外が暖かくなってくると、やっぱり水辺で遊びたくなります。
近年、気軽に楽しめるアウトドアの遊びとしてSUPが注目されていますよね。
SUPを本格的に始めたいからマイサップが欲しい!でも近くに取り扱っているショップがない!という人もいるでしょう。
本記事ではマイSUPを手に入れて湖キャンプにハマっている、私(ぐりゆう)が
- インフレータブルボードとハードボードの違い
- インフレータブルSUPの選び方
- ネットで買える!おすすめのインフレータブルSUP
を紹介します。
インフレータブルとハードボードの違い
SUPボードには大きくインフレータブルボード、ハードボードと2つの種類があります。
インフレータブルボードの素材は頑丈なゴムなど、ハードボードはカーボンや木材などの素材で作られています。
初心者のSUP入門には「インフレータブルボード」をおすすめします。
なぜなら、インフレータブルボードは
- 折りたためるので保管場所に困らない
- カバンに収納して持ち運びも可能
- 車載する際に困らない
- インターネットでも購入しやすい
というメリットがあるからです。
ハードボードには、インフレータブルボードに比べて素材がたわみにくいためよく進むという利点があります。
しかし、折りたたむことができないので家での収納場所や、車に積む際にもラックが必要になるので、本格的にレースなどに出るなどの場合でない限り避けるのが無難でしょう。
よく、インフレータブルボードのデメリットとして
- 空気を入れるのに時間がかかる
- 破れる可能性がある
ことが挙げられる傾向にあります。
しかし、空気を入れるのにかかる時間は、女性の私でも手動のポンプを使用して、10分ほどです。
軽いウォーミングアップになる程度です。
素材は思っているより強度の高いゴムなので、鋭利な刃物などで傷つけない限りは、簡単に破れることはありません。
私はインフレータブルボードを愛用していますが、乗っていて物足りなさを感じたことはありません。
こんなに持ち運びに便利なら飛行機乗せて、沖縄とかでマイSUPで遊びたいな〜と夢が膨らんでいます。
ちなみにですが、ハードボードをインターネットで購入しようとしても、送料が高額になるため取り扱っていない場合も多いです。
そんなこともありインターネットユーザーの皆さんには特にインフレータブルボードがおすすめです。
インフレータブルSUPボードの選び方
ここからは、インフレータブルボードの選び方について説明します。
インフレータブルSUPボード選びは、大まかに
- SUPの用途
- サイズ
- 浮力
- 強度
を選び自分の最適なものを見つけます。
SUPにも用途別に種類がある
SUPにすでに親しみがある方はご存知かと思いますが、SUPにも用途別に種類があります。
- フィットネス
- フィッシング
- レース
- オールラウンド
と、それぞれの用途に特化したモデルが発売されています。
用途が「フィッシング」「レース」「ヨガ」などと限定される場合には、用途にあったモデルを購入すれば間違い無いでしょう。
SUPフィッシングを楽しみたいならフィッシング用がおすすめです。
海に出ても安定感があり、荷物を固定するコード、竿を固定できるロッドホルダーが付いているものが多いです。
SUPヨガなどのフィットネスに使用するなら、横幅が広く安定感のあるフィットネス用を選びます。
レース用は推進力で選ぶならインフレータブルよりもハードボードをお勧めします。
しかし本格的なレース自体には出ないけれど長距離のツーリングに行くので推進力の高いボードが欲しい、持ち運びに便利などの理由でインフレータブルを使用する人もいます。
最も幅が広く選ぶのに迷ってしまうのがオールラウンド用です。
メーカーや商品によって横幅、先端の形などが違います。
オールラウンド用のボードの細かい違い、選び方は次の項で解説します。その他用途が決まっているボード選びにも参考にしてみてください。
先端の形、サイズ、浮力、空気圧など細かく比較
SUPボードの中でもオールラウンド用のボードは、多くのメーカーから出されていて、形やサイズも色々なものがあります。
SUP選びの際に主に比較するのは
- 形
- 長さ、横幅のサイズ
- 積載体重
の3つです。
ボードの形で選ぶ
上の写真をみてください。左がフィットネス用、真ん中2つはオールラウンド用、右がレース用のSUPです。
それぞれ形が異なるのがわかりますよね。
フィットネス用は先が丸く横幅が広い、レース用は先端が尖っていて長いことがわかりますよね。それぞれ安定感、推進力に特化したモデルです。
真ん中の2つのオールラウンド用SUPを比べると、緑は先端が丸く広め、赤は先が細く尖っていますよね。
安定感が欲しい場合は緑、推進力が欲しい場合は赤のような形を選ぶと良いでしょう。
横幅、縦の長さ
サイズですが
- 縦に長いほど直進性が高い(まっすぐ進む)
- 横幅が広いほど安定性が増す
と言えます。
レース用のSUPはかなり縦に長いのがわかりますよね。
ちなみに縦に長いとターンなどの小回りはききにくくなります。
浮力と積載体重
最後に確認したいのが「積載体重」です。
積載体重が多い方が安定します。
大体のSUPは120キロくらいを積載体重としています。
普通体型の大人の人なら、小さな子供や子犬を乗せたりすることができる浮力があります。
さらに大きいものだと150キロのものもあります。こちらだと普通体型の人なら、大人2人でのタンデムも可能になります。
私自身が持っているSUPは積載体重が150キロのものですが、大人2人で余裕で乗れます。
2人で1つのボードに乗るのも意外と楽しいので特にアウトドア好きのカップルなんかにおすすめです。
強度については耐空気圧が低いとボード自体の強度が低い傾向にあります。
安くて壊れやすいものは、事故に繋がる可能性もありますから、価格と耐空気圧の整合性も確認しましよう。
おすすめのインフレータブルSUP
ここからは、ぐりゆうが選ぶAmazonで買えるインフレータブルSUPのおすすめを紹介していきます。
Amazonの良いところはやはり送料無料です。インフレータブルとはいえ、SUPは大物ですから送料がかからないのは魅力的です。
オールラウンド用
低価格が魅力。SEAPLUS CL-G
価格も安く、初心者にオススメの性能のSEAPLUSのオールラウンド用SUP。
先が丸めで全体的に横幅が広いため安定感があり、SUPヨガなどのフィットネス兼用にしたい方におすすめ。
- サイズ:320cm(長さ)×81cm(幅)×15cm(厚み)
- 最大積載重量130kg
推進力が魅力のオールラウンド SEAPLUS L-RN
同じくSEAPLUSのオールラウンドモデル。
先に紹介したCL-Gに比べ先端が尖っている形状になっているため、推進力を感じられるモデルです。
ツーリングをメインにしたい方におすすめです。
- サイズ:320cm(長さ)×81cm(幅)×15cm(厚み)
- 最大積載重量130kg
大人二人乗り可!Zray X-RIDER DELUXE 10’10” (X2)
耐荷重150kgと他ボードに比べて大きく、ソロでも、タンデムでも楽しめるボード。
釣りやフィットネスにも使える安定感抜群のマルチに使えるインフレータブルボードです。
別のメーカーのものですが私も耐荷重150kgのボードを使用してカップルでタンデムしています。
ちなみに二人乗りはのんびりデートにめちゃくちゃおすすめ。
- サイズ:330cm(長さ)×81cm(幅)×15cm(厚み)
- 耐荷重:150kgまで
木目がおしゃれ!Signstek Uboway
インフレータブルボードながら木目調がおしゃれなUboway。
先端に取っ手がついている珍しいデザインは、エントリーなどの際の移動に便利です。
- サイズ:305cm(長さ)×80cm(幅)×15cm(厚さ)
-
積載125kg
レース用
WOWSEA Traveller W1
推進力抜群のレース用のインフレータブルボードが欲しいならWOWSEAのこのモデル。
先端からシャープなデザインながら、最大幅も74cmと安定性も兼ね備えています。
レースへの入門におすすめです。
- サイズ385cm(長さ) x 74cm(幅) x 15cm(厚さ)
- 耐荷重量:300kg
金子ケニープロデュース KOKUA FLY
KOKUAは日本のパドル界を牽引する金子ケニーさんのプロデュースしたSUPボード。
自然と調和する木目のデザインが印象的です。
価格もそれなりにしますが、絶対満足のクォリティは間違いありません。
- サイズ:記載なし
- 耐荷重量:記載なし
フィットネス用
ハイビスカス柄が映える!Zway YOGA11
Zwayのフィットネスモデル。
横幅が広く、耐荷重も150kgと安定感も十分です。ハイビスカス柄が可愛らしく、海でのSUPヨガにぴったりですね。
- サイズ:335.28cm(長さ)x 81.28cm (幅)x 15.24cm(厚さ)
- 150kg
フィッシング用
安定のフィッシング専用 AquaMarina DRIFT BT-20DRP-
AquaMarinaのフィッシング用SUPはサイドチューブにより横揺れに強く、転覆のリスクが軽減されています。
ロッドホルダー付、専用のクーラーボックス(別売り)がしっかりと取り付けられます。
釣りメインでSUPをするならコレ!な1台です。
- サイズ:330cm(長さ) x 97cm(幅) x 15 cm(厚さ)
- 最大積載量130kg
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この記事を読んでくれた皆様は、SUPデビュー前の初心者さんばかりだと思います。
当ブログでは、そのようなSUP初心者の皆様のための、このスポーツの始め方や道具の揃え方に関するハウツー記事を多数準備していますよ!
↓
SUPをはじめてみたいと本気で考えている人だけ、ご覧になって下さいね^^
終わりに|インフレータブルSUPボードの選び方
以上、インフレータブルSUPの選び方と、インターネットで購入できるオススメのインフレータブルSUPでした。
SUPの楽しみ方は想像以上に幅広く、マイSUPを持ったらどこに遊びに行こう…!と考えるとワクワクしますよね。
海に川に湖。釣りもしたい!
自分の遊びのニーズを抑えて、最適なボード選びができると良いですね。