( ゚Д゚) 『壁際にルアー落とすだけでチヌが釣れるってマジか?!』
( ゚Д゚) 『その釣り、始めてみたいけど、情報がほとんどないんだが!』
( ゚Д゚) 『釣り方とか、道具とかの事、全部まとめてタダで教えて!』
っていう人のための救済記事でーす。
こうみえても私、チニングにはドハマりしてまして、本ブログでの釣果や、チニング情報とあれこれと公開しております。
で、最近私もこの釣り、つまり『岸壁クロダイゲーム』の事が気になってまして、個人的にも興味があったので、あれこれと調査してみました。
( ゚Д゚) 『新しいチニング、始めてみたい!』
っていう人のお役にたてたら嬉しいでーす♪
岸壁黒鯛(ガンクロ)ゲーム|ルアーを用いた新しいチヌの落とし込み釣りについて
『岸壁黒鯛ゲーム』は2016年くらいから注目され始めた新ジャンルの釣り方です。
簡単に言えば、壁際に付いたチヌ、キビレをワームの落とし込み釣法で狙う釣り方になるのですが、トップゲームともボトムゲームとも違う独特の趣がある釣りです。
特の夏場の真昼間に、他の釣り方では全く反応しないチヌが不思議とこの釣法だけで入れ食いになる事もあり、チヌをルアーで狙いたい人にとっては超注目の新しいチニングです。
岸壁黒鯛ゲームの基本とそのポイント
春~秋の海に生命感が溢れる季節においては、防波堤や港湾部の護岸された壁にはイガイ(カラス貝)やカニなどの多様な生物が生息しており、生命の巣と呼んでような状況になっています。
そしてチヌ、キビレはこのような堤防の壁に生息する生物が壁から剥がれ落ちてくるのを岸壁直下で待ち構え、これを捕食しています。
岸壁黒鯛ゲームはこのような自然に落ちてくる貝、カニなどをワームで演出してチヌを釣る新しいルアーフィッシングであり、そのポイントは基本的に壁際、障害物周りになります。
- 防波堤の壁際
- 港湾部の護岸された壁際
- テトラ帯の周りギリギリ(=これも一種の壁です)
- 沖堤防の壁際
- 橋脚の橋げたの壁際
このような縦に海中へと伸びている全ての構造物が潜在的なポイントであり、海面すれすれにイガイなどの貝類が付いていれば、高い確率でその周辺は一級ポイントになり得ます。
そーっと上からのぞいてみると、案外すぐそこにチヌが見えるかもしれませんよ?
岸壁黒鯛ゲームのタックルと仕掛け
ロッドについて
基本的にはボトムチニングに使うスピニングタックルをそのまま流用できます。また、8~9ft前後のライトアクションのシーバスタックルでも流用できます。
リールについて
リールについては、2000~2500番の小さ目のスピニングリールが扱いやすいです。
また、この岸壁黒鯛ゲームの原型は、へち釣り(餌釣りの一種)になるのですが、へち釣り専用リールをあえて岸壁黒鯛ゲームに流用する事も可能です。
本格的にこの釣りにハマった場合は、このようなへち釣り専用の特殊なリールを試してみるのも面白いでしょう。
ラインについて
メインラインは感度を重視したいのでPEラインが最適であり、太さは0.8~1.2号もあれば強度的には充分です。
また、リーダーに関しては根ズレに強いフロロカーボンラインが最適ですが、太すぎるとワームをフォールさせる際に落ち方が不自然になるため、細い方が有利になります。
そのため、単純に垂直に伸びた障害物が少ない堤防であれば4~7lb程度とかなり細めのリーダーを選んで下さい。一方で、テトラ周りや防波堤のスリット周りのように、根ズレのリスクが高いポイントの場合は、12lbまでリーダーを太くして対応します。
針とシンカーについて
この釣りのスタイルはまだ発展途上の段階であり、専用の針が販売されていません。そのため、チヌのへち釣り、落とし込み釣りに用いられる針を流用するのが一般的です。
次にシンカーですが、ガン玉のBサイズを基本にして、潮流の速さや風の強さに合わせて選びます。できるだけ軽く、自然にゆっくりと壁際を落とせるように、可能な限り軽い方が釣果に繋がりやすいです。
セットするワームについて
ワームに関しては、カニを模した人工餌や万能ワームであるガルプ サンドワームなどが実績が高いです。他にも、ハイフロートのチニング専用ワームなどであればフォール時間が稼げるため、ゆっくりと自然な落ち方でチヌを誘えます。
- ガルプ サンドワーム2インチ
- アマジャコ ハイフロート
私(編集部・るあらび)がガンクロゲームでチヌを狙う時は、この二種類のワームをローテーションする事が多いですね。
味と匂いで誘って、ダメならゆっくりとしたフォールで別の角度から誘って・・・ といったイメージで、目先をコロコロと変えてチヌを飽きさせないように工夫すると、安定した釣果に繋がりやすいと感じています。
岸壁黒鯛ゲームの釣り方のコツとは?
この新しいチニングのスタイルは、餌釣りであるチヌのへち釣りを原型としています。そのため、釣り方のコツ、テクニックは、全てへち釣りとほとんど同じです。
その中でも最も重要なコツが、『可能な限り壁際スレスレをワームが落ちるようにロッド操作する事』になります。
へち釣りの世界では、『壁際20cmまでがへち釣りの攻略ポイント』という考え方が一般的であり、これは岸壁黒鯛ゲームでも通用するセオリーです。
壁際スレスレを意識して、こまめにラインメンディングしながらゆっくりとワームを落とすのが一番のコツになります。
なお、このヘち釣りタイプの岸壁黒鯛ゲームについては、非常に参考になる動画を見つけましたので興味がある人はご覧になって下さい。
超至近距離にチヌが身を潜めていて、こんなにも簡単に釣れるという事が一目で判る動画であり、見ているだけこの釣りの醍醐味が伝わると思いますよ!
まとめ
とまぁそんな感じで、『壁際に自然にワームを落とすだけ!』っていう新しいチニングの紹介でしたー。
私はまだこの釣り方をあまり実践していないのですが、チヌの食性をうまく利用した釣り方なので、釣れるのも納得だよなーって思います。
( ゚Д゚) 『わしゃチニング道を完璧に極めるんじゃ!』
っていう人は、ぜひチャレンジしてみて下さいね^^
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あ、そうそう。
チヌのルアー釣りについては、トップチニング、ボトムチニングなどのように様々な種類があります。
当ブログでは、このような釣り方別のチニング入門記事や、私のチニング釣行記なども公開していますので、チニングという釣りの事を詳しく知りたい人はぜひ関連記事もご覧になって下さいね^^