二月。
海水温は底の底です。そのため、一年で一番魚が釣れない時期って考えている人も多いかもしれませんね。
私もずっとそう思っていたんですが・・・
去年の冬に『激寒期二月のチニング(キビレ)』という遊びを知ってしまったので、そんなに悲観的ではなかったりしました。
だがしかーし!
今年の私はちょっと違う!
私はこの冬に、北西風で荒れまくるサーフ帯、その爆釣パターンを見つけてしまったわけなんで、このシーズナルパターンを試さないわけにはいきませんよ♪
というわけで今年の冬はチャレンジの年!
釣れる事が判っているキビレの夜釣りに逃げることなく、果敢にサーフへと繰り出してみることにしたわけです。
吉と出るか凶と出るか、はたして・・・
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2018年2月釣果まとめ
釣行回数:
4回
勝率:
4戦2勝2敗0分
まともな釣果:
①キビレ x 1 (37cm)
②シーバス x 2 (最大74cm、自己新!)
場所:
秘密のサーフ河口付近(3回)
釣行時間:
潮位に合わせつつ、日が昇ってからお昼くらいまでを攻めるイメージ。この極寒期は、朝まずめが釣果に繋がらないから難しいですよねー <`ヘ´>ペッ!
2月ハイライトPhoto集
気がついてみれば、去年2017年の12月くらいから、ずーっとこのサーフ、そしてこのテトラ帯を責め続けている気がします。
サーフで二月というと、普通は一日に一回、夕マズメ時に生命反応が一回でもあれば上出来だったりするわけですが…
- 偶然なのか?
- 今年のサーフがたまたま当たり年だったのか?
- それともこのサーフの真冬のパターンを見つけてしまったのか?
今後の検証が必要かもしれませんが、結果だけ言うと・・・・
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勝率五割で釣れました!
真冬の、しかもサーフで勝率五割・・・
俺、凄くない???
というわけでガチンコサーフアングラーな俺の二月の激闘記録、刮目して見よ!
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2/2 真冬のモンスターキビレ、ここに散る!
いい感じの荒れが入ったこの日。いつものテトラ帯は少しだけパシャパシャしてました。
お昼すぎまでバイトこそないものの、テトラ帯の基礎石が捨ててある部分には、全長5cmにも満たないマイクロベイトの群れが時々スクールしているのが見えています。
俺 『この真冬にマイクロ?なんじゃらほい?』
二月にサーフでマイクロベイト・・・ これって普通の事なんですかね?
私はこれまで、二月という厳冬期にこのサーフに出る事はなかったのですが、実はマイクロが回遊するルートだったのでしょうか?
良く解りませんな。。。 まあいい、今年だけじゃなんとも言えないので、来年になれば自ずと答えも出るでしょう。問題なのは目の前のマイクロベイトです。こいつに魚がついていれば、後は口を使わせることができれば俺の勝ち。
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まあ、セオリーに従って、ブレード系のキラキラルアーでも投げてみようかと思うに至るわけです。
テトラの切れ目を斜め上に切り上げるようなイメージで、リフト&フォールを丁寧に繰り返して・・・
ちなみに最近の俺、フォールはほぼゼロテンションになるようなギリギリのテンションフォールを好んで使ってます。
俺 『ふわッフワッ♪ ふわっと~ ふわわわわあああ♪』
こんなオリジナルのラブソングを厳冬期のサーフに捧げながら、丁寧に丁寧に、テトラと海の境目を撫でまわす俺。
で、これだ。
すっげえな、俺。天才じゃねーの?
サイズ?そんなのこの時期に求めちゃダメだと思いませんか?
一匹に価値がある!
そう言い聞かせてこの日は満足して納竿しましたとさ。
2/22|ええ?二月のベタナギサーフでもシーバスが釣れるのかい?
現場着は朝10時過ぎってところでした。
嫌な予感しかしないのですが、それでも車からおりて、恐る恐るサーフ帯へと下見がてらに歩いて向かう、ぼっちアングラーな俺。
しーん。。。
静かなサーフでしたね。
思わずこんな心の声を、音量マックスでサーフに巻き散らかしてやりましたよ。
『予報通りじゃないですかぁああ!』
『やだぁあああああ!』
『なんでぞぉおおおおお!』
『突然の台風とか竜巻とかこいやぁああああ!』
『このはげぇええええ!!!』
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でも、沖の方になんとなくライブ感漂うモジョモジョしたゾーンもチラホラと見つかります。写真でもなんとなく、沈黙とは少し違うざわめきを感じませんか?
俺 『黒い魂どもの穢れた息吹を感じるな。ふむふむ。そう落ち込むほどでもないかも知れない。もぐもぐ。うん、ところで話は変わるけど、このコッペパンは、おにぎりと同じくらいうまいな。』
即効で遅いコッペパンな朝飯を食べ散らかして、さっそうとタックルを準備するや否や、即興でルアーをチョイスするスーパーサーフアングラーな俺。
この冬の定番となってしまったルアー、そうSasuke120裂波でテトラ帯をガンガンとランガンしていきます。
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『ガリガリガリガリッ!ゆにゅーん!ぬめーん♪ ぐぉーーーーーん!!!』
明確なバイトが俺のLATEOのバットを揺らしたその刹那!
俺『ほらおった!シーバスぽい! でっこらせぇーーー!』
充分に待ってから強烈な一撃必殺の鬼合わせを入れる俺!
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でん!
で、この記事のサムネにも登場した、このシーバスさんとの出会いに繋がるわけです。
ええ、これを『出オチ』といいます。
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ちなみにこの74cmの鈴木君、なんだかんだで私のシーバス自己新記録となりました。ええ、74cmで自己レコードですけど、何か文句ありますか?
サイズじゃないんです!
価値ある一尾ってところを、私は評価して頂きたい!
<`ヘ´>ペッ!
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閑話休題
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その直後にまた明確なバイトが続くものの、あえなくSasuke様粉砕。。。Wow!
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めげずに赤金のSasukeにルアーチェンジし、すかさず同じテトラ帯を丁寧に探り続ける僕。
一時間ほど過ぎたその時でした。
最後に海の神様が、私に満面の笑みを返してくれたのです。
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一匹目に比べると決して大きくはありません。
でも、二月のこのシブい時期に、一日で二尾のシーバスちゃん。
しかもボウズ上等なサーフでこの釣果。
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俺 『敗北を知りたい。。。。』
この冬、何度となく口にしたこのセリフをサーフに残し、さっそうと現場を去る俺がそこにいたとかいなかったとか・・・
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おしまい。
2018年2月釣行備忘録
というわけで振り返ってみると、デイゲームでサーフ縛りという戦略が上手く当たって、四回出撃の二勝二敗。
サイズ的にも釣果的にも、二月というシーズンを考えたらほぼ満点を与えてあげたい釣果となりました!
こうなると気になるのは再現性です。
この冬に見つけたサーフの当たりパターンと回遊ポイント、果たして今年の冬だけの偶然なのでしょうか?
それとも・・・
来年の冬、また楽しみが出来てしまったと一人ほくそ笑む、そんな二月となりましたとさ。
めでたしめでたし。
関連記事の紹介
この釣行で登場するお魚はシーバスとおチヌ様ですが、どちらのターゲットも海のルアーフィッシングの対象魚として非常に人気です。
もちろん本メディアでも、この二魚種のルアーフィッシングについて多くの特集記事を準備していますので、ご興味ありましたらご覧くださいませ~
そんでもって、登場したルアーはフローティングミノーのsasuke 120裂波とスピンテールジグのPB‐20ですが、これについても特集記事を準備しています。
こちらもぜひ、ご覧下さい!
あとは・・・そうそう!
ラテオっていうシーバスロッドを使っていまして、あまりに好きすぎてインプレしました。
コスパのいいシーバスロッドを探している人にとっては、オモロイかと思いまーす。
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冬のサーフの釣りはホゲる事も多いんですが、当たるとデカくて楽しいです。
次の冬に是非チャレンジする事をお勧めします!