キャンプのたのしみといえば食事ですよね。
私にとっても、焚き火をしながらちょっとずつ好きなものを食べて、お酒を飲むのがソロキャンプの最高のたのしみであり、一番の目的です。
ソロキャンプならだれにも遠慮することなく、好きな時に好きなモノを食べられるので最高ですね。
うまいモノを食べたければ道具にもこだわりたいものです。
ソロキャンプ歴10年以上の”自称”ベテランキャンパーの私が野外料理の必需品「クッカー」について解説をしてまいりたいと思います。
クッカーとは?

クッカーとはまさに「調理器具・炊飯器」という意味ですので、広い意味ではフライパンやメスティン、ハンゴウなどもクッカーと言えます。
しかし一般的にはアウトドアで使用する目的でコンパクトに収納できるスタッキングタイプの(複数の器具を重ねて収納できる)調理器具をクッカーと呼ぶことが多いようです。
コッヘルなんて言い方もしますね。
クッカーは英語で、コッヘルはドイツ語ですので、同じモノと考えて大丈夫です。
大小のナベ、フライパン、ケトルなどがセットになったモノが一番オーソドックスなタイプで、中にはオタマやターナー(フライ返し)まで付いているモノもあります。
最初はいろんなものが入っている充実したタイプがお得で便利そうに感じるかもしれませんが、キャンプに慣れてくると使うものは限られてくるでしょう。
ソロキャンプであれば荷物も減らしたいと思うでしょうから、個人的にはあまり大げさなセットでなくてもいいのかなと思います。
自分で食べたいモノ、料理したいモノを考えて必要十分なセットを選びましょう。
- クッカーとは本来「調理器具・炊飯器」全般を表す言葉
- 一般的にはアウトドア用のコンパクトなセットをクッカー(またはコッヘル)と呼ぶ
- 意外と使う物は限られるので、自分に合ったセットを選ぼう
クッカーの種類

クッカーを素材別に分類すると、アルミ、ステンレス、チタンに分けることができます。それぞれ特徴があり価格もマチマチなので、その特徴をしっかり理解しましょう。
と言っても素材で実用性が大きく異なるワケでもありません。セット内容、大きさ、形、自分のフトコロ事情で選べば問題ないと思います。
私も比較的安いステンレス製のセットを使っていますが、特に不便は感じていません。
ステンレス製クッカーの特徴
錆びにくいのでお手入れも簡単です。耐久性も高く長く使えますので、迷ったときはステンレスでいいと思います。
ちょっとピカピカしているモノが多く、個人的にはあまり見た目が好きではありませんが、種類が豊富で、選択肢は多いでしょう。
3素材の中では一番重量があります。
メリット・デメリット
- 錆びにくく耐久性がある
- 選択肢が豊富
- 見た目はややチープ
- 比較的重い
アルミ製クッカーの特徴
軽くてリーズナブルなモノが多く調理しやすいので初心者にも向いています。
傷つきやすく耐久性は低いですが、コスパはいいので、初めてのクッカーであればアルミを選ぶのもいいでしょう。
熱伝導率が高く調理はしやすいですが、その反面保温性は低いです。
保温性が低いのはデメリットではありますが、少し時間をおけば直接口をつけても「アチッ!」てならないということでもあります(ソロキャンプではコレ結構大事)。
メリット・デメリット
- 軽い
- 比較的安い
- 熱伝導率が高く調理しやすいが保温性は低い
- 耐久性は低く傷つきやすい
チタン製クッカーの特徴
高級素材のチタンはあまり一般的ではありませんが、フトコロに余裕があるならおススメです。
軽くて耐久性が高く、性能は一番いいでしょう。
とはいえ登山やトレッキングに挑戦するワケではないでしょうから、それほど軽い必要はないかもしれませんね。
チタン製を使っていると自慢はできますけど。
熱伝導率は低いのでやや焦げやすかったりします。
メリット・デメリット
- もっとも軽い
- 耐久性が高く傷つきにくい
- 熱伝導率は低い
- 値段は高い
- 使っていると自慢できる
ソロキャンプにおススメのクッカーは?
一般的なクッカーはスタッキング(重ねて収納)できるようになっています。
1番大きいナベにすべて収まるようになっているので、セット内容が充実しているものほどかさ張るモノが多いです。
ソロキャンプならいかにコンパクトに収まるかを重視しましょう。
私が使用しているクッカーセット。袋に収納してもまぁまぁ大きいですよね。

ひとりだったらあまり大きなナベはいりません。
袋のインスタントラーメン1人前を作れるサイズのナベがあれば十分ですので、直径15~16㎝くらいのものがおススメです。
画像は私が長年使っているキャプテンスタッグの人気のクッカーですが、ファミリー用で買ったモノなので、一番大きいナベは直径20㎝とひとりにはちょっと大きすぎます。

フライパンも一番大きいナベのフタになっていますので、やはり大きいです。
ソロなら直径15~16㎝のナベと、17~18㎝くらいのフライパンがセットになっているのが使いやすいのではないでしょうか?
こちらはミドルサイズ(16㎝)のナベとケトルが付いていているので、私はこれだけ持っていくことが多いです。
もう一つ注意していただきたいのは、安価なクッカーは目盛りがついていない場合があります。
そもそも「自分は豪快な料理をするから量など計らん!」という人もいるかもしれませんが、ご飯を炊くのに失敗すると悲しいと思います。
目盛りは付いている方がいいでしょう。
- セットが充実しているモノほどかさ張る
- ソロキャンプなら直径15~16㎝くらいのナベがちょうどいい
- フライパンも17~18㎝くらいまでが使いやすい
- 目盛りが付いているモノを選ぼう
ソロキャンプにおススメのクッカー5選
軽さで選ぶならコレ【スノーピーク チタン パーソナルクッカーセット SCS-020T】
軽さも値段も別格ですね。大小のナベとそれぞれのフタ(フライパン兼用)がセットになって重量はなんと330g。
やっぱりチタンは軽いです。
でも高いです。
同じ仕様のアルミ製もありますが、値段は約半分くらいで、重さは約1.5倍ですのでチタンじゃなくてもいいという人はコチラを選んでもいいでしょう。こちらでも十分軽いと思います。
アルミタイプはコチラ
意外に便利な四角タイプならコレ【ユニフレーム 山クッカー 角型 3 】
ありそうであまり見かけない四角タイプです。
何が便利かって、袋ラーメンの納まりがいいです。「それだけかよ」と思うかもしれませんが、その他にも長めの野菜類(例えばアスパラなど)を炒めたりするのにも便利ですし、四角いと収納がしやすいというメリットもあります。
中に調味料や小物類も収納しやすいですし、極力デッドスペースを少なくしたいソロキャンプでは意外と便利です。
コスパのいいセットならコレ【Overmont DS-300 アルミ クッカーセット】
ケトルやオタマまで付いた充実のセットです。
ソロキャンプにはちょっと大きめですが、中身がこれだけ揃っていれば、他の道具を用意する必要がないので、結果的にはコンパクトに収めることができます。
これだけ揃ってこの値段ですので、入門用としてはとてもいいのではないでしょうか?
OD缶も収納できる深ナベタイプならコレ【プリムス ライテックトレックケトル&パン】
250サイズのOD缶(アウトドア用ガスカートリッジ)と小型のガスバーナーがピッタリ収納できる深ナベとフライパンのセットです。
シンプルで余計なものが無い分、とてもコンパクトで軽量です。
かさ張るOD缶もしまえるのでソロキャンプにはとてもおススメです。
内側はノンスティック加工(フッ素樹脂加工)が施してあり焦げ付きにくくなっていますが、OD缶やバーナーなどをそのまま入れると傷をつけて加工を剥がしてしまうので注意が必要です。
家でも使うならコレ【コールマン アルミクッカーコンボ 】
ソロキャンプにおススメという趣旨からは少しズレますが、家での使用や災害への備えなどを考えるとコチラのような充実したセットを検討してもいいのではないでしょうか?
ソロキャンプに行くときは必要なモノだけを持っていくようにすればいいですし、車であれば気にはなりません。
本格的な料理をするために必要なものがほとんど入っていると思います。
- チタン製の軽いクッカーセット【スノーピーク チタンパーソナルクッカーセット】のご紹介
- 四角タイプのクッカーセット【ユニフレーム 山クッカー 角型 3 】のご紹介
- コスパのいいクッカーセット【Overmont DS-300 アルミ クッカーセット】のご紹介
- OD缶も収納できるクッカーセット【プリムスライテックトレックケトル&パン】のご紹介
- 家でもおススメのクッカーセット【コールマン アルミクッカーコンボ】のご紹介
クッカーのまとめ
ソロキャンプを始めたばかりのころは網や鉄板で、アホみたいに肉ばかり焼いてそれだけで満足します。これはたぶんみんな一緒ですよね。
しかし慣れてくると少しずつ違ったモノが食べたくなります。
特に寒い時季にもキャンプに挑戦するようになるとBBQばかりではもの足りなくなり、クッカーが活躍するようになるでしょう。
ソロキャンプのたのしみといえば食事です。スープ、ラーメン、鍋物、カレー、パスタ、炊飯などクッカーがあれば料理の幅が広がりますね。
私は冬に雑炊をよく作るのですが、結構おススメです。ぜひみなさんもいろいろな料理に挑戦してみてください。
当記事をクッカー選びの参考にしていただけたらうれしいです。