釣り・ルアーフィッシング

シーバス釣りたきゃ夜に行け!ナイトゲームの基本と攻略法

シーバスナイトゲーム入門

『もっと大きな魚を釣りたい!』

『グイグイ魚の引きを楽しみたい!』

 

バスフィッシング、メバル、アジングなど、ある程度釣りをしていると誰しも思う事でしょう。

では身近で釣れる大きな魚は?

その答えが『シーバス』なんです。

シーバスがヒットすると、ルアーを外そうとしてエラ洗いを繰り返し、力強い引きにラインが出され、ドラグがジリジリ鳴り響きます。

無事キャッチ出来た時の安堵感と喜びは何者にも代え難い事でしょう。

というわけで本記事では、シーバスゲームのコツの一つであるナイトゲーム(夜釣り)について、その攻略法をまとめています。

シーバスは勿論、青物、ライトゲーム、渓流、餌釣り、はたまたオフショアまで。釣り歴25年以上の私(いたくらてつや)の経験を元に、皆さんの釣りをお助けしましょう!

シーバスを夜釣る為の基礎知識

夜の漁港

シーバスは昼も釣れる魚ですが、夜のほうが警戒心が薄れます。

なぜかというと、シーバスにとっては視認性も悪くなる為、ルアーを見破る事が難くなり、結果的にシーバスを騙しやすく、釣りやすくなると考えられています。

また、シーバスは餌となる小魚などを求めて回遊したり、上流から流れてくるベイトフィッシュを待ち構えて、地形に変化がある場所や暗い場所に居つきます。

そのため、街頭による明暗、地形の変化がある場所や流れにヨレた場所に居る事も多いです。

橋脚

ちなみに、ここでいう明暗とは、橋の上から照らす街頭により、橋の下に出来る明るい部分、暗い部分をの事を言い、シーバスの夜釣りにおいては一級ポイントです。

ポイント攻略編|シーバスが夜釣れる場所は

場所別に合わせてシーバスのナイトゲームを攻略すれば釣果アップに繋がりますので紐解いていきましょう。

港湾部

港湾部はポイントが多く、港の中は勿論、防波堤やテトラ回り障害物、常夜灯で出来る明暗など様々です。

明街灯などでできる明暗というポイントにおいては、暗い側にシーバスが待ち構えている為、明るい側にベイトが固まって溜まり、暗い側をベイトが避ける傾向があります。

そのため、弱ったベイトが流されていくようにルアーをゆっくりと泳がせ、シーバスが待ち構えている暗い側に流していく操作が効果的と言われています。

また船が通る場所の多くは水深もあり、海底の地形変化もあります。そして、そういった変化にシーバスが付くため、ボトムまでしっかり探る事が釣果に繋がります。

季節により港内にベイトが溜まる事もありますので、その時はチャンス大です。

また足場が良い場所が多く、いわゆるオカッパリフィッシングですので初めてのシーバスを狙いやすいのも港湾の良いところです。

場所によって立ち入り禁止や釣り禁止の所もありますので。十分注意してポイントに入りましょう。

河川(都市型 自然)

夜の河川

都市部に流れる小さな河川、河口からある程度上流までベイトを求めてシーバスは居ます。

都会のコンクリートジャングルに流れる小さな川やドブにしか見えない川など様々。
こんな所に居るの?という川にもいますので、川を覗いて観察してみるとシーバスがウロウロしているのが見えます。

散々投げても釣れなくて、帰る前に橋の上から覗き込むと黒い影が何匹も…なんてこともありますw

多くの河川では橋脚がポイントとなり、その場合は明暗や護岸沿いを攻めるのが一般的です。ただし、このようなポイントには車通りや人通りもあるため、通行される方などには気をつけてキャストしましょう。

なお、橋の上から釣りをするのは道路交通法により禁止されていますので、くれぐれもやらないようにしてください。

大きな一級河川は川幅もあり、川の地形や橋脚の明暗などを狙いますが、広範囲に攻める為にウェーダーを履いてウエーディングするとチャンスが広がります。

この場合は、川の流れも速く、流れに対してどうキャストするか、様々な方法がありかなりテクニックが要求されます。

例えばドリフトの釣りと呼ばれる、ルアーを流れに乗せて自然に流し込んでいくようなテクニックなどが必須ですね。

コツを掴むまでなかなか釣る事は難しいかもしれませんが、腕を磨くには最適なポイントです。

なお、河川においては雨後は濁りが入り、簡単に釣れる事もありますが、増水して流れも早くなる為、十分注意して釣りしてください。

干潟、サーフ

このようなポイントは目に見える障害物はありませんので、地形の変化や流れの変化を狙っていきます。

浅い場所も多く、ウェーディングして釣りをする方が多いですが、潮位の干満差には気をつけましょう。

あっという間に潮が満ちて泳いで帰る羽目になります…

エイも多く、うっかり踏んでしまうと刺されてしまいますので十分注意が必要です。

磯は地形の変化が沢山ありますので、出来れば昼間に調査して攻めれる場所を覚えておくと良いでしょう。

流れが良く当たる場所が多く、港湾には入らないようなベイトが寄った時はチャンスです。

なお、磯歩きの際に岩などを持つ事も多く、予めグローブをしておくとケガの防止になります。

危険度が高いポイントですので、ウネリが高い時、波を被りそうな時は危険なので絶対にやらないようにしてください。

季節性|シーバスが夜釣れる時期

紅葉

シーバスは年中釣れる魚ですが、一般的に釣りやすいのは春から秋で、真冬は釣りにくくなりますが、寒さに耐えてパターンを掴めば釣る事が出来ます。

様々なベイトフィッシュを捕食しますが、春は小型のベイトフィッシュの活動が活発になり、ボラの子供のハクや小型のカタクチイワシなどが代表的なベイトです。

またバチ抜けと言われるゴカイの産卵による大量発生時も春に多く、シーバスが釣りやすい状況となります。

夏はベイトのサイズも上がりますが、水温も上がる為、場所によっては若干狙いにくくなる事もあります。

ただし、イワシの大群が岸近くに押し寄せる事もあるため、タイミングさえ合えばイージーに良い釣りが出来ます。

秋には水温も下がり始め、様々なベイトフィッシュの活動が活発になり最盛期を迎えますので、最も釣りやすいシーズンとなります。

産卵前の秋の荒食いと言われる事もあり、コンデション良いシーバスや大型の個体も狙いやすいシーズンです。

冬場シーバスは産卵に入る為、釣りにくくはなりますが、逆を言えばやる人が少なく、場所取りもしやすくなります。

産卵前の残っている魚、産卵から戻ってきた魚を狙い、釣れればサイズが良い事も多く、一発大物狙いや、数を釣るより一匹の価値を求めるのに最適なシーズンです。

地域によっては冬独特のベイトフィッシュのパターンもありますので、地域性が出るのも特徴的です。

ポイント別ルアーの使い分け

シーバス

シーバスフィッシングにおいてルアーに求める重要な事は、『レンジ攻略』という概念です。
ルアーのタイプにより、攻めれるレンジが違うため、使い分けが非常に重要になります。

攻略の手順としては、上のレンジから釣り始めていき、レンジを徐々に下げてルアーをセレクトし、ボトムまで探ぐっていくのが一般的です。

ルアーサイズはベイトフィッシュに合わせる事も重要ですが、ビッグベイトや大型のミノーなど、限定してルアーをチョイスして使うのもゲーム性が高まって面白いですよ。

私(いたくら)自身が使用してオススメのルアーを合わせてご紹介しますね。

港湾部編

港湾部では水深もあるため、上のレンジから深い場所まで、広範囲に探れる様々なタイプのルアーが必要になってきます。

足場の高い場所も多く、水咬みの悪いルアーだと水面を滑って操作し難い事もありますので、ミノーの場合、リップがしっかり水を噛んでくれるようなタイプが必要です。

また、壁打ちと言って護岸沿いを責めたり、排水溝、人工的なストラクチャーを狙ってていくのも効果的です。

濁っていたり淀んでいるポイントも多く、そのような場合はチャートやパール系のカラーがおすすめです。

港湾のナイトゲームにオススメのルアーの例

シーバスルアー
①ダイワ セットアッパー125S-DR

 

②ラッキークラフト ビーフリーズ78

 

③タックルハウス ローリングベイト70

④&⑤メガバス X80LBO

 

■編集部注

ちなみに・・・

メガバスのX80については、私(編集長るあらび)も大ファンでして、こんなインプレ記事もあるので、ぜひぜひご参考下さいませ。

ちなみに、この記事は当ブログ不動の人気記事の一つでもありまーす。

河川、サーフ、干潟編

河川やサーフ、干潟では潮位の関係はありますが比較的浅い場所を責める事が多くなります。

そのため、潜り難く、良く飛び、広範囲に探れるシャロータイプのミノーリップレスミノー、そして、浮き上がりやすいシンキングペンシルなどの出番が多く必要になってきます。

ルアーサイズに関しては、季節やベイトに合わせてルアーサイズを上げていくのも面白いでしょう。

また、ルアーカラーについては、水の色が濁っていれば目立つ色、澄んでいればリアル系のカラーと使い分けると効果的です。

リバーシーバスや干潟のナイトゲームでオススメのルアーの例

シーバスルアー
①タックルハウス フィードシャロー

 

②メガバス カゲロウ124F

 

③タックルハウス TKLM120

 

④アイマ コモモSF125

磯編

磯は場所によって浅い所、深い所、とありますので両方広範囲に攻めれるように色々持っていくと良いでしょう。

また、シンキングペンシルはウェイトやタイプにより浮き上がりし易い、しにくい物がありますので、使い分けると効果大です。

潮通しが良く、水がクリアな所が多いので、リアル系、ホロが入ったカラーセレクトが有効とされます。

イカがベイトの時はクリアカラーやパール系がハマる時もあります。

磯のナイトゲームでオススメのルアーの例

シーバスルアー
①タックルハウスTKLM140

 

②シマノサイレントアサシン129

 

③&④ダイワスイッチヒッター 85s &105s

 

⑤アイマサスケ烈波

このルアーについては、以下のインプレ記事で詳細にレビューしています。

ポイント別のオススメタックルについて

タックル選び

都市型河川、港湾部などの小場所編

都市型河川や港湾部、小場所ではピンポイントにルアーをキャストしたり、トウィッチ等ルアー操作し易く取り回しが良いタックルがおススメです。

8ft前後で軽めからやや重ためくらいまでキャスト出来るL~MLクラスのロッドが良いでしょう。

リールは3000番くらいで、ラインは1号を基準に細めなら0.8号、太くても1.2号クラスが使いやすいです。

港湾部で初心者の方にオススメタックルはこちら

 

ロッド①| シマノ ディアルーナ S86L

 

ロッド②|ダイワ ラテオR 86ML


■編集部注:参考記事の紹介

このラテオっていうロッドは、私(編集長:るあらび)の愛竿でもありまして、ガッツリとインプレしてまーす。

最初の一本目としてはかなりお勧めでして、ぶっちゃけコスパ最強じゃね?って思いますね^^

リール①| シマノ 19ストラディック 3000MHG

 

リール②|ダイワ 20ルビアスLT 3000

 

ライン |シマノ ピットブル8

大型河川、干潟、磯編

大型の河川や干潟、磯では遠投して広範囲に探りたい為、ロングロッドが有効です。

ロングロッドはグリップエンドも長く、ウェーディングの際に肘に当て易い為、ちょっとした事で楽に釣りができます。

9~10ftクラスである程度大型で、ウェイトのあるルアーもキャストしたいので、ML~Mクラスのロッドが使いやすいです。

リールは3000番か4000番

ラインは最低でもPE1号、太くするなら1.5号、2号も使用します。

港湾部で経験を積んで大型河川へ行く頃にはハイエンドなタックルが欲しくなる筈です。

オススメタックルはこちら

 

シマノ 20ルナミス 96M

 

G-CRAFT SEVEN SENSE-TR MONSTER SURF MSS-1092TR

 

ダイワ セルテートLT 3000

 

シマノ ツインパワー 4000MHG

 

ライン よつあみ アップグレードX8

最低限これは持っておきたいアイテム

スナップ

スナップはサイズがありルアーサイズによって変更するのが最適ですが、とりあえずであれば1番で良いでしょう。

ランディングネット

ネットとランディングシャフトは別売りが殆どですが、行く場所の足場の高さによりシャフトの長さを使い分けます。

港湾や都市型河川は足場が高い場所が多く、高さに合わせたシャフトを選びましょう。

ネットの大きさは大きいほうが魚をすくい易くなりますが、取り回しが悪くなるので好みやフィールドに合わせて選びましょう。

迷ったら大きい物をおススメします。

関連記事の紹介

コスパがいいタモ網については、メジャークラフトの『ファーストキャストランディングシャフトセット』が初心者に人気です。

このタモ網については、当ブログの管理人『るあらび』さんが、以下の記事で詳細にインプレしています。

『安くても充分に使えるタモ網セットが欲しい』という人だけご覧になって下さいね。

フィッシュグリップ

しっかり掴める物。安価でも良い物は沢山あります。
手でシーバスの顎を掴むと怪我します。

バス持ち禁止!

プライヤー

くれぐれも手で針は外さないように!
筆者は何度か手で外そうとして手に針をぶっ刺しました…

フローティングベスト

命に関わる事なので必ず着用しましょう。
救命胴衣兼ルアーボックス等の収納、背中にネットを取り付けます。

胸にポーチが着いているのがオススメです。

例えば、こんなヤツですね。

ヘッドランプ

夜釣りには必須アイテム。

赤くひかるモードがついているのがオススメです。
マナーとしてなるべく海面や川は照らさないようにしましょう

関連記事の紹介

この記事を読んでくれている皆様の多くは、既にシーバスの釣りをちょっとはかじった事がある人ばかりだと思います。

でも、中には『シーバスの釣りをまだしたことがないし、タックルなんか一つも持ってません!』という人もるかもしれませんね。

本ブログでは、そのようなシーバス初心者の皆様むけに、タックル選びのコツやお勧め品の情報を特集記事でまとめています。

『この釣りを本気ではじめてみたい!』という人だけ、ご覧になって下さいね^^

あったら便利なグッズ編

ウェーダー

ウェーダーがあれば川に浸かればチャンスは広がります。慣れないうちは一人で行かない事、そして、くれぐれもエイには気をつけてください。

ウェーダーを履いて水の中でこけてしまうと起き上がれなくなってしまいますので、必ずウェーディングベルトはするようにしましょう。

夏は透湿素材のナイロンタイプが快適、冬はネオプレーン製が暖かく使いやすいです。

スパイクシューズ

磯歩きには必須アイテムです。
くれぐれもサンダルでは行かないように!

スニーカーでも、普通にこけて痛い目に合います…

グローブ

冬は寒いので必ずつけますが、夏用もあると怪我の防止にもなります。

その他のアレコレ

潮位は必ず調べておきましょう!

また、理想的には風も知っておきたいですね。

これについては、スマホのアプリがありますので入れておくと便利です。
釣れた場所の潮位を覚えておくと、次回の釣行に役立ちます。

関連記事の紹介

釣りを便利にするスマホアプリについては、以下の記事でその具体例を紹介しています。

無料のアプリばかりなので、色々と使って好みのものを見つけて下さい!

注意点

シーバス

ナイトゲームのマナーとして、先行者が居れば挨拶をして、入れれば隣で釣りをする了承を得るようにしましょう。

また、近隣に民家がある場所は夜間大きな声を出したり、騒いだりするのもNGです。
他にも、対岸に人が居て、キャストして被ってしまうようであればそこでやらないほうが良いでしょう。

ルールや基礎を守って安全に気持ちよく釣りが出来ると良いですね。

関連記事の紹介

当ブログでは、シーバスのルアーフィッシング全般に関して、そのノウハウを多くの記事でまとめています。

ナイトゲームを含めて、『シーバスの釣りをもっと上手くなりたい!』という人だけ、ご覧になって下さいね。

まとめ

本記事では、シーバスのナイトゲームにテーマを絞って、色々なルアーをご紹介しました。

初心者には少し難しかったかもしれませんが、ルアー選びについては、同じようなタイプであれば基本的にはOKです。

形が好き、値段が安いなど他のメーカーさんのルアーでも良いと思いますよ。

一番重要な事、それは、そのルアーを信じて投げれる事です。

シーバスは私達の生活範囲内の河川から外洋まで様々な場所にいます。

自分だけのポイントを探す面白さもありますので、是非シーバスのナイトゲームにチャレンジしてみて下さいね。

ABOUT ME
いたくらてつや
福岡在住。幼少期に釣りの楽しさを覚え、気が付けば三十年以上釣りだけは飽きずに続けてきたアラフォーおじさん。 釣りのある生活を目指し、仕事前や仕事終わりに毎日のようにルアーフィッシングに明け暮れる日々。 現在はシーバスをメインに魚種問わず、ショア、オフショアの釣りをする。モットーは一日一鱸。