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母子家庭、ひとり親家庭の田舎子育て事情【メリット・デメリットをご紹介】

母子家庭の田舎暮らし

こんにちは!

ひよっこ田舎移住者のシロロです。

実は田舎に移住してから結構な頻度で知り合うことの多い「母子家庭・ひとり親家庭」
田舎に限らず増えているのかもしれないのですが、そういった時に田舎で子育てしたいって思っている人が増えているのかなーと改めて実感しています。

そこで今回は、この母子家庭・ひとり親家庭について、

  • 田舎に母子家庭・ひとり親家庭は多い?少ない?
  • 母子家庭・ひとり親家庭の田舎生活メリット
  • 母子家庭・ひとり親家庭の田舎生活デメリット
  • 母子家庭・ひとり親家庭の地方移住支援

など、田舎暮らしと子育て、特に母子家庭やひとり親家庭にスポットをあててご紹介していきたいと思います!

それでは行きましょう〜!!!

田舎に母子家庭・ひとり親家庭は多い?少ない?

親子

最初にお伝えしていた通りわたしの肌感覚的には、田舎に母子家庭・ひとり親家庭は「多い」と感じています。

実際何かのデータを基にという具体的な理由があるわけではないのですが、田舎に移住をして知り合う人の中で母子家庭・ひとり親家庭の人に本当に多く出会うことがあります。

話を聞いていると、「早く(若い時)に結婚をして、その後若い内に離婚をした。」という人が比較的多いかと感じます。

「田舎の人は結婚が早い。」ってなんとなく聞いたことあるような気がするけど、これは事実なのかもしれません。

あとは、母子家庭・ひとり親家庭になったのちに、田舎で子育てを始めたという人にも多く出会います。

完全に親子だけで縁もゆかりもない場所に移住をしたというよりは、都会から実家の近くの田舎に移り住んできた。という感じ。

このパターンも意外と多く見受けられる気がします。

子育ては大変だからこそ、家族と一緒に支えあいながら行うことが必要なのだと実感します。

母子家庭・ひとり親家庭になるタイミングで、自分が生まれ育った環境で、自分の子供も育てるという選択をする人も多いように感じます。

なので、田舎に母子家庭・ひとり親家庭が少ないという感覚は全くありません。全国どこの田舎町でもそれは共通しているのではないかなと感じます。

田舎の母子家庭・ひとり親家庭の状況

  • 田舎に母子家庭・ひとり親家庭は多い。
  • 田舎に戻って子育てを始めた人も多い。

母子家庭、ひとり親家庭の田舎生活メリット

母子家庭、ひとり親家庭に限らず、「田舎で子育てをすること」のメリットは色々あります。

教育環境が良い

小学生

田舎の学校は校庭も広く、とにかく外の環境が最高に良いので、かなりアウトドアの授業が多いと聞きます。

自然豊かで空気もキレイ!登下校も運動量が多く、体力がある子供たちが多い。
知らない人でも町の中で登下校中の子供にすれ違うと、「こんにちは〜」とみんなしっかり挨拶をしてくれます。

のびのび子育てできる環境なんだなーと度々実感することがあります。

待機児童の心配がない

保育園

まず、田舎では聞かない「待機児童」、人口密度も低いので定員に達する事はほぼない状況です。

これはどうやら昔からのようです。

実際に、同世代(30代)の人に話を聞いても、幼い時から保育園に通っていて、待機児童がいるって聞いた事がないと言っていたのが印象的でした。

これはある程度どこの田舎町でも共通なのではないかと思いますよ。

子育て支援が充実している

田舎に移住をしてから、耳にする機会が多いのが、「子育て支援」の事。

役場などで移住者を増やすためにも、子育て支援に力を入れている田舎町が多いですね。

土地があるので広く充実した子育て支援センターがあるまちも多いです。

町によって違いもあると思いますが、その場所にフィットした支援があるはずなので調べてみると対象の手厚い支援がある可能性も高いです。

生活費が下がる

生活費

「子育て」に限らない田舎暮らしのメリットですが、出費がかさむ子育て世代は特にありがたい生活費の減少。

日々の暮らしのコストが下がるなら誰でもありがたいですよね。

比較対象は都会になりますが、やっぱり家賃という1番大きな固定費は田舎だと確実に下がると思います。

そして、広い家に住むことができます。このメリットは母子家庭・ひとり親家庭では見逃せないですよね。

田舎暮らし子育てメリット

  • 環境が良い
  • 待機児童の心配がない
  • 子育て支援が充実している
  • 生活費が下がる

母子家庭・ひとり親家庭の田舎生活デメリット

「田舎で子育てをすること」のデメリットもしっかり確認しておきましょう。

習い事、塾などが少ない

習い事

全くない。ってわけではないんですが、やはり都会と比べて圧倒的に少ないのが、塾などの習い事関連のコト。

希望の習い事がない場合は別の町まで通わなければいけない必要性も出てくるかもしれません。

例えばわたしの移住した田舎町では、町に塾が1箇所、英会話教室が1箇所、絵画教室が1箇所あります。
それ以外の例えばスイミングや音楽教室になると近隣の少し大きめの町まで通う必要がありそうです。

通える習い事が少ない分、町の子供たちは集って通っているとも聞くので、子供の新たなコミュニティーというよりは学校の延長に習い事があるという認識になるかもしれません。

子供が少ない

習い事が少ない理由の大きな理由の一つがこれだと思います。
そもそも全体的に子供の数が少ないんですよね。

例えば田舎の小学校だと、ひと学年2クラスしかないなんて話も聞きます。年々子供の数が減っているのは日本全体の話でもありますが、田舎でも切実。良くも悪くも、規模感でいうと全校生徒みんなの名前と顔が簡単に覚えられるレベルしたりします。

それはそれでアットホームな感じがして個人的には良いなーと思う反面、子供が少ないと、在学途中で学校が統合される可能性もあったりするみたいです。

そうなると、学校が遠くなったりしてしまって通学に時間がかかってしまうなどう田舎ならではの悩みも出てくるようです。

小学校低学年でも片道小一時間かけて学校に通う姿を見て、田舎の子はこうやって体力がついていくのか…と感心したりもしますよ!

子供が遊べるミューズメントが遠い

遊園地

田舎なので、大人に限らず子供も遊びの選択が少なくなってしまいます。
休みの日にどこか家族で出かけて子供をミューズメント施設に連れて行こう!となっても、車で片道1時間以上かけてレジャーに行く必要が出てくる田舎での生活。

子供が好きな遊園地・水族館・動物園などミューズメントスポットはまず田舎にはないので、お出かけはいつも遠出になってしまいます。

子育てのコミュニティーが狭い、限定的

人口が少ない分、「ママ友・パパ友」のコミュニティーが狭く、限定的になってしまうのも田舎ならではのデメリットかもしれません。

人付き合いの大切さや満たされる事は数で計れることではないですが、コミュニティー自体が少ないと、もしかしたら気が合う人の見つけにくさに繋がるかもしれないかなと思います。

ただどこにいても気の合う人も気の合わない人もいると思うので、これも子育て中だけに限らず全体的に言えることかもしれないですね。

田舎暮らし子育てデメリット

  • 習い事、塾などが少ない
  • 子供が少ない
  • 子供が遊べるミューズメントが遠い
  • 子育てのコミュニティーが狭い、限定的

母子家庭、ひとり親家庭の地方移住支援

親子

国によって様々な方面で制度などが作られている「地方創生」の取り組みの1つとして、各自治体による母子・ひとり親家庭の地方移住施策がされています。

その大きな理由としては、子育て世代が田舎に移住をすることで「少子対策」も一緒に行えるという点があります。

この若い世代への地方移住支援に力を入れている自治体は本当にたくさんあるので、例えば「ひとり親 地方移住支援」などのワードで検索をするだけで日本全国の地方支援がヒットします。

ちなみにわたしが移住をした田舎町でも、ひとり親家庭への地方移住支援として、

  • 移住支援金の交付
  • 家賃補助
  • 医療費の免除
  • 児童扶養手当

など、かなり手厚い支援制度が実施されています。

町によって内容は変わってくるとは思いますが、ほぼどこの田舎町でも対策が取られているので、例えば移住したい町や検討しているエリアがある場合は、その周辺で1番自分が求めていることに近い条件の場所や手厚い支援の町を探してみるのも一つの方法かもしれません。

ひとり親家庭の地方移住支援

  • 全国的にどこの田舎町でも制度がある
  • 少子対策で地方移住支援は多い

まとめ|母子家庭の田舎暮らしについて

田舎町と母子家庭、ひとり親家庭の現状。田舎に実際に移住をしてから感じるリアルな目線でお届けしてみました。

町の地方移住支援などについては、調べてみると本当に様々なものが出てくるので、特に田舎移住の予定がある人や田舎移住を検討している人は、まず調べてみるのがいいのかもしれません。

ネットで調べていると情報量が多す気たり、複雑すぎる場合は直接町役場などで問い合わせると、間違えもないのでおすすめです。

田舎で子育て、リスタートにはぴったりの選択の一つかもしれません。

ABOUT ME
シロロ
ワーホリから数年の海外暮らしを経て、日本で人生初の田舎暮らし、 念願のスローライフをスタートし始めたばかりのひよっこ田舎移住者です。 そんな私が自分の実体験に基づいてリアルな田舎暮らしの情報をお届けいたします!! 趣味は旅行・映画鑑賞。 普段はインドアですが、旅行に関しては国内外問わず、一人旅もOKな、たまーにアクティブな旅好きライターです。