ソロキャンプのたのしみといったら焚き火と食事ですよね。
そもそもこれをやるためにソロキャンプをしているワケですが。
ある意味焚き火と食事はセットかもしれません。
焚き火をしながらその熱を利用して料理をすればいいので、一石二鳥です。
もちろんシングルバーナーを使ったコンパクトな簡単料理もソロならでは。
シングルバーナーは火をつけてすぐに料理を始められるのでとても便利です。
基本的に私は食事というより焚き火をしながら酒のつまみを作ってひたすら飲んでいるだけなので、あまり凝った料理はしていません。
とは言え、10年以上ソロキャンプをやってきましたので、お気に入りの簡単メニューや料理道具もあります。
今回はこれらをちょっとご紹介しようと思います。
ソロキャンプの一番たのしみは自由なひとりメシ!
ファミリーやグループの場合、頃合いを見て炭に火を起こし、みんなで一斉にバーベキューをして、終わったらみんなで片づける、というのが王道スタイルだと思います。
一方ひとりの場合は食べたいときに少しずつ作って食べることができますので、あまり時間にしばられません。
これがソロキャンプの一番いいところじゃないでしょうか?
ちょっとずつ食べるので色んな種類の料理をたのしむことができますし、我慢も遠慮も一切必要ありません。
最高ですね。
ソロキャンプ料理におススメな道具は?
あまりたくさんの道具は必要ないと思います。
先ずはクッカー。
メスティンかコッヘルがひとつあればOKです。
それから鉄板です。
最近は小さいひとり用の鉄板が流行っていますね。網と違って手入れがラクなのでおススメです。
鉄板ではなく「スキレット」でもいいと思います。
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最後にホットサンドメーカー。
これはマストではないのですが、とても簡単なので軽めの食事にとても便利です。家でも使えるのでひとつ買っておいて損はありません。
ひとり用の道具といえば私はいつもこの3つだけです
(これとは別にハンゴウや金網は使いますが)。
◇編集部注
クッカーも含めて、ソロキャンギアの選び方って結構難しいですよねー。
ってなわけで、私(編集長:るあらび)のソロキャンギアを一式まとめて以下の記事で紹介しています。
格安のクッカーセットも紹介しているので、コスパ重視でソロキャン用料理ギアを揃えたい人は、ご参考にどーぞどーぞ!
↓
メスティン
メスティン料理の本なんかも発売されていて、キャンパー以外からも注目を浴びている今流行りの調理器具です。
大人気トランギアのメスティンは売り切れ続出で未だに手に入りにくいようですね。
しかしブランドにこだわらなければ500円くらいから売っています。
ご飯を炊くのはもちろん、ナベの代わりにしたり、オプションを買えば蒸し器にもなります。
簡単な炒め物なんかにも使えますが、結構こびり付きやすいので、注意しましょう。
ソロ鉄板
最近はソロキャンプブームもあってソロ用鉄板というのが流行っています。
せっかくのキャンプなので旨い焼き肉を食べたいですが、キャンプ場にあるような一般的な鉄板はひとりには大きすぎますよね。
わざわざ炭を起こさなくても、シングルバーナーで手軽に焼き肉をたのしめるのでソロ鉄板がとてもおススメです。
網と違って後片付けも簡単ですのでソロキャンプにはとてもピッタリで、私も愛用しています。
別記事でも詳しく紹介していますので是非ご覧ください。
ホットサンドメーカー
夕食というよりは、着いた日のランチや翌朝の朝食におススメです。
私はバウルー(最近とても人気のホットサンドメーカー)を使用しています。
ダブルとシングルがあるのですが、2つに分けられて、カリッとできるダブルがおススメです。
挟むものを半分ずつ異なるものにすることも可能です。
ソロキャンプにおススメの簡単料理をご紹介
私は焚き火を見ながら長時間にわたって飲みながら食べているので、基本的に酒のつまみのようなメニューを作ることが多いです。
メインの料理というより、朝食や昼食、またはちょっと小腹がすいたときに簡単で少しずつ食べられるモノをご紹介します。
メスティンスープパスタ
基本的に寝る前のシメはラーメンと決めているので、これをやるのは朝が多いです。
ちょっとお腹がすいたなと思ったときにもピッタリです。
こちらはカット野菜をただそのまま入れてコンソメで味付けした超シンプルスープパスタ。
パスタはそのままではメスティンに入らないので、2つに折ります。野菜やウインナーなどの具材はパスタと一緒に入れてOKです。
トマト味にしたり、牛乳を入れてホワイトスープパスタにするのもおススメです。
スーパーで売っているカット野菜は、通常もやしがメインなのでトマト味やホワイトスープ系にはちょっと合いませんね。
これらの味付けにする場合は玉ねぎやニンジン等を切ったモノを家で準備しておいた方がいいでしょう。
寒い時期はゆであがるのに時間がかかりますので、細めのパスタを選びましょう。
挟むものは何でもOK ホットサンド
簡単なのでキャンプ場に着いた日のランチや、翌朝の朝食にピッタリです。
レトルトものやお惣菜を挟めば超簡単ホットサンドの完成です。
コンビニやスーパーで売られているこんなヤツでOKです。
↓
具材を乗っけたら挟んで、あとはバーナーで焼くだけです。
家のコンロなら1~2分ですが、外で焼く場合はもう少し時間がかかります。
途中で中を見ながら焼き加減を調整しましょう。
個人的にはサラダ系(特にコンビーフのサラダがおススメ)が好きですが、別になんでもいいと思います。
ハムとチーズなどの王道でももちろんいいですが、スーパーで買ったお惣菜やレトルトがおススメです。
レトルトならカレーや麻婆豆腐なども結構イケます。
水分の少ないものであれば問題ありません。惣菜ならポテサラでも肉じゃがでも、食べたいモノで挟めるモノなら何でもOK。
ちなみにレトルトの場合は温めてからはさみましょう。
冷たいままだと中が温まる前にパンが焦げちゃいますので。
ワイルド焚き火ハンバーグ
味より見た目、雰囲気勝負の男メシです。
先ずはきれいな枝を探しましょう。皮を剥いできれいに洗っておきます。
ビニール袋に挽き肉(牛または牛豚合いびき)を入れて塩コショウ、もしくは、お好みのスパイスで味付けし、モミモミします。
後は枝に巻き付けて固めたら炭火か焚火で焼くだけ。
中まで火が通ったらそのままかぶりつきましょう。
ハンバーグ用のソースなど、お好きな調味料で味をつけてもOKです。
ちょっとつなぎに卵を入れたりとか、玉ねぎのみじん切りを入れようなどと考えてはいけません。
肉が緩くなって落っこちちゃいます。
あまりしっかり火を通すとパサパサしてしまうので、比較的火の通りが悪くても食べられる牛肉100%がおススメです。
おまけ情報~このソロキャンレシピ本、ウェブサイトが凄い!
簡単な料理しか作らないので、私が紹介する料理は実用的かもしれないですが、あまりオシャレじゃないですね。
せっかくのキャンプだからちょっといつもと違った料理や気分の上がるレシピが知りたいという人には、以下のレシピ本とWEBサイトがおススメです。
バウルー公認! アウトドアでホットサンド【単行本】
私も愛用しているホットサンドメーカー「バウルー」のレシピ本です。
なんといってもホットサンドはソロキャンプの強い味方ですので、何を挟もうか迷ったらこの本がおススメです。
いつでも! どこでも! ワンバーナーレシピ【単行本】
ソロキャンプ用にワンバーナー(シングルバーナー)でできる料理のレシピ本です。
メスティンやスキレットなどの調理器具別のレシピ紹介はよく見ますが、バーナーに特化した本というのは珍しいですね。
ソロキャンパーにとっては有難い視点です。
メスティンレシピ trangia公認【単行本】
最近のメスティンブームでめっきり手に入りにくくなったtrangia(トランギア)のメスティンレシピ本です。
メスティンは非常にシンプルな調理器具ですが、その分できることがたくさんあって、この本は可能性をとても広げてくれます。
トランギア公認だそうですが、他のメスティンでも十分参考にできますので、トランギアのメスティンを持っていなくても心配いりません。
私はご飯を炊くかインスタントラーメンを作るか、ちょっと手間をかけてもスープパスタを作るくらいしかメスティンを使ってきませんでした。
この本を読んで大いに反省しています。。。orz
寒い時季のおススメレシピはこちら【WEBサイト】
冬キャンプにピッタリのソロキャンプ用レシピを紹介しているサイトです。
それほど凝った料理というワケではなく、手軽に作れる料理をメインに紹介してくれています。
道具や材料について丁寧に解説してありますので、初心者でも作りやすいものばかりです。
レパートリーの広いおススメレシピはこちら【WEBサイト】
キャンプ好きにはおなじみの有名サイト様です。
簡単な料理をちょっとだけアレンジして、いつもと違う一品を作る方法など、チョイ足しで、レパートリーの幅が広がるアイデアが満載です。
事前準備のコツなども紹介されていて、初心者にとってはいろいろと参考になることも多いでしょう。
テーマ別の本格料理レシピはこちら【WEBサイト】
ソロ用というワケではないのですが、プロの料理人が監修している本格的なキャンプ料理レシピです。
テーマ別に分かれていて、それぞれ数種類のレシピが紹介されているので、レパートリーの幅が広がります。
ひとりで静かに食べるというより誰かに見せたくなる料理ですね。
たまにはしっかりと準備をして、こういう気合の入った料理に挑戦するのもいいかもしれませんね。
関連記事の紹介
この記事を読んでくれた読んでくれたあなたは、もしかしたらソロキャンプ初心者、入門者の人が多いと思うのですが、どうでしょうか?
本ブログでは、そのようなソロキャンプ入門者が料理関連の事で悩んだときに役立つ特集記事も多数準備しています。
『今よりもっとソロキャンの食事を楽しみ尽くしたい!!!』という人だけ、ご覧になって下さいね^^
まとめ
普段から料理をする人はもちろん、全くしないという人もキャンプでの料理に少しは興味が湧いたのではないでしょうか?
自然の中で食べる食事は、どんなに簡単なモノでも5割増しくらいで美味しく感じると思います。
インスタントやカップラーメンでもいつもより断然美味しく感じるから不思議ですよね。
これこそアウトドアの力だと思います。
普段私はとにかく簡単な手間のかからない料理ばかりしているのですが、この記事を書いていて、たまには本格料理にもチャレンジしたいと思いました。
ぜひみなさんも試してみてください。
ソロキャンプなら食べるのは自分だけですので、それほど凝ったものでなくても、見た目がイマイチでも大丈夫です。
ぜひ今度のキャンプでは、本格的なキャンプ料理にチャレンジしてみましょう。