私はもう10年以上、夏中心のソロキャンプをおこなってきました。
身軽に行ける夏もいいのですが、最近のキャンプブームでどこのキャンプ場も混雑していて、ソロキャンパーには居心地が悪いです。
そんな理由からかソロキャンパーにとっては「冬こそベストシーズン」とも言われているようですね。
でも冬キャンプに挑戦しようと思ったら、必ず冬用の寝袋を用意しなければなりません。
冬用の寝袋は高いものだと何万円もしますが、私もそれほどお金をかけられるワケではないのでいろいろとコスパのいい寝袋を探しました。
そこで私が選んだのがコールマンの「エクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」です。
とてもコスパが良く満足できる買い物でしたので、使ってみた感想も交えて「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」を紹介したいと思います。
冬用寝袋の購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)とは?
【3行で解説】コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)
- 冬でも使えるとても暖かいマミー型の寝袋
- 冬用寝袋の中ではコスパ最高クラス
- 大きくて重いのが難点
まず誤解のないようにお伝えしたいのが、冬用といっても極寒の雪山などで使用に耐えられるというワケではありません。
あくまでも日本の普通のキャンプ場であれば冬でも十分使えるということです。
公式には-18℃まで対応とありますが、残念ながらこれはあまり信用しないほうがいいです。
実際は-5℃くらいまでならどうにかなるかなという感じです(私が実際に使った感想)。着ている服やテントの仕様などにもよるので一概には言えませんが。
そして、なんといってもコスパの良さが一番のおススメポイントです。
冬キャンプ専門で、しょっちゅう出かけるという人はもっとお金をかけて高機能なダウン寝袋を購入してもいいかもしれませんが、冬は時々という初心者であれば、最初はあまりお金をかけたくないですよね。
「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」ならAmazonで6180円で購入できます(当記事執筆時点)。
後ほど細かいスペックは紹介しますが、化繊の寝袋なので大きくて重いです。その分暖かい、寝心地がいいということでもありますが、車キャンプ専用と考えた方がいいでしょう。
- 極寒に耐えられるワケではないが、通常のキャンプ場なら冬でも十分使える機能
- 十分な機能ながら最高クラスのコストパフォーマンス
- 大きくて重いのが難点。車キャンプ向き
コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)の特徴
寝袋の基本的な情報とともにお伝えします。大体のことは理解しているという人は適宜読み飛ばしてください。
形
寝袋の形は大きく分けるとマミー型と封筒型があります。マミー型は頭まですっぽりと覆う形で、暖かさを重視する場合におススメです。
一方の封筒型はサイドのファスナーを開けて広げると1枚の布団のようになるタイプで、温度調節がしやすく、夏しかキャンプはしないという人におススメです。
「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」は名前のとおりマミー型の寝袋ですので冬でも暖かく快適に使うことができます。
中綿
寝袋の素材は、中綿が化繊(主にポリエステル)かダウン(羽毛)に分かれます。ダウンは保温力が高く、軽量でコンパクトに収納できますが、値段は高くなります。
一方の化繊はダウンより保温力は落ちますし、かさが大きくなりますが、比較的買いやすい値段のモノが多く、初心者向きです。
「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」は中綿がポリエステルなので大きく、重いと感じるかもしれませんが、コスパはとてもいい寝袋です。
尚、化繊の方が水に強く、メンテナンスもしやすいというメリットもあります。
ファスナーの仕様
細かい仕様の違いは寝袋によってさまざまですが、ファスナーの付き方、仕様は確認すべきポイントです。
あお向けに寝たときに、ファスナーが左に付いているタイプと右側に付いているタイプがあります。一般的には左側に付いているモノが多いように思いますが、これは右利きの人が多いからでしょうか。
「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」は左側に付いています。
また、反対側(足の方)からもファスナーを開けられるダブルファスナータイプが、足元の温度調節(寝ていて暑いときに足だけ出せる)ができて便利です。
もちろん「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」はダブルファスナー仕様です。
表面素材
封筒型では体にあたる内側の素材が綿などの起毛になっていて、肌触りが暖かいタイプのモノがありますが、マミー型はほとんどの場合ツルっとした化繊のモノが多いです。
封筒型は開いて布団のように使うことがあるからでしょう。
化繊タイプは肌触りが冷たく感じますが、滑りがいいので出入りしやすく、寝袋の中で動きやすいです。
また、お伝えしたとおり化繊の方が汚れや水に強く、手入れはしやすいでしょう。
「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」も化繊タイプです。
- 「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」はマミー型寝袋
- 「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」は中綿が化繊(ポリエステル)タイプ
- 「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」は左ファスナーでダブル仕様
- 「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」は表面生地はツルっとした化繊タイプ
私が愛用しているコールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)をレビュー
「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」の基本的な仕様、私が実際に使ってみて感じた「いいところ」や「残念なところ」を徹底レビューいたします。
購入を検討している人の参考になれば幸いです。
コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)の基本スペック
- サイズ:約208㎝×81㎝
- 重量:約2.63㎏
- 素材:ポリエステル(表面、充填材とも)
- 最適温度:-18℃以上
※別途お伝えしたとおり、実際の適温はもっと高いと思います
コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)のいいところ
冬用のマミー型としてはかなりコスパがいい
一般的にマミー型の方が寝袋としては本格的な仕様で、値段が高めです。ホームセンターなどで2900円とかで売られている格安寝袋はほとんどが封筒型で、冬キャンプでは使えません。
そもそも冬にキャンプに行こうと思う人はかなりガチなキャンパーですので、初心者向けの冬用格安寝袋は少ないんですね。
冬キャンプにはマミー型の寝袋は必須ですが、高価なものが多いのでちょっと悩んでしまうでしょう。
しかし この「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」はコスパが非常にいいので、初心者でも手を出しやすいと思います。
冬でも十分暖かい
かなりしっかりと中綿が入っています。
個人差はあるでしょうが、気候によっては暑すぎると感じるかもしれません。
服などで調整すれば、氷点下のキャンプ場でも耐えられる暖かさですので、冬のキャンプでも安心です。
体の大きい大人の男性でも十分な大きさ
私は身長176㎝ですが、かなり余裕があります。全長が208㎝ですので、よほどの大男でなければ小さいということはないでしょう。
小柄な女性などはちょっと持て余すかもしれません。
ダブルファスナーで便利
ダブルファスナーとは両側から開け閉めができるファスナーのことです。
出入りするときは上の方を開閉し、寝ていてちょっと足元が暑いと感じたら、下の方だけファスナーを開けて足を出したり、温度調節をすることができます。
また、スライダーの引手(可動部分の手で持つところ)が内側にも付いているので、寝袋から手を出さずに開け閉めができます。
安心の人気ブランド
ご存じ大人気ブランドのコールマンの製品です。
聞いたこともないブランドで安い寝袋もありますが、やはり有名ブランドはそれだけでもちょっと安心ですね。
コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)の残念なところ
大きくて重い
暖かいということはそれだけしっかり中綿が入っているということですので、その分重くなります。これは仕方ないですね。
収納もかさ張りますので、やはり車キャンプ向きです。
収納がかなり大変
これは多くの人が言ってます。実際付属の袋に入れるのは大変かもしれません。
私はこういうのに比較的慣れているので収納することができますが、不慣れな人や力のない人はギブアップするかもしれません。
一度出すと元通りしまうことができなくなるのは、キャンプ道具あるあるですね。まぁ元々は入っていたワケですから、しまえるはずです。
慣れましょう。
適温はそれほど低くない
お伝えした通り「最適温度-18℃以上」というのはあまり信用しないでください。インナーシュラフを使用したり、相当着込んでいれば耐えられるのかもしれませんが、通常の使用方法では厳しいと思います。
でもさすがに-18℃でみなさんはキャンプしないですよね。
個人的な感想ですが、0℃前後がちょうど適温なのではないかと思います。
コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ(寝袋)のまとめ
私が冬キャンプを始めるときにいろいろと比較検討して選んだ「コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」について紹介してまいりました。
とても暖かく値段も手頃なので、これから冬キャンプに挑戦してみようという人にはとてもピッタリな寝袋だと思います。
とはいえ保温力が高い分、大きくて重いと感じる人もいると思いますし、収納にストレスを感じる人も多いかもしれませんので、当記事を参考に検討してみてください。
最後に収納のアドバイスです。
写真のように、100均等で売られている「荷締めベルト(梱包バンド)」を使用すると圧縮しやすく、袋への収納もやりやすくなります。
なんなら袋に収納しなくてもベルトで縛っておくだけでもいいかもしれません。
私はキャンプ場では袋に収納するのは面倒なので、ベルトで縛って家に持ち帰り、あとで袋に片づけるようにしています。
収納に困ったときはぜひ参考にしてみてください。
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