万能調味料と言われている「アウトドアスパイス」は使ったことありますか?
私は少し前から使い始めて完全にハマってしまいました。
もう10年以上ソロキャンプを行っていますが、基本は塩コショウ、しょうゆがあればOKというスタイルを貫いてきた味オンチです。ところがこの「アウトドアスパイス」を使ってみると、いつものBBQが断然美味しくなって、今では手放せなくなりました。
そして何と言ってもビールに合う!
我が家では私のソロキャンプ用というよりは普段使いも多く、奥さんが使ってしまうのでイザソロキャンプに行こうと思うとなくなっていることがしょっちゅうです。
ソロキャンプに限らず普段使いもおススメの「アウトドアスパイス」について、実際に味比べした感想を交えながらその魅力をお伝えしてまいります。
ソロキャンプにピッタリの調味料「アウトドアスパイス」人気の秘密!
アウトドアブームということもあるのでしょうが、本当に爆発的な人気ですね。
多くの人はキャンプのためにというよりはその味に惹かれて使っているようです。 味がよくて手軽なら家でも使いたくなって当然ですね。
でもやっぱり私はキャンプに持って行って使いたいです。
旨い、何にでも合う
調味料ですので何といっても一番大事なのはコレですね。やはりこれだけ人気になったのは、みんな美味しいと思ったからでしょう。
そして比較的何にでも合うということが「万能調味料」と言われる所以です。
肉はもちろん、海鮮や野菜でも合いますし、ちょっとスパイシーなモノが多いので、ビールによく合います。
時間を節約できる
何かと忙しいソロキャンプでは調理の時間もあまりかけていられませんね。それなりに美味しいものを作ろうと思ったら時間もかかるでしょう。
アウトドアスパイスなら素材に振りかければ完成です。
失敗することもありません。
お手軽アウトドア料理のアレコレについては、以下の記事が良く読まれています。
種類が豊富
アウトドアスパイスと言っても今では色々な種類があり、それぞれ特徴的なので使い分けるのもたのしいです。
万能調味料とは言われていますが、全てが同じ味付けだとちょっと飽きてしまうかもしれません。
2、3種類用意しておくと飽きずに楽しめると思います。
液体じゃない
BBQなど、ソロキャンプで定番の調味料といえば、しょうゆや焼肉のタレなど液体調味料を思い浮かべますよね。
実はソロキャンプで液体の調味料を持っていくのは結構煩わしいものです。途中でフタが開いてこぼれたり、使ったあとはべたべたしたりと注意が必要です。
アウトドアスパイスは粉末なのでそういう心配もありませんし、基本的に冷蔵も不要です。
- アウトドアスパイスは忙しいソロキャンプにピッタリ
- アウトドアスパイスは種類が豊富で、何にでも合う万能調味料
- 持ち運びや保存もしやすくキャンプにおススメ
万能調味料「3大スパイス」を食べ比べ!
アウトドアスパイスはいろいろありますが、今現在のトップ3といえばこの3つでしょう。
それぞれ辛口などもありますがスタンダードタイプで比較してみました。
やっぱりコレ【ほりにし】
発売されてまだ数年ですが、人気は1番ですね。アウトドアスパイスブームの火付け役でもある超定番です。
今までに食べたことがない味で、個人的には「すっげえ旨い!」というよりは、「なんとなくクセになってやめられなくなる」という味だと感じました。
しょうゆベースで日本人に合うので、飽きないですし色々なモノに使いたくなる味です。
我家では野菜スティックに使うのがお気に入り(結構おススメ)。
陳皮(ちんぴ)というミカンの皮を乾燥させた粉末が入っており、これが味にさわやかさと「ほりにし」らしい特徴を与えています。
辛口やプレミアムの「金のほりにし」もあります。
原材料名
食塩(国内製造、アメリカ製造、ドイツ製造)、ガーリック、黒胡椒、粉末しょうゆ、赤唐辛子、レッドベルペパー、陳皮、コリアンダー、ミルポアパウダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリーシード/調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、(一部に小麦、大豆、鶏肉、豚肉を含む)
内容量
100g
100g当たりの食塩相当量
46.3g
- 肉の下味、焼いた肉に振りかけたり付け食べに(牛、豚、鶏、なんでも合います)
- 野菜スティック(私のおススメ)
- 白身魚(振りかけて鉄板等で焼くと旨いです)
- 焼いたエビなどの海鮮に
- 白飯の振りかけとして(卵かけごはんにも)
根強い人気【マキシマム】
もっとも安定感があり、好き嫌いが少なそうなのがこのマキシマム。宮崎の食肉会社が30年以上も前に発売した、長年愛され続けている調味料なんですね。
元々アウトドア用として販売されていたワケではありませんが、ほりにしなどのアウトドアスパイスブームで脚光を浴び、アウトドアショップでの取り扱いが急激に増えました。
他のアウトドアスパイスの人気につられて、キャンパーによってアウトドアスパイスにカテゴライズされただけで、地元では家庭で普段使いされていたんですね。
さまざまなスパイスで味付けされた「塩コショウ」という感じで、他と比べてやや塩分が強めです。クセがあまりないので、一番何にでも合いそうなのがこのマキシマム。
ゆず味やワサビ味もあります。
原材料名
食塩(国内製造)、胡椒、コーンスターチ(遺伝子組替え不分別)、ガーリック粉末、しょうゆ、かつお調味粉末、オニオン粉末、ナツメグ、パプリカ、クミン、ローレル、唐辛子/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸化澱粉、(一部に小麦、大豆を含む)
内容量
140g
100g当たりの食塩相当量
61.1g
- 肉の下味、付け食べだと少ししょっぱいかも(牛、豚、鶏、なんでも合います)
- チャーハンの味付けに
- 鶏のから揚げ(下味や、少し振りかけても旨いです)
- 目玉焼きに
バイきんぐ西村監修【バカまぶし(辛くないの)】
ご存じキャンプ芸人のバイきんぐ西村さんが監修した、2021年に発売されたばかりのアウトドアスパイスです。
クミンの風味が強く好き嫌いが分かれそうですね。このクミンの風味が「オジサンの味」とよく言われており、一定数苦手な人がいるようです。
クミンが丸のまま入っていますので、口にすると一気にインド料理系の独特の風味が広がります。マキシマムにもクミンはしっかり入っているのですが、このバカまぶしの方が強く感じます。
カレー味が合うモノに合うと考えればいいでしょう。
牛よりチキンやラムなどに合うと思います。エビなどの海鮮にもよく合いますね。
「辛いの」と「辛くないの」があります。
原材料名
クミン(インド、トルコ、イラン、シリア)、ゴマ、チキンパウダー(食塩、麦芽デキストリン、鶏肉、砂糖、鶏油、チキンエキス、酵母エキス、香辛料)、食塩、砂糖、酵母エキス、オニオン末、生姜末、スターアニス、フェンネル、アニス、シナモン、クローブ、山椒/調味料(アミノ酸等)、香料
内容量
80g
100g当たりの食塩相当量
13.8g
- 焼いた肉に振りかけて(塩分弱めなので、下味というよりは直接かけるのがおススメ)
- エビなどの海鮮焼きに
- チャーハンの味付けに(カレー風味になって旨いです)
- ゆでたまごや目玉焼きに
今回はスタンダードなトップ3の紹介のつもりでしたが、清水の舞台から飛び降りるつもりで「金のほりにし」も買ってみたのでご紹介します。
値段はスタンダードの倍以上ですから、かなりのぜいたく品ですよね。ほりにしをベースに白トリュフソルトを配合してあるんだそうです。
どの辺が白トリュフの味なのか分かりませんが、間違いなく旨い!と感じました。
とても複雑な味で旨味が強く、スタンダードほりにしより辛みが強めでスパイシー。
私はコレを舐めながらずっとビールを飲んでいられます(正しい使い方ではないのでけしてマネしないでください)。
アウトドアスパイスはどれもごはんにかけて食べたくなる味ですが「金のほりにし」は特にごはんに合います。
原材料名
食塩(国内製造、アメリカ製造)、ガーリック、黒胡椒、白トリュフソルト、赤唐辛子、粉末しょうゆ、レッドベルペパー、ミルポアパウダー、コリアンダー、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリーシード/調味料(アミノ酸等)、香料、リン酸Ca、(一部に乳成分、小麦、大豆、鶏肉、豚肉を含む)
内容量
100g
100g当たりの食塩相当量
44.2g
- 肉の下味、焼いた肉に振りかけたり付け食べに(牛、豚、鶏、なんでも合います)
- 野菜スティック(私のおススメ)
- サラダにかけて
- 白身魚(振りかけて鉄板等で焼くと旨いです)
- 焼いたエビなどの海鮮に
- 白飯の振りかけとして(卵かけごはんにも)
- 基本何にでも合います
- ほりにしはアウトドアスパイス人気の火付け役。さっぱりして飽きのこない味
- マキシマムは歴史ある長年愛され続けた万能調味料。塩分がやや強め
- バカまぶしは塩分弱目でクミンの風味が強い。好き嫌いが分かれる
- 金のほりにしは白トリュフソルトが入った贅沢な味。何にでも合うが値段は高め
ソロキャンプにおススメの調味料まとめ
個人的な感想ではありますが、今人気の調味料「アウトドアスパイス」についてそれぞれの特徴をお伝えしてまいりました。これからアウトドアスパイスを買ってみようと思っている人の参考になればうれしいです。
アウトドアスパイスはソロキャンプにはもちろん、普段家で使うのにもおススメですので、それほどしょっちゅうキャンプに行くワケではないという人でも買って損することはないでしょう。
他にもまだまだいろいろなアウトドアスパイスが販売されていますので、いろいろ試してみたらいかがでしょうか?
自分にピッタリのお好みのアウトドアスパイスを見つけて、ぜひBBQをたのしんでください!
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