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アウトドアな仕事のお金事情と職種別の給料まとめ

好きなことを仕事にしたいと思っていませんか?

自然や外遊びが好きな人にとってアウトドアの仕事は憧れの一つ。

しかし、仕事が地方にしかなかったり、給与が不安定ではないか?と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、リゾートホテルのアウトドアアクティビティ紹介窓口を担当していた経験もある筆者(ぐりゆう)が、

  • アウトドアの仕事にはどんな種類があるのか
  • それぞれ給与はどのくらいなのか
  • 重宝されるスキルは何か
  • 求人はどのように探せば良いのか

このような事についてまとめました。

アウトドアの仕事に向いている人はどんな人?

自然や外で遊ぶのが好きということ、体を動かすのが好きであるということはもちろんですが、アウトドアの仕事と一口に言っても、その職業はさまざま。

しかし向いている人には共通点があります。

アウトドアに関わる仕事は、自然の力を享受する仕事。
自然は私たちに恵や感動、癒しを与えてくれますが、自然環境には1日として全く同じ状況の日はありません。

時に災害をもたらすような急激な変化もあります。そのため臨機応変に行動ができる、危機管理能力が高いことが重要となります。

また、お客様を連れてガイドをする場合などは怪我など有事の場合の対応もしますので責任感が強くなければいけません。

また、お客様や同僚をはじめ、自然と同じくらい人とも関わることが多い仕事です。お客様に楽しんでもらうにはコミュニュケーションスキルも必要になります。

全く人と関わることなく仕事したいと考えている方には向かないでしょう。

アウトドアに関わる仕事と給料一覧

ここからはアウトドアに関わる仕事と、その給料について紹介して行きます。

給料については主にIndeedマイナビ転職に掲載されている実際の求人情報、年収を公表しているブロガーさんの記事などを元に整理しています。

ぜひ参考にしてみて下さい。

キャンプインストラクター

キャンプインストラクターはテントを張ったり、炊事の仕方やキャンプでの細かいルールを教えるのが仕事です。

道具の使い方の基本から、天候や風向きを踏まえたテントの張り方など幅広く指導するため、キャンプの知識が活かせる仕事です。

キャンプインストラクターには公益社団法人日本キャンプ協会が公認している指導者資格のキャンプインストラクター、キャンプ ディレクター1級、2級と資格があり、知識の証明になりますが、業務に必ずしも資格が必要というわけではありません。

また、キャンプインストラクター単体としての求人は少なく、キャンプ場スタッフ、自然学校などので業務の一つとしてキャンプノウハウを教えるというのが一般的です。

平均的な給与は月給15−20万円で、キャンプ場スタッフはアルバイトで主に雪の降る地域は季節雇用が多く、自然学校であれば正社員雇用があります。

スポーツインストラクター

インストラクターはそのスポーツを初めて行う人に教える、またはさらなる上達のために教えるのが主な仕事です。

スポーツインストラクターの中でもアウトドアスポーツ関連だと以下のようなものがあります。

  • スキー
  • スノーボード
  • スキューバダイビング
  • マウンテンバイク
  •  カヤック
  •  サイクリング
  •  ロッククライミング

平均的な月収は15−25万円年収の相場は250万円〜350万円程度です。

雇用形態はアルバイト、季節雇用、正社員など様々で、スキーやスキューバダイビングなど観光に付随するものも多く、季節で繁閑の差が激しいです。

雇い先によっては資格や経験が必要なところもあります。

アウトドアガイド

アウトドアガイドは、その日の自然状況やお客様の要望に合わせて案内をする仕事です。

もともと初めての人に手取り足取り教えるような仕事ではありませんが、日本ではインストラクターと混同され、初心者の人に教える場合もあります。

一口にアウトドアガイドといっても、湖でのカヌーの案内、初めての人向け川釣りのガイドなどソフトなものから、難易度の高い山の案内までその仕事はさまざまです。

特に以下のような危険度の高いものは各協会認定のガイド資格が必要です。

  • 登山ガイド
  • 山岳ガイド
  • ラフティングガイド

中でも日本全国楽しむことのできる川下りアクティビティのラフティングは、未経験でもガイド資格取得からサポートしてくれる会社も多いです。

その他にも観光客向けのアウトドアガイドであれば未経験でも研修を経て担当できるようなツアーもありますので、未経験の方は観光地のアウトドアアクティビティスタッフの求人を探してみると良いでしょう。

登山ガイド、山岳ガイドの資格は日本山岳ガイド協会の認定するもので、それぞれステージ1、2と案内できる山の難易度が、雪山、縦走路のある岩稜コースが案内できる、など変わってきます。

ガイド資格取得の難易度はかなり高いですが「山で食べて行く」、と思っている方はこれらのガイド資格取得を検討しても良いでしょう。

アウトドアガイドの月収は15−25万円が平均で、年収の相場は250万円〜350万円程度です。

雇用形態はアルバイト、季節雇用、正社員など様々です。

山岳ガイド、登山ガイドなど上位の専門資格を取った後は、個人事業主として開業をし旅行会社とツアーの契約を結ぶ人もおり、そのような場合は給与はこの限りではありません。

ネイチャーガイド

ネイチャーガイドはその土地や自然環境、歴史を含め季節にあった自然を案内する仕事です。

ただ遊ぶだけでなく、その土地の自然への理解を深めてもらう役割を担います。

世界遺産の屋久島、北海道の知床や、上高地などでは、こうしたネイチャーガイドが多く活躍しています。

その土地の自然環境を活かし、ハイキング、トレッキング、サイクリング、カヌーなど、季節に合わせた様々なアクティビティを提案するという点ではアウトドアガイドとも共通しており、アウトドアガイド資格を持っている人も自然や歴史についての知識を持ちネイチャーガイドを名乗っている人もいます。

ネイチャーガイドといっても、ホテルや旅館のアクティビティ程度のものや、子供向けのものもありますので、いきなり本格的なものはハードルが高いなという方は、そういったものから始めてみるのも良いでしょう。

平均月収は15ー25万円で、年収の相場は250万円〜350万円程度です。

ネイチャーガイドになるにはアウトドアや観光系のツアー会社、リゾートホテルホテルのアクティビティスタッフ、自然学校に勤務するなどの方法があります。

山小屋スタッフ

登山が趣味の人は登山ガイドや山岳ガイドはハードルが高いけれど山小屋のスタッフなら自分でもできるかも?と思う人もいるでしょう。

業務内容は受付、食事の準備配膳や清掃、水づくり、歩荷、登山道の整備など多岐に渡ります。

山で生活することに憧れる人にとっては良い仕事です。

山小屋スタッフは季節アルバイトが多く、給料は日給8000円、月収20万円くらいが相場のようです。

下山することも少なくお金を使うこともないので、お金を貯めたい場合にもおすすめです。

猟師

猟師もアウトドアでできる仕事の一つです。
主に害獣駆除の報酬や、ジビエ肉を精肉店に売って収入としています。

猟師は鉄砲を使う仕事ですので「第一種銃猟免許」もしくは「第二種銃猟免許」が必要です。さらに銃を持つために警察で「銃砲所持許可」を受けなければなりません。

猟師は完全歩合制のため、月給換算はできませんが専業で生計を立てている人もいます。
また、週末のみなど副業で猟師をしている人も多いです。

自然体験学校や自然の家

日本各所にある自然体験学校のNPO法人に勤めるのもアウトドアでできる仕事の一つです。
通年の職員を募集しているところがほとんどですので安定した職業と言えます。

地元の学校や地域の行事などでの仕事も多く、アウトドアと子供が好きな人にとっては魅力的な仕事です。

主に施設管理、自然体験イベントの運営、一般事務や屋外作業などの業務を行うことになります。

給料の平均は月収17万ー25万円年収300万円ほどです。

アウトドアメーカー、アウトドアショップ店員

実際に自然の中で働くわけではありませんが、アウトドアメーカーの社員、アウトドアショップの店員もアウトドアに関わることのできる身近な仕事です。

都会でも仕事ができるので、家族がいて移住が難しい人などには現実的な選択肢です。

ギアやウェアが好きな人はもちろん、実際にアウトドアの仕事をしている人と関わりが持てるので情報を収集したりもできます。

いきなりアウトドアの現場で勤務するの抵抗がある人にもおすすめです。

アウトドアメーカーは大手企業が多いので社員の場合も給与が安定しています。

正社員の場合年収は300万ー500万円と安定しており、アルバイトの場合も地域によりますが時給1000円以上のところも多いです。

アウトドアに関わる仕事にあると良い知識やスキル

アウトドアに関わる仕事によっては、必要な資格はアウトドアに関わる仕事一覧でも紹介しましたが、それ以外にも重宝されるスキルというのがあります。

英語、中国語といった語学、怪我の応急処置の知識です。

今でこそ新型コロナウィルスの拡大でひっそりとしている観光業ですが、景気が戻れば必ず海外からの観光客が訪れます。

日本の自然景観やアウトドアアクティビティは訪日観光客にとって、最も魅力的なものの一つとも言えます。

訪日観光客の多いエリアでは、語学堪能な未経験者が、多言語対応できない経験者よりも重宝されている現実があります。

今でこそ英語が話せる人は多いですが、未だにニッチな職業では英語や中国語のスキルを掛け合わせるだけで自分を差別化できます。

また、自然の中で行う活動やスポーツには怪我がつきものです。急病の応急処置のほか、止血の方法や怪我や傷の手当てについては最低限理解しておいた方が良いでしょう。

アウトドアの現場仕事は個人経営の小さな会社が多いです。

将来的にアウトドアの仕事をライフワークにしたい思うのなら、起業するなどの選択肢もあると思います。

少しでも興味があれば見習いたいアウトドア関連の会社で現場の経験を積みながら、経営に関することも勉強しておきたいところです。

アウトドアに関わる仕事の求人はどこにある?

アウトドア関連の仕事の求人は無料で利用できるリクルートIndeedなどにも掲載されています。

観光地でのアウトドア関連の仕事であれば短期のアルバイトの採用も多くあるので試してみるのも良いでしょう。

また、アウトドアに関わる仕事の多くが自然の多い郊外や、観光地にあります。

一度は働いてみたい憧れのエリアがあるアウトドア好きなら、エリアのアウトドア関連の会社を検索して、公式HPなどから求人を探すのも良いでしょう。

関連記事の紹介

アウトドア系の仕事探しについては、以下の特集記事も参考になります。

上の特集記事では、

  • 具体的な仕事の探し方のコツ
  • お勧めの求人サイト情報の例
  • 仕事探しのためのちょっとした裏技(=無料求人サイトの利用)

こんな事をまとめていますので、あなたの夢を叶えてアウトドアのプロとして活躍したい人は、ぜひご覧になって下さいね。

終わりに

アウトドアを仕事にするといっても一口に色々な職業があるのがお分りいただけましたでしょうか。

アウトドアに関連する仕事は、給料こそあまり高くはありません。しかし毎日好きなものに関わることのできるやりがいのある仕事です。

また、地方や郊外での仕事も多くスローライフや田舎暮らしに憧れのある人なら、仕事も普段の生活も理想を実現できるかもしれません。

自分の得意なことや、好きなこと、住みたい場所など改めてよく考え、やりたいと思える仕事をみつけてみてくださいね。

ABOUT ME
ぐりゆう
ぐりゆう
田舎で半自給自足スローライフを実践中。 彼氏に引き摺り込まれバックカントリースキー、キャンプ、釣りが趣味になってしまったアウトドア女子。 アウトドアが身近にある田舎暮らしの魅力を伝えていきます。