キャンプ

ソロキャンプの始め方【初心者に必要な道具と知識】

ソロキャンプ

ソロキャンプを始めようと思うきっかけは人それぞれだと思います。

私の場合、昔バイクにテントを積んで、いろいろな所に出かけていたことがきっかけでした。

最初のうちはツーリングが目的だったのですが、徐々に自然の中で過ごすゆっくりした時間がたのしくなり、いつのまにかキャンプの方がメインになっていました。

それ以来、バイクに乗らなくなった今でも、ソロキャンプを続けています。

これまでに数々のキャンプ場を制覇し、様々な道具を使い倒してきた、ソロキャンプ歴10年以上の私(リュウ.A)が、初心者にもわかりやすいよう、ソロキャンプの始め方を解説いたします。

ソロへの挑戦で迷っている初心者の方は、この記事を読んで一度チャレンジしてみてください。
ファミリーキャンプやグループキャンプでは味わえないたのしさがきっとあると思います。

むしろ“ソロの方がたのしい!”と思うでしょう。

初心者でも楽しめるソロキャンプの魅力とは?

薪を割る男性

ソロキャンプの魅力は、なんといっても自由であることです。
自分のペースで好きなときに好きなものを食べて、飲みたいときに飲んで、眠くなったら寝ればいい。

もし飽きたら帰ってもいいんです。グループキャンプで「俺、飽きたから帰るわ」なんて言えないですよね。

まぁ飽きないですけど。

キャンプのメインイベントは食事ですが、グループだと食べる物も、食べるタイミングも自分のペースというワケにはいきません。

ソロなら大々的にバーベキューをする必要もなく、ビールでも飲みながら、食べたいときに適当になんか焼いて食べて、寝る前に“小腹がすいたらインスタントラーメンを食べる”なんてこともできます。

グループで突然ひとりだけラーメンを作り始めたらひんしゅく買いますよね。

もうひとつソロのいいところは準備も含めて手軽なことです。

初心者のうちは不安かもしれませんが、行き先(キャンプ場)を前もって早くから決めておく必要はありません。

明日休みが取れたから行ってみようとか、朝起きて天気がいいから行ってみよう、なんていうことができるのがソロキャンプです。

道具も最低限の自分に必要なものだけを準備すればいいのでコンパクトにできますし、その分費用も安く済みます。

なんとなくソロキャンプも楽しそうかなって思えてきましたでしょうか?

初心者がソロキャンプで用意した方がいいモノ

宿泊編

テント

テント

これがなければ始まりません。

グループならコテージを借りるという選択肢もありますが、ソロならテントでしょう。

最近は“ヒロシキャンプ”の影響で、ハンモックという人も増えているようですが、一般的なキャンプ場だとちょっと浮きますので、初心者にはテントの方が無難です。

最近は1分程度で設営できる“ワンタッチテント”の人気が高いようですが、シングルウォールなので、雨露に弱いです。

多少の悪天候でも攻めるという人はダブルウォール(インナーテントの外側にもう1枚シートを被せるタイプ)の方が安心です。

ちなみに、テントを地面に直に張ると底が汚れて後片付けが大変になりますので、グランドシート(ブルーシートなどでも代用可)を忘れずに用意しましょう。

寝袋(シュラフ)

寝袋

ソロキャンプ初心者がいきなり極寒の地に挑むということはないでしょうから、最初はスリーシーズン用の安価なもので大丈夫です。

頭まで包み込むマミー型と、ファスナーを開くと全開(一枚)になる封筒型があります。

封筒型は全開にしてシートのような使い方もできて便利ですが、保温性はマミー型より劣ります。

マミー型を選ぶ際は暑いときに手足を出せるタイプを選びましょう。

マットorコット

暖かい季節なら寝袋よりも、むしろマットの方が重要です。

少し寒いと感じるくらいなら、服を多めに着込めばなんとかなりますが、地面からの冷気はマットがないと防げません。

石や小枝などのゴツゴツした不快感もマットがやわらげてくれます。

最近は、自動膨張式のインフレータブルマットが人気ですが、最初は安い折りたたみ式のウレタンマットでもいいと思います。

多少コストをかけてもいい、荷物が増えてもいいという方はコットがおススメです。

コットはキャンプをしたことがない人にはなじみがないかもしれませんが、折りたたみ式で、持ち運びができる軽量な簡易ベッドのことです。

脚がついていて地面に体が直接触れないのでマットよりも快適です。

食事編

メスティン

メスティン

最近のキャンプブームで急激に注目を浴びているアイテムのひとつですね。

アルミの“ハンゴウ”として紹介されていることが多いですが、コンパクトで使い勝手のいい、万能な調理器具です。

メスティン料理のレシピ本も発売されるなど、今やキャンパー以外にも大ブームです。

本家のトランギアのメスティンは、品薄状態が続いていて手に入りにくいようですが、最近では100でも売っていて、それなりに使えます。

一般的なサイズ(トランギアのスモールサイズ)は一人分のご飯を炊くのにはちょうどいいサイズなのですが、インスタントの袋ラーメンを作るには小さいので、私のようにシメのラーメンが必須という人はラージサイズを選びましょう。

バーナー(ストーブ)

バーナー

焚き火を熱源にすることも可能ですが、ちょっとお湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりするには、バーナー(ストーブ)が便利です(暖を取る目的ではなく調理器具として)。

ガスと液体燃料(アルコールやホワイトガソリン)タイプがありますが、初心者は扱いやすいガスがおススメです。

液体燃料のほうが雰囲気はいいですが、火力調節がしにくかったり、風に弱かったりと、やや扱いにくいので、こちらは上級者向きです。

初心者はできるだけコンパクトなガスのシングルバーナーを選びましょう。

焼肉屋のアレ(炊き肉トング)

焼肉

キャンプの食事といえばやはり王道はバーベキューですね。
これはソロでもかわらないのではないでしょうか?

炭火や焚き火を利用して肉などを焼いて食べると思いますが、これはまさに焼肉そのものですので、焼肉屋で使うアレ(でかいピンセットみたいなやつ、焼き肉トングなんていったりします)が役立ちます。

大勢で食べるバーベキューは、網に大量に食材をのせて豪快に焼くので、一般的な大きいトングを使うと思いますが、ひとりの時は断然アレがいいです。

アウトドアショップではあまり売ってないと思うので、金物屋とか食器屋などで見かけたら買っておきましょう。

通販でも手に入ります。

焚き火編

焚き火台

焚き火台

道具を揃えるとき、テントやマットなどの必須アイテムにお金がかかるからといって、焚き火台を後回しにしてはいけません。

ソロキャンプで一番たのしいのは焚き火ですから。

最近のキャンプ場は直火禁止のところが多いので最初から用意しましょう。

グループキャンプの場合は、焚き火台とバーベキューグリルを別にすることが多いと思いますが、ソロなら焚き火を熱源にして調理すればOKです。

多くの焚き火台はオプションで金網や五徳が販売されていますので、セットで買っておくといいでしょう。

あまりお金をかけられないという場合は100均の金網を代用してもいいですが、あまり使い勝手がよくないですし、耐久性もないので、使い捨てになると思います。

あと焚き火用のトング(火ばさみ)も忘れないように。

ナイフ

キャンプといえば最低限の刃物は用意すると思いますが、焚き火をする場合は頑丈なナイフが1本あったほうがいいです。

キャンプ場で売っている薪は、そのまま使うこともできるのですが、通常は割って使います(薪割りの事をバトニングといいます)。

上級者は小型のオノやナタを使っている人もいますが、初心者は頑丈なナイフが1本あれば大丈夫です。

“バトニング可”などと書かれているモノを選びましょう。

グローブ

薪割りでケガをしたり、焚き火でやけどをしたりすることを防ぐために、火に強いレザーグローブがあると便利です。

「軍手でいいじゃん」と思うかもしれませんが、焚き火をするときは結構熱いですし、熱湯をこぼしたとき、軍手は最悪です。

それに何よりも恰好がよくないので、やはりレザーグローブにしましょう。

椅子

ソロキャンプ

ソロキャンプは椅子に座っている時間が長くなります。

食事や焚き火の時間はずっと椅子に座っているでしょうから、長時間座っていても疲れない座り心地のいいモノを選びましょう。

ソロキャンプでは座ったまま何でもできるように、椅子を中心にしてその周りに道具を配置すると思うので、座面が回転するタイプの椅子(スイベルチェア)が便利です。

関連記事の紹介

この記事を読んでいる皆様は、ソロキャンパーさんが実際にどんなギアを使っているか?という情報も、気になるんじゃないでしょうか?

本ブログの管理人『るあらび』さんのソロキャンギア一式が以下の記事でレビューされていますので、きっと道具探しの参考になると思います。

まずは上の記事で紹介されているギアから揃えていけば、すぐにでもソロキャンデビューできて便利ですよ♪

ソロキャンプに向いているのはどんなキャンプ場?

キャンプ

ソロキャンプはキャンプ場選びも重要です。

初心者なら設備の整ったキャンプ場がいいでしょうが、その分ファミリーやグループも多いので、団体に囲まれて居心地の悪い思いをするかもしれません。

あまり設備ばかり気にしないで、ソロ向きかどうかの情報を得ておくといいと思います。

通常キャンプ場は、1区画いくら、またはテント1張り&1名あたりいくらといった料金設定が多いと思いますが、最近はソロキャンパーが増えたせいもあって、ソロ用の安い価格を設定しているキャンプ場も増えてきています。

そういうキャンプ場なら仲間も多く安心できると思います。

フリーサイトか区画サイトかという点も重要なポイントです。

シーズンや混み具合にもよるでしょうが、事前に予約が必要な区画サイトよりは、気軽に行けるフリーサイトのほうがおススメです。

区画サイトのほうが、一般的には料金が高めということもあります。

フリーサイトであれば、周囲をよく見て、団体の少ない静かなポジションをゲットするということも可能ですし、いつのまにか周りを団体に囲まれていたなんていう最悪の場合には、静かなところに引っ越すことだってできます。

“わざわざ引っ越すなんて”と思うかもしれませんが、子供がずっと近くを走り回っていたり、夜遅くまでとなりの団体が騒いでいたりしたら本当にがっかりします。

どうしても事前予約しておかなければ安心できないとか、行ってみたいキャンプ場が完全予約制という場合は、予約の際にソロであると伝え、周りに団体のいない静かな区画を用意してもらえるよう頼んでみましょう。

まとめ

最初は多少の不安もあるかもしれませんが、一度やってみると、きっとやみつきになります。

先ずは行動してみましょう。

取り敢えず道具を揃えるところから始めてはいかがでしょうか?

ファミリーやグループの場合は、行く日を先に決めて、それから行く人数にあった道具を揃えると思いますが、ソロなら先に道具を揃えてしまいましょう。

道具を使ってみたくて、すぐにでもキャンプに行きたくなるはずです。

実はキャンプというのは、実際に行く前に道具を揃えているときのほうがたのしかったりしますので。

せっかくの初ソロキャンプで、準備が足りなかったり、キャンプ場選びに失敗したりしてがっかりしないように、ここでお伝えしたことを少しでも参考にしていただけたらうれしいです。

それでは、すてきなキャンプライフをたのしんでください。

ABOUT ME
リュウ.A
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。