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【私の体験談】雪国の田舎暮らしはここが大変!でも最高

雪国の田舎暮らし

初めて雪のある場所に住む人にとって、雪国の大変さって未知数ですよね。

長野にスキー旅行に行ったことがあるし、東北におばあちゃんがいて行ったことがあるからある程度想像がつくよという方も、知った気になるのは実はまだ早いです…。

移住を計画する場合や、これから引越しが決まっているという方に向けて、

  • 雪国の田舎暮らしの大変さ
  • 雪国暮らしの魅力

を大学生活を除いては「雪国暮らし=年齢」の筆者(ぐりゆう)が力説します。

雪国での田舎暮らしで大変に感じていること

雪国での田舎暮らし、はっきり言って雪国暮らしが初めての人にとっては大変だと思います。

具体的にどんなことが大変なのかをまとめました。

除雪が大変すぎる

除雪

雪が降ると、除雪がとにかく大変です。

低気圧が来た時なんかは、朝起きては雪かき、仕事から帰っては雪かきで1日1時間くらい潰れてしまうことも。

多いところだと1日に50センチの積雪になることもあり、特に一軒家だときついです。

降る量や家の敷地の広さによっては家庭用除雪機がないと手に負えなくなります。

雪国ではよく見る赤い家庭用の除雪機ですが、小型のものでも20万円程〜と実は高額。
盗難事故も多発するほどでして、喉から手が出るほど雪の多い地域の人は欲しているものなのです。

除雪はそれだけの金額を出しても良いほどの骨の折れる作業なんですよね…。
めちゃめちゃ腰が痛くなるし、うちも除雪機欲しい…。

車道に関しては自治体で除雪車での作業を行ってくれますが、都会であればあるほど大きい道路から除雪が入るので住宅地の除雪車での作業は遅くなってしまうことも。

自治体ごとの財政なども関係していて雪の降った日でも住宅地までは除雪が来ない…なんてこともあります。

私が今まで住んだ経験では、小さな町の方が住宅地の車道の除雪は実は早い傾向にあります。

修行かと思うほど寒い

雪

雪国の寒さは、これまで住んだことのない人にとっては修行でしょう。

気温は地域によってかなり幅広いですが、私が住んでいる北海道の右のほうでは冬の寒い日は-20℃ほどになります。
体感的には13℃くらいから鼻で息を吸うと鼻毛が凍るので、-20℃って相当寒いですw

雪国の住宅は、そうでない地域に比べ隙間風や窓からの冷気が入りにくい断熱構造になっています。

しかし、外の気温が低ければもちろん部屋の中も冷えるので、本格的な暖房設備が必須で想像よりも暖房費がかかります。

雪国では賃貸住宅のほとんどに暖房設備が付いていますが、電気式など物によっては暖房費が高くつく場合もあるので、入居前に必ず確認しましょう。

車の運転が危ない

雪道と車

気を付けて欲しいのは「車の運転」です。
雪国では冬季間の車の事故が非常に多いです。

とは言え田舎だと車が少ないので、地元の人は雪だろうがスピード出して走るんですよね。

慣れている地元の人のペースに合わせて飛ばすと、思わぬ事故に巻き込まれることも。

私も、通勤中に山道の凍結路面でスリップし道路脇に転落、リアガラスは全て割れ、2年しか乗ってない車を廃車にした苦い過去が…。

路面が凍結した際のスリップの他にも、雪の深いところでタイヤが埋まって動けなくなって立ち往生してしまったり、信号で滑って止まりきれなかったり、道路脇の鹿が急に目の前に飛び込んできて衝突してしまったり…。

雪道の運転に慣れるまではかなり時間がかかります。

そもそも車の運転自体に慣れていない場合は結構なストレスになりますので、雪国の田舎に移住する前に運転自体には慣れておくべきです。

反対によく車に乗るから大丈夫、と思っている人も舐めてかからない方が良いでしょう。

雪を基準にスケジュールをたてる必要がある

雪の多い地域にとっては、「雪」は台風や豪雨に匹敵する災害に繋がりかねない自然要因です。

レジャーなどのスケジュールも雪の状況によっては危険なため、常に天気予報を把握し時には計画を諦めることも必要です。

特に田舎では爆弾低気圧などで猛吹雪になると、ゲートが閉鎖されてしまう道路もあることから、場所によって「陸の孤島」状態になることもしばしば。

高速道路も、一般道も止まってしまい「道が封鎖されたので出勤できません!」なんてことも過去にありましたよ。

それでも私が雪国の田舎に住む理由

一見デメリットばかりに見える雪国の暮らしですが、それでも好んで私が雪国の田舎に住むのには理由があります。

多分、老後までは雪国に住むんじゃないかなぁと思っています。

冬のレジャーが好きすぎるから

スキー

雪の多い地域には、他の地域にはない冬のレジャーがあります。

スキー、スノーボードや、スノーシューでのハイキング、氷の張った湖での穴釣りなど、暖かい地域では経験できないものがあります。

特にスキーが好きな私にとって、泊まりがけで長野に通っていた大学時期に比べ、ふと思いついた時にいつでも遊べる環境はたまらない贅沢です。

アウトドアの遊びってその時のその状況は二度とないので、大雪の次の日パウダースノーなんかは絶対に逃したく無いチャンス。

今の暮らしになってから、行きたい時にスキーに行けるのが本当に良かったなと思います。

夏が涼しくて快適だから

暑がりな私にとって、夏が過ごしやすい気温なのも愛すべきポイントです。

東京に住んでいた頃は1年のうちの半分くらいを「今日も暑い…」と思って汗ベタベタで暮らしていたので、北海道の涼しさはたまりません。

地域にもよりますが、雪国は夏もカラッとしていて涼しいところがほとんど。
北海道ではクーラーのない家も多く、暑い日も数日〜数週間で夏は過ぎ去ってしまいます。

田舎町だとなおさら、コンクリートの照り返しで感じる独特の暑さみたいなものが少なく快適に感じます。

自然に囲まれて暮らしたいから

雪と小鳥

雪国の田舎町には、その「寒さ」という自然の厳しさから作られる素晴らしい景色があります。

真っ白な景色の中にポツリと歩く野生のキツネの姿や、雪解けと桜の景色、-20℃の澄んだ空気のなかでみる天の川など、雪国ならではの風景が見れることもこの地に住み続ける理由の一つです。

暖かい地域にも自然に囲まれる環境がありますが、私は凛とした冬景色に魅力を感じてしまいます。

あー、一生雪のあるところで暮らしたい。

それ以外にもある雪国ならではのメリット

私が雪の多い地域に住み続ける理由以外にも、雪国ならではのメリットにはこんなものがあります。

雪国ならではの仕事がある

除雪

雪国での仕事は、季節労働が多くなるのもその特徴です。

林業や農業など、暖かい地域では一年中作業できる仕事も雪国では冬の間はおやすみ。

もちろん雪が降る前に思い切り働いた分休む人も多いですが、スキーインストラクターや除雪の作業など、雪国ならではの仕事を夏と冬とで変える人も多くいます。

このように、いくつもの職業を掛け持ちできる働き方も、雪国ならではと言えそうです。

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雪国を含めて、自然いっぱいの田舎への移住を考えている人の一番の悩みって、やっぱり仕事探しだと思います。

そのような人のために、当ブログでは『田舎移住を成功させるための仕事探し』をテーマにした特集記事を準備してます!

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家では自然と家族が集まる

寒い地域では、暖房が必需品になりますが家の中全ての部屋がポカポカというわけにはいきません。
暖房費かかり過ぎてしまいます。

雪国では家族団欒するリビングが家の中で最も暖かい場所として、家族が自然と集まります。

思春期の子供も寒さには逆らえません。

私も、子供の頃は冬だけはリビングで勉強していた記憶があります。

雪は子供にとって最高の遊び場

雪遊び

冬は校庭の遊具が使えなくても、雪があればそこは最高の遊び場。
ぎゅっと握ればボールや雪だるまが作れるし、坂があればどこでも滑れます。

この状況に喜ばない子供はいないはずです。もちろん、大人にとっても最高の遊び場であることに変わりありません。

雪国では地域によって学校の授業で「スキー学習」「スケート」があるところもあるんですよ。

自然環境の多い中で育った子供たちは、逞しく育っているなと思います。

雪国に移住するなら確認しておきたいこと

雪国

これまで、雪国の暮らしの大変なところや魅力についてお話ししてきましたが、実際に移住を検討している方には確認してもらいたいことがあります。

雪の降る量と天候

「雪国」と一口に言っても、本当に雪の降る量や気温がかなり変わります。

特に日本海側は雪が多い傾向にあり、平均気温が高く雪が重たくなりやすいので、雪かきが大変だということを心して移住しなくてはなりません。

低温時のサラサラな雪に比べ、暖かくなって水分を多く含んだ雪は、最大で5倍の重さにもなると言われています。

北海道ローカルのテレビ局では、札幌市内の区それぞれの雪かき予報なども放送しています。
それだけ、比較的狭い札幌市と言う単位でも場所によって雪の降り方が違うんです。

可能な限り、移住先候補がどのくらい雪が降る場所なのか確認してください。

一軒家か、アパートか

雪かきの大変さを左右する選択は「一軒家」「アパート」かでも大きく異なります。

アパートだと、駐車場などの除雪を業者に依頼しているところが多いため比較的楽ですが、一軒家だと敷地も広く雪かきも大変になります。

さらに一軒家を借りたり、新たに建てる場合は、屋根の形にも注意してみてください。

雪下ろし

雪が多く、重たい地域では平たい屋根だと屋根の雪下ろしの必要があります。
雪の重みで建物に歪みなどが出てしまう場合があるためです。

一方で、三角屋根の家では、基本的雪は自然に落ちるので記録的な大雪が降った時以外は雪下ろしの必要はありません。

しかし、屋根から落ちた雪が溜まる場所が道路に面しているなどの場合は注意が必要です。

車は4WD必須、スタッドレスの準備は早めに

雪国では車の運転に注意を!というお話をしましたが、クルマ選びの時点から注意したいのは4WDの車を選ぶことです。

2WDだと、少し多めの雪が積もっただけでもタイヤが空回りして埋まってしまい、通勤や買い物しかしないような人でも困ることが出てきます。

また、雪が降る期間が長いのでスタッドレスを半年近く履くことになります。

初雪予報の日の前日などはガソリンスタンドはタイヤ交換で非常に混み合いますので、11月頃から天気予報には気を配り、早めの準備を心がけましょう。

関連記事(移住体験談)の紹介

この記事を読んでくれた皆様は、きっと田舎への移住の夢をもっていて、移住経験者の生の声を知りたいと思っているのではないでしょうか?

そんな人にお勧めの記事があります!

こちらの記事では、コロナ禍の時期に、カナダから日本の田舎へと移住を果たした『シロロさん』の移住体験がまとめられています。

  • なぜ、移住を決意したのか?
  • 移住のための情報収集のノウハウ
  • 移住のために利用したお得で便利な制度のお話

このような事が、移住成功者ならではの視点で語られていますので、『絶対に田舎への移住の夢を諦めたくない!!!』という人にとっては、かなり参考になると思いますよ!

終わりに

雪国での生活が想像よりも大変だということをご理解頂けたでしょうか?
少しでも雪国の生活を知って、移住や生活のヒントにしていただければと思います。

雪国での生活は大変な一方、地域ならではの楽しみも多いです。万全の準備をして雪国暮らしの仲間入りをしてみてくださいね。

ABOUT ME
ぐりゆう
ぐりゆう
田舎で半自給自足スローライフを実践中。 彼氏に引き摺り込まれバックカントリースキー、キャンプ、釣りが趣味になってしまったアウトドア女子。 アウトドアが身近にある田舎暮らしの魅力を伝えていきます。