釣り・ルアーフィッシング

PEラインは迷ったらコレ!よつあみYGK、XBRAID UPGRADE X8インプレ!

  • シーバスやライトゲーム用のPEラインはどれを買ったら良いか分からない。
  • ソルトルアーフィッシングを釣りを始めて間もない頃は、釣具屋さんのラインコーナーで腕を組んで仁王立ち。
  • 一つ手に取っては戻し、違う物を手にとっては戻しての繰り返し。
  • とりあえず安いしこれ買っとこう。
  • 聞いた事あるメーカーだし。まぁいっか。

もしかしたら、この記事を読んでいるあなたは、こんな感じかな?

今回はPEラインのお話です。

よつあみさんのXBRAIDシリーズ、UPGRADE X8について、名作G-SOULの頃から使い続けて早数年、数々のシーバスを釣り上げているワタクシ(いたくら)が、皆さんにその魅力をお伝えしたいと思います。

ライトゲームやシーバス用ラインの決定打、ズバリこれを使って頂ければ間違いなし!もうPEラインで迷う事はありません!

アップグレードを使用マルスズキ

 

XBRAID UPGRADE X8について

近年、よつあみさんは社名を『YGK』という名前に変更して、その中のブランドとして、『XBRAID』というシリーズが出来ました。

よつあみさんは、自社製品以外にも他社のPEラインをOEM制作されています。PEラインを製造出来る自社工場を国内に持たれている数少ないメーカーです。

このXBRAID UPGRADE X8以外にも様々なラインを作られています。ビッグゲーム、オフショア、バス、トラウト、ナイロン、フロロカーボン、エステルラインなどなど、ラインナップは多岐にわたります。

XBRAIDシリーズのUPGRADE X8は、旧よつあみさんの名作ライン、G-SOUL、UPGRADE X8の後継モデルとして販売されています。

ワタクシ自身、シーバスフィッシングやライトゲーム用のPEラインは色々と使ってきましたが、旧G-SOUL、UPGRADE X8はかなり長い間お世話になり、UPGRADE X8に出会ってからはコレ一択でした。

 

お陰様で数々のメモリアルな魚に出会う事が出来ました。

UPGRADE X8は使用感、トラブルの無さ、強度、耐久性、などなど高い品質で、ワタクシの求める基準をクリアしてくれており、その信頼性はワタクシが釣り上げてきた魚達が証明してくれます。

アップグレードを使用タックル

少し前にG-SOULからXBRAIDシリーズへと名前が変わり、後継種という事で私はこれに飛びついて、それからは前と変わらず使用しています。

XBRAID UPGRADE X8はシーバスゲームや、ライトゲームなどで使うPEラインの中での価格を考えたら、物凄く安い部類ではないかもしれません。

もっと安価なPEラインは沢山存在します。しかし安いPEラインを買ってトラブル続き、直ぐにコーティングが落ちる、柔らか過ぎて使いにくい、などなど、その度にラインを巻き替えるよりも、ある程度の価格帯の物を購入し、ラインは消耗品と言えど、少しでも長く使用したくないですか?

それがコスパの高さと言えるのではないでしょうか。

XBRAID UPGRADE X8が総合的に優れたPEラインで、コスパが高いのが分かったところで、次に使用感についてお話しさせて頂きます。

アップグレードを使用ボートシーバス

 

XBRAID UPGRADE X8の使用感

XBRAID UPGRADE X8はコーティングされたPEラインで、ガチガチではありませんが、適度な感じで、やや張りがあります。

強度、耐摩耗共に同価格帯のラインの間では優れているかと思いますし、ライントラブルも少なく、非常に安定した作りのPEラインです。このライントラブルの少なさは、特にナイトゲーム初心者でも安心して使えるという点でかなりお勧めですね。

当然ですが使用しているとコーティングは剥がれてきますし、色落ちや、ラインが少し毛羽立つ事もあります。コーティングは剥がれたとしても直ぐにそこから切れるという事はありませんのでご安心下さい。

新品のアップグレード

肝心なのはラインチェックと、釣りをしている時以外でも、摩擦させない、傷をつけない事です。

車で釣りに行く方は、タックルを車に乗せる方法はどうされてるでしょうか?

ラインをガイドに通してスナップをつけて直ぐに釣りできるような状態ですか?トランクに横にしてますか?シートに立てかけていますか?

PEラインという物は、思いのほか簡単に傷が入ります。上記のような誰でもやっているであろう単純な事、釣り場に着いて草木を掻き分けるとき、堤防に竿を立てかけた時、ついついやってしまいますよね。

実はこんな時に僅かな傷が入る事は多々あり、何かの拍子にそこから切れたりします。

当然ですが新品のラインを巻く時、フルキャストしてラインが水面にある状態での水面のゴミの有無などでラインが触ったりと、言い出せばキリがないのですが・・・

気にする方はそこまでも気にしますので、簡単に傷入るよ。という事は覚えておいてくださいね。

釣り場について、準備万端、水辺に立ってさぁつりするぞ。という段階でガイドにラインを通す事が一番間違いないです。

気になるのが、旧シリーズであるG-SOUL UPGRADE X8と比べてどうかという点に関しましては、ワタクシ個人の感想としましては、特に違いは感じておりませんし、同等の使用感で、不備なく満足しています。

ただ、通販サイトのレビューを見ると、以前と比べてこうなった、ああなったという声も聞きますので、そちらもご参考までにしてください。

アップグレードを使用アオリイカ

 

XBRAID UPGRADE X8魚種別使用ライン号数

XBRAID UPGRADE X8のラインナップとしては、0.6号から3号クラスですので、対象魚、対象の釣りとしましては次の通りになるかと思います。

  • メバル、カマス、ライトソルトゲーム
  • エギング
  • ロックフィッシュ
  • シーバス、ヒラスズキ、ヒラメ
  • ライトショアジギング

ライトゲーム編

ライトソルトゲームメインでは主に0.6号クラス、メバルでも磯での尺メバル狙いの方には、特に0.6号をオススメします。
0.4号クラスよりも多少は無理が効きますので、太糸で挑みましょう。

もっと細糸が宜しければ、同じXBRAID UPGRADE X8でもPENTAGRAMというシリーズがありますので、ご参考までに。

アップグレードを使用アジ

エギング編

アオリイカメイン、エギングの方は0.6〜0.8号でしょうか。場所や状況によって使い分けてください。

ロックフシッシュ編

ロックフィッシュゲームの方は、地域や場所、釣りたいサイズ、使うタックル、ショアなのかオフショアなのかによって変わってきます。

小型のカサゴなどでしたら0.6号で良いでしょうし、それなりの場所や狙うサイズによっては1.5〜2号、3号クラスを使われる方もいらっしゃいます。

シーバス編

シーバスゲームやヒラメでしたら大体1から1.5号、シーバスの場合、人や場所によっては0.8号や2号の方もいらっしゃいます。

ヒラスズキでしたら1.5号か2号クラスメインで挑みましょう。

ライトショアジギング編

ライトショアジギング、最大ブリクラス狙い位でしたら狙うサイズは大型になりますし、使用ルアーサイズ、ウェイトも比較的大型になるかと思います。

使用するタックル、ルアー、対象魚によって変わるかとは思いますが、大体2号〜3号クラスになるかと思います。

それ以上の魚を狙う時はそれなりの太糸になります。XBRAID UPGRADE X8には3号以上はありませんので、違うラインを使用してくださいね。

アップグレードを使用 ハマチ

 

XBRAID UPGRADE X8の良いところ

決して安い値段ではありませんが、そこそこ買いやすいお値段ではないでしょうか。

例えば大手ショッピングサイトで1号150メートル巻きで2000円弱程で購入する事が出来ます。

シーバス釣りで年間の釣行回数が、100〜150日以上はあるワタクシの場合、他にベイトタックルも使いますが、年に二回交換するくらいです。

勿論一回巻いた所で、使用期間半分程でラインを裏返しします。本来ならもう少し買い換えたいですが、今のところ不備を感じる事はありません。

そう考えるとなかなかコスパの高いラインではないでしょうか。安い物を数回買い換えたりするよりも全然良いと思います。

アップグレードを使用ランカーシーバス

XBRAID UPGRADE X8のダメなところ

上でもお伝えさせて頂きましたが、XBRAID UPGRADE X8は色落ちします。

当然ですが他のメーカーの他のPEラインも色落ちします。

その色落ちした緑の染料が、ラインローラや、ロッドのガイド裏に付着してしまうのです。

細かな箇所ですので、タオルでササっと拭いてもなかなか取れず、しっかりと綿棒などで細かく掃除してあげる必要があります。勿論毎回はやる必要ありません。

毎回の釣行できちんとロッドとリールを水で流してやったり、綺麗に拭いてやったりする方には縁のない話かもしれませんね。

XBRAID UPGRADE X8をリールに巻く前に

PEラインはどれでもそうですが、お店で購入すると、リールにラインを巻いてくれるサービスがあります。ですが折角なのでご自身で巻かれる事をオススメします。

その際に使用されると良い便利アイテムがありますので、ご紹介致します。

第一精工 高速リサイクラー2.0


こちらはラインをセットして、ある程度テンション調整しながら巻く事が出来る優れものですが、逆にリールからラインを速やかに空のスプールへ巻き取る事も出来ます。

つまりラインの交換から、ラインの裏返しまで簡単に出来てしまうという事です。

PEラインはある程度テンションをかけてスプールに密に巻く必要があります。テンションをかけて巻かないとライントラブルの元となってしまうからです。

オフショアなどで使う6号や8号などの太糸はこの高速リサイクラーのテンションでは足りませんので、別途テンションをかけるアイテムが必要になりますが、3号クラスまでのPEラインでしたら問題ないかと思います。

それよりもリールからラインを抜き取る作業は、手でやるともの凄い時間がかかってしまいますが、高速リサイクラーを使うとかなり時間短縮出来ますし、何より楽チンです。

是非お試しあれ。

 

まとめ

アップグレードを使用ヒラスズキ

自分のお気に入りPEラインという物はなかなかコレという物に出会うまでの道のりが長いものです。

これから見つけたい方は勿論、実はお気に入りがもう決まっている方で、XBRAID UPGRADE X8を使用した事のない方は、是非使って頂ければと思います。

それではHave a good fishing!

ABOUT ME
いたくらてつや
福岡在住。幼少期に釣りの楽しさを覚え、気が付けば三十年以上釣りだけは飽きずに続けてきたアラフォーおじさん。 釣りのある生活を目指し、仕事前や仕事終わりに毎日のようにルアーフィッシングに明け暮れる日々。 現在はシーバスをメインに魚種問わず、ショア、オフショアの釣りをする。モットーは一日一鱸。