くはもたないので、メインとして使う場合は注意が必要です。

コスパで選ぶならコレ【Lepro LEDキャンプランタン】

 

最大1500ルーメンで無段階調光が可能。4種の点灯モードと機能は十分です。

まぁ「赤色の点滅(フラッシュモード)」はいらないかな?って感じですけど。

電池しか使えないので、予備は忘れないように注意しましょう。

ランタンの選び方まとめ

ランタンはキャンプの夜には必需品で、実用面でとても重要なアイテムですが、サイトの雰囲気を決めるオシャレアイテムでもあります。

実用面ばかり気にしても味気ないモノになってしまいますし、見た目にばっかり気を取られると不便な思いをするかもしれません。
ぜひこの記事をランタン選びの参考にしてください。

LEDランタンはとてもたくさんの安いモノが売られていますが、外では使えない(水に弱い)モノも多いので、見た目と安さだけで飛びつかないように注意しましょう。

燃料系であれば迷ったらガスがおススメです。また燃料系は火を扱うモノでもありますので、火災やヤケドなどにも十分注意してください。

荷物にはなりますが、ベストな選択は雰囲気のいい燃料系と、実用重視のLEDの2台持ちだと思います。

さすがにいきなり2つは買えないという人はLEDから始めればいいでしょう。そのうち格好いい燃料系ランタンが欲しくなります。

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。