キャンプといえば荷物運びが悩みのタネですよね。
サイトから駐車場が離れているキャンプ場も多く、そんなときに活躍してくれるのがキャリーカートです。キャリーカートを使えば車やバイクを持っていない人も電車やバスでソロキャンプに出かけることが可能です。
ソロキャンプ歴10年以上の私がソロキャンプに便利なキャリーカートについて語ってまいります。
後半ではソロキャンプにおススメのキャリーカートの紹介もしますので、ぜひ最後までごらんください。
ソロキャンプでの荷物運びにはキャリーカート!
すでにソロキャンプを何度も経験している人は分かっていると思いますが、車からの荷降ろしと駐車場からサイトまで荷物を運ぶのはかなり大変です。
もちろんサイトに車を横づけできるキャンプ場ならラクですが、駐車場が離れているキャンプ場も多く、こういうキャンプ場ではキャリーカートがないとサイトと駐車場を何回も往復しなければなりません。
特に大型の高規格キャンプ場や都市部に近いキャンプ場では、駐車場が離れているところが多いように感じますね。
駐車場とサイトが離れているキャンプ場を利用するときはキャリーカートはマストだと思った方がいいでしょう。
また、車から荷物を運ぶだけでなく、管理棟で薪を買って持ち運ぶときや道具のレンタル、その他買い物をしたときにも活躍してくれます。
キャリーカートには2輪タイプと4輪のワゴンタイプがあり、それぞれ用途が異なります。
ワゴンタイプの中には付属の板を載せてテーブル代わりにできるモノもあってこれもなかなか便利です。
- サイトと駐車場が離れているキャンプ場ではキャリーカートは必需品
- キャリーカートは購入した薪などを運ぶ際も役立つ
- キャリーカートには2輪タイプと4輪のワゴンタイプがある
キャリーカートがあれば徒歩(電車)でソロキャンプに行ける!
2輪のキャリーカートは荷物をしばって運ぶタイプで、キャリーバッグのような使い方ができます。ソロキャンプといえば車やバイクが一般的だと思いますが、最近は電車で移動するスタイルも増えているみたいですね。
キャリーカートならそのまま電車やバスにも乗ることができますので、車やバイクを持っていない、免許がないという人がソロキャンプに挑戦する時には活躍するでしょう。
バックパックスタイルだと大きな荷物や重いモノを運ぶのは大変ですが、キャリーカートならラクちんです。
スーツケースやキャリーバッグを持っている人はそれを利用してソロキャンプに行くことができますが、持っていない人が、わざわざソロキャンプのためだけに買うというのももったいないですよね。値段も高いですし。
キャリーカートなら1,000円くらいから売っていますので、トライしやすいでしょう。
コチラはダイソーで500円です。
- 輪のキャリーカートは荷物をしばって、キャリーバッグのような使い方が可能
- 2輪のキャリーカートを使えば電車やバスでソロキャンプに行くことができる
- 2輪のキャリーカートは1000円程度から販売されている。ダイソーでは500円。
キャリーカートの選び方
キャリーカートには2輪タイプと4輪タイプがあるとお伝えしました。2輪タイプは折りたたみ式で、荷物をくくりつけて運ぶタイプで、安いモノだとご紹介したとおり500円からあります。
4輪はワゴンタイプで、大きいのでそのまま電車に乗ってキャンプに行くような使い方はできません。値段も数千円からと少し高いですが、駐車場からサイトへ荷物を運ぶときは2輪のようにわざわざくくりつける必要がないのでとても便利です。
ファミリーキャンプや普段の公園などへのお出かけにもおススメです。
どちらもキャンプ場で使用するのであればできるだけタイヤが大き目のモノを選びましょう。キャンプ場は地面が平坦とは限らないですし、砂利道なんかも多いのでタイヤが小さいと動かすのが大変です。
- 4輪ワゴンタイプのキャリーカートは、キャンプ場で駐車場から荷物を運ぶときに便利
- 4輪ワゴンタイプのキャリーカートをキャンプで利用するなら、タイヤが大きいモノがおススメ
キャリーカート積載のコツ
2輪のキャリーカートは荷物をくくりつける必要がありますが、これが下手だとキャンプ場のガタガタ道で荷崩れを起こします。電車などでソロキャンプに行く場合も荷物をしっかり固定したいですよね。
コツはただひとつ! 縦に積むことです。
なんとなくですが横にして積みたくなりませんか?その方が安定しそうに感じるかもしれませんが、私の経験上縦の方が安定します。横にすると重いモノがグラグラしやすく、縛りつけるのも難しいと思います。
縦なら自転車用のゴムロープをグルグル巻きにするだけでしっかり固定できます。
一番下の軽いモノを横にして土台にし、それ以外は縦にして縛りつけましょう。
- 2輪のキャリーカートは荷物を上手にくくらないと荷崩れを起こす。
- 2輪のキャリーカートは荷物を縦にしてくくるのがコツ
ソロキャンプにおススメのキャリーカート5選
お伝えしたとおりキャリーカートには2輪で荷物をくくりつけて運ぶタイプと、4輪のワゴンタイプがあります。どちらも荷物を運ぶという目的は一緒ですが、形状も値段もまったく異なりますので、どういう使い方をしたいか考えて選んでください。
それぞれで私がおススメするキャリーカートを紹介いたします。
大きい荷物も運べる2輪タイプはコレ【CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) キャリーカート 折りたたみ式 ツートンキャリー 】
大きな荷物も運べる大型キャリーカートです。
耐荷重も30㎏ですのでキャンプ道具を運ぶだけなら十分でしょう。フックコードも付いており、しっかりと荷物を固定できます。
さすが有名アウトドアブランドのCAPTAIN STAG。タイヤも大きくキャンプにピッタリです。
- 使用時サイズ:470×380×970
- 収納時サイズ:370×145×600
- 重量:1.9㎏
- 耐荷重:30㎏
コスパのいい2輪タイプならコレ【BUNDOK(バンドック) キャリー カートSサイズ 折りたたみ式 ゴムひも付属】
こちらも日本のアウトドアブランドBUNDOK(バンドック) の製品です。とてもシンプルですがフックコードもついてこの値段ならお買い得でしょう。
こちらでご紹介しているのはSサイズですが、M、Lサイズもありますので用途によって選んでください。
- 使用時サイズ:335×390×885
- 収納時サイズ:305×100×510
- 重量:1.5㎏
- 耐荷重:30㎏
キャリーワゴンの王道と言えばコレ【Coleman(コールマン) アウトドアワゴン】
見飽きるくらいよく見かける王道ワゴンですね。アウトドア用のキャリーワゴンといえばColeman(コールマン) というぐらい人気の商品です。
ソロキャンプで使うにはちょっと大げさな気もしますが、荷物が多い人やファミリーでも使用するという人にはおススメです。
別売りのボードをセットすればテーブルとして使えますが、少し柔らかく不安定な感じです。
- 使用時サイズ:1060×530×1000
- 収納時サイズ:180×400×770
- 重量:11㎏
- 耐荷重:100㎏
悪路でもラクな大型タイヤならコレ【WAQ キャリーワゴン 大型タイヤ ワンタッチ収束式 106L】
砂利道や砂浜、舗装されていないデコボコ道でも移動がラクな特大のタイヤを採用しています。
ホイールの直径は21㎝、幅も8.5㎝と最大級。しかも大容量で耐荷重も150㎏と頑丈な作りはキャンプにピッタリ。
こちらもソロキャンプには大きすぎるかもしれませんが、荷物が多い人やファミリーでも使用するという人にはいいと思います。
- 使用時サイズ:950×490×800
- 収納時サイズ:240×420×760
- 重量:11.2㎏
- 耐荷重:150㎏
長物も運べる深底タイプはコレ【ogawa(オガワ) アウトドア キャリーワゴン サンドベージュ 1385】
こちらはキャンパーあこがれの老舗ブランドogawaのキャリーカートで、ちょっとお高いですが、ふところに余裕がある人にはおススメです。
キャンプ道具は意外に長いモノが多いので、深さのあるキャリーワゴンは重宝します。
色味もよくて格好いいですね。
- 使用時サイズ:980×440×940
- 収納時サイズ:240×430×760
- 重量:9.5㎏
- 耐荷重:80㎏
- 大きい荷物も運べる2輪タイプなら【CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) キャリーカート 折りたたみ式 ツートンキャリー 】
- コスパのいい2輪タイプなら【BUNDOK(バンドック) キャリー カートSサイズ 折りたたみ式 ゴムひも付属】
- キャリーワゴンの王道と言えば【Coleman(コールマン) アウトドアワゴン】
- 悪路でもラクな大型タイヤなら【WAQ キャリーワゴン 大型タイヤ ワンタッチ収束式 106L】
- 長物も運べる深底タイプは【ogawa(オガワ) アウトドア キャリーワゴン サンドベージュ 1385】
キャリーカートまとめ
ソロキャンプは荷物運びが大変ですが、キャリーカートがあればとてもラクになります。
特に駐車場がサイトから離れているキャンプ場では何回も往復するのは本当に大変なのでキャリーカートはマストと言っていいでしょう。
まだ持っていないと言う人は当記事を参考に、ぜひ購入を検討してみてください。
そして最近ちょっと流行っている電車やバスなどを利用しての徒歩キャンプでもキャリーカートが役立ちます。スーツケースなどのキャリーバッグを利用するスタイルが人気のようですが、スーツケースは持ってないという人もいますよね。
2輪タイプのキャリーカートならそのまま電車に乗ることができますので、車やバイク、免許が無いという人にとってもソロキャンプに挑戦することができる便利なグッズです。
1000円台からでも売られていますので、車はないけどソロキャンプをしてみたいという人は、ぜひチャレンジしてみてください。
一方の4輪ワゴンタイプはソロキャンプでの荷物運びはもちろん、家族で出かけるときや大きな買い物をしたときなどにも役立ちますので、1台あるととても便利です。
最近は種類も豊富になってきましたので、ぜひ当記事を参考にしてみてください。