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チヌのルアー釣り超入門|トップとボトムのチニングを徹底解説!

 2018/06/21 釣り(フィッシング)
この記事は約 46 分で読めます。 2,354 Views

『チヌのルアーフィッシングを始めてみたいけど、釣り方や道具、ルアーの種類とか基本的な事がなんにもわからないぞ!』っていう
超入門者のための記事です。

チヌ(黒鯛)という魚は日本のほとんどの海や河口、河川域に生息し、抜群の釣り味から人気のルアーターゲットとなっています。餌釣りにおいては日本で一番人気のある魚釣りのターゲットといえるでしょうね。

そして、比較的ルアーで釣りやすいフィッシュイーターでもある事から、近年この魚のルアーフィッシングが大きなブームになっているんです!

Contents

チヌ(黒鯛)とはどのような魚か?

チヌとは黒鯛の別称であり、主に関西方面での地方名だったのですが、今では全国区でもこの名称で呼ばれています。日本を代表する魚である真鯛を真っ黒に染め上げたような武骨な姿形をしており、『野武士』なんて呼ばれ方もされる事があります。

ルアーフィッシングの世界でチヌというと、この黒鯛だけでなく、非常によく似たキビレという魚も含める事が普通であり、これらの二種類のターゲットをルアーで狙う釣りの事を『チニング』と言います。

チヌとキビレの大きな違いは鰭(ヒレ)の色にあり、チヌが黒であるのに対して、キビレはその名の通り、ヒレが黄色です。

こちらが黒鯛(↓) 見た目もヒレも真っ黒です。

そして、こちらがキビレ(↓) 全体的に銀色から白っぽく、ヒレの一部が黄色いのが判ると思います。

チヌ、キビレともにルアーで狙うことができますが、その食性、産卵の時期、生息域などに明らかな違いがあります。そのため、地域やフィールド、ポイントごとにどちらが釣れやすいかというクセのようなものがあります。

一般的には東日本側ではチヌ(黒鯛)が多く、西日本側ではチヌとキビレの両方を狙える地域が多いです。

チヌのルアー釣り(チニング)の魅力とは?

私(編集部・るあらび)は、夏場のトップウォーターゲームと厳冬期のボトムゲームの時期にこの釣りをします。特に夏の6月~9月は、ほとんどトップチニングばかりですね。

そんな私が、なぜこの釣りが多くのアングラーを虜にしているのか、真剣に考えてみました。

大きく以下の6つに集約されると感じています。

①チヌは大興奮のトップゲームで数釣りが楽しめる!だからこの釣りは楽しい!

チヌ、キビレはどちらも、夏場のハイシーズンになるとトップウォーターゲームで派手に水面を割ってルアーにアタックしてきます。

このトップゲームでのバイトの瞬間は、何回味わっても非常に興奮します。

突然水面が割れるようなバイトの時もあれば、ルアーの後ろに大きな波紋が立ち、チヌが数秒間ルアーを追尾したのちに、『バッシャーン!』と爆発音のような派手なバイトが出る時もあります。

一回として同じバイトシーンはありません。それぞれのバイトの瞬間に、その時だけのドラマがあるんです。

『トップで狙って釣れる!』というこの快感は、他の魚種ではなかなか無いのでやはり病みつきになってしまいますね。

しかもトップチニングは、他のルアーフィッシングと比較しても数釣りがしやすいんですよ例えば7月~8月初旬のハイシーズンともなると、ボウズとなる事はほとんどなく、運にさえ恵まれれば『ツ抜け(=二けた釣果)』だって狙えます。

トップウォーターゲームで、しかも陸っぱりの釣りで二けた釣果ですよ?

私はこのチヌという魚ほど、トップで釣りやすいターゲットを他に知りません。だからこそ、この釣りにハマっているといえますね。

②チヌは文句なしにかっこいい!だからこの釣りは楽しい!

上の写真は、私が初めてトップウォーターゲームで釣り上げたチヌです。サイズは42cmと決して大型とは言えませんが、とにかくかっこいいと思いませんか?

(参考:このチヌを釣り上げるまでの経緯については、『釣行回顧録|夏のトップチニング編(2017年7月)』に詳しくまとめています。)

真鯛に似た美しい流線形のフォルムに、全身は墨汁をかけたかのような漆黒、そして、ギョロリとした目玉には闘争心がまだ残っているかのようで、とても力強い生命感を感じます。

『The 闘争本能!』といったイメージがピッタリの美しさと力強さを、私はこのチヌという魚からいつも感じてしまうのです。

姿、形、色合い、その全てが『とにかくカッコいい!』と言い切れる魚、それがチヌというターゲットの魅力ですね。

③チヌは引き味とファイトが最高!だからこの釣りは楽しい!

チヌ、キビレはともに、見た目のサイズ感以上に引きが強く、フッキングしてからのファイトが非常に派手です。

シーバスのように派手にジャンプしてエラ洗いする事は稀ですが、グイグイと海底へ突っ込むような独特のファイトは、ロッドを根本から大きく曲げて非常に心地よい生命感を感じさせてくれます。

そうかと思えば、急に進行方向を変えて横方向へと突っ走り、テトラなどの構造物へと潜り込んでラインを切ろうとする事もあります。

つまり、チヌは非常に頭が良い魚であり、どこに潜り込めば釣り上げられることなく逃げ切れるか考えながらファイトするんですよね。

そして、このような攻防をロッドの操作テクニックでしのぎ切ると、体力を消耗しきったチヌはそれまでのファイトが嘘であったかのように、ぽっかりと水面へと浮き上がり、無抵抗になります。

その姿はまるで、戦いに敗れて素直に負けを認め降伏する戦士のようであり、私はこの浮かび上がる姿に、チヌという魚の『潔さ』を感じてしまうのです。

チヌが『野武士』と呼ばれる理由の一つも、この美しい勝負感の美学にあるのだと思います。

潔く、そして美しいファイトを見せる魚、それがチヌという野武士の魅力の一つなのです。

④チヌはどこにでもいる身近な魚!だからこの釣りは楽しい!

チヌ、キビレは環境適応性が広く、外洋の磯場から港湾部、河口、そして大規模河川の中流域のような完全淡水の環境にまで幅広く生息しています。

そこに海があれば、そして水があれば、それだけでチヌがいる可能性が期待できると言って良いでしょう。

そのため、仕事帰りにふらりと夜釣りを楽しんだり、近所の小さな漁港で休日の遊びにチニングを楽しむ事もできます。

このお手軽さもまた、チニングの大きな魅力になっていますね。

⑤チニングは数釣りが楽しめる!だからこの釣りは楽しい!

チヌ、キビレは数匹の群れで行動する習性があるため、一匹釣れるとバタバタと連発で釣れやすい魚です。

また、日本の沿岸部では元々の個体数も多いため、釣れやすさという意味では最初から釣りのターゲットになりやすい性質もあります。

しかも、潮位変化や釣れる時間に比較的鈍感な傾向があり、潮止まりの時間帯や夏の真昼間であってもルアーに激しくアタックしてくれやすい特徴があります。

魚釣りは、最終的には釣れてこその楽しみだと私は考えているので、このような『釣れやすさと数釣りの可能性』もまた、チニングというゲームの大きな魅力であると考えています。

⑥チニングは一年中楽しめる!だからこの釣りは楽しい!

チニングのターゲットであるチヌ、キビレは、非常によく似た魚ではありますが、生態学的な特徴が微妙に異なります。

例えば産卵の時期が大きくずれており、チヌは春先の3月~5月、キビレの場合は秋の9月~11月がそれにあたります。

そのため、チヌが産卵のために姿を消している時期は、キビレが接岸して海岸線沿いを群雄割拠し、一方でキビレが産卵で姿を消している時期は、チヌが接岸して我が物顔で泳ぎ回っています。

また、チヌの方がキビレよりも適水温が高いです。そのため、キビレが夏バテ中の8月の真昼間でも、チヌであれば果敢にルアーを追いかける姿が見られます。

一方でキビレは適水温がチヌよりも若干低めです。そのため、チヌが越冬のために沖へ帰りだす秋以降であっても、キビレは晩秋の11月くらいまでダラダラと釣れ続ける傾向にあります。

このような生態学的な差異があるおかげで、チニングという釣りでは一年中どちらかの魚種がルアーで狙えるという珍しい特徴があります。

真冬の時期も含めて一年中ルアーで狙える魚は非常に珍しく、ルアーマンを飽きさせない点もこの釣りの大きな魅力ですね。

(関連記事:釣行回顧録(2018年2月)|冬のシーバス狩り&チニング編

チヌが釣れるポイントについて

チヌ、キビレは基本的には汽水域を好む魚ですが、非常に環境適応性が高く、河川の完全な淡水域まで遡上する事もあります。そのため、街中の河川中流域でもその姿を見かける事も多く、シーバスと並んで人間にとって身近な魚であると言えます。

  • サーフ
  • 干潟
  • 港湾部
  • 防波堤の壁際
  • テトラ帯
  • 河口周辺
  • 河川中流域

このような環境であればほとんどの場合、チヌが釣れる可能性があります。そしてその中でも特に熱いのが、河口および河口周辺の港湾部です。

なぜなら、このようなフィールドは典型的な汽水域、もしくはその影響を受けやすい環境であるためベイトも集まりやすくなっており、自然とチヌ、キビレも集まりやすいからです。

この点については、シーバスなどの典型的なフィッシュイーターと共通する性質といえます。

このような『汽水域、河口周辺の特徴』については以下の記事で詳しく説明しているので、興味がある人はチェックしてみて下さい。

初心者のためのシーバスルアー釣り入門|釣り方と釣れるルアーのヒント

初心者のためのヒラメルアー釣り超入門|最初の一匹目を釣るまでのヒント

また、チヌ、キビレはハードボトム、つまり、『底質が固いエリア』を好む特性があります。そのため、例えば単純な砂地の地形よりも、砂利や大きな石、沈みテトラ、岩などの何らかの構造物につきやすいです。

このような構造物などの地形変化を見つけ、タイトにルアーを通してあげる事がこの釣りの基本になります。

トップゲームとボトムゲーム|二種類あるチヌの釣り方について

チヌのルアー釣りは、釣り方という点から大きく二種類に分類されます。

一つは水面に浮かぶトップウォータールアーを用いたトップゲーム、そしてもう一つが、海底をはわせるようにしてルアーを動かすボトムゲームです。

この二種類の釣りは全く特徴が異なっており、釣行時間帯や季節に応じて使い分ける事が釣果を大きく左右します。

①トップゲームは初夏~真夏のデイゲームの釣り

チヌ、キビレは海水温が20℃前後となる6月くらいから活発にベイトを捕食し出します。そしてこの現象は、多少の地域性はありますが海水温がピークとなる9月中旬くらいまで続きます。

この時期のチヌ、キビレは水面を泳ぎ回るイワシなどのベイトを好んで捕食するため、水面での釣りであるトップウォーターゲームが楽しめます。

  • ポッパー
  • ペンシルベイト
  • スイッシャー

このようなルアーを用いて、水面をパニックになって泳ぎ回るベイトを演出するアクションでチヌを誘います。特に梅雨明けの7月から真夏の8月がこの釣りの最盛期であり、朝マズメ、夕マズメの時間帯は数釣りがトップで楽しめます。

なお、このエキサイティングな夏のトップチニングについては、私(編集部・るあらび)の実釣記録も公開していますので、ぜひご一読下さいね!

釣行回顧録(2017年7月)|夏のトップチニングデビュー編

釣行回顧録(2017年8月)|夏本番にトップチニング修行してた僕のお話

釣行回顧録(2017年9月)|トップチニングの限界を知った俺の話

②ボトムゲームは夜の釣りで、特にシーズンは問わない

ワームやラバージグなどのルアーを海底にはわせて釣るズル引きゲームは、基本的には夜釣りで活躍します。これはチヌ、キビレがボトムを好む魚であり、海底付近のカニやエビなどを好んで食べる事と関係しています。

もう少し詳しく説明すると…

チヌ、キビレは夜行性の魚なのですが、この夜という時間帯は、カニ、シャコ、エビなどの底物のベイトが活発に活動するため、チヌ、キビレの意識はボトムへと向かいやすくなっています。

そのため、水面での釣りよりも、底べたっりのズル引きボトムゲームの方が相性が良いのです。

  • チヌ用のラバージグ
  • 2インチほどの小さなワーム

このようなボトムを取りやすいルアーを用いて、海底を離れないように『ズルズル』とルアーを転がすように動かしてチヌを誘います。

非常にゆっくりした釣りですが、最も釣果に繋がりやすいチニングのスタイルであり、最盛期である夏の夜釣りであれば全くの初心者でも釣果が期待できるはずですよ。

チニングのシーズナルパターン|チヌがルアーで狙える時期と季節について

チニングは一年中楽しめる釣りではありますが、やはり季節ごとに釣りやすさの違いやシーズナルパターンが存在します。また、チヌとキビレのどちらが釣れやすいかという問題も、多くは季節性に起因します。

ここでは簡単に、四季それぞれのチヌ、キビレのシーズナルパターンを見てみましょう。

春はチヌのスポーニング、当たればデカイ!(3月~5月)

桜
桜 / Fushichiyo

越冬のため沖の深い海域へと帰っていたチヌ(黒鯛)は、3月末から5月にかけて産卵を迎えます。この時期は『ノッコミ』ともよばれる産卵前の荒食いの時期であり、チヌは群れをなって接岸し、積極的に捕食を行います。

そのため、ボトムゲームで数釣りが楽しめる時期ではありますが、季節の変わり目であることから海水温が安定しないため、釣れない時は全く釣れないというギャンブル性の高さも併せ持ちます。

ちなみに餌釣りであれば、この時期は当たり外れはそこまでなく、特に桜が咲く4月中旬以降は安定して釣れやすい季節です。

ですが、ルアーゲームの場合は、やはり海水温が20℃を超えてからがハイシーズンであり、春先はまだ少し早すぎるかな?という季節ですね。

また、この時期はキビレも接岸している時期にはなるのですが、それを補って余るほどのチヌ(黒鯛)の個体数が多くなっています。
そのため、基本的にはキビレよりもチヌが釣れやすい時期です。

夏はトップのハイシーズン!チヌ、キビレの両方が狙えます。(6月~8月)

多くの地域で海水温が20℃を超える6月~8月は、チヌ、キビレともに最も活性が高い季節になります。

またこの時期は、カタクチイワシなどのベイトも活発に活動しますので、それを捕食するためにチヌ、キビレも積極的にベイトを追いかけまわします。

この季節は、もちろん夜釣りでボトムゲームも楽しめますが、やはりデイゲームのトップウォーターの釣りがお勧めです。なぜかというと、昼間のチヌ、キビレは意識が水面へ向いている事が多いため、ボトムでの釣りよりもトップの方がバイトを出しやすいからです。

こんなに簡単にトップで釣れていいのか?と思うくらいに、この時期のチヌ、キビレは水面を強く意識していますので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。

ちなみにこの時期は、チヌ、キビレ共に接岸しているため両方とも狙えます。

ですが、チヌの方が若干暑さに耐性を持つため、完全に日が上ってからの釣果はチヌが多くなる傾向が高いですね。

秋はチヌが沖へ帰り、キビレの釣果が目立つシーズン(9月~11月)

紅葉
紅葉 / ColdSleeper

9月も半ばを過ぎると、海水温は少しずつ低下をし始めます。これに対応するかのようにチヌが越冬へ向けての荒食いを開始しながら徐々に沖の深い海へと帰り支度を始めます。

そして10月も半ばを過ぎると、日本沿岸部の多くの地域では、チヌはその姿を見かける機会が随分と減ってしまいます。

ただし、この時期であってもキビレはまだ岸際に寄ったまま活動している事が多いです。これはキビレがチヌに比べて低温にも耐性があり、さらに秋という季節がキビレの産卵期であるため、産卵前の荒食い(ノッコミ)の個体も増えてくるからです。

そのため、チヌよりもキビレの釣果が増える季節といえます。

水温の問題から昼間のトップウォーターゲームはかなり厳しくなりますが、夜のボトムズル引きゲームや、朝マズメ、夕まずめのプラッギングゲームが楽しめる時期であり、数釣りよりも大型サイズ狙いの季節でもありますね。

冬はキビレのアフタースポーン(=産卵後の体力回復期)がアツい隠れたハイシーズン!(12月~2月)

RY1_8082
RY1_8082 / Ryosuke Yagi

12月ともなると海水温も20℃を下回る地域が増え始めます。この時期は、チヌの場合は、多くの個体が沖へと帰ってしまっているため、沿岸部で釣れる事は非常に稀です。

一方キビレは、晩秋までに産卵行動を終わらせ、一時的な絶食期を挟んだのちに、体力を回復するためにこれらの個体が再び接岸し始めます。

これをアフタースポーンと呼ぶのですが、この行動は地域によっては2月中までダラダラと続く傾向があります。なぜかというと、キビレは産卵行動を行う期間が比較的長く、さらに個体差が激しい特徴があるのです。

つまり、複数のグループに分かれたキビレが、それぞれ順番で『産卵』⇒『絶食』⇒『体力回復のための捕食』という一連の行動を繰り返します。

そのあとに冬の12月以降を迎えますので、最後のアフタースポーンが12月~2月まで長期間続く事になります。

この時期は海水温も非常に低く、一年の中でも底の底となります。そのためベイトとなる小魚も少なく、キビレも接岸はしているものの、活発にベイトを追いかける行動はとりません。

この時期キビレは、主に夜間に海底のカニやエビなどを捕食していますので、釣り方も『ナイトゲームでボトムズル引き』が最も効果的になります。

特に1月末~2月までの期間は、この『キビレのアフタースポーン狙い』のハイシーズンとなりますので、釣りものが少ない厳冬期のルアー釣りとして最適のターゲットと言えますね。

春(3月~5月):チヌのノッコミシーズン。当たるとデカいが釣果はばらつきやすい。
夏(6月~8月):チヌ、キビレのトップゲームのハイシーズン。数釣りが楽しめる。
秋(9月~11月):越冬前の荒食いモード。大型サイズが出やすい。チヌ、キビレ共に狙える。
冬(12月~2月):キビレのアフタースポーン狙いのハイシーズン。

キビレのルアーフィッシングは冬が熱いってご存知でしたか?

上の『冬のシーズナルパターン』の記事でも簡単に触れましたが、キビレの産卵は秋であり、その後に続く冬の季節は『アフタースポーン』とよばれる産卵後の体力回復期になります。

そのため、この時期は実はキビレのハイシーズンであり、特に1月末~2月中は、夜間に多くの個体が接岸してひっそりと捕食行動をしています。

この時期のキビレは海水温の影響で早いルアーの動きには反応しませんが、ゆっくりとしたボトムの釣りで充分に狙う事が可能であり、隠れたハイシーズンとなるのです。

証拠というわけではないのですが、以下の写真は2017年の2/19に、PM8:00くらいから始めたボトムズル引きゲームの時の一連の釣果です。

この日の釣行記録も公開していますので、釣り方や仕掛けなどを知りたい人はご覧になって下さいね。

釣行回顧録(2017年2月)|ナイトチニングに目覚めた僕の冬編

特に厳冬期となるこの時期は、ライバルとなる釣り人なんてほとんどいませんので、これほど簡単にキビレが狙える季節も他にありません。

寒さとの闘いにはなりますが、ほとんどボウズ知らずの爆釣を経験できる隠れたハイシーズンなんですよ!

チヌが釣れる時間と時合いについて

チヌ、キビレは共に夜行性の魚です。そのため、釣りやすさという意味では圧倒的に夜釣りに軍配が上がります。

ですがこれは釣り方にも依存する部分があり、例えば夜釣りでトップウォーターゲームを楽しもうとしても、この時間帯のチヌは海底のカニなどを意識している事が多いため、ほとんど釣果にはつながりません。

また、チヌ・キビレをルアーで狙う場合は、他の魚ほどは潮の流れを気にする必要はない場合が多いです。

もちろん潮が大きく流れる時間帯は当たりが出やすいのですが、干潮・満潮の潮止まりの時間帯であっても、目の前をルアーが通れば捕食のスイッチが入りやすい魚であると言えます。

それ以外の時合い、釣れる時間については他の魚と同様であり、朝マズメ、夕マズメは1日で最も釣りやすいゴールデンタイムとなります。

まとめると…

  • 夜間の潮が大きく動く時間帯(上げ7分~下げ3分)
  • 朝マズメ
  • 夕マズメ
  • 潮止まりでもチャンスあり!

絶対に外せないのは朝マズメ、夕マズメであり、この時間と潮止まりが重なっていても、チニングであれば充分にチャンスがあると考えておけば良いと思います。

チニングのタックルと最低限必要な装備について

チニングは大きなブームになってきており、チヌ専用ロッドも数多く販売されています。

そして、トップゲーム、ボトムゲームの2つの釣り方があるチニングにおいては、それぞれの釣り方でロッドを使い分けする事が一番の理想となります。

そこでまず、これらの2つの釣り方に適したロッドの特徴を説明したいと思います。

トップゲームに適したロッド⇒8ftまでのスローテーパが使いやすい!

トップウォーターゲームにおいては、長くても8ft (2.4m)までが理想的であり、短いほどアクションはつけやすくなりますが、遠投性が犠牲になります。

8ftより長くなると極端に細かいロッドアクションが難しくなるので注意が必要です。

また調子はスローテーパー(=ロッドの真ん中付近から曲がり始めるタイプ)のものを選ぶのがコツになります。

これは、ファーストテーパー(=ロッドの先から曲がり始めるタイプ)の調子の場合は、ロッド操作に対してルアーの動きが敏感に反応しすぎるため、微妙なアクションがつけづらくなってしまうからです。

さらに、ファーストテーパーのロッドをトップゲーム使う場合は、チヌのバイトがあった場合にロッドの反発力が大きいため、せっかくのバイトを弾いてしまう事が多いです。

一方スローテーパーよりのロッドであれば、チヌのバイトに対してロッドが追従するため、バイトを弾きづらく、自然にフッキングが決まりやすくなっています。

以上まとめると…

  • 長さ8ftまで
  • スローテーパー

この2つの条件を満たしたチヌ専用ロッドが理想的であると言えます。

なお、ロッドの固さは投げるルアーの重量やフィールド特性に依存しますが、一般的にはライトアクション(適合ルアー重量12g前後まで)が多くのフィールドに対応できますよ。

ボトムゲームに適したロッド⇒ボトム感度に優れた柔らかいティップのロッドが使いやすい!

ボトムのチニングにおいては、海底の地形変化を感じやすいボトム感度に優れたロッドが理想的です。そのためには、ティップ(=ロッドの穂先)の柔軟さが必要とされます。

ボトム専用のチニングロッドの一部では、ソリッドティップとよばれる細くて柔らかい感度重視のティップが採用されていまが、これもそのような感度重視という理由からです。

その一方で、ベリー(ロッド中心部)からバッド(ロッドの根本)にかけては、激しいチヌの突っ込みに堪え切れるだけの頑丈さが求められます。

そのため、竿全体としてはファーストテーパー(=ロッドの先から曲がりこむタイプ)気味になります。

なお、シーバスロッドでこれを代用できるかというと、不可能ではないのですが、ティップが少し固すぎてズル引きゲームでのバイトを弾きやすくなってしまいます。

ですので、チニング専用ロッドの中でも特に、ファーストテーパー気味でティップ感度に優れたロッドが、ボトムズル引きゲームにはピッタリであると言えます。

次にロッドの長さ、そして固さについては、投げたいルアー重量により決まってきますが、一般的には長さが8ft前後(2.4m前後)で、ライトアクション(ルアー適合重量 15g程度)の硬さであれば、様々なフィールドで使用できます。

トップゲームロッドとボトムゲームロッドの違いまとめ

両ロッドの違いをまとめると以下のようになります。

トップゲーム

  • 長さ:長くても8ftまで(短い方がアクションをつけやすい)
  • 調子:スローテーパー(真ん中から曲がりこむタイプ)
  • 固さ:ライトアクション(ルアー適合重量:12g前後まで)

ボトムゲーム

  • 長さ:8ft前後(長い方が遠投性に優れていて使いやすい)
  • 調子:ファーストテーパー(ロッドの先から曲がりこむタイプ)
  • ティップ:繊細で好感度なものが良い
  • 固さ:ライトアクション(ルアー適合重量:12g前後)

両者の違いは、長さと調子の二点になると考えて下さい。

とは言っても、これはあくまで二つのゲームを使い分けする時の理想像のお話です。一本のロッドでトップゲーム、ボトムゲームの両方を楽しむ事も充分に可能です。

その場合は、長さ7.5ft,ファーストテーパー気味のチニング専用ロッドで、ティップが極端に柔らかすぎないロッド(=ソリッドティップではない物)であれば充分に対応できます。

最近ではそのような汎用型のチニング専用ロッドも数多く販売されているので、ボトムとトップの両方のチニングを楽しみたいのであれば、このような中間的な性質のロッドから始めるのが良いでしょうね。

リールは2000~2500番クラスがお勧め

リールについては、ロッドに合わせて考えますので2000~2500番台のライトゲーム用のスピニングリールを使う事になります。

ギア比については、ボトムズル引きゲームであればスローに巻く必要があるため、ノーマルギアが圧倒的に使いやすいです。

一方でトップゲームの場合は、手返し良く巻きたいのであればハイギアの方が適してはいますが、そのような早巻きが必要なシチュエーションはトップゲームではあまり多くなく、ノーマルギアでも充分に対応できます。

ですので、特別な理由がない限りはノーマルギアを選んでおけば、トップでもボトムでも幅広く使えますね。

それ以外の増備品一式について

チニングはランガンの釣りですので、装備一式は携帯性に優れたものが便利です。具体的には以下のようなアイテムが必要となります。

  • ライフジャケット
  • フィッシュグリップ
  • 偏光グラス
  • プライヤー
  • たも網

これらの装備の詳細については以下の記事で解説していますので参考になさって下さい。

初心者のためのヒラメルアー釣り超入門|最初の一匹目を釣るまでのヒント

チヌのボトムゲーム|使うルアーと釣り方について

仕掛けについて

タックルについては、上の『チニングのタックルと最低限必要な装備について』の項目で紹介したように、ボトム感度に優れた8ft前後のロッドに対して、2000~2500番前後のスピニングリールを合わせます。

リールに巻くメインラインは、感度重視のPEラインが標準であり、太さは0.6~0.8号前後が一般的です。リーダーはフロロカーボンラインの10lb前後が使いやすいでしょう。

ボトムゲームで使うルアーとしては、以下の写真のようなワームのテキサスリグ、ジグヘッドリグ、MKリグ(マッキンリグ)、そして、ズル引き専用のラバージグなどを用います。

①テキサスリグ

②ジグヘッドリグ

③MKリグ(マッキンリグ)

④ズル引き用のラバージグ

最重要ポイント|ラインはPEが必須ですよ!

チヌのボトムゲームにおいては、3~7g程度の軽いリグを使ってボトムの変化を感じ取りながらズル引きするのが基本になります。そのため、メインラインとしては感度が良いPEラインが必須となるので注意して下さい。

フロロカーボンラインやナイロンラインをメインラインとして使うと、地形の変化やチヌが付きやすい砂利石のゾーンなどを見つける事が非常に困難になってしまいます。

また、PEラインは同じ強度でも極端に細くなるため、飛距離も出やすい性質があります。ボトムゲームにおいて広く探る事は釣果に直結しますので、このような点からもPEラインが有利になります。

ボトムゲームの釣り方その①|ワーム、ラバージグでのズル引き

チヌのボトムゲームで最も一般的なのが『ズル引きゲーム』になります。

上の写真で紹介したようなワーム、ラバージグなどを用いて、地形変化を感じながらルアーが海底を離れないように、ゆっくりと底を這わせて手元まで引き寄せます。

主に夜釣りで底付近を意識しているチヌ、キビレを狙う時に効果的です。

チヌ、キビレは地形変化に付きやすい魚であり、砂利や石のような固い構造物を好みます。そのため、ズル引きの最中にこのような固い構造物を感じる事が釣果の決め手であり、そのためにも繊細なタックルが必要になってきます。

言葉で説明すると少し難しいかもしれないので、詳しくは以下の動画を参考になさって下さい。

動画の1:20付近でズル引きの実演が撮影されています。リールの巻く速度やロッドでのボトムの感じ方なども丁寧に設枚されているので、ズル引きでボトムを感じるというのがどういう事なのかイメージがつきやすいかと思います。

ボトムゲームの釣り方その②|ボトムを意識したハードルアーゲームについて

もう一つのボトムゲームが、ハードルアーを用いた釣り方です。

ワームでのズル引きよりも早い展開の釣りであり、夏から秋のデイゲームで活性の高い個体を狙う時に効果的な釣り方になります。

  • 樹脂製バイブ
  • 鉄板バイブ
  • スピンテールジグ
  • メタルジグ

このような重くて底を取りやすいルアーをボトムまで落とし、そこからリフト&フォールやボトムパンプなどのテクニックを駆使して底付近を意識しているチヌを狙います。

また、このようなハードルアーを使ったチニングには、早巻きでボトムからチヌを少し浮かせて、リアクション気味に中層付近で食わせるやや変則的な釣り方もあります。

これについては以下の動画が参考になりますので、気になる人は確認してみて下さい。

ボトムのズル引きに慣れている人にとっては『こんな早巻きで釣れるの?』と意外に思うかもしれませんが、夏のデイゲームではこのパターンでしか釣れない事もあり、非常にエキサイティングなゲームですよ!

ボトムのズル引きゲームにおすすめチヌルアー5選!(2018年版)

ネガカリノタテ(SHIMANO)

根掛かりしずらい設計のズル引き用のラバージグと専用ワームのセットです。スプーンのような形状のシンカーの上にフックが載っているため、針先が根にかかりづらい仕様になっています。

また、専用ワームであるブリームキャッチャーをセットして使うのですが、このワームは浮力が強いため、ネガカリノタテにセットするとフックが海底から少し浮く形になり、より一層根掛かりを軽減してくれます。

ボトムを浮かないようにゆっくりとズル引きすると、高浮力のワームがふわふわと海底付近で揺らめき、ボトムを意識しているチヌを
自動で誘ってくれます。

非常に釣果実績に優れたチヌ専用のズル引きラバージグです。

根魚ボンボン チヌSP

おそらく一番有名で、そして最も歴史のあるチヌ専用のラバージグです。ヘッドのシンカー部分が浮力のある素材でコーティングされているため全体の比重が軽くなっており、そのおかげで根掛かりもしずらくなっています。

単独でも釣れますが、フックには高浮力系のワーム、匂い、味付きのワームなどをセットして使うのが一般的です。

重さも3.5g、5g、7g、10g、14gの5種類が用意されており、全て揃えておけばほとんどのフィールドで対応できます。

フラッシュボム (DECOY)

根魚ボンボンとよく似たラバージグですが、こちらの方が価格が安く、コスパという意味では優れています。

根魚ボンボン:一個入りで実売700円前後
フラッシュボム:二個入りで実売700円前後

また、フラッシュボムのほうが沈みが早く底を取りやすいため、流れが速いような場所ではこちらの方が使いやすい場合が多いです。

チヌ魂(DAIWA)

(出典:DAIWA

ボトムでの着底姿勢が崩れにくいバランス性に優れたズル引き専用のラバージグです。他のズル引き用ラバージグと比較しても、アクション中に姿勢が崩れにくく、不自然な動きが少ないのが特徴です。

このようなハイバランス設計のおかげもあり、ズル引きだけでなく、リフト&フォールのような縦のアクションでもチヌに口を使わせるのが得意なラバージグですね。

高浮力系ワームをトレーラーとして使うと、バランスの良い姿勢とワームのふわふわした動きでアピール力も強化されます。

ズル引きコーン(オサムズ ファクトリー)

(出典:オサムズ ファクトリー

コーン(トウモロコシ)に似た形状のシンカーが特徴のズル引き専用ラバージグです。シンカー部分はボトムへの接地面積が狭くなっているため、底質の変化を感じやすい高感度設計になっています。

シンカーの重心バランスが優れているので飛距離も出やすく、広範囲に散ったチヌを探すような釣り方にピッタリのズル引き用ラバージグです。

チニング用ワームおすすめ5選!(2018年版)

チヌ職人 バグアンツ2インチ(エコギア)

チヌが好む匂いと味付きのホッグ系ワームです。チニングにはピッタリの2インチというサイズ感は、チヌの小さな口でもパクリと一飲みしてくれます。

ボディーから飛び出すように設置された様々なパーツは、ロッド操作に素直に反応して水中でふわふわと漂いやすく、この自然な動きのおかげでチヌのバイト誘発力が非常に高いのが特徴です。

素材は比較的固めで耐久性にも優れているのも嬉しいポイントですね。

ブリームキャッチャー1.8インチ(SHIMANO)

高浮力のフロート素材で作られたホッグ系ワームです。専用のラバージグであるネガカリノタテのトレーラーとして使うのが一般的ですが、他のラバージグと組み合わせても使う事ができます。

水に浮くためフック部分を海底から持ち上げる形状になり、海底でふわふわと水流に流されながら自然なアクションでチヌを誘います。

また、この特性があるためフックは海底から立ち上がる姿勢となり、結果として根掛かりの軽減にも貢献します。

固めの素材で整形されているため、フグなどの噛みつきにも強く、非常に耐久性に優れており、実はコスパが高いのも特徴です。

テキサスリグのような単体での使用よりも、ラバージグのトレーラーとして使うのに適したホッグ系ワームですね。

ファイティンググロー(メジャークラフト)

(出典:メジャークラフト

上で紹介したブリームキャッチャーとよく似た高浮力系チニングワームです。ブリームキャッチャーよりも浮力は若干弱く、また素材のは少し柔らかく仕上がっています。

ブリームキャッチャーとの大きな違いは価格面と耐久性ですね。

ファイティンググロー:五個入りで実売価格340円程度、素材が柔らかく複数回は使えない
ブリームキャッチャー:五個入りで実売価格600円前後、素材が弾力性に富み数回は使える

どちらを選ぶかは好みによると思いますが、根掛かりが多い所では価格が安いファイティングクローを使う方が安心ではありますね。

アマジャコ (スミス)

(出典:SMITH

チヌの好むベイトであるシャコ類を模したワームであり、ジグヘッドリグやテキサスリグなどの単体での使用に適しています。

高浮力対応のハイフロートモデルもあり、ボトムでのアピールの強さや沈降速度を考慮しながら使い分ける事ができます。

ガルプ サンドワーム2インチ(バークレイ)

ゴカイをイミテートしたワームなのですが、これには釣れる秘密があります。

というのも、このワームは匂いと味付きのエキス(=通称ガルプ汁)に漬け込まれており、そのバイト誘発威力が異常に優れているんです。

そしてチニングとの相性も抜群であり、『ガルプで駄目ならそこにチヌはいない』なんていう都市伝説まで出る始末w

唯一の欠点としては、チヌ以外の魚も根こそぎ釣れてしまうため、ハイシーズンの夏から秋には逆に使いづらい場合もあるという事ぐらいでしょいうか

私(編集部・るあらび)は、冬のナイトゲームでどうしても釣れない時の切り札として、このサンドワームを好んで使っています。

それ以外のシーズンは釣れすぎてしまうので封印していますね。

夜釣りでチヌをルアーで釣るコツとは?

ボトムゲームは夜釣りで楽しむ事が多いと思うのですが、その時に絶対意識して欲しいコツが3つあります。

一つ目は、『底がとれるギリギリの重さのルアーを選ぶ事』です。

夜釣りのズル引きゲームは視界が悪く、ピンポイントにルアーをキャストするような釣りは成立しづらいです。そのため、飛距離は正義という側面があり、遠投して幅広く探る方が釣果に繋がりやすいと言えます。

ですが、飛距離を稼ぐために重すぎるジグヘッドを選ぶと、根掛かりが頻発して釣りになりません。だからといって軽すぎるジグヘッドを選ぶと、今度は底が取れずにチヌに気づいてもらえなくなります。

ですのでズル引きルアーの重さは、『そのポイントで底が取れるギリギリの重さ』を選んで下さい。

まずはこの重量を基準として手前のポイントを丁寧に探り、どうしてもアタリが出ない時に、
シンカーを重くして沖のポイントを探るのが効果的です。

二つ目は『リトリーブ速度』です。

夜間のチヌは基本的にはボトムを意識していますが、ズル引きの速度が速すぎるとルアーを見失ってしまうため、あくまで基本はデッドスローでのズル引きとなります。

ゆっくりとボトムを感じながら、カニやシャコが砂ぼこりを上げて逃げ惑うようなイメージでルアーを動かします。

具体的な巻き速度としては、私の場合は夜釣りのズル引きゲームであれば、約70cm/3秒(=シマノの2500番台の場合、リール一周を三秒かけて巻き取る)を基準にして、その日の活性に合わせて微調整しています。

この速度でボトムが取れない場合はジグヘッドやシンカーが軽すぎるので、場合によっては若干重くする場合もあります。

三つ目は『前アタリを無視する』です。

これは夜釣りというよりもボトムズル引きゲーム全般で言える事なのですが、チヌ、キビレはボトムを這いまわるようにして動いているルアーを軽く数回噛みついて追い食いし、最後にルアーを深く加えて反転し、一気に泳ぎ出します。

そのためアタリの出方が非常に独特で、『コツコツコツ・・・』という前アタリが続いたのち、『グン!』と強い本アタリがでます。

この前アタリは長い時は一分近くも続きます。この時に変にズル引きを止めたりするとチヌがルアーを見切りますので、前アタリは無視してズル引きを続けて下さい。

また、前アタリの段階でびっくりして合わせを入れてもまずフッキングする事はなく、口からルアーがすっぽ抜けるだけです。

ですので、ボトムズル引きゲームでは前アタリは完全に無視です。

最初はドキドキして合わせを入れてしまうかもしれませんが、慣れてくるとこの前アタリが本アタリに代わる瞬間がクセになります。

そして、ボトムチニングの一番楽しい瞬間が、この本アタリをかけていくというゲーム性でもあるので、迷うことなく全ての前アタリを無視して下さいw

それだけでもかなり釣果が変わってくるはずですよ!

チヌのトップゲーム|使うルアーと釣り方について

仕掛けについて

タックルは、7~8ftの操作性に優れたチニングロッドに、2000~2500番台の小型スピニングリールが使いやすいです。そして、メインラインは飛距離重視で0.6号~0.8号のPEライン、リーダーには10lb程度のフロロカーボンが良いでしょう。

チヌのトップゲームにおいては、主に以下のような三種類のトップウォータールアーが良く用いられます。

①ポッパー

ヘッドの部分がカップ状に抉れたタイプのトップウォータープラグの事です。ロッドでチョンチョンと軽く煽る『ポッピング』というアクションで、水しぶきと音を立ててチヌにアピールします。

非常にアピール力が強い反面、場のスレの進行が早いという欠点もあります。

ピンポイントについているチヌを一撃必殺で引きづり出すような使い方に向いていますね。

②ペンシルベイト

鉛筆のような棒状のトップウォータープラグです。お尻の部分だけ水中に沈むような後方重心のペンシルベイトがチニングではよく用いられます。

ドッグウォークと呼ばれる独特の首振りアクションが特徴で、水面に連続する波紋を引きながら手返し良く広範囲を探るのに適しています。

ポッパーよりもアピール力は弱いですが、その分だけ魚に対して警戒心を与えにくい特徴があります。

③スイッシャー

ペンシルベイトの頭かお尻、もしくはその両方に金属製の回転するプロペラが付いたルアーです。ストップアンドゴーやトゥイッチングなどのアクションでプロペラが回転して激しい水流を発生させます。

ポッパーよりもアピール力が強く、活性の高い大型のチヌだけを狙うような釣り方に向いていますね。

なおルアーサイズについては、チニングでは6cm前後が標準であり、チヌのサイズや活性に合わせて大きさを変更するとフッキング率が上がります。

迷ったら6cm、食いが渋い場合はそれ未満、大物ねらいであれば9cmと考えれば良いですよ。

ルアーごとのアクションの付け方について(動画)

チヌのトップゲームはルアーアクションの付け方で大きく釣果が分かれます。そして、使うルアーごとにアクションの付け方が異なるのですが、これを言葉で説明するのは凄く難しいんです。

そこでここでは、代表的な2種類のトップチニングルアーである『ペンシルベイト』と『ポッパー』について、アクションの付け方がわかりやすい動画を集めてみました。

ロッドの角度、手の動かし方、リールの巻き速度などに注目して、それぞれのアクションを練習してみて下さい。

要は慣れだけの世界ですので、現場でも実践すればマスターするのに10分もかからないくらいに簡単ですよ。

ペンシルベイト

バスデイのシュガペンというペンシルベイトを用いたチヌチップの実釣動画になります。動画5:50付近より、『連続ドッグウォーク+ダイビング』という基本的なアクションの付け方が撮影されています。

食わせのスイッチをダイビングで入れてバイトに持ちこむ瞬間も数多く撮影されており、この釣りのイメージが掴みやすい動画です。

ポッパー

シマノのチニング専用ポッパー『ライズポップ65F』の公式実釣動画です。動画の1:50付近より、チニングポッパーゲームの基本的なアクション方法が撮影されています。

移動距離の小さな派手過ぎないポッピングを出すためのコツが実演されているので、ポッピングアクションの基本がすぐに理解できると思います。

チヌをトップで釣る6つのコツとは?

トップチニングは、私(編集部・るあらび)が最も好きな釣りの一つであり、毎年6月中旬~9月上旬はこの釣りばかりをしています。

そんなトップチニンガーな私が、またトップチヌで一匹も魚を釣った事がない初心者のために、『これを意識するだけで釣果に近づけるよ!』というポイントを5つにまとめました。

今すぐ実践できる事ばかりなので、ぜひ現場で試してみて下さい。

意外にあっさりとトップでチヌが釣れる事が、そして、なぜ私がこの釣りにハマっているのかという事が理解頂けるかと思います!

①季節を間違わない!(最盛期は梅雨明けの7月~9月上旬)

Sunflower / Helianthus / 向日葵(ひまわり)
Sunflower / Helianthus / 向日葵(ひまわり) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)

トップチニングで一番重要な事は、ずばり季節です。というのも、この釣りは海水温とベイトの有無に大きく左右されるからです。

概ね海水温が20℃以上になる6月中頃にもなると、海はベイトが増えだし、そしてチヌ、キビレもトップでチラホラと釣れだします。ですが、この時期は梅雨とも重なるため釣果にはバラつきが出やすいのです。

本番は海水温が25℃以上となる7月の梅雨明けから9月上旬くらいであり、この時期を外さなければ、初心者でも比較的簡単に釣れます。

それ以外の季節は正直魚がトップには反応してくれないので、季節を絞って釣行しましょう!

②水深1m以内のシャローを狙おう!

チヌ、キビレのトップゲームは、ルアーの引き波や音でチヌを寄せて口を使わせる釣りです。そのため、あまりに水深が深いポイントの場合は、チヌがルアーに気づいてくれない可能性が高くなります。

一般的には水深3mくらいまではぎりぎりでトップゲームが成立するという意見が多いのですが、私(編集部・るあらび)はこれでも水深が深すぎると感じています。

個人的には水深1m以内が理想で、この水深にボトムハードな地形変化が絡むと鉄板ポイントというイメージです。

例えば、干潮時点で完全に干上がってしまうような干潟で、満潮時点での水深が50cm~1m程度、底質は砂利なんてフィールドがあれば最高ですね。

このようなポイントに満潮時点で入り、下げ潮の潮位変化に合わせて水深1m以内の深さとなっているポイントをランガンするだけで、多くの場合何らかの反応が得られますよ!

③べたなぎ&澄み潮がチャンス大!荒れ&濁り潮は期待薄・・・

『ある程度海が荒れていた方が魚は警戒心が緩むのでルアーで釣りやすい』という考え方がありますが、トップチニングにおいては逆です。

べたなぎで、かつ澄み潮の方が圧倒的に釣果に繋がりやすいです。

これは『水深1m以内が良い』という考え方と同じなのですが、トップチニングは『目立ってなんぼ』の釣りなんです。

ですので、海が荒れていたり、雨の後などで濁りが入っている場合はどうしてもチヌがルアーを見つけづらくなるため、どうしてもトップへの反応が悪くなります。

ぜひ、釣行時点での天気、海の濁り、荒れ具合を確認して下さい。

風もなく蒸し暑くて、海底まではっきり見えるようなクリアな潮であれば、その日はトップニチングには最高のコンディションであると言えます。

④アクションは基本的には早めを意識して逃げ惑う魚を演出する(=長いストップを入れない)

シーバスのトップゲームでは、ルアーのアクションは基本的には遅く、ポーズを長めにとるのが原則です。

特にペンシルベイトの釣りでこれは顕著であり、早く動かし続けるとシーバスはバイトしなかったり、ルアーを襲ってもミスバイトが多発したりします。

具体的には、以下の動画のような『見せる間』を持たせるのがシーバスをトップで釣るコツになります。

一方でトップチニングの場合は、このような『ポーズ』を入れ過ぎてしまうとチヌがルアーを見切ってしまいます。そのため、リトリーブ速度は早めであり、ポーズをできるだけ挟まずに動かし続けるのが基本になります。

もしポーズを入れるとしても、アクションに緩急をつけて食わせの間を与えるために一瞬(長くても0.5秒以下)入れるだけで充分ですよ。

この『動かし続ける』というアクションの基本については、以下の動画で分かりやすく説明されています。

短いステイと移動距離の少ないドッグウォークを繰り返す事で、チヌ、キビレの食性に合わせた『逃げ惑う小魚』を演出しましょう!

⑤バイトがあっても原則としてはアクションを止めない

チヌ、キビレはシーバスなどと比べて口が小さく基本的に食べるのが下手な魚です。また、特にキビレの場合は、何回もベイトに噛みついて襲うス『追い食いバイト』の傾向があります。

そのため、水面が爆発する激しいバイトを目視で確認できても、多くの場合それはミスバイトであり、チヌ、キビレはルアーを咥えくれてはいないんです。

ですので、手元に魚の生命感が伝わるまではアクションを止めることなく、そのままルアーを動かし続けて下さい。

そして、数回の追い食いの後に『ググッ!グンッ!』と大きなアタリが伝わったら、その時に初めて合わせを入れるのがコツです。

一回目のバイトの時点で合わせを入れてもルアーはすっぽ抜けますし、逆にアクションを止めても、魚がルアーを見切ってしまいます。

ですので、ミスバイトがあったら『そのバイトにびっくりして逃げ惑うベイト』を演出して下さい。つまり、チヌに追いつかれないようにアクションをつけながらルアーを動かし続けるくらいのつもりでいた方が、結果的にフッキング率はグンと上がります。

迷いを捨てて、そのままルアーを動かし続けましょう!

⑥ポッパーばかり投げない!

トップチニングは静岡県の汽水湖である浜名湖で生まれた釣りですが、最初のきっかけはブラックバス用のポッパーを用いたスタイルだったそうです。

その影響は今でも色濃く、『トップチニング=ポッパーの釣り』というイメージが強い人も多いと思います。

ですが、ポッパーは場のスレが非常に早い特徴があります。さらに、活性がそこまで高くない個体の場合は、ルアーのアクションにびっくりして逃げていくことが非常に多いです。

ですので、同じポイントにポッパーばかり投げていても、最初の一匹は釣れても後が続きません。

ちなみに私(編集部・るあらび)は、ポッパーは以下の条件の時くらいしか投げません。

  • 波・風が強く水面が荒れ気味の時
  • 水深2m以上の深いエリアの時
  • 船の横、壁際などのピンポイントをネチネチと攻める時

それ以外の時は、基本的にはペンシルベイトで手早く、広範囲を、ナチュラルに誘った方が釣果に恵まれやすいです。

チヌのトップゲームにおすすめルアー5選!(2018年版)

フェイキードッグDS-CW(ジップベイツ)

飛距離も出やすく、そして移動距離が少ないドッグウォークアクションが特徴のペンシルベイトです。全長は7cmあり、チニング用トップルアーとしては気持ち大き目のサイズ感ですね。

ボディー内部には光を乱反射するフラッシングプレートが内蔵されているため、チヌが下からルアーを見上げた時にキラキラと光って非常に目立ちます。

水噛みもよく、ロッド操作にも鋭敏に反応してくれるため操作性が高いのも良いですね。

私(編集部・るあらび)のトップチニングでのサーチ用ルアーとして不動の一番バッターです。

チニングスカウター(DAIWA)

ペンシルポッパーというジャンルのチニング用トッププラグです。

ポッパーとペンシルベイトのハイブリッドといったイメージですが、このルアーについてはペンシルベイトとしての特徴が非常に強く出ています。

上で紹介したフェィキードッグDS-CWよりもさらに移動距離が少ないドッグウォークが特徴であり、一カ所でモジョモジョと身もだえるするようなアクションが得意です。

そのため、手早く幅広く探るというよりは、そこにいるチヌを仕留めるための強力な武器として活躍してくれます。

フェィキードッグDS-CWでバイトは出るけど乗らない時などにこれをフォローで入れると、あっさりと一撃で釣れたりしますw

個人的には実釣性能ナンバーワンのチニングルアーであり、必ず二個は現場に持ち込んで不意のロストにも対応できるようにしています。

ライズポップ65F(SHIMANO)

独自のバブルチャンバーシステムを搭載しており、激しい水しぶきを発生させるのが得意なチニング専用のポッパーです。

カップの口径が大きく設計されているため水を噛みやすく、その恩威もあって他のポッパーよりも移動距離が短くなっています。

また、このルアーは6.5cmの全長に9gの重量と比較的重めのルアーになるのですが、重量バランスが絶妙らしく、初心者でも簡単に遠投が出来ます。

トップの釣りにおいては飛距離は正義という場面も多いため、この遠投性能は非常に頼もしいですよ。

一カ所でできるだけ移動させずに、強くアピールする釣りに向いており、波風が強い日や水深2m以上の深いフィールドで使いやすいルアーですね。

RA ポップ(ジャクソン)

アールエーポップと呼びます。チニング用ポッパーとしては最古参の部類であり、名作中の名作ですね。

こちらもライズポップと同様に移動距離が少ないタイプのポッパーであり、捕食が決して上手くはないチヌ、キビレの食性にマッチしています。

ライズポップほどスプラッシュは派手ではないため、若干荒れ気味の海況の時のポッパーゲームでローテーションの一つに入れておきたいポッパーです。

ガボッツ65(ブルーブルー)

スイミングポッパーと呼ばれる新しいタイプのトッププラグです。普通のポッパーがロッドアクションをつける事を前提にしているのに対し、このルアーはただ巻きだけで水面をウネウネと軽めのドッグウォークのようにアクションします。

そのため、誰でも簡単に水面へと美しい波紋をなびかせながらチヌを誘う事ができます。

もちろんロッドアクションによりポッピング、ダイビングなどのアクションも自在に出せますので、これ一つでペンシルベイトとポッパーの二つのアクションを使い分ける事も可能です。

港湾部の浅瀬や内湾サーフなどのオープンフィールドで幅広くランガンする場合に便利なトッププラグであり、個人的には出番が増えつつありますね。

岸壁黒鯛(ガンクロ)ゲーム|ルアーを用いた新しいチヌの落とし込み釣りについて

2016年くらいから少しづつ注目を集めている新しいチニングの方法に、『岸壁黒鯛ゲーム』と呼ばれる新ジャンルの釣り方があります。

簡単に言えば、壁際に付いたチヌ、キビレをワームの落とし込み釣法で狙う釣り方になるのですが、トップゲームともボトムゲームとも違う独特の趣がある釣りです。

特の夏場の真昼間に、他の釣り方では全く反応しないチヌが不思議とこの釣法だけで入れ食いになる事もあり、チヌをルアーで狙いたい人にとっては超注目の新しいチニング

岸壁黒鯛ゲームの基本とそのポイント

春~秋の海に生命感が溢れる季節においては、防波堤や港湾部の護岸された壁にはイガイ(カラス貝)やカニなどの多様な生物が生息しており、生命の巣と呼んでような状況になっています。

そしてチヌ、キビレはこのような堤防の壁に生息する生物が壁から剥がれ落ちてくるのを岸壁直下で待ち構え、これを捕食しています。

岸壁黒鯛ゲームはこのような自然に落ちてくる貝、カニなどをワームで演出してチヌを釣る新しいルアーフィッシングであり、そのポイントは基本的に壁際、障害物周りになります。

  • 防波堤の壁際
  • 港湾部の護岸された壁際
  • テトラ帯の周りギリギリ(=これも一種の壁です)
  • 沖堤防の壁際
  • 橋脚の橋げたの壁際

このような縦に海中へと伸びている全ての構造物が潜在的なポイントであり、海面すれすれにイガイなどの貝類が付いていれば、高い確率でその周辺は一級ポイントになり得ます。

そーっと上からのぞいてみると、案外すぐそこにチヌが見えるかもしれませんよ?

岸壁黒鯛ゲームのタックルと仕掛け

ロッドについて

基本的にはボトムチニングに使うスピニングタックルをそのまま流用できます。また、8~9ft前後のライトアクションのシーバスタックルでも流用できます。

リールについて

リールについては、2000~2500番の小さ目のスピニングリールが扱いやすいです。

また、この岸壁黒鯛ゲームの原型は、へち釣り(餌釣りの一種)になるのですが、へち釣り専用リールをあえて岸壁黒鯛ゲームに流用する事も可能です。

本格的にこの釣りにハマった場合は、このようなへち釣り専用の特殊なリールを試してみるのも面白いでしょう。

ラインについて

メインラインは感度を重視したいのでPEラインが最適であり、太さは0.8~1.2号もあれば強度的には充分です。

また、リーダーに関しては根ズレに強いフロロカーボンラインが最適ですが、太すぎるとワームをフォールさせる際に落ち方が不自然になるため、細い方が有利になります。

そのため、単純に垂直に伸びた障害物が少ない堤防であれば4~7lb程度とかなり細めのリーダーを選んで下さい。一方で、テトラ周りや防波堤のスリット周りのように、根ズレのリスクが高いポイントの場合は、12lbまでリーダーを太くして対応します。

針とシンカーについて

この釣りのスタイルはまだ発展途上の段階であり、専用の針が販売されていません。そのため、チヌのへち釣り、落とし込み釣りに用いられる針を流用するのが一般的です。

次にシンカーですが、ガン玉のBサイズを基本にして、潮流の速さや風の強さに合わせて選びます。できるだけ軽く、自然にゆっくりと壁際を落とせるように、可能な限り軽い方が釣果に繋がりやすいです。

セットするワームについて

ワームに関しては、カニを模した人工餌や万能ワームであるガルプ サンドワームなどが実績が高いです。他にも、ハイフロートのチニング専用ワームなどであればフォール時間が稼げるため、ゆっくりと自然な落ち方でチヌを誘えます。

  • ガルプ サンドワーム2インチ
  • アマジャコ ハイフロート

私(編集部・るあらび)がガンクロゲームでチヌを狙う時は、この二種類のワームをローテーションする事が多いですね。

味と匂いで誘って、ダメならゆっくりとしたフォールで別の角度から誘って・・・ といったイメージで、目先をコロコロと変えてチヌを飽きさせないように工夫すると、安定した釣果に繋がりやすいと感じています。

岸壁黒鯛ゲームの釣り方のコツとは?

この新しいチニングのスタイルは、餌釣りであるチヌのへち釣りを原型としています。そのため、釣り方のコツ、テクニックは、全てへち釣りとほとんど同じです。

その中でも最も重要なコツが、『可能な限り壁際スレスレをワームが落ちるようにロッド操作する事』になります。

へち釣りの世界では、『壁際20cmまでがへち釣りの攻略ポイント』という考え方が一般的であり、これは岸壁黒鯛ゲームでも通用するセオリーです。

壁際スレスレを意識して、こまめにラインメンディングしながらゆっくりとワームを落とすのが一番のコツになります。

なお、このヘち釣りタイプの岸壁黒鯛ゲームについては、非常に参考になる動画を見つけましたので興味がある人はご覧になって下さい。

 

超至近距離にチヌが身を潜めていて、こんなにも簡単に釣れるという事が一目で判る動画であり、見ているだけこの釣りの醍醐味が伝わると思いますよ!

チヌのルアーフィッシングの魅力がギュッと詰まった素敵な動画3選!

トップゲーム、ボトムズル引きゲーム、ハードルアーゲーム、そして岸壁黒鯛ゲーム・・・このように多くの釣り方が楽しめるのが、チニングという釣りの醍醐味だと私は思います。

そこでここでは、様々なチニングの楽しみ方が判りやすくまとまった素敵な動画を集めてみました。

あなたはどの釣り方でチニングを楽しみますか?

そんな事を考えながら見るときっと楽しいと思いますよ!

トップでチヌ狙ってみましょ~【トップチニング】|SeiGフィッシングチャンネル 様

ペンシルベイト、ポッパー、表層系ミノーなど様々なハードルアーでドシャロー帯のチヌを攻略する動画です。

画面左下にアクションをつけている手元の映像が挿入されているため、各ルアーのアクションの付け方もわかり、トップチニングのとても良い教科書に仕上がっています。

また、トップにスレたチヌが、少しだけ沈む表層系ミノーにルアーを変えた瞬間にバイトが頻発する一連の様子も撮影されており、ルアーローテーションの威力を垣間見る事もできますよ。

思わず次の休日に、いや・・・ 仕事をさぼって今すぐにでも、チニングに出かけたくなるような素敵な動画ですw

チニングに行ってきたよ~「簡単底ズル引き、直リグ、チヌボンボン」|ふくまる大将釣り動画 様

自作の直リグで夜の港湾部のボトムについたチヌを狩りまくる動画ですw

夜釣りの実釣動画ですのでポイントの詳細までは見えないのですが、仕掛けの詳細やズル引きの速度など、実釣の際に参考となる情報が解説付きで説明されています。

このチャンネル主様は、シーズンごとにターゲットを変えながら旬の魚を狙い続けるタイプの釣り師であり、仕掛けや釣り方にも独自の工夫をされる事が多い方です。

非常にスローな釣りですが、その速度感もこの動画ではうまく表現されており、ナイトチニングのイメージがつきやすいかと思います。

ボトムのズル引きより釣れる?!バイブの早巻きで黒鯛が簡単に釣れるよ!!|六畳一間の狼 様

中規模の河川を樹脂製バイブレーションプラグで攻略する動画です。バスデイのレンジバイブ55を用いてボトムスレスレを早巻きでトレースしてリアクションバイトを引きだしています。

流れがある程度ある広いフィールドの攻め方つぃて非常に有効な方法ですので、似たようなポイントが近所にある場合は、ぜひこのような『早いボトムの攻略』も試してみて下さい。

この釣り方はサイズが大きいチヌが出やすいので、非常にエキサイティングなゲームが楽しめますよ!

まとめ

一言でまとめると…『チヌのルアーフィッシング、始めてみませんか?』というお話でした。

チヌという魚は、餌釣りの世界では最も人気の釣りのターゲットであり、その釣り味の良さには定評があります。そして、この『釣魚としての魅力』が、ようやくルアーフィッシングの業界にも認識されつつあり、今がまさしくその過渡期にあたるといえそうです。

トップゲーム、ボトムゲーム、そして岸壁の落とし込みスタイルなど、様々な釣り方で一年中楽しめる魚ですので、ぜひあなたの釣りの新しいターゲットとして楽しんでみて下さい。

なお、私のトップチニング釣行記については、以下の記事でまとめていますので、この釣りをイメージするよい材料になるかと思います。ぜひ、ご一読下さいね!

釣行回顧録(2017年7月)|夏のトップチニングデビュー編

釣行回顧録(2017年8月)|夏本番にトップチニング修行してた僕のお話

釣行回顧録(2017年9月)|トップチニングの限界を知った俺の話

また、チニングという釣りはシーバスのルアーフィッシングと釣り方やポイントが重なる部分も多いです。そのため、チニングに興味があるのであれば、きっとシーバスゲームもあたなにとって非常に楽しい釣りとなるはずですよ。

本サイトでは、そのようなシーバスのルアーフィッシングについても入門者のための特集記事を用意していますので、こちらもあわせてご覧になって下さい。

初心者のためのシーバスルアー釣り入門|釣り方と釣れるルアーのヒント

本記事があなたのアウトドアライフの一助に、そして、チヌのルアーフィッシングデビューのきっかけになれば嬉しいです。

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編集部(るあらび)

編集部(るあらび)

アウトドアな俺たち編集長。

九州の南端に在住するルアーフィッシングが生きる目的な40代のおじさんです。

主に釣り、ウォーターアクティビティー関連の記事を執筆しています。

あなたがアウトドアを始めるきっかけを作れたら・・・と思ってこのメディアを立ち上げました。







『かっこいい大人達よ・・・もっと外で遊ぼう!』

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