みなさん、田舎暮らしについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
- 「空気がキレイ」
- 「自然に囲まれた生活ができる」
- 「のんびりとしたスローライフ」
そんな、都会とは違う生活のイメージと共に『生活費が安そう』こんな印象をお持ちの方も多いのでは?
田舎暮らし4ヶ月目に突入した私(シロロ)も、特に根拠もなくただただなんとなーくのイメージで、「田舎暮らしをするときっと生活費が下がるはず!」なんて思っていました。
そこで今回は、
- 田舎暮らしって本当に生活費が下がる?
- どんなコトにどれくらいお金を使ってる?
- 都会生活と田舎生活の生活費は変わる?
田舎に移住をして、実際に数ヶ月生活をしてみた私のリアルなお財布事情をここで公開したいと思います!
なかなかリアルではしずらい、だけどみんなが気になる「お金」の話。田舎暮らしを検討されている方も、そうではない方にも、ここだけでこっそりシェアしちゃいます。
田舎暮らしは節約になるって本当?
まずやっぱり気になるのは、田舎での暮らしは本当に節約になるのか?
ここだと思います。
いくら節約を心がけても限度があるし、そこでどんなに頑張って節制したとしても必要最低限、生活にかかってくるお金「生活費」は誰しもにかかります。
その生活費を田舎だと節約できるのでは?そんな風にイメージする大きな理由が、衣食住の「住」の部分、家賃が下がるからとお考えではないでしょうか?
都会だと、部屋数の少ない間取りの家でもこんなにかかってしまうのか…と半ばうんざりしてしまうほどの家賃がかかったりします。
もちろん場所や条件によっても大きく変わってくるケースバイケースなコトではあるのですが、それが田舎だと半ば無条件で家賃が下がるのではないかというイメージはありませんか?
実は田舎に移住する前、私自身がそんな風に考えていました。
そんな田舎のリアルな「家賃」についてなのですが、正直私の肌感覚的には、かかっている家賃の金額はもちろん下がったのですが、実は期待していたほどそこまで大きく変わってはいないように思います。
私的には正直半額以下になると期待していました。
『え?!だったら、田舎暮らしのメリットなんてないじゃないか!』と思ってしまいそうになるのですが、都市部と大きく違うのがその部屋の「広さ」にあります
田舎では、都市部に比べて圧倒的に広い家を安く借りる事ができる。
これが、私の受けた印象です。
そう、家賃の支払い自体がめちゃくちゃ下がったというよりは、今までよりも少し家賃が下がりその上でかなり広い部屋を借りる事が出来た。そんな風に感じています。
例えば私の場合、田舎に移住する前は1DKで9万円のところに住んでいましたが、今は2LDKで6万5千円の物件に住んでいます。
金額で言うと、2.5万円しか変わっていませんが家の広さが全く変わりました。ちなみに、比較的新しいアパートに住んでいるということもあるので私の場合は田舎の家賃の統計の中でも割高であると思います。
もちろん金額も下がって広い部屋で生活できるようにはなったのですが、純粋に期待していたほどの「節約」が出来たかと言うと、少し微妙だなと感じます。
そして逆に間取りが少ない家は見つけにくいような印象が。
そもそも田舎では物件数が少ない中、都会のような一人暮らし用の物件などはほとんど見かけません。そういった点でも、人によって「家賃」が下がる条件を満たすのはなかなか難しいかもしれないのが田舎の家探しの実情です。
暮らしにかかるリアルな光熱費ってどのくらい?
家賃については、状況によって変われど都市部より数万円割安になると考えられます。
では次に、その他の生活費「光熱費」について考えてみたいと思います。
この光熱費が田舎ではかなりくせ者。私の予想ではほとんどの田舎移住者の場合、移住後の生活の方が今までより割高になると考えています。
大きな理由が「ガス代」の問題。
最近ではガスの自由化も始まって、自分で提携ガス会社を選べるようになってきていますが、それは都市部限定の話。田舎ではまだまだそんな風にはなっていません。
それどころか、ガス代として「都市ガス」よりも割高になる「プロパンガス」しか契約出来ない状況である地域がほとんど。また建物や地域単位で提携会社を定められていることも多く、”ガス会社は自分で選べない。”と思っておいた方がいいかもしれません。
現に私自身もガス会社の変更が出来ず、プロパンガスの中でも基本料金も割高なガス会社と契約をしています。
そんなプロパンガスを使った生活を初めてしてみて、改めて使用料が高くて驚きました。特に寒くなるにつれ、毎月のように上がっている月々のガス代。
今まで5千円も掛かっていなかったガス代が1万円は簡単に超えていきます。そんなガス代を確認するのが毎月少し恐怖…。
こればかりは仕方がないことですが、ガス代に関しては特に寒い時期には過去最高額を更新していきます。
電気代・水道代に関してはそこまで大きな変化はないように感じますが、個人的には電気代も都市部での生活と比べると高くなったかなと感じています。
これは例えば温暖な地域から寒い地域に移住などすれば絶対に変化があるので、本当にケースバイケース、状況によって確実に変わってくることです。
ただし、やはり同じ都府県内でも都市部よりやはり田舎の方が気温が数度低くなる事が多いです。
そのため、基本的にエアコンなどの電力の消費が田舎の方が一層高くなっていると思います。
「光熱費」については、残念ながら田舎暮らしは出費が増えてしまうのが、移住後にリアルになった現状です。
都市と田舎どっちが安い?(生活費の違い)
ここで改めて家賃・光熱費を元に私の場合の都市と田舎の「生活費」を比べてみます。
田舎移住をしてみての現実をまとめると・・・
- 家賃の差額がマイナス2.5万円
- 光熱費の差額がプラス1万円
なので、金額だけを比較するとマイナス1.5万円で、田舎での生活費の方が安いという結果になりました。
この金額だけを比べてしまうと、期待していたほどの差はなく田舎暮らしのメリットを感じられないように思ってしまうのですが・・・
実は、この固定費を除く、その他の生活費が大きく変わってくると実感しています。
以下に、具体例を示しますね。
娯楽・交際費編
良くも悪くも娯楽が少ない田舎町なので、無条件で誰の場合でも娯楽費は下がると思います。
小さな田舎町には、映画館やカラオケもない事が多く、パチンコやゲームセンターなどもありません。
電車に乗って、待ち合わせをして食事に行く。なんてことも明らかに減ってきます。
もちろん田舎に住んでいても外食に行くことはあるけれど、回数でいうとグッと減った事により交際費も確実に下がりました。
それでいうと田舎では、庭でバーベキューをしたり、河原で焚き火をしたり…
こんな内容で、かなりアウトドアな人付き合いをするようになった気がします。
何件も何時間もハシゴ酒をして遊ぶ事を考えると、言い方は乱暴ですがかなり低価格で人付き合いができている感じがします。
食費編
「食費」に関しても、外食する場所が少ないのでそもそも回数が減ったことや、小さな田舎町にはマクドナルドもスターバックスもファミレスもない事が多いので、余分なちょっとした食費も減ったように思います。
これに関しては便利さや気軽さを引き換えにしているような気もしますが、ないならないで意外と生活出来るなと感じています。
そのため、それがどうしようもないストレスになったりなんてことは個人的にはありません。
ただしこの点に関しては人によるかもしれないので、「気軽にファストフードにありつけない環境でも平気だろうか?」なんて、生活スタイルを改めて細かく考えて想像することで本当に自分が田舎暮らしを求めているのかどうかを測ることもできると思います。
また、外食が減るということは必然的に「自炊」が増えるということなのですが、都市部では”高いなー”と感じていた野菜の価格が田舎に行くとグッと下がります。
田舎らしさで言えば、道端にポツンと農家さんが作った余剰野菜を無人販売していたり、町のスーパーでは新鮮な野菜を安価で買える機会が多いです。
そんな風に場所によっては産地の名産品などが安く手に入る事も、田舎暮らしの魅力の一つですよね。
結論・・・ 確実に生活費は下がる!
生活スタイルによって必要な生活費の違いはありますが、やはり同じ人が「都会」で生活した場合と「田舎」で生活した場合の生活費を比べると、「田舎」生活の方が生活費は下がると思います。
その差がどれくらい広がるかは、ライフスタイルやそれぞれの移住する地域などによって大きく変動するけれど、逆に『都会での生活より田舎での生活の方がお金がかかってしまった!』って人は現れないのではないかと感じます。
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まとめ・・・田舎暮らしを始めて「お金」について考えてみた
生きていく上で切り離せない「お金」の存在。時にはその存在に悩まされたりしながら日々生活してきました。
それがあらためて、お金と自分との関係を考えてみた時に、田舎暮らしで満たされるなと感じることってほとんどが無料だったりしています。
- 思いっきり吸い込みたくなる様な、新鮮な空気
- ネオンの中では見ることのできない、満点の星空
- まるで自然の目覚まし時計の様な、朝の鳥のさえずり
こんな田舎では当たり前の様なことで、自分があらためて「満たされてるなー」と感じる日々。
買い物をしたり、必要以上の贅沢をして「お金」を掛けて自分を満たしてきた事からの解放を感じる事が多々あります。
もちろん現実的にお金がないと生活は出来ませんが、お金がなくても楽しめる事を見つけた喜びは、私が田舎に移住をして見つけた1番プライスレスな出来事です。
「お金」との上手な付き合い方。
田舎生活で見つけられる新たな発見があなたにもあるかもしれませんね^^