キャンプ

ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA」を徹底レビュー【陣幕ってなんだ?】

ソロキャンプ歴10年以上の私も、実はこれまで「陣幕」を使用したことがありませんでしたが、使ってみると超便利。今回はとてもいい買い物だったと思っています。

私が実際に使ってみた感想などロゴスTAKIBI de JINMAKU-BAを徹底解説いたしますので、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

  • ウインドスクリーンを探してるんだけどどれがいい?
  • ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」って最近聞くけど実際どうなの?
  • タープは面倒だけどプライベート空間は欲しい!

というような人に読んでほしい特集記事です!

ちなみに「陣幕」というのは、簡単に言ってしまえば焚き火等で使用する「風除け(ウインドスクリーン)」のことです。

焚き火に限らず、ガスバーナーの炎も風から守ってくれますので、調理が断然しやすくなりますし、燃焼効率が上がってガス代の節約にもなるでしょう。

しかし単なる「風除け」としてではなく、キャンプ(特にソロキャンプ)でのプライベート空間を作るための便利アイテムでもあります。

フリーサイトで自分のテリトリーをしっかりアピールすることができますし、区画サイトであったとしても、前を歩く人にあまり見られたくない調理や食事の様子を隠す効果もあります。

◇「陣幕」についての詳しい解説はコチラ

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」とは?

3行で解説】ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」

  • 風からしっかりと焚き火の炎を守ってくれる十分な大きさのウインドスクリーン
  • ソロキャンプにピッタリの超コンパクト収納
  • シンプルな構造で設営・撤収がとても簡単
LOGOS陣幕

最近はいろいろな種類の「陣幕(ウインドスクリーン)」が発売されていますが、このロゴスTAKIBI de JINMAKU-BAはとてもシンプルな形で、扱いやすくバランスのいい「陣幕」です。

ソロキャンプで椅子に座ったときに、目の前の焚き火台をしっかりとガードしてくれる大きさでありながら収納はとてもコンパクト。

ツーリングキャンプにも持っていける大きさです。

構造がシンプルなのでパーツを失くす心配も少ないですし、設営も慣れてしまえば10分程度でできるようになるでしょう。

ソロキャンプではあまり大きい荷物は持ちたくないですし、設営が面倒だと使いたくなくなりますよね。

このロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」はこれらの悩みや不安を解決してくれるとても優れた「陣幕」です。

次は実際に私が使った感想を交えながら、ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU(陣幕)」について深掘りして解説してまいります。

要約

  • TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)はシンプルでバランスがいい
  • TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)はコンパクト収納でソロキャンプにピッタリ
  • TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)は設営、撤収がとても簡単

 

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」の特徴

陣幕にはロゴスTAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」のような台形型、大型なものに多い長方形型、ちょっと変わったティピー型などがあります。

形によって使用するポールやロープの数が異なり、設営のしやすさや収納時のコンパクトさに影響します。

いくらコンパクトでも風除けとして小さすぎては使い物にならないですし、大きすぎると持ち歩きや設営が大変です。

ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」は焚き火の風除けとして十分な大きさがあり、収納時はとてもコンパクトですのでソロにはとてもおススメです。

長方形型は一度設置してしまうと、移動や微調整がやや面倒ですが、ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」は台形型なので、比較的設置後の移動や向きの変更もラクです。

ちょっとした風向きの変化には1箇所動かすだけでも対応ができます。

設置したあとでも印の部分は動かして調整できます。

LOGOSogos陣幕微調整

陣幕には素材もいろいろあります。当然焚き火等で使用するものなので熱に強くなければなりません。

ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」は耐熱温度500のファイバーグラス生地にシリコンコーティングをした特殊な素材を使用しており、綿やT/C(綿とポリエステルの混紡)などのタイプに比べて熱に強いだけでなく手入れも簡単です。

陣幕は焚き火の灰ですぐに白く汚れてしまうのですが、水で丸洗いできますのでいつもきれいな状態で使用できます(逆に拭き取ろうとするときれいに取れないので注意が必要です)。

陣幕灰の汚れ

綿などの場合は濡れてしまったら乾かさないといけません。濡れたまましまうとカビが生えてしまいますので。その点、ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」はシリコンコーティングが水をはじいてくれますので、もし濡れてもタオル等で拭いてやればすぐに片づけられます。

要約

  • 陣幕には台形型、長方形型、ティピー型などがある。ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」はシンプルな台形型
  • 台形型陣幕は設置後の微調整が簡単
  • 陣幕は素材がいろいろ。ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」はファイバーグラス生地にシリコンコーティングをした特殊な素材で熱に強く手入れが簡単

私が愛用しているロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」をレビュー

ロゴス(LOGOS)ブランドについて

ロゴスはれっきとした日本のアウトドアブランドで、歴史ある大阪の会社「ロゴスコーポレーション」のブランドです。

メイプルリーフがアイコンになっていますので、海外(カナダ)の会社?なんて思っていた人もいるかもしれませんね。

同じ日本のアウトドアブランドである「スノーピーク」などに比べると、やや庶民的でリーズナブルな商品が多いように感じますが、船舶用品、漁師用のウエア等を扱っていた会社なので、技術力は確かです。

ブランドのポリシーは「海辺5メートルから標高800メートルまで」で、つまり専門領域には踏み込まないということのようです。この考え方が初心者でも扱いやすい商品作りに表れているのでしょう。

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」の基本スペック

  • 総重量:(約)2
  • サイズ:(約)幅90×奥行90×高さ101
  • 幕帯(本体):(約)幅90×奥行86×高さ90
  • 収納サイズ:幅14×奥行56×高さ7
  • 主素材:ファイバーグラス(シリコンコーティング)、スチール
  • セット内容:幕帯(本体)×1、ロープ×2、ペグ×6、ポール×2

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」のいいところ

  • 構造がシンプルでパーツが少ない(パーツを失くしにくい)。
  • ひとりでも設営・撤収が簡単。微調整もしやすい
  • ソロキャンプに最適な大きさ。収納がとてもコンパクト
  • 熱に強く、シリコンコーティングで手入れも簡単
  • 絶妙な渋い色合いとさりげないメイプルリーフのロゴが格好いい
LOGOS陣幕箱と本体

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」の残念なところ

  • シリコンコーティングしてあるので滑りが悪く、袋から出し入れしづらい
  • 台形タイプのシンプルな陣幕の中ではやや高価
  • シリコンコーティングしてある分、やや重め
  • キャンプ場で使っている人が多く、よく人とかぶる
  • 品名(呼び方)がいろいろありすぎ

LOGOS陣幕品名

ちなみに、呼び方ってこんな感じでホントにたくさん。。。

  • CAMP CURTAIN(キャンプカーテン)
  • TAKIBI de JINMAKU
  • 陣幕型ウインドスクリーン

もう「ロゴス陣幕」でいいんじゃないでしょうか?

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」を使ってみて感じたこと

これはロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」だからということではなく、初めて「陣幕」を使ってみた感想と言った方がいいかもしれませんが、結論から言うとものすごくキャンプが快適になったということです。

この記事を読んでいる人はすでに「陣幕」の効能や必要性は理解しているのかもしれませんが、「陣幕」はそう何度も買い換えるモノでもないので、多くの人は初めて陣幕の購入を検討していることと思います。

私が購入しようと思ったきっかけは焚き火というより、サイトの目隠しをしたいと思ったことや、調理やお湯を沸かす際に風のせいでガスバーナーの火が安定せずに苦労したからでした。

10年以上もソロキャンプをしてきて、なんで「陣幕」を使おうと思わなかったのか不思議ですね。

昔は今ほど「陣幕」が世に広まっていなかったからだと思いますが、本当にもっと早く気づけばよかったとつくづく思います。

初めて使用した時はちょっとだけ設営にてこずりました。

と言っても難しいというワケではなく、むしろ説明書を熟読しなくても直感的に組み立てることができるので、後のことを考えずに設置してしまい、何度も移動するハメになったからです。

みなさんもいきなり組み立てを始めるのではなく、テント、焚き火台の位置、風向き等を考えてから設置しましょう。

完全なキャンプ初心者でなければ、組み立て自体は難しくありません。自信が無い人もロープとペグの扱いだけ前もって学習しておけば特段問題ないでしょう。

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA」はとても扱いやすい「陣幕」です

要約

  • ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」のいいところは、シンプルで設営が簡単、コンパクトであること。熱に強く手入れが簡単であることなど
  • ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」の残念なところは、袋から出し入れしづらいこと、意外に重いこと、やや高いことなど

 

ロゴスの「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」のまとめ

ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」の一番の特徴はバランスがいいことでしょう。

焚き火の炎をしっかり守ってくれて、それでいてコンパクト。お値段も安くはないですが、他のブランドに比べて特別高いワケでもありません。

設置・撤収のしやすさも初心者にとってはありがたいですね。うっかり大きな陣幕を買ってしまうとひとりで設置できないかもしれませんが、ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」は初めてでも問題なく設置できると思います。

私は10年以上「陣幕」を使用せずにソロキャンプを行ってきましたが、ロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」を購入してからは本当に手放せなくなってしまいました。

ストレスなく焚き火をするためにも必須のアイテムです。

ガスバーナーの火が安定しますので、風がある中での調理もとてもやりやすくなります。

もちろん目隠し効果も大きいです。食べているモノを見られるのは落ち着かないですし、見栄えのいい料理を作る必要もありません。

そして安心していつもの「金麦」を飲むことができます。
見栄を張ってプレミアムモルツを飲む必要もありません。

いろんな意味でコスパがいいですね。

陣幕ひとつでソロキャンプの質をグッと上げてくれます。その中でも特におススメなロゴス「TAKIBI de JINMAKU-BA(陣幕)」を紹介させていただきました。

購入を迷っている人の参考になればうれしいです。

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。