釣り・ルアーフィッシング

SUBROCK V-ONEベストのインプレ|コアなシーバスアングラーな方へオススメ!

【世界一カッコ良いフローティングベストV-ONEベスト】

世の中フローティングベストは沢山あれど、選ぶのはその人の趣味嗜好次第。
メーカーさんのロゴがデカデカと書いてある物、細かなパーツが幾つか付いて便利そうなもの。

しかしながら少数派かもしれませんが、ワタクシの場合、こういった物は選びませんでした。

もっとコアでシンプルにカッコ良い物はないだろうか?

探してたどり着いた、ミリタリーチックで丈夫なライフジャケット、男心をくすぐるアイテム。それがSUBROC V-ONEベストです。

今回はそんなV-ONEベストのお話。

使い始めてから早いもので、5年程経ったワタクシ(いたくら)がV-ONEベストについてインプレしたいと思います。

今V-ONEベストが欲しくて欲しくてたまらない方、めちゃくちゃカッコ良いフローティングベストを探されている方、皆さんの背中を後押しさせて頂ければと思います!

V-ONEベスト

V-ONEベストとは

各メーカーさんからフローティングベストが沢山出ていますが、その中で気に入った好きなメーカーさんの物があれば良いと思います。

しかし極少数だとは思いますが、中にはワタクシのように、普通のフローティングベストでは満足いかない方はいらっしゃるかと思います。

ではどんな方々にオススメなのか、次のような事を求める方にオススメです。

  • シンプル
  • 耐久性
  • 人と被りにくい物
  • とにかくカッコ良い物

V-ONEベストは、CRYE PRECISION社というアメリカ軍や、特殊部隊などで採用されている会社の、CORDURAナイロン生地を使った、一見、本機のサバイバルゲームをやる人が着るようなベストに見えますが、フィッシングフィッシング用フローティングベストです。

ほとんどがシーバスメインのアングラーさんが使用されているかと思いますが、ヒラスズキ釣りや青物など、磯に行かれる方も使用されています。

特徴としては、他のメーカーさんにあるようなデカデカとしたロゴは皆無。

シンプルで飽きのこないデザインは勿論、ベストですので安全性、ポケットの位置や形状など、こだわり抜いたデザインとなっています。

生地の厚みが、500Dと1000Dモデルがあり、比べると1000Dの方が若干硬さがあり、フローティングベストの強度としてはかなり頑丈な作りです。

1000Dの方は、お値段も少し高くなっております。

各V-ONEベスト

メーカーさんの説明では、メンテナンスをしっかりすれば長年使用できるとの事で、数年使用して生地がダメになったり、型が古く感じるような物よりも、愛着の湧くフローティングベストになってくれる事でしょう。

破れにくく長持ちするので、耐久性はバッチリです。

長く愛用していると、愛着が沸いて沸いて仕方ありませんよね。
ワタクシの周りの友人達は、いつか息子に譲りたいと思って使っている方もいらっしゃるくらいです。

V-ONEベストを着られている方はアングラー人口で言えば少数ですので、人と被る事はとても少ないです。

おまけにリリースの度に違うカラーで展開されるので、殆ど被りません。

V-ONEベストをご存じない方もまだまだ多く、釣り場で『そのベストなんて奴ですか?カッコ良いですね!』なんて声をかけて頂く事も過去にありました。

同じV-ONEベスト使いの方がいらっしゃるとワタクシ自身、お声掛けせずにはいられません。

磯でV-ONEベスト

V-ONEベスト解体新書

ワタクシ自身かなり気に入って使用しており、各箇所をワタクシ流の使い方として、お伝えさせて頂きます。

背中には大型ポケットがあり、ワタクシの使い方としては、大型のジップロックなどをまず入れておき、その中に濡れて欲しくない予備のリーダー等を入れています。

ヒラスズキの時は小さな非常食などもここに入れます。

V-ONEベスト背中

ドリンクホルダーが要らない方はここに飲み物を入れる事も可能です。

胸には小さなポケットが二つあります。

片方にはスナップケース、片方には水抜き穴にリングプライヤーとラインカッターを取り付けています。

背中とこちらのポケットの前にはベルクロが取り付けられており、お気に入りのワッペンなどを取り付ける事が出来ます仕様です。

背中の上には大型のD菅がついていますので、ランディングネットはこちらに取り付ける事が出来ます。

両サイドのメインポケットには、皆さんよく使われるボックス(VS3010NDM等)浅いタイプなら二つ、深いタイプなら一つ入ります。

ワタクシの場合、ボックスを一つ入れて、空いているスペースにスマホを入れて、マメに潮位をチェックし、ポイント移動したりしています。

両ポケットの前に、ジッパーポケットがついています。ここにはメジャーを入れています。

ここはディープウェーディングの際は濡れやすいので、リーダーなどを入れたかったら、濡れないように、防水処理していれてください。

V-ONEベストポケット

あちこちにD菅がついてますので、フィッシュグリップや、プライヤーなどのリーシュコードを取り付けます。

ベストの肩下に100均で購入したパーツを取り付け、フィッシュグリップを取り付けている仕様です。

ベストの内側はハニカム式のメッシュ構造で、濡れても乾きは早く、夏の使用でもベタつく事はありません。

使いはじめはベスト自体の素材の硬さがありますが、使用していると、徐々に柔らかくなって使用し易くなっていきます。

V-ONEベスト裏側

V-ONEベストの悪い点

そんなカッコ良いV-ONEベストですが、ワタクシが思う残念な箇所が一つあります。

プライヤーホルダーのベルクロが少し弱い所です。

他の個所のベルクロは強いのに、何故かここだけ弱い。何かの拍子に外れる事は今のところありませんが、プライヤーを取り出す時に直ぐに剥がれる為、少し不安が残る所です。

プライヤーにはリーシュコードを取り付けましょう。

もう一つ。残念な点といいますか、苦しい点が一つ。

それは…高い…という事です。

お値段は38,500円、1000Dモデルでは42,350円です。

普通のフローティングベストが2着買えてしまうくらいのお値段です。しかしお値段以上の所有感。

長持ちはしますので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで手に入れられると良いかと思います。ワタクシが購入した時もそうでした。

後悔はなく、大変満足です。

もしかしたらお値段が高くて手を出しにくいのが、人と被らない要因の一つかもしれませんね。

V-ONEベストに合わせて欲しいギア

オススメSUBROCK小物

V-ONEベストに合うフィッシングギアとしてオススメなのは、やはり男臭い無骨なアイテムでしょうか。

お二つご紹介致します。

V-ONEベスト小物

ボガグリップ15lb

 

言わずと知れた元祖フィッシュグリップのボガグリップ

メイドインUSAで、その無骨なプロダクトは道具好きな人々を魅了します。回転式で魚が急に暴れても対応出来ます。難点はやや重い事でしょうか。

無骨でV-ONEベストに合うアイテムの一つです。

クニペックスプライヤー クリアレッド200ミリ

 

クニペックスは、釣具メーカーではなく、ドイツの工具メーカーです。ですので、特別釣りに特化している訳ではなく、先端はストレートで、スプリットリングに対応しておりません。

正直釣り用のプライヤーで、もっと良い物は沢山ありますが、私達世代以上の昔から釣りをしているアングラーにとって、クリアレッドのクニペックスプライヤーは憧れの存在です。

当時カッコ良いアングラーの使っているプライヤーといえばこれでした。

現在、純正品ではクリアレッドではなくなってしまいました。近年、釣具問屋さんの別注でクリアレッドグリップタイプが復刻され、V-ONEベストにつけるプライヤーは絶対にコレ!と思い、ワタクシはそれを手に入れる事が出来ました。

今のところ定期的に出ているようなので、気になった方は早めに手に入れる事をオススメします。

グリップ力は抜群に良いですよ。

他にオススメSUBROCK製品を紹介

バンジーリーシュコード

 

こちらは通常のリーシュコードと違い、ナイロン生地で覆われています。これがとても良いんです。

普通のリーシュコードを使ってウェーディングをしていると、バンジーコードにPEラインが入ってしまい、糸絡みする事があります。

しかしこれはそれが全くありません。

デメリットとしては、ルアーのフックが刺さってしまう事がありますね。

どちらを取るかではありますが、ワタクシとしては糸絡みの方が嫌でしたので、買って良かったアイテムの一つです。

V-ONEモデュラーベスト

V-ONEモジュラーベスト

(商品情報:http://www.subroc.jp/vone_modulervest_coyote_brown.html

V-ONEベストのポケットを前後無くしたモデルです。

ヒラマサなどの青物を狙う際に、ポケットが邪魔に感じる事があります。ポケットが無いフローティングベストの選択肢は少ないので、ポケットが無いタイプをお探しの方にはオススメのベストです。

V-ONEを買うタイミングは?

ウェーディングシーバス

お値段はなかなかしてしまうV-ONEベストですが、実はほとんどどのネットショップでは完売しています。

特に値引きして売られているショップさんはありませんが、発売後、数日で完売してしまうようです。

V-ONEベストはリピーターさんも多く、気に入った色が出たタイミングで、皆さん買われるとか。

発売前に、メーカーさんからカラーのアナウンスがありますので、カラーにビビビときたら取り扱い店さんに連絡して予約されるのが確実です。

迷っていると直ぐに無くなります。実はカラー違いで2着目が欲しいワタクシですが、ここ何回かのカラーで迷って買い逃しています。良い!と思った時が買い時です。

まとめ

なかなか店頭で見かける事も少なく、使用されている方も多くはありません。欲しいと思ってもどんな感じなのかわかりませんよね。

ワタクシの使用感ではありますが、こちらで少しでも魅力が伝わって貰えれば嬉しいです。

ワタクシ自身、V-ONEベストは世界一カッコ良いフローティングベストだと思ってます。

飽きる事なく、まだまだ使い続けていきたいですね。

それではHave a good fishing!

ABOUT ME
いたくらてつや
福岡在住。幼少期に釣りの楽しさを覚え、気が付けば三十年以上釣りだけは飽きずに続けてきたアラフォーおじさん。 釣りのある生活を目指し、仕事前や仕事終わりに毎日のようにルアーフィッシングに明け暮れる日々。 現在はシーバスをメインに魚種問わず、ショア、オフショアの釣りをする。モットーは一日一鱸。