最近はテレビに代わるメディアとして、馴染み深くなったYouTube。
移住ブームも相まって、田舎での暮らしや移住に関わる色々なことを発信するユーチューバーや田舎暮らし系インフルエンサーが増えてきました。
この記事を読んでいる方は、「将来は田舎で暮らしたい」「田舎での暮らしをリアルに感じたい」と思っている人も多いと思います。
今回は田舎に移住した筆者(ぐりゆう)が、
- こんな暮らしが理想
- 見ているだけで癒される
- 移住を考えている方に為になる!
と感じたユーチューバーのみなさんを紹介します。
おすすめしたい田舎暮らしユーチューバー
古民家ひとり暮らし Kominka solo life
西伊豆で一人暮らしの田舎生活を満喫する「古民家ひとり暮らし」さん。
光やボケ味が綺麗な映像、シーンが変わると変化するBGMはまさにショートフィルムを見ているようです。
まさに田舎暮らしへのモチベーションをあげるのに最適なチャンネルです。
自分で釣りをして干物を作る映像は、見ていると匂いまでしてきそうです。
私が古民家田舎暮らしさんの好きなところは、全部をきっちりやらないところ。
「なんでも自分でやらなければ」「丁寧に暮らす」と思ってしまいがちな田舎での暮らしですが、古民家一人暮らしさんは、スーパーで買ったお惣菜を景色の良い屋外で食べていることが多々あります。
「自分も好きなようにしていいんだ」と思える、ただの憧れの対象ではないところが刺さります。
古民家一人暮らしさんは、もともと会社員をしていましたが、フリーランスになったときにどこでも生きていけると思ったのがきっかけで田舎の古民家に住むようになったそう。
男性の一人暮らしなのに、キッチンの収納などインテリアも程よくお洒落で落ち着いた雰囲気は、女性でも真似したいと思う人は多いはず。
古民家ならではの暖かい雰囲気が感じられる動画です。
最近は動画に海外からのコメントも多く、自然豊かな日本の古民家での暮らしは世界中から熱い視線を浴びています。
沙耶香sayaka
主に北海道の田舎での暮らしや、釣り、アウトドアの動画を投稿する「沙耶香sayaka」さん。
その美貌からは想像もつかない釣りの腕やワイルドな生活に注目が集まっています。
釣りの腕前も素晴らしく、Jacksonフィールドスタッフ、VARIVASフィールドテスター 、mont-bellプロ会員と活躍されています。
現在は狩猟免許も取得したようで、まさに食べるためのことをなんでも出来る女性。
自宅では本格的な家庭菜園をしたり、釣り動画では車中泊をする姿も。
北海道の田舎に暮らす私も「そうそう!私もこんな暮らし!」と感じるリアルな日常です。
北海道、道東の暮らしやアウトドアに興味がある方におすすめのチャンネルです。
ウリウリばあちゃんの楽しい田舎暮らし
若い人の田舎移住の発信が増えてきましたが、退職したら田舎に移住したいと夢を持つ人も多いですよね。
そんな方におすすめのユーチューバーが、八ヶ岳での暮らしを発信する「ウリウリばあちゃんの楽しい田舎暮らし」です。
ウリウリばあちゃんは28才で古民家に引っ越し、38才から今の地に住んでいるそう。
66歳でユーチューバーをしていることからも想像がつくように、「ばあちゃん」と呼んで良いのか?と思ってしまうほど、アクティブな方です。
早口でテンション高めなウリウリばあちゃんの語り口は、まるで遊びに行ってお話を聞いているよう。
好奇心旺盛で勉強熱心、お洒落で綺麗で自分もこんな風に年齢を重ねたいな、なんて思ってしまいます。
63歳のときにiPhone購入と同時にYoutubeをはじめ、編集も自分でやっているそうです。
英語の字幕を自分で入れるのを目標に、英語も勉強しているようです。見習わなければ…と元気が湧いてきます。
里山のシイナ
「里山のシイナ」さんは、2019年に長野県の里山に移住するための古民家リノベまでの道のりを配信しているユーチューバー。
民家の修繕やDIY、農作業・庭作業、田舎でのライフスタイルなどを発信しています。
もともと「里山」に何かを感じて、関西で里山再生事業の仕事をしたりしていたそうです。
また、里山のシイナさんのご実家は「木工家具屋」さんだそうで、その頃の経験が古民家暮らしにも活かされています。
里山のシイナさんが発信されている、古民家再生の大変さはかなりリアル。
2021年3月の更新された動画では、「古民家片付け始めて11ヶ月、ゴミを捨て続け11ヶ月…と書かれています。
この先もリノベーションしていく予定なので、これからの発信も楽しみです。
- 田舎に住むなら古民家が良いと思っている人
- 田舎暮らしの古民家物件は決まったけどどう進めようか迷っている人
- 信州の自然に癒されたい人
このような人におすすめのチャンネルです。
島のおばあちゃんちで暮らす
お仕事をやめて、夫婦でもともとおばあちゃんが住んでいた種子島で暮らし始めた様子を発信するチャンネル「島のおばあちゃんちで暮らす」。
もともとキャンプ動画を上げていたチャンネルだったようですが、移住を機にチャンネル名が「島のおばあちゃんちで暮らす」になりました。
田舎での暮らしをショートムービーのように綺麗な映像に納めています。
古民家を手直しし、野菜を自給自足して、釣り、DIYキャンプなど誰もが憧れるのんびり暮らしです。
古民家での暮らし、種子島の大自然にも癒されますが、可愛すぎる飼い猫ちゃんたちにも癒されます。
「ひじき」と「だいず」、という可愛らしい名前の2匹なのですが、ある日だいずが脱走してしまうんです…。
編集や映像も綺麗で癒されること間違いなし。
例えば古民家ひとり暮らしさんのようなテイストが好きな人なら、きっと気に入るチャンネルです。
種子島のみならず、島の田舎町へ移住を考えている人にも参考になりますね。
離島での田舎暮らしの始め方については、以下の記事が良く読まれています。
もじゃロック
空き家バンクで理想のお家を見つけて購入した4人家族のもじゃロックさん。
子育ては田舎の方が子供たちにとって良いのでは?と田舎に移住を決意したそうです。
長い間人が住んでいなかった家はカビや汚れだらけ、使えない家具の処分など自分が経験したら心が折れそうになるような出来事も赤裸々に発信しています。
住宅の購入の金額や、リフォームにかかった費用なども公開されていて、古い家を買ってリノベしたいと思っている人にも非常に参考になる動画です。
また、面白いのが奥様が田舎暮らしに「あまり乗り気」ではない部分があること。
小さなお子さんもいるので、古民家購入当初の片付けのほとんどを、もじゃロックさんが担当されています。
奥様へのリアルなインタビューなども動画にされていました。
田舎に移住したい、古民家をリノベーションしたいと思っている人にも参考になるチャンネルです。
あなたもできる?田舎暮らしユーチューバー
ここまで、様々な田舎暮らしを配信するユーチューバーを紹介しました。
移住を考えている人も、自分がいざ移住する際にYouTubeで発信してみたいと思った人もいるのではないでしょうか。
田舎での暮らしはそれだけでコンテンツになる
田舎での暮らしを発信するのにYouTubeは非常に適したメディアと言えます。
動画であることで、一枚の写真や文章で伝えるよりも空気感が伝わりやすいです。
田舎での暮らしは都会で暮らしている人にとって、かなりの非日常。
そのため、日常生活そのものが動画のコンテンツになります。
新型コロナウィルスなどの影響もあって、東京など都市部に流れていた人の流れも緩やかになり、反対に地方への移住は増えているそうです。
ほとんどの人にとって、田舎への移住は初めてのこと。
初めてのことに挑戦しようと思う際には、誰もがすでに経験している人に対して「どうやったのか教えて欲しい」と思うはずです。
そうした情報としてもニーズがあります。
まずは副業から
とはいっても・・・
田舎に移住してYouTuberになるぞ!と意気込んでいる場合は、ちょっとだけ考えた方が良いかもしれません。
長期的な目標としては良いですが、まずは副業として始めることをおすすめします。
なぜかというと、YouTubeの収益化には条件があるからです。
- 直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- 18歳以上であること
- 広告掲載に適したコンテンツであること
これらの条件を達成してから、ようやく収益を得ることができるようになります。
有名ユーチューバーを見ていると、このくらい余裕では?と思うかもしれません。
しかしFacebookの友達、Instagramのフォロワーでさえ1000人もいない人がほとんどではないでしょうか?
「ユーチューバーになるから」と田舎に移住して仕事を辞めてしまうと実際は収益に繋がらず切羽詰まってしまうことも考えられます。
まずは副業として発信を初めてみると良いでしょう。
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この記事を読んでくれた人は、きっと田舎暮らしの夢をもっていて、そのために情報を色々と集めている人ばかりだと思います。
当ブログでは、そのような田舎暮らしに興味がある人のために、田舎暮らしのハウツー情報や失敗しないための裏技、リアルな体験談などを多くの特集記事でまとめています。
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いつか絶対に田舎暮らしの夢を実現させたい!!!って本気で考えている人だけ、ご覧になって下さいね♪
終わりに|YouTubeは田舎暮らしの教科書?
今回は田舎暮らしを発信するおすすめのユーチューバーについて紹介しました。
それぞれ個性があり、田舎暮らしに憧れてしまう、癒されるそんな動画でしたよね。
YouTubeには田舎暮らしにまつわるHow toがたくさんあります。
上記の紹介したユーチューバーの中にも、田舎で暮らすまでのリノベーションや古民家の再生なども配信されている方も多いので参考にしてみると良いでしょう。
田舎へのイメージを明確にして、いつかは憧れの田舎暮らしができると良いですね。