釣り・ルアーフィッシング

フィードシャローのインプレ|シャローのシーバス攻略のオススメルアーです!

タックルハウスのフィードシャロー128は、コスパが良く入手も容易なシーバスのシャロー攻略ルアーの代表です。本記事で、どこよりも詳しくインプレしました!

シーバスフィッシングの攻略の一つとして、河川や干潟などの、浅場が絡んだ地形変化を狙うシャローゲームがあります。

このジャンルのルアーは激戦区で、各メーカーさんから、シノギの削り合い。シャローの表層を狙えるルアーは数あれど、それぞれ特徴があり、人の好みも様々で、オススメは一概にどれとも言えません。

しかしワタクシは断言します。

シャロー攻略系のルアーのオススメをお伝えしたい。それはタックルハウスさんのフィードシャロー128です。

以前、当サイトでカゲロウ124Fを紹介させて頂き、その際にお話しさせて頂きましたが、カゲロウ124Fもシャロー系としてオススメなルアーではあります。

【関連】メガバス、カゲロウ124Fのインプレ|水面直下ならコレ投げとけ!

しかし今や非常に人気が出てしまい、ショップで常に購入する事が出来なくなってしまいました。

ネットオークションやフリマサイトでは、残念ながらプレミアム価格で取り引きされていますので、転売目的で買い占められてしまいます。

カゲロウシリーズは2022年の、ここ1、2年で、シャロー攻略系のルアーの中では、一強人気と言っても過言ではないのです。

その人気の影に隠れてしまっていますが、シャロー攻略ルアーとして、一部のコアなファンに愛されているルアーがあります。

ワタクシも大好きなルアーの一つ。それがフィードシャロー128なのです。

超人気ルアーではなくても同じようにシャローを攻略し、同じような使い方が出来ます。そしてもちろん、デイゲームでもナイトゲームでも使える頼もしい相棒です。

数あるシーバス神ルアーの中でも、コスパの良さとシャロー攻略という点では、これが最強だと私は実感しています。

今回はシャロー攻略の表層系オススメルアーのインプレ、フィードシャロー128で日々釣りまくるワタクシ(いたくら)が、フィードシャロー128について語らせて頂きます。

シャロー攻略はシーバスに出会う為の第一歩です!

 

フィードシャローシャロー128ってどんなルアー?

フィードシャローシャロー128は、シャロー攻略に特化したアクションがやや大きなリップレスミノーであり、水深30cm程度のレンジが最も得意なルアーです。

フィードシャロー各サイズ

シーバスゲームやヒラスズキゲームを組み立てて行く中心的なルアーサイズとして、フィードシャローシリーズの中では128のサイズ感が使いやすく、オススメです。

幾つかサイズ展開はありますが、今回は128を中心にお話しさせて頂きますね。

フィードシャロー128はシャロー特化型ルアー、動きはやや強めな、アピール大のリップレスシャローランナーです。

顔の形状から、ウェイク系のルアーっぽく見えますが、レンジとしては、水面から大体30センチほどが得意で、表層を流れてくるベイトフィッシュを演出させるなど、シャローに潜むシーバスを狙うのにもってこいなルアーです。

フィードシャローのリップ

発売されてから随分と経っており、最新のルアーとは言えませんが、シーバスをやり込まれているコアなアングラーに、とても愛されているルアーというのが、ワタクシの印象です。

他に兄弟分として、フィードシャロー128にウェイトを2.5グラム足された、フィードシャロー128プラスは、磯ヒラスズキゲームでの愛用者が多く、3センチほどのロングバージョンのフィードシャロー155は、大型のベイトフィッシュ対応 、同じく3グラム足された155プラスショートバージョンのフィードシャロー105があります。

フィードシャローのウェイトはノーマルで18.5グラム、プラスで21グラムと、ルアーウェイトとしては振り抜きやすい重さです。

サイズやプラスモデルの使い分けとしては、主にマルスズキのシーバスゲームであれば、128が主力で、レンジをやや入れたい、流れに馴染ませたい時、ウェイトが欲しい時は128プラスモデル、飛距離重視やベイトが大きければ155、155プラス。その反対は105。といった感じです。

タックルハウス フィードシャロー128

 

Go-phish ヒラフィード128

 

フィードシャロープラスモデル、128と155両方に限った事ですが、タックルハウスさんからだけではなく、Go-phishさんから別注カラーとして、ヒラフィードという名前で、ポップなカラーリングがリリースされています。

見た目だけのカラーとして侮るなかれ、オレンジ系やピンク系は、磯からのヒラスズキゲームにおいて、サラシが広がるエリアでの使用での視認性が良く、どこにルアーがあるのかが確認し易いカラーなのです。

ルアーのトレースコースが確認出来ますし、バイトシーンも丸分かりという利点があり、何より磯ヒラゲームの楽しさを広げてくれます。

ヒラフィード

フィードシャロー128の使い所

フィードシャロー128は、河川、干潟、サーフ、ゴロタ浜、足場の低い磯で活躍します。

フィードシャローとシーバス

フィードシャローという名前ですから、当然シャローが絡んだ場所は大得意ですし、表層付近は勿論、一枚レンジを入れたい釣り方にはピッタリです。

有効な場所やポイントでいいますと、次の通りです。

  • 河川
  • 干潟
  • サーフ
  • ゴロタ浜
  • 低い磯場

ご説明していきます。

河川について

河川はフィードシャロー128の最も得意とする場所といっても過言ではありません。

都市型河川などの足場の高い場所では、水噛みが悪く、水面を滑ってしまったりしますので、少し使い辛いですが、ウェーディングゲームでの相性はぴったりで、フィードシャローにとってのルアー操作が最もやり易い場所ではないでしょうか。

基本的に流れにドリフトさせて、常夜灯の明暗だったり、かけかあがり付近だったりと、流しつつ狙いたい場所にアプローチしていくのが、シーバスに出会える使い方かなと思います。

流速に合わせてルアーコントロールしてやり、ルアーを暴れさせ過ぎないように、使用する事を意識されると良いかと思います。

干潟について

干潟のシーバスゲームは基本的にウェーディングが主体になるかなと思います。河川でのウェーディング同様に、自身の目線が低くなり、ルアー操作がやり易くなりますので、干潟はフィードシャロー128が使いやすい場所です。

干潟も流れがありますので、流れを感じながらルアーをキャストしていき、目に見えない地形変化や、流れの変化を広範囲に探っていくと良いでしょう。

サーフ・ゴロタ浜について

サーフは何も見当たらない海に向かってキャストする形になります。離岸流や、砂浜の地形変化から、沖合の変化や流れの変化を狙っていきます。

フィードシャロー128で表層を狙っていきますが、もう少しレンジを入れたい、もう少しウェイトが欲しい時はフィードシャロー128プラスを使うのもオススメです。

フィードシャロー

ゴロタ浜もサーフ同様に一見地形変化が読みにくい場所です。注目して欲しいのは、沖合にシモリがあったり、その部分だけサラシがあるような場所は狙い所の一つです。

地域によってはサーフやゴロタ浜でのヒラスズキゲームもありますので、荒れたヒラスズキ日和の日を狙って、フィードシャロー128のノーマルモデルとプラスモデル両方合わせて使っていくのもオススメです。

磯場について

磯場でのヒラスズキゲームで使用するルアーとして、フィードシャロー128プラスは人気があります。足場が高いと水噛みしにくく滑ってしまいますので、比較的低い磯場での使用が使いやすいです。

どちらかというと、分厚く潮が重たいサラシの中や、高いウネリの大きな波のセットが来るようなシチュエーションでの使用ですと、ルアーが暴れ易く、動きが破綻してしまい使い辛いです。

やや薄いサラシや、サラシが大きく広がるようなシチュエーションで、流れを利用して潮に馴染ませる事を意識して使用されてみてください。

ヒラフィードとヒラスズキ

 

フィードシャローのここが良い

フィードシャローは以下の点が優れています。

  • 定番ルアーであり価格が安定している
  • フックチューニングできる
フィードシャローとタックル

タックルハウスさんのルアー全般に言える事ですが、定番的なルアーが多く、長年安定的に供給されている為、どこかしらのお店に売っているのは有り難い所です。

というのも近年ですが、人気ルアーはプレミアム感が出てしまい、店頭から一気に無くなってしまう現象があります。

フィードシャロー128は発売から年月も経っていますので、プレミアムはついていませんし、中古ショップなどでもたまに見かけます。

当たり前なのですが、欲しい時に普通に買えたり、時には中古で見かけて、安く購入出来るのは嬉しいですよね。

フィードシャロー128は標準フックサイズが5番。プラスモデルは4番が標準で、共にフックをワンサイズ上げるチューニングが出来るのも嬉しい限りです。

磯ヒラゲームでは太軸のフックに交換したり、スプリットリングサイズをワンサイズあげたりする方も多いかと思います。2フッカーにしてフックを大きくするのも良いかもしれませんね。

ヒラスズキゲームや大型シーバス狙いの方には嬉しいチューンではないでしょうか。

 

フィードシャローのここが悪い

フィードシャローのデメリットとしては、少し古いルアーであるため、ショップによっては在庫がない点があげられます。ただし、ネットショップであれば概ね入手できます。また、キャストに独特のコツがいる点も、デメリットとしてあげられます。

フィードシャローとシーバス

フィードシャロー128は、長年安定的に供給されてきたルアーではありますが、最近では他の人気ルアーの影響に押されて、ルアーショップの店頭で見かける事が少なくなってきました。

ですので、逆に置いているショップさんは、『この店分かってるな』とワタクシは感じてしまうのです。

釣具店のネットショップではチラホラ見かけますので、購入先としてそちらもオススメです。

フィードシャロー128を使われた事ない方が初めてキャストする時は、少し違和感があるかもしれません。

特に何も考えずにキャストして飛んでくれれば良いですが、何故か失速してしまう事もあります。コツとしては、キャストする前に重心移動を戻してやり、ペンデュラムキャストでバシュっとキャストしてあげると良く飛びます。

ワタクシの感じとしましては、この時にある程度ロッドの硬さがある方が、良く飛ぶような気がします。

コツは慣れるしかありませんので、お試しくださいね。

フィードシャローの注意点

磯ヒラゲームで人気なフィードシャロー128プラスではありますが、貫通ワイヤーではありませんので、お尻のエイトカン付近をぶつけると、曲がってしまう事があります。

磯にぶつけたり、ルアー回収時や、魚を釣り上げた時は暴れてルアーがガシャガシャとなりますので、気をつけましょう。

フィードシャローとシーバス

まとめ

シャローランナーなルアーですが、マルスズキのシーバスゲームから磯ヒラスズキゲームまで、様々なシチュエーションでの使用を想像して頂けたかと思います。

ガチ勢に人気なルアーの印象が強いルアーですが、初心者の方にも非常にオススメなルアーですので、店頭で見かけたら是非手にとってみてくださいね。

きっとシーバスゲームの幅は広げてくれると思います。

それでは今回はこの辺で、Hava a good fishing!

ABOUT ME
いたくらてつや
福岡在住。幼少期に釣りの楽しさを覚え、気が付けば三十年以上釣りだけは飽きずに続けてきたアラフォーおじさん。 釣りのある生活を目指し、仕事前や仕事終わりに毎日のようにルアーフィッシングに明け暮れる日々。 現在はシーバスをメインに魚種問わず、ショア、オフショアの釣りをする。モットーは一日一鱸。