シーバスを始めたい方へ。。。
シーバス釣りって都市部でも身近でやれるし、釣れる魚が大きくて迫力満点な魅力がありますよね。
はじめるにあたって、とりあえず安いセットで始めたら良いものか、果たしてそれで釣れるのか悩んでいる人も多いと思います。
その気持ち、よーく解りますよ!
だって、ゆくゆくは本気でやるかもしれないし、ある程度のメーカー物で良い物を使いたいと思いますよね。
こんな時に誰か知り合いでシーバスの釣りをやってる人がいて、聞ければ楽なんですが・・・
ちなみにワタクシ(いたくら)も、友人から『シーバスはじめたいんだけど~』と相談される事がしばしばあります。
その時に、『このブログ記事を見れば完璧や!』という具合に残せればと思いまして、この記事を作成しました。
ってなわけで今回は、シーバスタックルに、これまで総額百万円(…以上…かな…)ぶっ込んできたワタクシ(いたくら)が、初心者の方向けに、独断と偏見と経験で選んだタックル一式をご紹介します。
何を買ったら良いか悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。
初心者セットがあるけれど・・・問題について
一人で新しい事を始めようと思い、まずやる事といえばリサーチですよね。
今の時代、ほとんどの方がスマホをお持ちで、調べたいものがあればまずgoogleなどで検索されるかと思います。
「シーバス 初心者」であったり「シーバス 釣り方」といったように。
そこでオススメされるロッドやリール、ライン、ルアーなどなどのセットですが、これってホントに信用していいのでしょうか???
いったいどんな物があるのか私もリサーチしてみました。
その結果なのですが・・・
- 検索上位は大手通販サイトばかり(アマゾン、楽天など)。。。
- 海外製の聞いた事がないメーカーばかり。。。
- コピー品、パチモノの巣窟。。。
とまぁ、こんな感じで残念な結果でした。
中にはシーバスのルアーセットなのに、全部メタルジグばかりで、絶対釣れへんやろ…と感じてしまいました。
正直申し上げて、ネットで初心者セットを買われるのは非常に危険すぎると感じております。
初心者セットの危険性まとめ
ではなぜ初心者セットは危険なのかと言いますと、このような特徴があります。
- メーカー保証がない
- 破損し易い
- 作りが荒い
- リセールが難しい
ある程度有名なメーカーの物はメーカー保証があります。
ほとんどが一年、二年程度の保証だとは思いますが、これがあると無いとでは大違いです。
『保証って必要かな?いらなくない?』って思う人もいるかもしれませんが、それは少し考えが甘いかな?と思います。
なぜかというと、シーバスロッドに関してはロングロッドという事もあり、不慣れであれば折ってしまったり、ガイドが曲がってしまう事もあるからです。
また、だんだんとシーバス釣りにハマっていき、もう少し良いタックルが欲しくなった時に、有名メーカー品で、ある程度綺麗であれば、多少のなりとも中古として売る事が出来ます。
その一方で無名な物の場合は、二束三文、下手したら買取不可と断られてしまうでしょう。
そう考えると、やはり最初は少し無理してでも大手メーカーの信頼出来る物を買い、使わなくなったらリセールして新しく買う物の足しした方がお得だと思いませんか?
。
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では『比較的安価な物で使えるタックルが、どんな物があるのか?』という話なのですが、具体例をご紹介したいと思います!
初心者向けのオススメタックル(ロッドとリール)
予算三万円ほどで考えてみました。
ロッド編
シマノ ソルティーアドバンス
もうワンランク上になりますと・・・
シマノ ディアルーナ
ダイワ ラテオ
リール編
シマノナスキー
ワンランク上になりますと・・・
シマノ アルテグラ
ダイワ フリームス
番外編|リール選びのちょっとした裏技
他のルアーフィッシングをされていて、2500か3000番のリールをお持ちでしたら、リールは買わずに変更スプールだけ購入するのもありです。
そちらにシーバス 用のPEラインを巻いたら使えますので。
初心者ルアーセットの闇と本当のオススメルアーについて
まず事実を書いておくと、海外製のセット売りの物は酷い物ばかりです。
ですので、きちんとしたメーカーさんの物を使いましょう。
私思う海外製ノーブランド品の特徴は、こんな感じですね。
- すぐ破損する
- 浸水してくる
- 付属のフックが使い物にならない
- リセール(=中古ショップ等への売却)が難しい
シーバスは橋脚や岸壁沿いなどのストラクチャーを攻める為、キャスト時にどうしてもぶつけてしまう事も多いです。
その度に破損してもらっては釣りになりませんし、中にはキャストしただけで、ルアーの中に浸水してきた話も聞いた事があります。
おまけにフックがダメダメだったらフッキングしませんよね。
ちなみに、ルアーはフリマサイトなどで個人売買が簡単にできます。
そのため、使用してみて『ちょっと違うな~』と思ったら、有名メーカーの物であれば、売ることも出来ます。
使わない物を手元に置いておいてもしょうがないですし、誰か必要としている方に使ってもらったり、少しでも足しになれば、お財布に優しいですよね。
ですが、これが海外無名ブランドの初心者ルアーセットの場合は、誰も中古では買ってくれません。。。orz
このように、リセールという手段が取れないと意味からも、ルアー選びに初心者セットはやはりお勧めできません。
きちんとしたメーカーのものを揃えて下さい。
それではここからは、初心者の方向けに比較的安価でオススメなルアーをご紹介したいと思います。
ワタクシが過去に使用して釣果もあげてるものですので、間違いありませんよ!
エリア10
バチ抜けと呼ばれるゴカイなどの産卵シーズンのパターンのときに使われるのが有名ですが、それ以外のシーズンでも、とても良く釣れるルアーとして有名です。
千円ほどで購入できますので、迷ったらこれをチョイスしてください。
サイズ感も大きすぎず、小さすぎず、様々なベイトフィッシュのパターンで有効です。
最初の1個目のシーバスルアーとして、自信を持ってお薦めできる傑作ですね。
◇関連記事の紹介(初心者向けのルアー特集)
安くて釣れるルアーというコンセプトから、私が自信を持ってお薦めできるルアーをまとめています。
↓
最初はこのようなルアーから揃えていけば、無駄遣いなくシーバスの釣りが始められると思いますよ。
必要最低限これだけは揃えたいアイテム
- PEライン
- リーダー
- ランディングネット
- フィッシュグリップ
- ヘッドライト
PEラインは1号を基準として選んで頂き、リーダーはフロロカーボンの5号、20lbクラスの物を選ぶと良いでしょう。
フローティングベストはバイクでいう所のヘルメットのような物ですので、必ず着用して下さい。
ネットは比較的大きなもの、ランディングシャフトは行く場所に合わせて長さを選びましょう。
ヘッドライトはナイトゲームでの必須アイテムですので、この釣りに本気でチャレンジしたいなら準備しておいた方が良いですね。
ノットの結束|タックルが揃ったら絶対に覚えて欲しい事
これからシーバスを始める、あるいは海のルアーフィッシングを始められるにあたって必ず覚えなければいけない事があります。
それはノットの結束です。
海のルアーフィッシングはメインラインにPEラインを使用する事が殆どで、先端にフロロカーボンかナイロンのリーダーを結ばなければいけません。
色々な接続方法がありますが、多少難しくてもFGノットを覚えて頂ければ間違いありません。
釣りに行く前に家でノットを組んでいきますが、切れたら現場でやらなければいけませんので、必ず覚えましょう。
覚える為には動画などを見て、反復練習しかありませんが、どうしても難しい方は釣具屋さんで尋ねられると、教えて貰えると思います。
全てが揃ったら・・・
後は釣りに行くだけですね。
淡水の釣りと違って海や河口は潮位の問題もありますから、良く調べていきましょう。
潮位の見方や考え方としては・・・
- 上げ潮が良い場所
- 下げ潮が良い場所
- 潮位が大きく変わるか小さく変わるか(大潮、中潮、小潮、長潮)
- 満潮、干潮時にどれくらい水があるかどうか
このような事がポイントになるのですが、初めての場所ではわからないと思います。
ですので、とりあえずやってみて、シーバスが一匹釣れた時に、どういった潮のタイミングで釣れたか、メモを残しておくと次の一匹に繋がります。
釣れなければ潮位のタイミングを変えてやってみましょう。
関連記事の紹介|シーバス釣りハウツー記事リンク集
この記事を真剣に読んでくれた皆様は、きっとシーバスの釣りをまだしたことがない入門者だと思います。
そのため、タックルの揃え方だけでなく、釣り方についても情報を集めているのではないでようか?
当ブログでは、そのようなシーバス釣り入門者のために、最初の一匹目のシーバスをゲットするためのハウツー記事を多数準備しています。
以下のリンクまとめページから、釣り方、釣れるルアー選び、テクニック集などの特集ページに飛んでいけますよ。
この釣りをはじめてみたい!って本気で考えている人だけ、ご覧になって下さいね。
まとめ|シーバスタックルの揃え方
最初はどうしても初期投資がかかってしまいますが、ある程度道具を揃えてしまえば、消耗品以外はそうそうお金を使う事も少ないかと思います。
他に覚える事が多く、難しく感じる事もあるかもしれません。
でも趣味の世界って、揃えたり覚えたりする事が苦じゃなく楽しかったりしますよね。
釣りは釣る時も釣るまでも楽しい遊びですから、トータル的に楽しんで貰えばと思います。
それではHave a good fishing!