キャンプ

【デイキャンプ超入門】日帰りでデビューするソロキャンプ【初心者でも安心】

ソロキャンプに興味はあるけど「いきなり一人でお泊りはちょっと…」という人は多いですよね。

泊りとなると荷物も増えるし、天候の変化も心配。そもそも夜は「たった一人で怖くはないの?」と考える人もいるでしょう。

そんな人はまずは無理をせず、気楽に日帰りソロキャンプ(デイキャンプ)に挑戦してみてはいかがでしょうか?

日帰りなら初心者も女性の方も安心です。

ソロキャンプ歴10年以上の私が、日帰りソロキャンプの魅力、始め方をお伝えしてまいります。

ソロキャンプデビューは日帰りで!

ソロキャンプ

キャンプというのは宿泊が前提だと思っていませんか?

実は日帰りでも十分たのしめますし、実際にやっている人はかなり増えています。多くのキャンプ場では日帰りプランを用意しており、宿泊より安くたのしむことができるのも魅力です。

日帰りなら宿泊に必要な寝袋やコット(簡易ベッド)、マット、照明器具等は無くてもOKなので、荷物を減らすことができますし、その分出費も抑えられますね。

これからソロキャンプに挑戦する人はまず日帰りキャンプから挑戦し、「今度はぜひ泊ってみたい」と思ったら、必要な道具を買いそろえていけばいいでしょう。

とはいえキャンプというのはいろいろなアウトドアグッズを使ってみたいと思うものですので、ご自身の興味とふところ事情で買い揃えてください。

キャンプ気分をしっかり味わうならテントの用意はした方がいいでしょう。もちろんタープでも構いません。

テントもタープも無いと日陰を作れませんし、ただのピクニックみたいになってしまうので、どちらかは持って行ったほうがいいですね。

ソロキャンプにお勧めのテントについては、以下の記事が参考になります。

【関連①】テントの選び方と使い方+初心者へのお勧め3選【ソロキャンプ入門】

【関連②】コールマンツーリングドームSTの俺的レビュー【初めてのソロキャンプ用テント選び】

 

ソロキャンプにピッタリのタープの選び方やお勧めギアについては、以下の記事が良く読まれています。

【関連③】ソロキャンプにタープは必要か問題【結論:いらないけど・・・】

【関連④】ヘキサライト2の俺的レビュー|ソロキャンにピッタリなタープの帝王!

 

要約

  • 多くのキャンプ場で日帰りプランを用意しており、宿泊より安く利用できる
  • 日帰りキャンプなら荷物を減らすことができて、その分出費も抑えられる
  • キャンプ気分をしっかり味わうならテントやタープは必要

日帰りソロキャンプ(デイキャンプ)におススメの場所

キャンプ場

自宅の庭や公園でもいいのですが、私のおススメはズバリ、キャンプ場です。

まずは身近なところで始めましょうと紹介している記事を多く見かけますが、それだとあまりキャンプ気分を味わえないのではないでしょうか?

キャンプというのは日常から離れて自然の中で過ごすことが一番の醍醐味ですので、あまり身近なところで済ませてしまうと、キャンプ本来のたのしみを感じることができません。

かといって河原や山林など、設備の整っていない場所でいきなりチャレンジするのもおススメしません。

キャンプ場なら水道や流し、トイレなどが整っていますし、火を使ってのBBQや焚火も可能です。

公園でテントを張ることはできても、火を使っていい場所はほとんどないでしょう。ナイフの使用ももちろんNGです。日帰りとはいえ一応キャンプですので、火を使った料理や焚火にぜひチャレンジしてください。

日帰りでも予約ができる(または予約が必要な)キャンプ場が多いので、事前に調べて予約を入れてから出かけましょう。

ソロキャンプ向きのキャンプ場の選び方については、以下の記事が良く読まれています。

【関連①】ソロキャンプに最適な場所とは?【初心者向け超入門】

 

日本各地のソロにお勧めなキャンプ場については、以下の記事がよく読まれています。

キャンプ場選びの参考になさって下さい。

【関連②】ソロにおススメ! 新戸キャンプ場を徹底レビュー【道志川の清流を満喫!】

【関連③】【鹿児島限定版】初めてのソロキャンプにお勧めしたいキャンプ場ランキング【安心&安全】

 

要約

  • 要約
  • 日帰りキャンプにおススメの場所はズバリキャンプ場
  • 身近な公園などではナイフや火を使えず、キャンプ気分を味わえない
  • 日帰りでも事前に予約をしてから出かけよう

日帰りソロキャンプ(デイキャンプ)のたのしみ方

チェアリング

キャンプ場へは早めに到着しよう

宿泊が伴う通常のキャンプであれば、1日が長いので昼過ぎにキャンプ場に到着してゆっくり夕食に向けて準備をしてもいいのですが、日帰りではそうはいきません。

多くのキャンプ場で日帰りのチェックアウト時間は、16時から17時くらいに定められています。

朝は9時くらいから入れるところが多いので、早めの到着を心がけましょう。

ただし1点だけ注意したいのが日曜日の朝です。キャンプ場によっては宿泊エリアと日帰りエリアが分かれていない場合があります。

キャンプ場が一番混むのは土曜日ですので、日曜の朝(午前中いっぱい)は混雑しています。

日帰り専用エリアが設けられているキャンプ場か、区画サイトであれば安心です。

ランチに全力を注ごう

宿泊するキャンプであれば夕食が最大のイベントになりますが、日帰りであればランチが一番のたのしみになります。

どうせ日帰りだからと、コンビニ弁当やカップ麺で済ます人もいますが、これではキャンプのたのしさが半減してしまいます。

せっかくですので、火を使った料理に挑戦しましょう。後片づけのことも考えると、あまり凝った料理は難しいかもしれませんが、堂々と火を起こせるのがキャンプのいいところですから。

なお、車等の場合はお酒を飲むワケに行きませんので、コーヒー(嫌いじゃなければ)に凝るのもおススメです。

自然の中で飲むコーヒーは、通常より格段に美味しく感じることでしょう。

自然の中で飲むビールにはかないませんが。

焚火をしよう

焚火

火を使うか使わないかが、キャンプとピクニックの境目だと思っています。

先ほどもお伝えしたとおり、せっかくのキャンプですのでランチは火を使った料理がおススメです。そしてもうひとつの火を使うたのしみが焚火です。

日帰りといえどもキャンプ場がおススメという最大の理由がコレです。

個人的には宿泊でも日帰りでもキャンプの一番のたのしみは焚火だと思っています。焚火をすることがキャンプの目的と言ってもいいぐらいですね。

多くのキャンプ場では直火が禁止されていますので、原則焚火台が必要になります。荷物は増えますが用意しましょう。

そして日帰りの場合はキャンプ場のチェックアウト時間を考えて、薪が燃え尽きるまでの時間を計算してください。

燃やし方にもよりますが、キャンプ場で売られている薪は1束1.5~2時間くらいで燃え尽きます。

焚き火台の選び方については、以下の記事が人気です。

【関連①】ソロキャンプに焚き火台は必須!【失敗しない選び方とおすすめ】

 

人気の焚き火台の使用感を知りたい人は、以下のレビュー記事が参考になります。

【関連②】スノーピーク焚き火台Sレビュー【日本で最初に焚き火台という文化を作った名品】

【関連③】B-6君の俺的レビュー|ソロキャンプ用焚き火グリルの決定版!【小さいは正義】

 

焚き火の楽しみ方については、以下の記事が良く読まれています。

【関連④】焚き火のやり方初心者編|ソロキャンプ最大の楽しみは焚き火!

新しく買ったギアを試そう

コレも日帰りキャンプの大きな目的のひとつになるでしょう。新しく買ったテントでいきなり一泊するのはちょっと不安なものです。

宿泊キャンプの予行演習として、まずはテントやタープを日帰りで使ってみるのはとてもおススメです。

自宅に広い庭がある人はいいですが、私のような集合住宅に住んでいる人は気軽に試すことはできませんから。

たまに新しく買ったグッズのパーツが足りないなど、キャンプ場で気付くことがあります。
事前に試してみるのはとても大事です。

要約

  • キャンプ場へは早めに到着しよう。ただし日曜日の朝は混雑に注意
  • ランチは火を使った料理に挑戦しよう
  • キャンプのたのしみは焚火。燃え尽きる時間に注意して焚火に挑戦しよう
  • 宿泊キャンプに挑戦する前に、新しく買ったギアを日帰りで使ってみるのがおススメ

日帰りソロキャンプ(デイキャンプ)の準備

日帰りといえどもキャンプですのでやはりテントタープは準備しましょう。お伝えした通り、これらが無いとただのピクニックになってしまいます。

もうひとつは火を使うための道具ですね。

テントやタープなどの自分だけの居住空間、バーナーや焚火台など火を使う道具があって始めてキャンプと言えるでしょう。

テントまたはタープ

どちらかがあればいいと思いますが、いずれ宿泊キャンプにもチャレンジするつもりがあるならテントがいいでしょう。

もちろん両方あってもいいのですが、個人的にはソロキャンプにタープは不要と考えていますので。

全室の広いテントがあればタープがなくても快適に過ごせます。

全室の広いおススメのテントはコチラ

 

このテントについては、当サイトの管理人”るあらび”さんがこってりとレビューしているので、気になる人はチェックしてみて下さい。

【関連】コールマンツーリングドームSTの俺的レビュー【初めてのソロキャンプ用テント選び】

シングルバーナー

シングルバーナー

火を使った料理に挑戦したり旨いコーヒーを飲みたければ、ガスバーナーが手軽です。

便利そうだからといってツーバーナーを買ってしまうと邪魔になりますので。ソロキャンプならシングルバーナーを選びましょう。

バーナーについては別記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

【関連】失敗しないソロキャンプ用シングルバーナーの選び方【CB缶がおススメ!】

アウトドアチェア

ソロキャンプでのんびり過ごすなら快適なチェアが必須です。

宿泊キャンプはもちろん、日帰りでもほとんどの時間は座っているはずですので、長時間座っても疲れないモノを選びましょう。

アウトドアチェアも奥が深いので、別記事で詳しく紹介しています。

選び方を詳しく知りたい人お勧め品を今すぐ買いたい人は、こちらも合わせてご覧になって下さい。

 

【関連①】ソロキャンプは椅子がとっても大事!【おススメのアウトドア用椅子5選】

【関連②】アウトドアチェアの定番「へリノックス」をレビュー!【ヘリノックスって実際どうなの?】

【関連③】ロゴス あぐらチェアプラスの俺的レビュー|ロースタイルソロキャンパーな俺の相棒なのだ!

ナイフ

ナイフ

果物ナイフではキャンプ気分を味わえません。最初は高くなくて構わないのでアウトドア用のナイフを用意しましょう。

アウトドアナイフを持っているだけで、キャンプ気分がだいぶ盛り上がります。

より本格的にキャンプ気分を味わいたければ、バトニング(ナイフで薪を割ること)が可能なナイフを選びましょう。

値段は上がりますが気分も上がります。

おススメのバトニングナイフはコチラ

焚火台

焚き火台

しつこいですが、個人的にはキャンプの一番のたのしみは焚火だと思っています。

焚火をしないならわざわざキャンプ場へ行く必要もないですし、焚火をしない日帰りキャンプはもはやキャンプではありません(個人的意見です)

なお、多くのキャンプ場は直火を禁止していますので、焚火をするなら焚火台が必要になります。

かさばるし値段も高いモノが多いので迷うかもしれませんが、だまされたと思って焚火に挑戦してください。

焚火は夜の方がたのしいので、今度は宿泊キャンプに挑戦したいと思うでしょう。

 

焚き火台の選び方については、以下の記事が人気です。

【関連①】ソロキャンプに焚き火台は必須!【失敗しない選び方とおすすめ】

 

人気の焚き火台の使用感を知りたい人は、以下のレビュー記事が参考になります。

【関連②】スノーピーク焚き火台Sレビュー【日本で最初に焚き火台という文化を作った名品】

【関連③】B-6君の俺的レビュー|ソロキャンプ用焚き火グリルの決定版!【小さいは正義】

 

焚き火の楽しみ方については、以下の記事が良く読まれています。

【関連④】焚き火のやり方初心者編|ソロキャンプ最大の楽しみは焚き火!

日帰りソロキャンプ(デイキャンプ)のまとめ

ソロキャンプは、必ずしも宿泊をしなくても十分たのしめるということをお伝えしてまいりました。

一人でのお泊りは自信がないという人でも日帰りなら安心して始められますよね。

日帰りソロキャンプ(デイキャンプ)は荷物も少なく費用も抑えられて、実はいいことがたくさんあるんです。

キャンプだからといって無理して1泊する必要はありません。日帰りでも十分たのしめるということがご理解いただけたらうれしいです。

ただ、私のような酒飲みは車だと飲めないので、これが一番のネックです。

「せっかく自然の中で好きなものを食べるならうまい酒も飲みたい!」という人は公共交通機関を利用するか、宿泊にチャレンジしましょう。

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。