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カヤックジギングの始め方|タックル、ルアー選びと釣り方の基礎

『シーカヤックでジギングを始めたいけど、基本的な事が全部まとめてさっぱりわかりません!』という入門者の皆様のための特集記事です。

カヤックフィッシングにおけるジギングという釣り方は、狙える魚種の豊富とポイントを選ばない自由度の高さが特徴です。

多くのカヤックアングラーが好んでこの釣りのスタイルを楽しんでいます。

ただし、道具選びやカヤックならではの釣り方のコツ、ポイント選びなど、初心者には少し難しい部分も多いと思います。

そこで本記事では、この釣りを始めるための基礎知識を初心者向けに丁寧にまとめて解説しました。

カヤックジギングデビューの悩みはこの記事で全て解決です!

Contents

カヤックでジギング!その魅力とは?

Hobie_Fishing_European_Championship_2014_46
Hobie_Fishing_European_Championship_2014_46 / Hobie kayak pics

カヤックジギングの魅力についてはアングラーごとに様々な意見があるとは思いますが、『お手軽さ』、『汎用性の高さ』、そして、『釣果に恵まれやすい』という3つの要素が大きいと思います。

これは、カヤックで他の釣法と比較すると解りやすいとおもうので、比較しながら解説しますね。

まず、カヤックでのルアーフィッシングで選ばれる釣法は多岐にわたるですが、概ね以下のように分類可能だと考えて下さい。

  • ジギング(=ジグを使ってあらゆる魚種を釣法)
  • キャスティング(=あらゆるルアーをキャストして多様な魚種を狙う釣法)
  • プラッギング(=ミノー、ペンシルベイトなどのプラグを使う釣法)
  • タイラバ(=専用ルアーを用いて真鯛を狙う釣法)

このうちプラッギングゲームの場合は、プラグというルアーの特性上、水面や上層に浮いた魚を専門に狙う事になります。そのため、ターゲットやポイントに制限がかかる事が特徴です。

また、タイラバの場合は専用ルアーと対象魚に縛りがあるため、海況次第では釣果に恵まれない可能性が高くなります。

一方でキャスティングゲームと呼ばれる釣法は、あらゆるルアーを用いるという特徴があります。そのため、上で紹介した釣法のように、ポイントや水深、対象魚の縛りがなく、海況に合わせてあらゆる魚種を狙う事ができます。

ですので、キャスティングゲームは釣果に恵まれやすい釣り方であるのですが、カヤックに数多くのルアーを持ち込まないといけないため、決してお手軽とはいえませんね。

また、不安定なカヤックからのキャストは技術的にも難しく、この点もまた、キャスティングゲームの難易度を高くしている要因になります。

つまり、ジギング以外の釣法は、使うルアーや対象魚に制限があるため、ゲーム性は高いかもしれませんが、状況次第では何も釣れなかったり、そもそも釣りとしての難易度が高すぎたりするんです。

そして、このような釣法のデメリットを高いレベルで解消したのが、カヤックジグングという釣りのスタイルであるといえます。

まずタックルと釣り方に関しては、基本的には真下に落としてしゃくりあげる釣り方になるため、一本のロッドとリールだけでも可能であり、誰でも手軽に楽しむ事ができます。

持ち込むジグに関しても、重さやと形状が違う最低限のバリエーションで充分です。つまり、数個のジグだけであらゆる水深、あらゆるポイントを攻略する事ができます。

そして、狙える対象魚は、『あらゆるフィッシュイーター』です。つまり、ルアーフィッシングで狙える全ての魚がこの釣法のターゲットになり得ます。

せっかくカヤックを漕いで未知のポイントを攻めるわけですから、何も釣れないなんていう結果は避けたいですよね?そんな時にカヤックジギングという釣法は、とりあえずの一尾をあなたにもたらしてくれる可能性が非常に高いといえます。

そして、ジギングという釣法の実釣能力の高さと、ポイント攻略のお手軽さが、カヤックフィッシングという未開のポイントを攻略するゲーム性と非常にマッチしている事も見過ごせません。

このような特徴があるため、多くのカヤックアングラーが必ず一つはジギングタックルをカヤックに持ち込んでいるといえます。

つまり・・・

『カヤックジギングは、カヤックフィッシングで用いられるあらゆる釣法の良い所を高いレベルでカバーしているため、なにかしらの釣果に恵まれやすい!』

これこそが、多くのカヤックジギングの本質であり、一番の魅力であるといえるのかもしれません。

カヤックジギングではどのよう魚種が狙える?

カヤックジギングは、基本的には海の釣りであり、ジグで狙える魚は全てがターゲットになります。

特に沖合で回遊している青物狙いや、深い水深に居着いている根魚との相性が良く、カヤックの機動性の高さと合わせてショアジギングよりもターゲットがかなり幅広くなっているのが特徴です。

具体的には、以下のような魚種をメインターゲットとして狙うアングラーが多いですよ。

根魚系

  • オオモンハタ
  • マハタ
  • キジハタ
  • カサゴ(ガシラ)

青物系

  • サバ
  • シイラ
  • ブリ
  • カンパチ
  • ヒラマサ

その他のフィッシュイーター

  • シーバス(スズキ)
  • 黒鯛(チヌ)
  • 真鯛
  • ヒラメ
  • マゴチ
  • カマス
  • ホウボウ

もう気が付いた人もいるかもしれませんが、食べて美味しい魚、そして高級魚が多い事も、この釣りの特徴の一つです。

いえ、もしかしたら・・・

これがカヤックジグングの最大の魅力なのかもしれませんねw

カヤックジギングのタックル選びの基本(スピニングとベイト)

カヤックジギングは、基本的にポイントの真上や近くまでカヤックで移動します。そのため、ロングキャストの必要もほとんどなく、多くの場合は真下に落とし込むだけの場合が多いです。

このような特徴から、用いるタックルにはキャスト性能よりもジグの操作性やファイトのしやすさが求められます。

ですので、一般的には取り扱いが難しく、バックラッシュなどのトラブルが多いとされるベイトタックルの方が、
カヤックジギングには向いているといえます。

もしあなたがカヤックジギング用にタックル一式を新しく揃えるつもりであれば、私はベイトタックルをお薦めしますね。

特にベイトリールは、巻き上げるトルクがスピニングリールよりも格段に強いため、大型青物がヒットする事も多いカヤックジギングでの優位性は非常に高いです。

また、ジグのアクションのつけやすさについても、スピニングリールよりもベイトリールの方が手首への負担が少なく扱いやすいです。そういった意味からも、個人的にはベイトタックルを強くお勧めします。

ただし、これはあくまで新しくタックルを揃える時の話ですのでご心配なく!

ロッドについては、後から説明しますが適切な長さと固さのものが必要になります。ですが、スピニングタックルでも充分にカヤックジギングは楽しめますよ。

  • 理想的にはベイトタックルが使いやすい
  • スピニングタックルでも充分に楽しめる
  • ロッドの長さと固さが重要

このように考えておけば良いですね。

ロッド選びについて

カヤックフィッシング全般にあてはまる事ですが、ロッドには適切な長さがあります。例えばおかっぱりのジギングでは、遠投性が求められる場合は10フィート(3 m)前後の長いロッドも多用されます。

ですが、カヤックの釣りでこのような極端に長いロッドを使うと、魚の取り込み時に小回りが利かずに、最悪の場合はロッドが折れる可能性も考えられます。

そのため、カヤックジギングでは6~7 ft前後の短いロッドが使いやすいです。フルキャストで遠投する事はほとんどないため、遠投性アップのためのロッドの長さは不要です。

(参考:カヤックフィッシングにおけるロッドの長さの基礎に関しては、こちらの記事『タックル選びの考え方/ロッド選び』も参考になります。)

次に固さですが、大型青物がかかる可能性はがあるのは事実ですが、海の上のオープンフィールドであるため強引なファイトの必要がありません。

そのため、PE1.5号に対応したバッドパワーで、適合ルアー重量が150 g程度であれば、強度としては充分だと考えて下さい。

多くのメーカーでは、『オフショア用のライトジギングロッド』というグループで、この種のロッドが準備されています。

例えば以下のようなモデルが該当しますので、ロッド選びの時の参考になさって下さい。

ゲームタイプLJ B631(シマノ)

(画像引用元:シマノ

  • 全長:1.91 m
  • 適合ジグウェイト:50~150 g
  • 適合ラインPE(号):Max 2.0 号
  • ロッドタイプ:ベイトタイプ
  • 実売価格:28,000円前後

ソルティーステージ KR-X ライトジギング SLXC-632-100-KR-FS(アブガルシア)

(画像引用元:ピュア・フィッシング・ジャパン

  • 全長:1.91 m
  • 適合ジグウェイト:MAX 100 g
  • 適合ラインPE(号):Max 1.5 号
  • ロッドタイプ:ベイトタイプ
  • 実売価格:14,000円前後

グラップラー ライトジギングシリーズ S632

(画像引用元:シマノ

  • 全長:1.91 m
  • 適合ジグウェイト:45~150 g
  • 適合ラインPE(号):Max 1.5 号
  • ロッドタイプ:スピニングタイプ
  • 実売価格:22,000円前後

リール選びについて

リールについては、ロッドのスペックに合わせて選ぶ事になりますが、一つだけ注意点をあげるとすると、糸巻き量については充分注意が必要です。

カヤックジギングは縦の釣りであり、水深が深いポイントの場合はボトムまで50m以上もジグを沈める事もあります。

そのため、充分な糸巻き量がないと釣りが成立しない事も多いのです。

最低でもPE1号ラインが200mは巻けるものが必要ですので、リール選びの一つの基準と考えて下さい。

ベイトリールの場合は、以下のようなモデルが人気ですね。

グラップラーCT(シマノ)

(画像引用元:シマノ

  • 最大ドラグ力:5 kg
  • 糸巻き量:PE1号⇒330 m, PE1.5号⇒200 m, PE2号⇒150 m
  • 実売価格:19,000円前後

オシア カルカッタ 200HG(シマノ)

(画像引用元:シマノ

  • 最大ドラグ力:5 kg
  • 糸巻き量:PE1号⇒440 m, PE1.5号⇒290 m, PE2号⇒200 m
  • 実売価格:19,000円前後

スピニングリールの場合は、ダイワなら3000番、シマノなら4000番台のリールが使いやすいです。

ただし、スピニングリールはベイトリールに比べてギアが弱い傾向があるため、耐久性と堅牢性に優れたモデルを選んで下さい。

個人的には、シマノのストラディック4000HGなどは、価格と頑丈さのバランスに優れた素晴らしいリールであり、カヤックでのライトジギングにもピッタリだと思いますよ。

ストラディック 4000HGM(シマノ)

  • 最大ドラグ力:11 kg
  • 実用ドラグ力:6.0 kg
  • 糸巻き量:PE1.2号⇒250 m, PE1.5号⇒200 m, PE2号⇒150 m
  • 実売価格:18,000円前後

ライン選びについて

カヤックジギングでは、リールの種類を問わずPEラインを使います。これは、少しでもラインが細い方が潮や風の影響を受けづらくなるためです。

また、PEラインの太さも重要であり、あまり太すぎると潮にラインが流されて釣りづらくなります。

そのため、PE1号前後がちょうど使いやすい太さですね。これに、20~30lbのリーダーを結束してラインシステムの完成です。

少し弱すぎると思う人もいるかもしれませんが、ドラグを効かせながらじっくりファイトする事ができるため、
この程度の強度でも充分ですよ。

カヤックジギングのポイント探しのコツとは?

Image from page 176 of
Image from page 176 of “The Audubon magazine” (1887) / Internet Archive Book Images

この記事を読んでいる皆様は、おそらく全くの釣り初心者という事ではなく、ジギングをはじめとするショアからの釣りの経験者ばかりだと思います。

もしそうでしたら、ご安心下さい。カヤックジギングのポイント探しは、基本的にはおかっぱりの釣りと変わりません。

つまり・・・

  • 潮目
  • 潮の流れに変化がある場所
  • 明らかな地形変化がある場所(岬の先端部分など)
  • 海底の底質に変化がある場所(沈み根など)

このような『何らかの変化がある場所』が、ショアからの釣りであれ、カヤックジギングであれ、一級ポイントとして成立します。

ですので、まずは何らかの変化のある場所をカヤックで移動しながら目視で探し、あなただけのポイントとして情報を集める事が重要になります。

とはいっても、目視で見つける事ができる変化は限られていますよね?例えば水深が50mもあるような場所で、底質の変化や沈み根を目視で見つけるなんていう事は不可能です。

そんな時に活躍するのが、魚探と海底地形図です。

魚探については、カヤックフィッシングの必須アイテムではありません。ですが、あると無しとではポイント探しの効率が圧倒的に違いますよ。

海底の地形変化、底質、ベイトやターゲットである魚の有無まで見て取れますので、本気でカヤックジギングを楽しむのであればぜひ準備して下さい。

なお、カヤックフィッシングにピッタリの魚探については、こちらの『あると便利な備品|魚群探知機について』で詳しく紹介していますので、参考になさって下さい。

海底地形図については聞きなれない人もいるかもしれませんね。これは、海底の起伏を等高線で表現した海の地図です。

まずはこれでざっくりとした地形変化を見つけておいて、その周辺を魚探で丁寧にサーチするというのが最も効率的です。

ちなみに、海底地形図についてはスマホのアプリもありますので、ぜひインストールしておく事をお勧めします。

なお、海底地形図入りの船釣り専用GPSアプリについては、こちらの記事『海釣図 ~GPSフィッシングマップ~』でも簡単に説明していますので、興味がある人はご覧になって下さい。

カヤックジギングでのジグの動かし方について

Hobie_kayak_0108
Hobie_kayak_0108 / Hobie kayak pics

アクションの種類そのものは、一般的なオフショアジギングと変わらず、以下のような誘い方が使われます。

  • ワンピッチジャーク
  • ストップ&ゴー
  • ただ巻き

この中でも特にワンピッチジャークはカヤックジギングの基本的なアクションになりますので、まずはこのアクションを覚えましょう。

ただ巻き、ストップ&ゴーについては、例えば冬などの低活性の季節に、ジグをゆっくりと魚に見せながら釣るアクションです。そのため、食いが渋い時に使うと効果的ですよ。

なお、カヤックでのルアーフィッシングにおいては、原則として限られたスペースの船内で、座った状態でルアーを動かす必要があります。そのため、一般的な船釣りやショアジギングのように、両足で踏ん張って力強くロッドをしゃくる事ができません。

ですので、細かくて早いジャークというよりは、若干スローなアクションで誘いをかける事が多くなります。

この釣り方はスロージギングと呼ばれるのですが、非常に解りやすく解説してくれている素敵な動画を見つけましたので、紹介しておきますね。

ゆっくり、ふわふわとジグを動かして魚を誘うアクションのイメージがすぐにつかめると思うので、ぜひご覧になる事をお勧めします。

ジグの重さ|カヤック ジギングで釣果を倍増させるためのコツとは?

カヤックジギングは、基本的にボトムを取ってしゃくり上げるだけの簡単な釣りですが、使うジグの重さはかなり釣果に関係します。

基本的な考え方としては、ジグが軽ければ軽いほど、アクションが自然になります。そのため、より釣れるジグという事になるのですが、あまりに軽すぎるボトムを取りづらかったり、海底に沈むまでに大きく潮に流されて釣りが成立しづらくなったりします。

ですので、『海底が取れるギリギリの重さ』のジグを、海況に合わせて選んで下さい。たったこれだけの工夫で、カヤックジギングの釣果は大きく変わります。

とは言っても、最初はどれくらいの重さのジグを選べばいいのかわかりづらいと思います。一つの基準としては、『水深と同じ重さ』という考え方があるので、まずはこの考え方でジグの重さを選びましょう。

例えば水深30mなら30g, 水深50mなら50gといった考え方ですね。

その上で、潮の流れや風の強さなどを考慮して、ボトム感知できるギリギリの重さへとジグを変えていけば良いですよ。

初心者にお勧めのカヤックジギング向けジグ5選!

①ジグパラバーチカルスローピッチ(メジャークラフト)

(画像引用元:メジャークラフト

  • 重量:100~300 g
  • 特徴:スローピッチジャークに特化したオフショア専用ジグ
  • 実売価格:700円前後(100~150 g)

スロージギング専用のゆっくりと動かすメタルジグです。お尻の方向へ幅が広がった形状であり、フワフワと木の葉が落ちるように揺らいで沈みます。

バーチカルスローピッチという名前の通り、縦方向でのゆっくりした誘いに特化したジグですので、ジグの動かし方に少し制限とやりづらさがあるカヤックジギングという釣りとも非常に相性が良いですよ。

また、見過ごせない点がその価格の安さです。一般的なスローピッチ用ジグが一個1,500~2,000円程度するのに対し、このジグは一個700円前後で市販されています。

しかも、店舗型釣具屋であれ、アマゾンのような通販であれ、在庫も非常に豊富です。

ですので、使いやすさ、コスパの良さ、入手のしやすさというポイントから、カヤックジギングで最も活躍するジグの一つであるといえます。

②撃投ジグ・ウルトラスロー(カルティバ)

(画像引用元:Cultiva撃投

  • 重量:40~350 g
  • 特徴:ボトム付近を探るのに適した移動距離の少ないジグ
  • 実売価格:1,000~1,500円前後(60~120g)

水の抵抗を受けやすい形状であるため、しゃくりを入れても移動距離が少なくなるように設計されています。そのため、他のジグよりも浮き上がりが遅くなっており、ボトム付近を丁寧に、そして時間をかけてゆっくりと探る事ができます。

フォールアクションも、ひらひらと時間をかけてゆっくりと水平フォールで落ちるため、アピール力も高くなっています。

ハタ類などの根魚や、ボトムを意識しやすい真鯛などに効果的なジグであり、中層付近に魚がいないと考えられるときは、このジグの独壇場になる事もあります。

③撃投ジグ レベル(カルティバ)

  • 重量:30~230 g
  • 特徴:水平フォール+細見のシルエットが特徴のジグ
  • 実売価格:1,200~1,600円前後(60 ~160 g)

細見のシルエットにフロントよりのウェイトバランスを採用したジグです。本来はショアからのキャスティング用として開発されたのですが、ユラユラとゆっくり水平フォールする特徴があり、これがカヤックジギングでのスローな攻めと非常に相性が良いです。

一般的なスロージャーク用のジグで反応が出ずらい時などに活躍します。

また、本来キャスト用のジグである事からも想像がつくと思うのですが、遠投性にも非常に優れています。

そのため、不意にナブラが発生した時などに、スピニングタックルで遠投してナブラを直撃するような釣り方も出来ますよ。

カヤックジギングの主役にはならないジグですが、いざという時のピンチヒッターとして頼もしいジグであるといえますね。

④TGベイト(ダイワ)

(画像引用元:ダイワ

  • 重量:15~60 g
  • 特徴:小さくて沈みが早いジグ
  • 実売価格:1,500円前後(45~60g)

高比重素材であるタングステン製のジグであり、潮の流れが早いポイントでも確実にボトムを取りやすい特徴があります。

カヤックでのバーチカルジギングは、風や潮の影響を絶えず受け続ける釣りですので、海況が荒れた場合は、このようなタングステン製の沈みが早いジグが使いやすいですよ。

比較的軽めの重量のラインナップが多いのですが、カヤックジギングでは60 gが最も汎用性が高く、多くのポイントでも使いやすいと思います。

少し軽すぎではないかと思う人もいるかと思いますが、タングステン製のジグは重量に対するシルエットが鉛製ジグよりも一回り以上も小さいです。

そのため、水の抵抗も受けづらくなっており、60g程度であってもスコーンと沈んてくれますので、この重量で多くのポイントを攻略可能です。

それでもこの重さは少し不安という事であれば、TGベイトのヘビーウェイトモデル(80~180 g)として、ソルティガTGベイトという姉妹シリーズもあります。

特に潮の流れが早いポイントを攻略する場合は、こちらのヘビーウェイト版を選ぶのも良いですね。

⑤ステイ(シャウト)

(画像引用元:シャウト

  • 重量:60~500 g
  • 特徴:ダートアクションと水平フォールが特徴のフロントウェイトジグ
  • 実売価格:1,200~1,600円前後(60 ~160 g)

頭の部分に重心が偏って設計されたフロントウェイトジグの名作です。ジャークアクションに対して横に滑るように大きくスライドアクションし、その直後に『ピタッ!』と海中でサスペンドしているかのように止まります。

そして、まるでそれまでのキレのあるアクションが嘘であったかのように、美しい水平姿勢を維持しながら細かくバイブレーションしつつ、ゆっくりとフォールします。

このアクションの多様性は他のジグでは再現できないため、唯一無二の存在としてカヤックアングラーにもファンが多いですね。

カヤックジギングの魅力がギュッと詰まった素敵な動画3選!

未知のフィールドを手軽に攻める事ができて、しかも数多くの魚種を狙う事ができるのがカヤックジギングの特徴なのですが・・・

このようなカヤックジギングならではの楽しみがギュッと詰まった素敵な動画を3つ集めてみました。

ポイント選定やジグのアクションの付け方、そしてもちろん実釣シーンもバッチリ撮影されているものだけを選んでいます。ですので、カヤックジギングのマニュアル動画としても参考になるはずですよ!

①早朝の小舟ライトジギング/くーねる様

こちらの記事『カヤックで青物/カヤックフィッシングの醍醐味がわかる動画集』でも紹介したアウトドア&スローライフ系youtuber『くーねる様』のカヤックライトジギング動画です。

スピニングタックル+軽めの20g前後のジグというタックルで、スローピッチジャークを多用して攻略しています。

動画内では、魚探を見ながらベイトを探して中層付近を直撃し、狙った通りの場所から魚を引きづり出すシーンも撮影されており(8:35~10分付近)、カヤックジギング独特のポイント攻略の流れが理解しやすいですよ。

また、動画12分付近では、スローなワンピッチジャークで大型青物がヒットする瞬間がバッチリ撮影されています。

このワンシーンだけで、カヤックという場所に制限がある狭い環境でのジギングの一連の流れ(アクション⇒ヒット⇒ファイト⇒魚の取り込み)が全て確認する事が出来ます。

魚との距離感が近いカヤックジギングならではの世界観が詰まっており、この動画一番の見どころですので、ぜひご覧になって下さい。

カヤックジギングという夢に溢れた世界の一端に触れる事ができる、最高の動画の一本だと思います!

②【カヤックフィッシング】ジギングはオモロー!/遊ぶコツばっかべん10 様

魚探の真っ黒い反応を追いかけて青物を狩りまくる動画ですw

軽めのジグとスピニングタックルを用いて、一秒間に二回くらいの早めのワンピッチジャークでヤズ(ブリの子供)を釣り上げています。

青物の最初のヒットシーンは2:50付近なのですが、魚探の反応に合わせてジグを落とし込み、縦に責めるというカヤックジギングの基本通りのアクションで釣りが展開していきます。

そのため、カヤックジギングの基本スタイルをイメージしやすい内容であるといえますね。

群れがいる間は釣れ続け、そして群れが去ると同時に魚の反応が無くなる点も、『カヤックジギングあるある』といった感じですw

③カヤックフィッシング・奇跡のヒラメ76cm編/kayak55ムービー様

スピニングタックルを用いたスロージギングで規格外の座布団ヒラメ(76 cm!)を狩り上げるという、なんともワイルドな動画です。

青物ばかりが注目されるカヤックジギングですが、しっかりとボトムから誘いをかける事でヒラメだって狙えてしまうのですから・・・

この釣りのポテンシャルには驚かされます。

動画内では、ヒラメ以外にも青物などのヒットシーンの撮影されていおり、『多様な魚がジグ一本で狙える』というカヤックジギングの醍醐味もギュッと詰まっていますよ。

ちなみにこのチャンネルは、『kayak55.com』という日本初のカヤックフィッシング専門サイトのyoutubeチャンネルであり、カヤックの釣りの基礎を学ぶ上で参考になる動画が多いです。

本家サイトであるkayac55.comと合わせて、カヤックジギングに興味があるのであれば、一度覗いてみると面白いと思います!

参考①(ポータルサイト):kayac55.com
参考②(Youtube チャンネル):kayak55ムービー

終わりに・・・

一言でまとめると…『どこでも&なんでも狙えるカヤックジギング、新しい釣りのスタイルとして始めてみませんか?』というお話でした。

ジギングという釣りは、あらゆるポイントと泳層を一本のジグだけで攻略し、様々な魚種を狙う事ができる汎用性の高い釣りです。そのため、カヤックのお手軽さと機動力を最大限に生かす事ができる最もシンプルな釣りといえるかもしれません。

タックル選びに少しコツがいりますが、基本的には落としてしゃくりあげるだけの釣りですので、初心者でも手軽に、そして楽しく始める事ができます。

本記事で紹介したタックルやお勧めのジグも参考にしながら、ぜひこの新しい釣りのスタイルを楽しんでみて下さい。

なお、本記事を読んでくれたアングラーの皆様は、ジギング以外のカヤックフィッシングや、カヤックフィッシングと比較される事の多いSUPフィッシングについても、興味があるかもしれませんね。

本サイトでは、このような『海に子船で浮かんで楽しむルアーフィッシング』の様々なスタイルについても、特集記事を準備しています。

ぜひ、こちらの記事も合わせてご覧になって下さいね。

初心者のためのカヤック釣り入門|必要な道具と始め方のヒントまとめ

足漕ぎカヤックフィッシング|その魅力と始め方、装備選びの基礎知識

SUPフィッシング超入門|最低限必要な装備と始め方のヒントまとめ

本記事があなたのアウトドアライフの一助に、そして、あなたのカヤックジギングデビューの参考になれば嬉しいです。

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編集部(るあらび)

編集部(るあらび)

アウトドアな俺たち編集長。

九州の南端に在住するルアーフィッシングが生きる目的な40代のおじさんです。

主に釣り、ウォーターアクティビティー関連の記事を執筆しています。

あなたがアウトドアを始めるきっかけを作れたら・・・と思ってこのメディアを立ち上げました。







『かっこいい大人達よ・・・もっと外で遊ぼう!』

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