ライフスタイル

田舎ならではの住民トラブル村八分ってほんと?

田舎暮らしと村八分

忙しない都会から離れて、田舎でのんびり暮らしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

でも、田舎暮らしについてインターネットで調べると気になるのがトラブル。

村八分にあってしまったり、「田舎暮らしが良いは幻想だった」「結局は都会がいい」と戻ってきてしまった体験談なども散見されます。

都会に住む人にとって、田舎移住は人生の選択の中でも一大決心です。

今回は実際に田舎に移住した私(ぐりゆう)が、田舎ならではのトラブルについてまとめました。

田舎暮らしの村八分トラブルってほんと?

田舎古民家

まず、田舎暮らしのトラブルの代表とも言えるのが「村八分」

根も葉もない噂をたてられるなどして地域で孤立してしまうトラブルです。
簡単に言うとご近所いじめです。

移住した私の周辺のトラブル

田舎に住んだ私の経験では、村八分のような状況は自分も会ったことはありませんし、見たこともありません。

私が住んでいる町自体は人口6000人なので比較的規模も大きく、地域町おこし協力隊なども積極的に受け入れていることから、移住者が多いのも要因でしょう。

村八分が今の時代でも起こる原因

高齢女性

インターネットに書かれている体験談を読むと、その村八分のトラブルのほとんどの原因が「コミュニケーション不足」であると考えられます。

村の全員が根も葉も無い噂を信じている場合は、村の人のほとんどがトラブルになった移住者側のことを深く知りません。

特に昔からのしきたりの多い小さな集落などでは、現在でも地域の消防団や葬儀の準備など自治会ぐるみで行うため、その参加にまつわるトラブルが多いそうです。

多様性の世の中になった今、一人ひとりが異なる考えを持っています。

例えば自治会の集まりなどについてトラブルになった移住者側には、集まりに「参加できない」或いは「参加したくない」などのように、事情がそれぞれにあります。

また集落をまとめている側には、高齢者ばかりで体力的にもきついなどの事情もあるでしょう。

その要因や解決策を話し合わず、どちらかが頑なに相手の意見を聞かないという状況からトラブルは発生するのではないかなと思います。

とはいえ、どのコミュニティにいても、根も葉も無い噂をたて人間関係を崩壊させる人間関係クラッシャー」に出会う可能性があります。

そのような人の噂に村中が長年にわたって騙されているのであれば、その村に未来はないかもしれません。

他にもある田舎暮らしならではのトラブル

ゴミ出し

村八分以外にも、田舎暮らしならではのトラブルがあります。

体験談を調べる中で「これは酷すぎる!」と思ったもの、そして、筆者の実際のトラブルを紹介します。

町内会に入れずゴミが出せない

山梨県峡北地域のある集落に移住を決めた、東京生まれの東京育ちだったAさん。

移住して程なくしてゴミにまつわるトラブルに出会いました。

地域の有料ゴミ袋でゴミを出すと、近隣の住民の方から「あんた、名前は?」と尋ねられ挨拶をしました。

すると程なくして自宅に地元集落の役員の男性が現れ、「ゴミ捨て場は町内会のもの。町内会に入っていない者はゴミを捨てれない」とのこと。

「会費をお支払いするので、町内会に入りたい」と伝えると、「町内会長はよそ者を受け入れない方針なので入れない」と言われます。

困ってしまったAさんは、役所に相談します。

すると「あそこの町内会長さんは何をいってもダメです…」と動いてもくれません。

役所ではこうしたゴミ出しを拒否された移住者のために、役所の駐車場に特設のゴミ集積所を作っているそうです。

しかし、いつまでも自分達だけがゴミ出しできないとは…。

その後集落の保育園でもトラブルに遭い、この集落で生きていくのは辛いと感じたAさん。

今では移住者の多い別荘地に引っ越し、問題は解決されたそうです。

修学旅行は税金?で大バッシング

家族

就農を目指し、32歳のときに関西から長野県の山間部の集落に移住したBさん家族。

小学生に上がったばかりの長女とともに家族で移り住み、自治体が発行する移住体験記のパンフレットに家族全員で紹介されるなど、移住先にも溶け込んでいました。

しかし、Bさんが暮らす集落には中学校がなく通学も大変だったため、長女が中学校に上がるタイミングで長野県の別の町に引っ越すことを決めました。

すると、集落の雰囲気が変わり始めました。

その原因は長女の「小学校の修学旅行の行き先」

集落の小学校では、姉妹都市の海外に小学生の卒業旅行で行くのが恒例行事でした。

小学校6年間を集落で過ごしたため、もちろん参加することになっていました。

「娘の海外への修学旅行の金は、もともとは俺たちの税金だ。出て行くくせに海外への修学旅行に行きやがって。」

田舎の噂は早く、そんな話が集落の中で流れ始めたのでした。

最後はまるで追い出されるような気分で集落を出ることになったそうです。

家の中が虫だらけに?

蜘蛛の巣

田舎でトラブルの原因になるのは、人間関係だけではありません。

山深い田舎町に暮らすと気になるのが「虫」のトラブル。

これは実際に私の自宅にあったトラブルです。

ある夏の日、家の中でやたらとハエが多くいるのが気になり、どこから入ってきたのかを探していました。

アルバイトから帰ってきてさらにハエが増えていたことを不思議に思った私はその発生源を突き止めます。

それはなんと普段使っていない二階のトイレ。

我が家は農村地区のためいまだに下水道が通っておらず、トイレは半水洗(ボットンです)。

ドアを開けるとそこには数百匹のハエが!

家には女性の私1人。

失神しかけましたが、全てのハエにごめんなさいして退治をしました。

その他にも頻繁に蜘蛛が出る、季節によってはカメムシが出るなど田舎は虫との共同生活になる可能性が高いです。

田舎の家は広いので、掃除も大変。少し気を抜いていると蜘蛛の巣が張ってしまいます。

正直、虫が苦手な人は、自然環境が近くにある田舎での生活は向かないかもしれません。

田舎でのトラブルを避けるために

手土産

田舎でやはり怖いのは近隣住民とのトラブル。

そんなトラブルを避けるために、できることがあるならやっておきたいですよね。

実際に田舎に移住した私がトラブルを避けるために「やっておいてよかった」と思うことをお伝えします。

ご近所の引っ越し挨拶に行く

田舎に引っ越した際にしておきたいのが「引っ越しのご挨拶」。

都会ではなかなか最近はすることはありませんが、田舎だと面倒でもしておいたほうが円滑に進みます。

何軒か引っ越しの挨拶に回れば「どの人が町内会長さんなのか」や、「その地区のルール」「困った時に助けてくれそうな人」などが見えてきます。

また、普段から顔を合わせたら笑顔で挨拶をしているだけでも「感じの良い人」として捉えてもらえます。

都会ではすれ違う人に挨拶することはあまりないかもしれませんが、田舎での挨拶は基本中の基本。

私自身も挨拶から仲良くなった人もいたので、続けたい習慣だと思っています。

地域の行事に参加する

お祭り

可能であれば町内会などの地域行事に参加しましょう。

田舎では、今でも町内の清掃や、草刈り、親睦会などが行われていることがほとんどです。

とはいえ、仕事の都合で行事に参加できなかったり、性格的に参加するのが嫌だなと感じる人がいるかもしれません。

そんな場合は、地域の清掃や草刈り、ゴミ捨て場の掃除や雪かきなど、力仕事を時間が空いた時に少しでもしましょう。

行事自体に参加できなくても、町に貢献する姿勢があることが伝われば、悪い噂が立つことはないと思います。

まずは家は買わない

田舎に住むなら大きな一軒家を建てたい!と思っている人もいると思いますが、私はまずは家は買わないでおくことをお勧めします。

「家を買う」のは「近隣住民も買う」ことになるからです。

今は良くても、ご近所さんが引っ越して次に入ってくる人に問題があるかもしれません。

これから先、ライフスタイルが変わらない確証もありませんし、なるべく動きやすい状況を作っておくと気持ち的にも楽です。

インターネット上の体験談を読むと、特にトラブルに見舞われるのは「小さな集落」に多いようです。

いきなりド田舎に移住するのももちろん理想なのであればアリですが、二段階移住なども視野に入れても良いでしょう。

田舎に移住する際に、実はおすすめなのが「田舎の別荘地」です。

このような地域では移住者の割合が多いため、他人が過干渉してくる田舎暮らしにはならないことがほとんどだからです。

バブル期に地価が高騰していた別荘地も、今は空き家が増えています。

家自体も大きく綺麗なところも多く、値段も下がっているので、狙い目と言えるでしょう。

万が一トラブルに会った時は

手を組む

万が一田舎に移住してトラブルに遭ってしまった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。

別のコミュニティーを作る

トラブルに遭った際は、話し合って解決に向かうのが理想ですが、そうもいかないのが現実です。

村八分などに遭ってしまった場合、集落以外にもコミュニティーがあればまだ安心です。

例えば、職場や移住者のコミュニティーなど、そこでの関係が円滑であれば精神的にも少し余裕ができるでしょう。

最悪は逃げる

あまりにもトラブルが酷い場合は、粘って精神をすり減らす前に逃げましょう。

こちら側が関係を良くしようと思っても、嫌がらせがひどくなってしまうようであれば、その場所に固執する必要はありません。

長い時間をかけてリサーチをし、やっとの思いで移住したという人は、「このくらいのことでまた移住先を探すの?」と気が重くなりますよね。

しかし一発で良い移住先に巡り会うのは難しいこと。

人間どこでも住めますし、色々経験するうちに、自分に合う場所が必ず見つかります。

初めからそのくらいに思っておきましょう。

関連記事の紹介

この記事を読んでくれた皆様は、きっと田舎への移住という大きな夢があって、でもチャレンジするのにちょっとだけ恐怖感を感じているのだと思います。

でも、安心して下さい!

当ブログでは、田舎暮らし・スローライフの夢を叶えるためのハウツー記事や、実際に移住に成功した専門ライター様の体験談もたくさん準備しています。

 

いつか絶対に、田舎への移住という夢を叶えたい!って本気で考えている人だけ、ご覧になって下さいね^^

終わりに|田舎でのトラブルは人間関係が全て?

田舎のトラブルで一番怖いのは人間関係です。

他人を干渉しない都会暮らしが長い人と、過干渉気味の田舎暮らしが長い人、それぞれの経験で考えが異なるのも当たり前です。

でも私自身、田舎に移住して感じるのは「難しいのは人間関係」「暖かいのも人間関係だということ。

田舎で出会った人たちって私の人生にいろんな影響を与えてくれて、本当に田舎に移住してよかったと思っています。

インターネットの情報を見過ぎてしまったがために、トラブルを恐れて移住が実行できないのも、非常にもったいないことです。

トラブルに遭わないのが一番ですが、遭った時はどうするのかまで考えてリスクを管理することで、余裕を持って田舎に移住できると思いますよ。

ABOUT ME
ぐりゆう
田舎で半自給自足スローライフを実践中。 彼氏に引き摺り込まれバックカントリースキー、キャンプ、釣りが趣味になってしまったアウトドア女子。 アウトドアが身近にある田舎暮らしの魅力を伝えていきます。