自宅、家で仲間や友人と楽しくバーベキューするための記事です。必要な道具、注意点とマナー、オススメのレシピ、当日の流れについて、どこよりも詳しくまとめました!
バーベキューはみんなでわいわい話しながら、焼きたてのお肉や野菜を食べることが出来るのですごく楽しいですよね。
アウトドアとして自然の中で行うバーベキューも良いのですが、家バーベキューは自宅で簡単に出来るので、お子さんたちも大喜びです。
ここでは家バーベキュー入門として、始め方とお勧めレシピ、そして、必需品と呼べるようなバーベキューグッズについて解説いたします。
初心者が自宅でバーベキューをする際のマナーや気をつけるべき点などもまとめていますので、すてきな時間を過ごすための参考になさって下さいね^^
家バーベキューの必需品、選び方のコツ、お勧め品について今すぐ知りたい人のためにリストを作ってみました。
下のリンクから、それぞれの特集にジャンプできますので、先に結論を知りたい人だけご覧になって下さい。
◇家バーベキューの必需品リスト
- 食材
- 調味料
- バーベキューコンロ
- 無煙コンロ
- 炭
- 着火剤、ライター
- トング
- 金網、鉄板、プレート
- グローブ・手袋
- テーブルと椅子
- ランタン・ヘッドライト
- お皿、コップ
- 箸
- ラップ、アルミホイル
- ウェットティッシュ、キッチンペーパー
- ゴミ袋
- 虫除け
◇家バーベキューであると便利なものリスト
【オマケ情報】最高のお肉でバーベキューしよう!【特別なお肉】
いつもと違う最高のお肉でバーベキューしたいのであれば、お肉専門の通販サイトを賢く使うのがコツになります。
例えば以下のサイトなどは、品揃えも多いおかげで利用者も多いですよ。
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家バーベキューの準備|必需品はこれだ!
家でバーベキューを楽しむための必需品は以下の通りです。
- 食材
- 調味料、焼き肉のたれ
- バーベキューコンロ、無煙コンロ(4人前後で一台)
- 炭(2.5~3kgで3時間前後)
- 着火剤、ライター
- トング
- 金網、鉄板、プレート
- グローブ・手袋
- テーブルと椅子
- ランタン・ヘッドライト
- お皿、コップ
- 箸
- ラップ、アルミホイル
- ウェットティッシュ、キッチンペーパー
- ゴミ袋
まず始めに、家バーベキューをするにあたって、ぜひこれだけは準備しておきたい必需品をご紹介しますね。
ちなみに、この段落で紹介するグッズは、バーベキューをした経験がある方なら必需品として知っていて当然のものばかりではあります。
ですが、本記事はバーベキューの経験がほとんどない初心者向けなので、あえて超基本とよべるようなグッズに絞って紹介しています。
ですので、まだ一度も家バーベキューをした事がない!という方でも、きっと初めての家バーベキューを楽しむ事ができると思いますよ!
①家バーベキューに必要な食材|量と種類は?
食材の量について
絶対に必要なもの、それは食材ですよね。そして、何をどれくらい準備すれば良いのか?については悩み所だと思います。
以下に、最も代表的な『お肉、魚介類、お野菜、ご飯』のバーベキューの組み合わせで、2つの例を示しますので、ご参考になさって下さい。
①お肉、お野菜、ご飯でのバーベキューの食材の量の目安(一人分)
お肉 | 200 g |
---|---|
野菜 | 100 g |
ご飯 | 100 g (おにぎり一個分) |
②お肉、お魚、お野菜、ご飯でのバーベキューの食材の量の目安(一人分)
お肉 | 200 g |
---|---|
魚介類 | 100 g |
野菜 | 100 g |
ご飯 | 100 g (おにぎり一個分) |
食材の種類について
食材の具体例については、はっきりいってお好みで選べば、それが正解です!
とはいっても目安が欲しい人もいるかもしれないので、バーベキューにオススメな食材の具体例を挙げておきますね。
お肉 |
|
---|---|
魚介類 |
魚介類に関しては、季節物、旬のものを選ぶのがコツです。 |
お野菜 | タマネギ、ピーマン、トウモロコシ、キノコ類、キャベツ |
◇【ミートガイ】|バーベキュー専門のお肉もいいかも?
せっかくの家バーベキューですから、いつもとは違う特別なお肉を選ぶのも楽しいかな?って思います。
そんな時にオススメなのが、お肉通販の専門店、ミートガイです。
↓
お肉の品揃えだけで500種類以上もあり、もちろんバーベキューにピッタリの特別なお肉も準備されています。
BBQ特集ページも準備されているので、家バーベキューの始め方の勉強にも便利かな?と思います。
リンクおいておくので、気になる人だけご覧になって下さいね。
②調味料|アウトドア用スパイス、焼き肉のタレなど
定番といえば焼き肉のタレですが、せっかくのバーベキューですので、アウトドア用に開発された専用スパイスもおすすめです。
その多くは塩コショウをベースにしていますが、素材の味を引き出すために、唐辛子、陳皮、バジル、粉末醤油など、特別なスパイスを配合したものもあります。
例えば以下のようなものが有名ですね。
- ホリニシ
- マキシマム
- バカまぶし
詳しくは以下の記事で徹底レビューしていますので、普通とは少し違う特別な家バーベキューの味を楽しみたい人だけ、ご参考にどーぞ♪
③バーベキューコンロ
必要なバーベキューコンロの台数について
まず、バーベキューコンロの台数についてですが、4~5人で楽しむのであれば、ファミリー用のもの一台あれば充分です。
バーベキューコンロの種類と選び方について
次にバーベキューコンロの種類について説明すると、その火元で『炭式』と『ガス式』の2種類に大別できます。
炭はじっくりと食材を焼いて楽しめる反面、炭に火がつくまでにすごく時間がかかるというデメリットがあります。
その一方でガス式のコンロは、すぐに火をつけて調理を楽しむことが出来ます。
ですので、味で選ぶなら炭火式、便利さで選ぶならガス式というイメージでOKですね。
バーベキューコンロの材質について
これにはスチールとステンレスとがあります。
スチールはなんと言っても安いです。でも、重たいことや劣化が早いデメリットがあります。
その点、ステンレスは軽いし錆びない点でスチールよりもメリットがありますが、その代わり値段が高くなるデメリットがあります。
- 4~5人でバーベキューコンロ一台が標準的な仕様
- バーベキューコンロは、炭火式とガス式の二種類がある
- 炭火式コンロは準備に時間がかかるけど、とにかく美味しい!
- ガス式コンロは準備が簡単
- 素材で分けるとスチール製とステンレス製の二種類
- ステンレス製は価格が高いけど耐久性に優れている
炭火式、ステンレスで人気のコンロはコチラ
ガス式の人気コンロはコチラ
④無煙バーベキューコンロ|煙対策を考えるならこれ!
家バーベキューは、あまり近隣から良い評価はされていない場合が多いんですよね。
その理由としては、バーベキューの際に発する煙が原因のひとつになっています。
そこで解決策なんですが、例えば下の写真のような「煙が出ない無煙バーベキューコンロ」を使ってみるのが最も確実です。
↓
なぜ煙が出ないのか気になる人もいるかもしれませんので、「無煙バーベキューコンロ」について、もう少し詳しく解説してみたいと思います。
食材の中には油(肉なら脂)があります。それが炭に落ちると、そのときに匂いと煙が出ます。ということは、炭に直接その油がかからなければ煙は出ないという事になります。
そして、無煙コンロは仕組み上、食材の油が直接炭に落ちないような設計になっていますので、普通に使っていても煙がでないのです。
庭やマンションのベランダなどで家バーベキューをする方にはとても便利なコンロと言えそうですね。
⑤炭
必要な炭の量について
4~5人で3時間程度バーベキューを楽しむとして、バーベキューコンロ一台あたり2.5~3kgもあれば充分です。
炭の種類について
バーベキューに使う炭は、大きく分けて成形炭と備長炭の二種類があると考えて下さい。
まずは、成形炭から紹介しましょう。
成形炭は、オガクズやヤシガラがその原材料となります。加圧成形して炭化させ、さらに粉砕してから粘着剤を使って成形した炭のことをいいます。
こんなヤツですね。
↓
この成形炭は初心者に向いています。
それは着火しやすいからです。また成形してあるので、火力の調節がしやすいのもありがたいです。燃焼時間も長いのもうれしい点です。
また、火の粉が飛び散らないのも初心者には助かります。
次に備長炭ですが、原材料は「ウバメガシ」という植物から作られる炭のことをいいます。燃やしたとき臭いが無く、遠赤外線を放つのが特徴です。
また、水分を発しません。そのため料理の表面が『カリッ』と焼け旨みをとじこめます。備長炭は表面が白っぽくなるのが特徴です。白炭といわれるゆえんです。火持ちはほかの炭と比較しても格段に良いです。
ただデメリットとしては、着火しにくいことです。着火しても条件次第で火が消えてしまうこともあります。
少し上級者向きと言われるのはこの扱いづらさもありますね。
裏技としては、成形炭と備長炭の合わせ技という使い方もあります。
つまり、最初に成形炭を着火材代わりにライターで着火して、真っ赤になるまで待った後に、備長炭を追加するという方法です。
この方法であれば、バーベキューの超初心者でも簡単に、備長炭で長時間のバーベキューが楽しめるので、個人的にはこの方法がお勧めです。
- 一般的なバーベキューであれば2.5~3kgもあれば充分
- バーベキューで活躍する炭は、成形炭と備長炭の二種類
- 成形炭は着火しやすく初心者向きだけど、火持ちが悪い
- 備長炭は着火に時間かかるけど、火持ちがいい
- 成形炭と備長炭の合わせ技が個人的にはお勧め!
- 最初は成形炭でもOKだけど、慣れたら備長炭にチャレンジしよう!
⑥着火剤、ライター
ライターについては言うまでもないので、省略します。100円ライターでも、チャッカマンでも、なんでもOKです。
ひとつはおがくず材を圧縮して着火しやすいようにブロックになっているものです。
これを炭の下に敷いてあとは着火するだけです。5分から10分ほど置いておくと炭に火がつきます。
もうひとつはジェル状の着火剤です。
ジェルになっていますので、炭に直接着火剤をつけてあとは火をつけるだけ。火がなかなかつきにくい炭に直接ジェルをかけるので、燃焼を助けてくれる点でとても便利です。
ただ、つけ足しをすることができないので注意が必要です。
選び方については好みで良いのですが、ブロックタイプの方が炭への着火が確実なので、私はこちらを選ぶ方が多いですね。
【炭への着火力で選ぶ】ブロックタイプの人気着火剤はこちら
【使いやすさで選ぶ】ジェルタイプの人気着火剤はこちら
⑦トングについて
トングはバーベキューのときにとても重宝します。さまざまな種類のトングが販売されていますが、用途によって使い分けると便利ですね。
大きく分類すると2つに分けられます。
一つ目は肉をつかむためのトングです。
例えばこのタイプですね。
つかむのなら菜箸でもいのですが、トングを使うと大きい肉の塊でも簡単に持ち上げることが出来ますし、もったまま切り分けることも出来るのでとても便利です。
次に、炭などをいじるときに使うトングがあります。
↓
調理用のトングは比較的短く使いやすいような形状をしているものが多いのですが、炭の移動や処理をするときに使うトングは少し長い目で、木や炭が掴みやすいように先端がギザギザしているものが多いです。
火の粉が飛んだりしても長い分安全で、熱が伝わりにくい特徴があります。
⑧金網
コンロには意識がいっても、金網まで目を向ける人は少ないかもしれません。しかし、鉄かステンレスかによっても違ってきます。
熱効率の良さを考えると、鉄のほうが良いです。
しかし、鉄は錆びます。
一方で熱効率が良くないのですが、さびないのがステンレスです。手入れをきちんとされるのなら、鉄でもいいですし、錆びるのがいやならステンレス製がいいのではないでしょうか。
また、金網はコンロにしっくりいくものを選ぶと良いです。
形がコンロにあってなかったりすると、火が均等に行き届かなくなるからです。ぴったり合うサイズのモノを選ぶようにします。
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【錆びない!】人気のステンレス製バーベキュー金網はコチラ
⑨鉄板、プレート
焼きそば、野菜炒め、目玉焼きなどのような簡単な料理も楽しみたいと言うことであれば、鉄板やプレートを準備しておく必要です。
これについては、素材や大きさにより値段はピンキリですし、そもそもバーベキューコンロに付属している場合が多いので、それを使えば充分でしょう。
⑩グローブ・軍手
炭を触るときや自然界にある木や石を移動させるときなどに、アウトドア用のグローブはとても重宝します。また、金網を片付けるときも熱がまだ残っていて触れないときもあります。そのときにアウトドア用のグローブがあればつかむことが出来ます。
手も汚れずにすみますので、必要なアイテムです。
- 重たいものをもっても滑らないタイプ
- 防刃性の安全なタイプ
- 耐熱性に優れたタイプ
などのように、最近ではさまざまなタイプが販売されていますので、予算と目的に合わせて選んで下さいね。
特に、以下の写真のような厚手で耐火性能に優れたグローブは、熱々の炭であっても一瞬くらいであれば持つ事も出来ます。
そのため、たき火周りでのバーベキューをするときは非常に便利でして、要注目のアイテムだと思いますよ!
⑪アウトドア用テーブルセット(テーブルと椅子)
地面にレジャーシートを敷いて座ってもいいのですが、腰を下ろしてしまうと立ち上がるのが億劫になります。このときにテーブルと椅子は便利です。特に家バーベキューの場合は、家での食事を庭で行う感覚を味わえるのがおおきな魅力です。
家族とゆっくり話をする意味でも、食事をゆっくりと楽しむ意味でもテーブルと椅子はマストなアイテムです。
最近では椅子とテーブルとがコンパクトに収納できるタイプも販売されていて、安いものであれば5000円程度のものもあります。
これなら普段バーベキューをしないときでも、家で場所をとらずに収納できるので邪魔になりません。
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⑫ヘッドライト・ランタンなどの照明器具(夜間の場合の必需品です)
家バーべキュの場合は夜になるまで行うのは少ないかもしれませんが、夜にあえて行うときには必需品です。暗いと手元の作業が見えないのですが、ヘッドライトの場合は両手が使えるので、とても便利です。
また、ランタンは家のような照明器具代わりに使うものと、テーブルの上において食事する周りを照らすのがメインのものなどがあります。
またガスやガソリンなどの燃料を使うのではなく、パソコンのUSBから簡単に充電が出来る「LEDランタン」も出ています。
燃料代もかかりませんし、燃料の重さがない分、とても軽いのもありがたいです。
アウトドアにピッタリのランタンを探しているのであれば、以下の記事が参考になります。
【関連】ソロキャンプを快適にすごすならランタンがとても大事!【おススメランタンもご紹介】
記事タイトルが『ソロキャンプ』となっていますが、ファミリーキャンプやお庭でのお手軽アウトドアにもピッタリのランタンを紹介いているので、気になる人だけご覧になって下さいね。
【手元を明るく】庭バーベキュー向きのヘッドライトはコチラ
【全体を明るく】人気のUSBランタンはコチラ
⑬お皿、コップ(割れないもの)
これについては言うまでもないでしょう。ただし、庭でのバーベキューだからといって、普段ご家庭で使っているものはオススメしません。
なぜかというと、落として割れてしまう事も多いからです。外で開放的な気分になって、お酒も入るので、割とこのようなトラブルは起きやすいです。
ですので、紙皿、紙コップ、もしくは、アウトドア用のステンレス製のコップ、オシャレな木皿などがオススメです。
⑭お箸
ご家庭で普段使いしているお箸ではなく、割り箸ををお勧めします。理由は、バーベーキューコンロで焼けてしまう可能性があるからです。
割り箸であれば、コンロの炭で燃えても燃料になるので、へっちゃらですw
⑮ラップ、アルミホイル
外での食事になるため、季節によっては食材にハエなどの虫が寄ってきます。ですので、ラップは必須アイテムです。
アルミホイルについては、ホイル焼きなどの料理に使用するケースも考えられるので、ぜひ準備しておいて下さい。
野菜、お魚のホイル焼きなどは手軽ですし、口直しにもなるのでお勧めのレシピですよ!
⑯ウェットティッシュ、キッチンペーパー
手についた食材、調味料などを拭いたりするのに使います。忘れがちなアイテムなので超チェックですね。
⑱ゴミ袋
使用後の紙皿、割り箸、ウェットティッシュなどをさっと捨てられるように準備しておきましょう。
⑲虫除け
庭でバーベキューする季節であれば、蚊、ハエ、アブなどの虫は必ずといっていいほど寄ってきます。
ですので、スプレー式の虫除け、蚊取り線香などは事前に準備しておくと良いでしょう。
家バーベキューであると便利なもの
家バーベキューの快適度があがるグッズは以下の通りです。
- タープ
- 燻製機
- ドライヤー(ふいごの代わり)
- ガスバーナー
- クーラーボックスと保冷材
- ポータブル電源
- 扇風機
- 虫除け
ここからは、必ずしも必要ではないけれど、あると便利な家バーベキューグッズを紹介します。
本気で家でのバーベキューを楽しみたいのであれば、ぜひ検討してみて下さい。
①タープ
木陰が少ない庭でバーベキューするのであれば、バーベキューコンロから少し離れた場所にタープを張っておくと良いでしょう。
キャンプ用でも良いのですが、ワンタッチ式の小屋型タープの方が、庭でバーベキューをする場合は便利です。
例えば以下のような形状ですね。
日差しがきつい時期でも、タープさえあれば比較的涼しい環境を準備することができます。また、形状によっては目隠し代わりにもなるので、ご近所さまからの視線対策にもなりますね。
サイズに関しては、参加人数+一人のサイズを目安にすると良いでしょう。
②熱燻製に対応した燻製機
庭バーベキュでで少し変わった料理を楽しみたいのであれば、燻製はかなりお勧めです。
アウトドア用の燻製機であれば、庭に持ち出して使うことができるので、予算に余裕があればぜひ一台、準備しておくと良いですよ。
熱燻製であれば30分程度で出来ますし、バーベキューの食材でありお肉やお魚、貝類などを仕込むだけで、簡単に最高のおつまみができあがりますよ!
なお、お勧めのアウトドア用燻製機については、アウトドア女子である”ぐりゆう”さんのレビュー記事が参考になるので、ご参考になさって下さい。
↓
【関連】コールマンステンレススモーカー2のレビュー【とりまこれ買えばOK】
③ガスバーナー
バーベキューでの炭への着火方法としては、ガスバーナーと着火剤があると、誰でも短時間で炭に火を起すことができて便利です。
バーベキューになれないうちは、炭への着火方法に戸惑う事も多いかと思います。でも、ちゃんと道具さえ揃えれば誰でも出来るので、安心して下さいね。
準備する道具は2種類です。
- 着火剤
- ガスバーナー
専用のバーナーが必要とはなりますが、そこまでお値段も高くないですし、よくBBQをするという事であれば、あらかじめ準備しておくのも良いですね。
使い方はとっても簡単。
炭に着火剤を塗って、その上にガスバーナーの炎をあてるだけです。炭全体に軽く着火したら、コンロに炭を広げて下さい。
④ドライヤー|炭への着火の裏技として
庭バーベキューで炭に着火する場合は、家庭用のドライヤーをふいご代わりにして送風すると、誰でも簡単に火起こしする事ができて便利です。
こちらは、上で紹介したガスバーナー法の裏技です。
家バーベキューなので、ご家庭の電源を延長コードで伸ばして、ドライヤーを送風装置代わりに使いましょう。
すると、びっくりするくらい簡単に火が起きます。
炭というのは乾燥してからはじめて火がつきます。ドライヤーの熱風はその役目を果たせます。
また、「ふいご」という送風用の道具がありますが、ドライヤーこの役割も果たしてくれます。つまり、ドライヤーで強制的に大量の酸素を送り込むことが出来ます。やり方としては火元にドライヤーを当てるだけです。
一気に発火して炎を上げてくれるので、家でのバーベキューではかなり便利ですね。
⑤クーラーボックスと保冷材
庭でバーベキューするのであればバケツに氷水でも代用できますが、キンキンに冷えたビールを楽しみたいのであれば、ぜひとも準備しましょう!
⑥ポータブル電源
庭でのバーベキュ-で家電製品を使う場合は、当然ですが電源を準備する必要があります。
室内からコンセントを延長する手もあるのですが、火や水を使うバーベーキューというイベントなので、室内から電源を引っ張るのはお勧めしません。
そのような時に便利なのが、アウトドア用のポータブル電源です。家庭用の電化製品が直接使えるため、電気まわりの問題は全て解決しますよ!
なお、どのようなポータブル電源が良いのか?という点については、以下の特集記事で、ポータブル電源選びのコツ、お勧め品などをまとめていますので、ご参考になさって下さい。
【関連】ソロキャンプの強い味方「ポータブル電源」【選び方とおススメ5選】
⑦扇風機
夏の暑さ対策にぜひとも準備しておきましょう。上で紹介したポータブル電源さえあれば、扇風機は家庭用のもので充分です。
意外に忘れがちですので、バーベキューが始まる前に庭に出して置いて下さいね。
一番大事なポイント|ご近所さんに迷惑にならないように注意しよう!
自宅ででバーベキューを楽しむのであれば、以下の点に注意する必要があります。
- 住宅密集地でのお庭のBBQは、基本的にNG!
- 時間帯に注意して、基本的には日中に楽しもう!
- 騒がない!も当然のマナーです!
家バーベキューをすれば気分も上がりますし、家族や友達と楽しい時間を過ごしたいと思いますよね。
ただ、家バーベキューを始めるにあたり、一番大事なポイントをまずは理解してほしいのです。
それは「ご近所に迷惑にならないようにする」ことです。
まずは場所です。
ご自宅の庭があってもそれほど大きくない場合や住宅地、しかも住宅が密集しているような地域では、やはりお庭でのバーベキューは避けた方が良いでしょう。
ご近所に迷惑をかけてしまうことを一番に考えるべきですね。
また、時間も考慮すべきです。
早朝や晩遅くにバーベキューをすることは非常識なのはわかるとおもいますが、仮に日中でも、長時間行うことや大声を出して騒ぐことは避けて下さい。小さなお子さんのお昼寝の時間や夜勤明けで昼に眠りたいという人もいます。
他にも、受験生だっているかもしれませんし、仕事の性質上騒がれると集中できないという人だってもちろんいます。
まずはご近所さんのことを考えて、節度を守って楽しく家バーベキューをしましょうね。
家バーベーキューの事前準備と当日の流れ
難しく考える必要はないのですが、当日までの準備、そして当日にする準備の2種類に分けられるので、その点だけ注意して下さい。
前日までに準備すること
- 日程、時間、場所、参加人数の決定
- バーベキューの食材選び
- 道具、消耗品の準備と調達(バーベキューコンロ等の必需品)
この段階で注意するべきことは、参加人数に合わせて食材の量をざっくりみつもっておくことかな?
この点については、こちらの段落で人数と食材の量の関係をまとめているので、参考にして下さい。
当日に準備すること
- 当日の食材買い出し
- 会場のセッティング
- 火起こし
買い出し、会場のセッティングについては、わざわざ説明するまでもないので省略しますね。
一方で火起こしについては、やり方が解らない人ために、オススメの方法をこちらの段落で解説しています。
誰でも簡単にできるので、心配は無用ですよ(笑)
自宅の庭でバーベキューを楽しむ場合の場所選びについて
庭でバーベキューを楽しむ場合は、お隣様と自宅の距離が50mは離れている事が望ましいです。風向きにも注意する必要があり、庭は広ければ広いほど理想的といえます。
家でバーベキューを楽しむ場合、場所選びから考えていきましょう。ご自宅でバーベキューが出来るスペースとして、庭・テラス・屋上などが考えられますね。
その中でも、庭でバーベキューを行うという方がほとんどではないでしょうか。また、庭といってもその大きさはそれぞれです。
結論から申し上げますと、庭が広ければ広いほど良いとなります。
どんなに庭が広くても、においはどうしても風にのって運ばれますし、そうなればご近所の洗濯物にそのにおいが付着します。ですので、仮にバーベキューが短時間であっても、嫌がる近隣の方は多いみたいです。
20メートルほどお隣と離れていることころで、においがぎりぎりつくかつかないかという例もあります。風向きや焼く材料(においや煙の出やすいもの)を考えると、50メートルは必要という例もあります。
ですので、場所選びとしては、
- ご近所同士がバーベキュー好きで交流がある
- バーベキューをするときは洗濯物を干す時間帯を変えてもらう
- 焼き場の換気を配慮したスペースを設ける
というかなり理想的な条件を満たしたとしても、庭の広さはこれだけあれば大丈夫というルールはないともいえます。
家バーベキューのお勧めメニュー5選!
家でのバーベキューでオススメのメニューは、以下の5種類です。
- 焼き肉
- アヒージョ
- 鮭のホイル焼き
- 焼き鳥
- マシュマロ焼き
家バーベキューでは、たくさん人数がそろうからこそオリジナルの料理を楽しみたいですよね。そこで、バーベキューで作ってみたいオススメのメニューを5つ紹介します。
これらは簡単に出来る上においしさは格別です。お子さんのいるご家庭でも一緒になって楽しめるメニューです。
バーベキューならではの味わいをぜひ楽しんでください。
お肉と野菜で焼き肉
バーベキューでお肉と野菜はどの家庭でも使われると思います。でも、ちょっと工夫をすればさらにおいしくいただけますよ。
- 肉(牛・豚・トリなど)
- 野菜(もやし、ピーマン、たまねぎ、ナス、とうもろこし、かぼちゃ、ニンジン、しいたけ)
- 焼肉のたれ
- 塩コショウ、白ダシ
- 火の通りにくい野菜、たまねぎやニンジン、かぼちゃなどは少しゆでるか、レンジで少し柔らかくしておくと良いでしょう。
- 火の通りにくいものから順に焼きます。トリ、豚、牛、次に野菜と焼いていきます。
- 焼き具合はお好みで。
- 別々に焼いて召し上がるのもいいのですが、鉄板の上に肉と野菜を混ぜて焼いてもいいです。
焼肉のたれを使ってお肉と野菜を食べてもいいのですし、あらかじめ野菜だけに塩コショウを振ったり、白ダシを使って味付けをしたりしておくとさらにおいしくなります。
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アヒージョ
オリーブオイルと塩だけで煮込めば出来る簡単なスペイン料理です。バーベキューでもお酒のつまみとしても最高です。
- スペインの土鍋、「カスエラ」で作ると雰囲気が出て良いのですが、バーベキューなのでアルミの入れ物や小さいフライパンなどでもOK。
- オリーブオイル(特にエキストラバージンオリーブオイル)
- 塩
- ニンニク
- 赤唐辛子、パセリ (お好みで)
- 食材A(たこ、エビ、牡蠣、鶏肉、 ズッキーニ、パプリカ、マッシュルームなど)
- バケット、チュロス
- オリーブオイルをフライパンに適量入れます。食材が浸かるぐらい入れましょう。
- そこにニンニクをみじん切りでも薄切りでもいいので、1つか2ついれます。
- 赤唐辛子1本も好みで入れてください。
- 塩を小鍋に入れます。
- 弱火でゆっくり煮立たせます。バーベキューのときは火加減というのは難しいですので、お肉などを焼いている端でもいいので置いておくと良いと思います。
- エビはあらかじめ少しゆでておきましょう。油ハネを抑えることができます。
- オリーブオイルに香りが出てきます。そのときに食材Aをいれて火がとおれば 終わりです。パセリなど入れるときれいですし、おいしいですよ。
そのままいただいてもいいのですが、バケットやチュロスとともにいただくとさらにおいしいです。
鮭のホイル焼き
アルミホイルがあれば簡単にできてしかもおいしい料理です。たくさんの人数が集まってもすぐに出来る料理です。
・アルミホイル
- もやし、たまねぎ、きのこ類
- 鮭
- 塩コショウ
- ポン酢、バター
- ちょっと大き目のアルミホイルを用意します。
- もやし、玉ねぎを先に入れます。
- メインである鮭、きのこ類を入れます。
- 塩コショウで味を調えます。
- アルミホイルでくるみ、あとは火が通るのを待ちます。
10分ほどで出来ます。あとは、ポン酢やバターなどお好みであとはいただくだけ!
バーベキュー用の焼き鳥セット
炭火でじっくり焼き上げた焼き鳥は格別です。焼きたてを口にすることが出来るのがバーベキューの醍醐味ですので、準備をしっかりしておくと良いですね。
- 竹串
- 鶏肉(もも、ムネ、ネギ、レバー、首皮、砂肝など)
- 塩、こしょう、タレ
- 串に刺してセットします。この場合、竹串を使います。鉄串では火の通りが早くて肉が硬くなってしまうからです。
- 塩かタレかにわけて準備します。
- あとは焼くだけです。時々ひっくり返して焼き加減を調整します。
上記の下ごしらえをいちから準備すると時間がかかりますので、あらかじめセットになった物を購入すると便利です。
マシュマロ焼き(デザート)
バーベキューのしめでも休憩のときでもデザートは最高です。焼いたアツアツのマシュマロをおいしくいただきましょう。
- 長めの串(お子さんが使う場合はより長めがおすすめ。やけどをする危険がすくなくなります)
- マシュマロ
- ビスケット、クラッカー、チョコレート、バナナなど
- マシュマロをさして、熾きの炭火の上にくるくると回します。
- 焼き目がつくとOKです。
ビスケットではさんで食べても、チョコをかけてもおいしいです。また、小さなフライパンであらかじめチョコレートを溶かしてフォンデュにして食べるのもおいしいですよ。
バナナとの相性も抜群です。バナナもすこし熱を通すと甘さも増してさらにおいしくいただけます。
家バーベキューの便利なレシピ集の紹介
家バーベキューのメニューとレシシピ本としては、宝島社の『最強のアウトドア料理』がメニュー数も豊富でオススメです。
家でやるバーベキューも、キャンプ場などの屋外でやるバーベキューも、基本的にはレシピは同じです。
コンロを使って手軽に作れる、そんな料理が相性抜群なわけですが、私は以下のレシピ集がかなり気に入っていますので、紹介しておきますね。
このレシピ集は、キャンプ料理専門のレシピサイト『ソトレシピ』さんが監修した本でして、全部で52種類のアウトドア料理の作り方が載っています。
- お肉軽料理
- 魚介系料理
- デザート
料理のジャンルとしては王道という感じなのですが、ありがたい事に、料理の難易度も掲載されているので、少しずつステップアップしながらアウトドア料理にチャレンジできるんですよね。
ちょっとだけ、中身をチラ見すると、こんな感じです。
↓
(出典引用:最強のアウトドア料理, p 12-13)
(出典引用:最強のアウトドア料理, p 34-35)
他にも、どんなアウトドア料理にも合うオリジナルソースのレシピや、BBQで揃えておきたい調理アイテムの基礎情報もまとまっています。
そんな訳で、アウトドア料理レシピ集の最初の一冊として、私はこれを買って大正解だったなぁって思ってますね^^
家バーベキューのマナーについて
家バーベキューの基本的なマナー、ルールは以下の通りです。
- 警察、消防署への届け出は原則不要
- ご近所さんへの配慮、声かけはできるだけする
- 良い印象は持たれていない事を前提として行動する
自宅の庭でのバーベキューは警察の届け出が必要なのか?
これは、結論から申し上げますと、警察への届出は不要です。バーベキューを自宅敷地内で行うのであれば法律的に問題はありません。
ですので、警察への届出は不要ですし、消防署への届出も要りません。
ただ、マナーとしてご近所への配慮はしておくと良いでしょう。
また地域によっても規制があるかもしれませんので、警察への届出が不要であっても、市役所に前もって聞いておくと万全です。
自宅の庭でのバーベキューを近隣の人はどう思っているのか?
- 煙が出ないといっても、洗濯物ににおいがどうしてもつくのでしてほしくない。
- 非常識な時間まで騒がれる時もあり、正直してほしくない。
- アルコールが入ると大声出したり、夜まで続いたりするのでいやです。
- 常識の範囲内でやってくれているので基本的には大丈夫だけど、月に何度も頻繁にされるのはやっぱり抵抗がある。
といった具合にあまりいい印象はないようです。
ご本人がいくら注意を払い周りに気を使っていても、友人やお子さんがはしゃいでしまって、ご近所に予想外に迷惑をかけてしまうことがあります。
また、アルコールで気分が良くなって、自分のしたことを忘れてしまうこともあり、気づかぬうちにご近所に迷惑をかけることもあります。
いくら前もって近隣に声をかけていて、常識の範囲内でバーベキューをしたとしても、十分に注意を払うことと配慮は必要です。
家バーベキューでよくあるトラブルの例
ネットやSNSで調べてみると、庭でのバーベキューには以下のようなトラブルが多いです。
- お酒が入ってドンチャン騒ぎになり、警察を呼ばれる。
- 友人たちと話が盛り上がってしまって大きな声になってしまっていたり、夜遅くまで話したりして苦情がくる。
- 食べたもの、飲んだものの後片付けをせず散らかしたまま置いておき、その日の晩が風の強い日で、隣の隣家にそれらがすべて飛んで行ってしまった。
- 風向きが原因で、煙が隣家に流れているのにお構いなしだった。
- 隣に挨拶もせず、勝手に家バーベキューを行って嫌な顔をされた。
- 騒音や煙についての注意をしに行っても、いつも変わらず言うことを聞いてくれない。
- 音楽を大音量で流したり、ゴミがそのままだったりなどのように、明らかに非常識なバーベキューをやっている。
このように、近隣にかなり迷惑をかけている例も多い事がわかります。
いくら本人達が注意を払っていても、近隣は我慢していることが多く、そういった意味からも庭でのバーベキューは、実はトラブルも多いのです。
事前にご近所様に一声かけて、常識を守るだけで避けられるトラブルばかりですので、ぜひご配慮してあげて下さいね。
近隣住民に迷惑をかけないための注意点
近隣住民に迷惑をかけないようにするには、以下の点に注意する必要があります。
- 煙はできるだけ立てないように工夫をする(例:無煙コンロを使う)。
- 前もってバーベキューをする旨を近隣住民に伝えておく。
- お酒の量を決めておく。
- 夜遅くまではしない。
- 友人を誘う場合、友人たちにも騒がない、暴れないなど協力をしてもらう。
- 自宅内であってもバーベキューで出たゴミは、すぐに片付ける(一晩放置は駄目!)。
- 常に迷惑をかけているかもしれないという意識をもつ。
これらはもちろんしなければならないのですが、きちんとしていてもなおトラブルになったりします。
この場合は、まずは謝罪すべきです。
自分では「これぐらいなら大丈夫」と思っても、他人の中には神経質な人もいます。
特にニオイに関しては、予想以上に敏感な人も多いです。
自分を中心に考えるのではなく、相手のことを考えてバーベキューをするようにしましょう。
まとめ
家バーベキュは手軽に出来ますし、家族や友人たちと楽しい時間がすごせます。
バーベキュー専用の道具をうまく使いこなして、オススメの料理を作ったり、友人に振舞ったりすれば一層盛り上がることでしょう。
でも、同時に煙やにおいなどをできるかぎり出さないように、近隣に配慮し迷惑がかからないようにしましょう。
常識のある、節度あるバーベキューをぜひ楽しんで下さいね♪
◇家バーベキューの必需品リスト
- 食材
- 調味料
- バーベキューコンロ
- 無煙コンロ
- 炭
- 着火剤、ライター
- トング
- 金網、鉄板、プレート
- グローブ・手袋
- テーブルと椅子
- ランタン・ヘッドライト
- お皿、コップ
- 箸
- ラップ、アルミホイル
- ウェットティッシュ、キッチンペーパー
- ゴミ袋
- 虫除け