ソロキャンプの良さは手軽でコンパクトであること。
とはいえ逆にひとりだからこそ、快適な時間を過ごすためにいろいろなモノが必要になってくるとも言えます。
最近はキャンプブームのせいか、お店に行っても何を買ったらいいか迷ってしまうほどたくさんのキャンプグッズが売られており、初心者は混乱してしまいますよね。
よけいなモノを買ってしまったり、買わなければいけないモノを買い忘れてしまったりしないよいう、ソロキャンプ歴10年以上、キャンプ場だけでなく野営についても経験が深い私が、ソロキャンプに絶対必要なモノ、あると便利なモノを解説いたします。
ソロキャンプで必要な持ち物とは?
まずはコレがないと始まらないというモノたちですが、今回は「あると便利なモノ」のご紹介ですので、簡単にお伝えします。
食料や消耗品以外で最低限必要なモノたちです。
テント
もちろんマストですね。最初は初心者向きのドーム型テントがおススメです。
ツーリングキャンプでなければ、あまり小さいモノではなく、2人用くらいの方が快適です。
グランドシート
テントを買ったら忘れずにグランドシートも買っておきましょう。テントを直に地面に設営すると汚れを落とすのが大変です。
見た目にこだわらなければブルーシート等でも代用できます。
寝袋
こちらもマストですね。夏場でも多くのキャンプ場では都市部より気温が下がりますので、忘れずに用意しましょう。季節にあった寝袋が必要です。
マット
寝袋だけだと地面からの冷気とゴツゴツが気になって眠れません。
最悪ホームセンターで売っているロールマットでもいいですが、できればエアタイプを用意しましょう。
ランタン・ライト
キャンプ場の夜は真っ暗です。燃料系のランタンは雰囲気がいいですが、テントの中では使えませんので、ひとつだけ用意するならLEDタイプがおススメです。
ハンマー
うっかり忘れる第1位です(私的に)。テントやタープの設営や撤収にはハンマーが無いと困ります。テントに付いている場合もあります。
ナイフ(マルチツール)
包丁の代わりに調理にも使えますし、いろいろと必要な場面があります。気分の上がるアイテムなので、お気に入りを1本を持っていたいですね。
調理器具
作りたい料理によって必要なモノはいろいろですが、しっかり料理をするならシングルバーナー、ガスボンベ、ケトル、クッカー(メスティン)、トング、スキレットやフライパン等が必要です。BBQをしたければ鉄板や網も忘れないように。
食器
ソロキャンプなら取り分ける必要がないので、最低限でいいでしょう。私はお皿はほとんど使っていません。
割りばしは便利ですがエコじゃないので、キャンプ用のカトラリーはあったほうがいいと思います。
クーラーボックス
コンビニ弁当やカップ麺で食事を済ませる人は不要かもしれませんが、料理をする場合は食材の保管に必要です。夏場じゃなくても、動物のイタズラを避けるためにクーラーボックスは便利です。
私のようにビールを飲む人にとってもマストです。
ウォータータンク
炊事場が近ければ必ずしも必要ではないかもしれませんが、キャンプ場によっては水道まで遠くなる場合がありますのであったほうがいいでしょう。
- ソロキャンプを始めるために必要最低限必要なものは以下の通り
- テント、グランドシート、寝袋、マット、ランタン・ライト、ハンマー、ナイフ(マルチ
- ツール)、調理器具、食器、クーラーボックス、ウォータータンク
ソロキャンプであると便利なモノ①
次に紹介するのは、無くてもキャンプはできるけどあった方がいいモノたちです。
中にはキャンプのスタイルによって不要なものもあるかもしれませんので、自分のキャンプスタイルに合わせて判断してください。
アウトドアチェア
ほぼマストと言ってもいいかもしれません。ソロキャンプは起きている時間のほとんどは座っていると思いますので、快適なイスは重要です。
YouTubeなどでは地べたに座っているのもよく見かけますが、あれは結構疲れます。どうしても「地べたじゃなきゃイヤだ!」という人以外はイスを用意しましょう。
個人的には座ったままいろいろなところに手が届くように、座面が回るスイベルタイプがおススメだと思っています。
テーブル
無くてもどうにかなりますし、キャンプ場によってはテーブルが設置されているところもありますね。
クーラーボックスのフタをテーブル代わりにすることなどもできますが、やはり小さくてもいいのでテーブルはあった方がいいでしょう。
ソロキャンプの場合は座ったままなんでもできる方が便利なので、ローテーブルがおススメです。
ラック(シェルフ)
やや大げさにはなるかもしれませんが、いろいろなモノをキレイに収納できるので快適です。食器や調味料などが散らかっていたり、地べたに置いたりするのは衛生的にもよくありません。
必要なモノをラックに整然と並べていると上級者に見えますよ。
コット(キャンプ用ベッド)
マットだけよりも睡眠の質が格段に上がります。荷物は増えますが、可能であれば用意することを強くおススメします。
私は10年以上ソロキャンプをしてきて、いつも睡眠不足に悩まされていたのですが、コットを使うようになってから完全に解消されました。
小さいツーリング用のテントなどでは使えませんので注意してください。
タープ
個人的には無くてもいいと思っていますが、暑い日や雨の心配がある日はとても役立ちます。
不慣れだとひとりでタープを張るのは結構大変ですので、本当に必要かどうかは慎重に検討してください。
焚火台(一式)
荷物が増えるからと、焚火をしない人もいるかもしれませんが、ソロキャンプにこそ焚火はおススメです。
焚火をすればひとりで過ごす時間を持て余すこともないですし、ゆっくり炎を見るのはソロキャンプの醍醐味です。
なお、焚火台(一式)とは
- 焚火台
- ウインドスクリーン(陣幕)
- オノやナイフ
- 焚き火用トング
- 耐熱グローブ
- 火消し壺
などです。
ソロキャンプであると便利なモノ(キャンプグッズ)は以下のとおり
- アウトドアチェア
- テーブル
- ラック(シェルフ)
- コット(キャンプ用ベッド)
- タープ
- 焚火台(一式)
ソロキャンプであると便利なモノ②
キャンプグッズではありませんが、快適にキャンプを過ごすために「あると便利なモノ」たちです。
基本的に普段から使っているモノや家にありそうなモノです。
軍手
あると便利と言いながら、これはマストです。テントの設営やその他作業をするときは軍手をするクセをつけたほうがいいです。
キャンプではヤケドをしたり手をケガしてしまうことが本当に多いので気を付けましょう。
モバイルバッテリー
現代人は忘れることはないかもしれませんが、ソロキャンプではいつも以上に電力消費が早いです。
もちろんヒマつぶしにゲームをやったり動画を見たりするから、というのもありますが、多くのキャンプ場は電波が弱いのも原因です。スマホは電波の弱いところでは、その電波を探すために頑張るらしく、消耗が激しくなります。
車で充電できるようにしておくのも手ですが、そのためにエンジンをかけるのもあまりおススメできません。
念のためいつもより多めにバッテリーは用意しましょう。
ウェットティッシュ
ふだん持ち歩く習慣がない人も、ソロキャンプでは忘れずに持っていきましょう。
特に炊事場が遠いところにテントを張ったときなどは大いに役立ちます。
キッチンペーパー
ティッシュでは頼りない場合にキッチンペーパーがとても役にたちます。必ずしも調理の時に限らず、いろいろな場面で使えますので個人的には必須アイテムになっています。
テーブルを拭いたり、食器を拭いたりするのに使うのはもちろん、テント内が夜露で濡れた場合など雑巾代わりにもなります。
カッティング(まな板)シート
最近は100均やホームセンターなどでも売っています。ロール状になっていて、カットして使用するシートがキャンプでとても重宝します。
まな板を汚さないので洗い物が減りますし、多くのモノは繰り返し使用できます。
厚手のモノを選べばまな板が無くてもシートだけでOKなので便利です。
コンテナ(メッシュバッグ)
コンテナ(メッシュバッグ)があると炊事場まで洗い物を運ぶとき便利です。
安いもので構いませんので、水が切りやすいようにメッシュになっていて、折りたためるモノがおススメです。
- ソロキャンプであると便利なモノ(日用品)は以下のとおり
- 軍手、モバイルバッテリー、ウェットティッシュ、キッチンペーパー、カッティング(ま
- な板)シート、コンテナ(メッシュバッグ)
ソロキャンプにあると便利なモノまとめ
ソロキャンプにあると便利なモノを「キャンプグッズ」と「その他日用品」に分けて紹介いたしました。
最後に初心者にも分かりやすいようリスト形式にまとめてありますので、ソロキャンプの際のチェックリストとしてもご活用ください。
ソロキャンプに最低限必要なモノ
- テント
- グランドシート
- 寝袋
- マット
- ランタン・ライト
- ハンマー
- ナイフ(マルチツール)
- 調理器具
- 食器
- クーラーボックス
- ウォータータンク
あると便利なモノ①(キャンプグッズ)
- アウトドアチェア
- テーブル
- ラック
- コット(キャンプ用ベッド)
- タープ
- 焚火台(一式)
あると便利なモノ②(日用品)
- 軍手
- モバイルバッテリー
- ウェットティッシュ
- キッチンペーパー
- カッティング(まな板)シート
- コンテナ(メッシュバッグ)