キャンプ

ソロキャンプは椅子がとっても大事!【おススメのアウトドア用椅子5選】

皆さんはソロキャンプのとき、一人の時間をどのように過ごしますか?

または、これからソロキャンプに挑戦してみようと思っている皆さんはどのように一人の時間を過ごそうと考えていますか?

結論から言うと、ソロキャンプは忙しく歩き回ったりせずに、じっくりと腰をおろして焚き火をしたり、調理をしながらお酒を飲んだり、ひたすらボーっとしたりするものだと思います。

私自身、ソロキャンプではテントの中で寝るとき以外は、90%以上座っています。

グループキャンプやファミリーキャンプでは、花火をしたり、肝試しをしたり、ゲームをしたり、宴会をしたりと、それはもう忙しく動き回ると思いますが、ソロキャンプはまったく違います。

じっくり座って自分だけの時間を堪能するのがソロキャンプですので、長時間座っていても疲れない、座り心地のいい椅子がとっても大事なんです。

10年以上ソロキャンプを続けてきた私(リュウ.A)が、アウトドア用椅子の大切さ、選び方、そしておススメのギアなどを紹介したいと思います。

アウトドア用椅子でソロキャンプを快適に!

テント

すでにお伝えしたとおり、ソロキャンプというのは座っている時間がとても長くなります。

起きている間はほとんど椅子に座っているワケですので、長時間座っていても疲れない、座り心地のいい椅子がとても重要ということですね。

たぶん一番妥協をしてはいけないアイテムなのではないでしょうか。

けして安いモノではないのですが、私自身しっくりこなくて何度も買い換えているアイテムのひとつでもあります。

長時間座っていると腰が痛くなったり、通気性が悪くてケツ汗をかいたり、高さがなんとなくしっくりこなかったり、結構気に入らないことも多いデリケートなアイテムです。

ソロキャンプを快適に過ごすための最重要アイテムですので、慎重に選びましょう。

  • ソロキャンプでは座っている時間がほとんど
  • 椅子はソロキャンプでは最重要アイテム。妥協してはダメ
  • 長時間座っても疲れない快適な椅子を選ぼう

『椅子に合わせる』というソロキャンプの道具の選び方について

キャンプギア

ソロキャンプは座っている時間がほとんどですので、椅子を中心に道具を配置します。
高さも椅子に合わせましょう。

焚き火台やテーブルに椅子を合わせるのではなく、最重要アイテムの椅子に、他の道具を揃えるのがおススメです。

テーブルや焚き火台、コンロなどの高さがバラバラだと、立ったり座ったりしなければならなくなります。

好みはそれぞれだと思いますが、私は低い位置で過ごすのが好きなので、ロータイプの椅子を使うことが多いです。

可能であれば、まずはアウトドアショップに出向き、いろいろなタイプの椅子を試してみて、長時間座っても疲れないと思える椅子を選んでください。

近くにアウトドアショップが無いので試せないという人は、このあとタイプ別に紹介してまいりますので、購入の際参考にしてください。

  • ソロキャンプでは、椅子を中心に道具を配置するのが便利
  • 座ったまま手が届くように、道具の高さは椅子に合わせる
  • 個人的にはロータイプの椅子がおススメ

アウトドア用椅子の種類について

ヘリノックスタイプ

ヘリノックス

ヘリノックスに代表される軽量、コンパクトな折りたたみの椅子です。

アウトドア用の椅子と言えば最初に思い浮かぶのがこのタイプじゃないでしょうか?

アルミ(安いモノはスチール)でできたフレームを組み立て、生地でできた座面を取り付けるだけの簡単仕様で、収納もコンパクトなのが特徴です。

種類も豊富で、各社から最もたくさん発売されているタイプで価格もまちまちです。

見た目に似ていても座り心地は微妙に異なるので、信頼できるブランドを選びましょう。

ディレクターズチェア(ラウンジチェア)

ひじ掛け(アーム)が付いているタイプで見た目は豪華ですが、座り心地や価格差がもっとも激しい椅子のひとつです。

ホームセンターや量販店では990円くらいで売られているモノもあります。

見た目が似ていても安いモノはリクライニングできなかったり、背もたれが座面と直角になっていたりするモノが多いので、実際のキャンプで長時間座るのには向いていません。

あまりコンパクトに収納できませんし、重いモノが多いのであまりソロキャンプ向きではないかもしれません。

ローチェア

どのくらいからロータイプと呼ぶか明確な定義はありませんが、座面の高さが20㎝くらいのモノをロータイプと呼ばせていただきます。

一般的な椅子の高さは40㎝程度ですので、半分くらいの高さです。
目線が低く、地面に近いので自然を感じやすく、足を投げ出せるのでとてもリラックスできます。

焚き火台の高さにもよりますが、炎を低い位置で横から見ることができるのも個人的には好きです。

最近では座面が広く、あぐらをかけるローチェアもあります。

スウィベルチェア

スウィベルチェア

座面が回転するタイプです。

「回転すると何がいいの?」と思うかもしれませんが、ソロキャンプではとてもありがたい機能です。

お伝えしたとおり、ソロキャンプでは椅子を中心に道具を配置するのがおススメです。

スウィベルチェアは座ったまま向きを変えられるので、様々な作業がとてもラクになります。

構造上、若干不安定なので転倒に気を付ける必要がありますが、逆にこのユラユラする感じがロッキングチェアのようで心地いいです。

ロッキングチェア

アウトドア用の椅子にもロッキングタイプがあります。

憧れの椅子のひとつではありますが、キャンプ場は地面が必ずしも平らであるとは限りません。
特に砂利や柔らかい砂地ではロッキングチェアは使用できません。

アウトドア用というより家でも使用するつもりで買うならいいかもしれないですね。

60歳過ぎてパイプをくわえるようになったら私も考えます(タバコ吸わないけど)。

  • チェアワンタイプ:種類が豊富。信頼できるブランドを
  • ディレクターズチェア:安いモノは座り心地がイマイチ。大きくて重い
  • ローチェア:個人的におススメ。一番リラックスできる
  • スイベルチェア:回転するので作業がしやすくおススメ
  • ロッキングチェア:家でも使うなら悪くないかも

ソロキャンプにおススメ【アウトドア用椅子5選】

迷ったらコレ【Helinox(ヘリノックス) チェアワン】

 

すいません。

ヘリノックスタイプではなくヘリノックスそのものです。
類似品が本当にたくさん販売されていますが、やはりヘリノックスが一番いいと思います。

890gと超軽量ながら耐荷重は145㎏と丈夫さは申し分ありません。

座面が35㎝と若干低めなのもソロキャンプには向いています。

初心者や、何を買えばいいか迷っている人にはおススメです。

ひじ掛けタイプならコレ【CAMPINGMOON(キャンピングムーン)焚き火チェア】

 

ひじ掛けタイプ(ディレクターズチェア)は種類が豊富ですが、安いモノは座り心地が悪いです。
値段だけで飛びつかないよう注意してください。

こちらは背もたれが絶妙な角度で、長時間座っていても疲れにくく、座面も36㎝とやや低め。
焚き火椅子ということで、座面の素材は火に強いコットンを使用しています。見た目にもいいですね。

ロータイプならコレ【LOGOS(ロゴス)あぐらチェアプラス】

 

ロータイプにもいろいろあるのですが、最近流行っているあぐらチェアのご紹介です。

もちろんあぐらをかかず、足を投げ出して座ってもいいのですが、長時間座っているとあぐらをかきたくなることもあるでしょう。

そんなときに、ひざがアームにぶつからないように設計されています。

座面は20cmで、通常のローチェアとしても快適です。

座ったままの作業に便利なのはコレ【Helinox(ヘリノックス)スウィベルチェア】

 

こちらも安心のヘリノックスです。

回転タイプでありながら、重量は1.2㎏と超軽量。チェアワン同様コンパクトに収納が可能です。

調理や食事のときなど、いちいち立ち上がらず、座ったままいろいろなことができるのでとても便利です。

ここ最近の私は、ソロキャンプのときスウィベルチェアを使用することが多いです。

ユラユラくつろぐならコレ【LOGOS(ロゴス)Tradcanvas スウィングチェア】


先に紹介した「あぐらチェア」のロッキングバージョンです。

何もソロキャンプでロッキングチェアじゃなくてもいいでしょと思いますが、家でも使うつもりならお得かもしれません。

5.3㎏ありますし、あまりコンパクトにはなりませんので正直なところソロキャンプ向きではありませんが。

ロッキングチェアの中では比較的お買い得な価格ですので、2脚目の椅子としてならいいんじゃないでしょうか。

関連記事の紹介|ソロキャンプの道具・ギア編

この記事を読んでくれた皆様は、きっとソロキャンプデビュー前だったり、始めたばかりの初心者の人ばかりだと思います。

当ブログでは、そのようなソロキャンプ初心者の皆様のために、様々なソロキャンプギアについて、失敗しない選び方のコツやオススメ品などを特集記事で紹介しております!

ソロキャンプを始めたい!と真剣に考えている人だけ、参考になさって下さいね。

ソロキャンプにおススメのアウトドア用椅子のまとめ

ソロキャンプにおける椅子の大切さ、アウトドア椅子の種類、おススメの椅子について解説してまいりました。

まだソロキャンプ用の椅子を準備していない人、椅子は持っているけどイマイチだなと感じている人はぜひ参考にしていただきたいと思います。

私は10年以上ソロキャンプを行ってきましたが、最初の頃は落ち着かなくて何かと忙しく動き回っていることも多かったです。

これまでいろいろな椅子(時には椅子無しも)を試してきましたが、お気に入りの椅子を手に入れてからはほとんど座って過ごすようになりました。

道具を配置するとき、いかに立ち上がらずに座った状態で手が届くかを考えており、すべては椅子を中心にしています。

ぜひみなさんもお気に入りの椅子を手に入れて、その椅子に合った道具を揃えてみてください。

椅子を中心に考えると、ただやみくもに欲しいと思った道具を揃えるよりずっと快適になります。

要点まとめ

  • ソロキャンプに慣れてくると座っている時間が長くなる
  • ソロキャンプでは椅子との相性で道具を選び、椅子を中心に配置するといい
  • お気に入りの椅子を手に入れるとソロキャンプはとても快適になる

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。