コロナ禍でなかなかカップルで遊びに行けるところも少ないですよねー。
自然を感じにお休みに彼女や彼氏とカップルでキャンプに行くのもいいなーなんて思っている皆さん。
カップルで行ったことのないキャンプに行くのはなかなかハードルが高いですよね。
でも、2人ともハマってしまえば長期的にみて良い趣味になります。
本記事では、アウトドア趣味の彼氏に引き摺り込まれて、毎年キャンプに行くのが楽しみな筆者(ぐりゆう)が、これからカップルでキャンプに行きたいと思っている人に向けて
- カップルでキャンプを成功させる秘訣
- 知っておきたい、女子はキャンプの時ここが大変
- カップルでキャンプをより楽しくするコツ
について実体験を交えて書いていきます。
男性のみなさんは気にしなくても、女性はキャンプの際色々気にすることがあるんだな…。
カップルキャンプ成功の秘訣は協力と役割分担
キャンプの際、たまーに見るんですよねぇ。
手慣れてなくて、テントの設営でピリピリしだす夫婦やカップル…w
やっぱりカップルでの遊びって2人のどちらかが『付き合ってあげてる』と感じると、楽しくなってしまいます。
そんなこんなで、私が思うカップルでキャンプを楽しむ秘訣は、『協力して成し遂げる』っていう心持ちと、『しっかりした役割分担』だと思うのです。
我がカップルの役割分担
そんな我がカップルのキャンプ時の役割分担は、特にこれ私担当!あなた担当!と決めたわけではないのですが、それぞれ得意なことをやっています。
これは『俺は一生懸命○○してたのに、お前ダラダラ何してたんだよ…』と不満を溜めないために、意外と重要なことだったりします。
で、現在の役割分担なのですが
◇彼氏
- キャンプ道具の準備、車載
- テントとタープ設営(共同)
- 薪集め、火起こし
- 撤収(共同)
◇私
- 食材と炊事まわりの準備
- テントとタープ設営(共同)
- ゴミ分別
- 撤収(共同)
ざっとこんな感じですね。
キャンプ全体の準備を彼氏が、炊事や食材関連は私が担当しています。
毎回、サプライズで食事に変化球を取り入れるのが結構楽しみだったりします。
なんとなくの役割分担が決まらない場合は、思い切ってお互いの担当分野を決めてしまうのが良いと思います。
もちろん、手が足りない時はお互い助け合うことは前提に。
家庭での家事と一緒ですね。
余談ですが、私たちカップルは彼氏がアウトドアをもともとよくする人。
初めて2人でキャンプに行った時は、タープやテントの張り方をインストラクターのごとくレクチャーしてくれました。
ささっと薪を集めて火起こしをする姿や、忘れ物をしても他のもので代用する姿を見て、『この人は頼もしいな〜』『災害が起きてもこの人となら生きていけそうだな』と思ったことを覚えています。
『アウトドアが得意で物知りな彼氏』って女子目線で結構株が上がると思います。
道具の購入はどうする?
これからキャンプを始める!という方にとって気になるのは、『カップルでキャンプ道具を揃える時、道具購入の資金はどうしてるの?』ということではないでしょうか。
これ、『1つのモノを買うのに半分ずつお金だす』のは辞めた方が良いです。
- キャンプは趣味に合わず全然行かなくなってしまった
- 使い勝手が悪く買い換えたい
- 別れた(!)
なんてことになると大変面倒です…。
キャンプ道具は状態が良いものだと、フリマアプリなどでそれなりの値段で売れるのでいざとなったら売ってしまえばOK。
1アイテムずつそれぞれの所有物として購入するのが良いと思います。
特にテントなどの大きいものは言い出しっぺが買うべきでしょうね。
それ以外にも
- 彼女がそんなに外で遊ぶのが好きそうではない
- 数回しか行かないかも
- キャンプ道具を置く場所ない
このような場合は、レンタルのあるキャンプ場や、バンガロー、グランピング施設なんかも検討してもいいかもしれません。
大事なのはお互いが心地よく過ごして、楽しく遊べる妥協点を見つけることです。
女子はキャンプの時ここが大変
男性に伝えたいのは、『たかが1泊のキャンプでも、女性は気にするとことが結構あるんです!』ということ。
これを知ってるのと知らないのでは、気遣いが変わってきます。
キャンプ場に来て女子が不便に思うのは主にこんなこと。
- トイレが汚いのが嫌…
- お化粧や髪をセットする場所がない
- お風呂に入れない
- 虫が多い
- よく眠れない
彼女がキャンプにさほど乗り気じゃないのは、こんな原因があるかもしれません。
子供時代を含め、キャンプに行った経験があまりなければなおさらです。
そんな不便を理解した上で対策をして、歩み寄ってキャンプを楽しみたいですよね。
キャンプ場のトイレ問題
キャンプ場のトイレですが、場所によって管理の度合いに差があります。
街のショッピングモールと変わらないくらい綺麗に管理されているところもあります。
しかし、あまりこまめな清掃がされておらず和式しかない、ボットン、においのキツイ場所も。
全く気にしない!っていうアウトドア遊びに慣れている彼女なら問題ありませんが、基本的に女性は汚いトイレは嫌いです。
トイレが綺麗に管理されているかは要リサーチですよ。
お化粧と髪型
好きな人とのデートでは、なるべく可愛くいたいもの。
普段の彼女のお化粧とヘアメイクを、キャンプの時にも保とうとすると大変です。
炊事場で洗顔をすることも多いキャンプでは不便も多く、ましてや電気も使えないと髪の毛をストレートに保つなんて難しいわけです。
そんなこともあって、キャンプは付き合いたてより気心知れてからが良いかも。
もしキャンプ2日目に少し髪がボサボサだったり、見たことのないくせ毛でも、からかったりしないでくださいね。
お風呂に入れない
綺麗好きな人にとっては、外で寝るのにお風呂に入れないのも嫌なポイントです。
- ニオイが気になる
- 汗ベタベタが嫌
- 髪の毛がペタッとなる
そんな人には、近くに温泉があるキャンプ場や、汗のかかない涼しい時期のキャンプに誘ってみると良いですよ。
大体の女子は出先でもシャンプーやケア用品はいつも自分が愛用しているものを使いたいもの。
泊まりで荷物が多いのも『キャンプめんどくさいな』と思う原因でもあります。
虫が多い
たかが虫、されど虫。キャンプ場にはもちろん虫がいます。
『刺されるのが嫌!』程度であれば、蚊取り線香や虫除けで対策できます。
むしろしっかり対策していきましょう。
視界に入るだけで、この世のものじゃないくらい嫌!というくらいの虫嫌いさんには、外で全く虫のいない空間を作るのは難しいので、キャンプは向きません。
虫を避けるための蚊帳をはれるキャンプ用品などもありますが、せっかく外に遊びにきたのにずっとテントや蚊帳の中じゃ勿体無いですよね。
眠れない(女子だけじゃないけど)
男女問わず意外と多いと思います、『テントで寝るのが無理』な人。
床が硬かったり、外の音が気になって眠れないのが主な原因です。
キャンプ用マットも探せば寝心地のいいものがあります。
枕だけは普段使っているものを持って来たり、耳栓をしたりなるべく快適に寝るために工夫することも大事です。
キャンプ用のマット選びについては、以下の特集記事が参考になります。
記事タイトルが『ソロキャンプ用』となっていますが、キャンプ用のマットはどれも一緒なので、ご心配なく!
カップルでキャンプをより楽しくするコツ
女子たちにはちょっとデメリットも感じることもあるキャンプ。
そんなデメリットよりも、もっと楽しいことを増やせば『ちょっとくらい不便や我慢してもいいや!』という気になります。
正直私も最初は『化粧がちゃんとできなくて嫌だな』とか、『髪が治せないから二日目に写真撮るのいやだなー』とか気にしていました。
今ではそんなことより、キャンプが楽しいわけです。
そんなキャンプを『より』楽しくするために、どんな工夫をしてるのか?ということをまとめてみました。
場所選び
場所選びのリサーチはとっても大切です。
田舎に移住してしまうほど混雑や人が多いところが苦手な私は『キャンプ場が混んでいる』のが絶対嫌です。
なので、夏休み時期は極力避け、土日はキャンプに行かないのはもちろんですが、何より『キャンプ場選び』に時間をかけています。
なるべく穴場で、ロケーションのいいキャンプ場をリサーチしてます。
例えば聞いたことのあるキャンプの失敗談ですが、初めてのキャンプに人気のキャンプ場に行くのを予定していたカップル。
そのキャンプ場は普段から混雑しますが、予約不可のキャンプ場。
朝早く出発したものの、想像以上の混雑で、車で並んだ末に満員で入れずただ帰ってきた。
道具をわざわざ準備して初めてのキャンプがこの調子だと、ショックに耐え切れなさそうです。
- 予約の有無
- チェックイン、チェックアウト時間
- 料金
- 混雑具合
に関してはしっかり調べていきましょう。
キャンプごはんの工夫
キャンプの定番はバーベキューですよね。
単純にお肉を焼いたりするだけで楽しいのですが、ちょっと工夫するとさらに楽しいですよ。
例えば『野菜やお肉を現地の道の駅や直売所で買う』なんかは簡単にできる楽しみ方。
スーパーで食材を買う何倍も食べるのが楽しみになります。
他には
- 釣った魚を食べる
- 燻製を作る
- コーヒーを焚火で焙煎する
- 朝にホットサンドを作る
なども良いですね。
先日湖にキャンプに行った際は、エビとりが楽しすぎて年甲斐なく二時間くらい遊んでしまいました。
あとはキャンプで燻製するのが定番になりつつあるのですが、毎回変わり種の食材の塩漬けを作って数日前から燻製の準備するのが私の楽しみです。
キャンプ上級者、連泊キャンプになると、いわゆる映える煮込み料理やパエリアなんかを作るのも良いですね。
自分のスタイルが確立できたら、色々と挑戦するのが良いと思います。
アクティビティとくっつける
キャンプ場選びにも言えますが、ただキャンプするだけじゃ物足りないかも?という場合にはアクティビティとくっつけるのがおすすめ。
- 登山
- 温泉
- 海水浴
- 釣り
- カヌー
- SUP
なんでも良いので2人の好きな遊びを取り入れると良いですね。
軽めの登山をした後に、温泉入って、キャンプ場でお肉焼いてビールを飲むなんて最高にアウトドアな一日です。
私は最近キャンプといえばもっぱら『SUPキャンプ』です。
マイSUPを購入して、SUPするためにキャンプをすると言っても過言ではありません。
最近北海道も暑くなりつつあるので、水辺の遊びは本当に気持ちがいい。
北海道には雄大な景色の湖畔キャンプ場が各地にあるので、色々いきたいなと思っています。
終わりに
以上、カップルキャンプを成功させる秘訣、より楽しむコツでした。
カップルでキャンプに行くとお互いの見えなかった一面が見えたりして、距離が縮まりますよ。
お互い助け合いながら、楽しいアイディアをぜひ形にしてくださいね。