こんにちは!
田舎移住歴1年目のわたし・シロロです。
コロナ禍を機に、リモートワークなどの影響で田舎移住を考える人が増え始めていると言われて、もうしばらく経ちますね。
その勢いをここ田舎での生活の中で、わたしはまだまだヒシヒシと感じている最中です。
この新たなライフスタイルとして「田舎暮らし」が注目され始め、そしてわたし自身が様々な田舎移住者の人たちと知り合う中でひと口に「移住」とは言ってもいろんな形であるな〜と実感しています。
その中でも今回は段階的に田舎移住をする「二段階移住」について、
- 二段階移住とは?
- 二段階移住のメリット
- 二段階移住のデメリット
- 完全に田舎移住をしたわたしの見解
- まとめ
こんな内容で、わたしの周りの情報や経験談を元に深掘りしていきたいと思います〜!
それでは行ってみましょう〜!!!
二段階移住とは?
言葉の通り段階的に移住をするコト
まずは比較的都市部である場所に移住・滞在(1ステップ目)して、そこを拠点に県内・近隣を巡りながら自分に合った場所を見つけて、最終的に安心して移住(2ステップ目)をするという、移住の一つの方法。
イメージは、「大都市→中都市→田舎町」みたいな感じになると思います。
段階的な移住なので、わたしが経験した「完全移住」や「二拠点生活」などともまた種類は異なるのがこの「二段階移住」になります。
中間地点に住む
例えば大都市で生活している中で、「田舎暮らしがしたいな〜」と思ってもなかなかすぐに田舎町に移住する!と決意するのは難しいものです。
叶えたい想いや憧れのようなものがあっても環境の変化が大きければ大きいほど、その決断には勢いと勇気が必要になります。
そんな中住む場所をスライドさせながら、環境の変化に対応していく方法として「二段階移住」が注目されています。
この「中間地点に住む」というステップが加わることで、田舎移住を確実に叶えるステップになります。
実践している人は少ない
とは言っても、実際にこの「二段階移住」を実践している人はかなり少ないのが現状だと思います。
少なくともわたしの周りにはほとんどいません。
というのも、実際に田舎移住を完全にしている人に出会うことの方が多い。
そんな印象があります。
- 言葉の通り段階的に移住をするコト
- 中間地点に住む
- 実践している人は少ない
二段階移住のメリット
自分の理想の田舎レベルを探せる
「中間地点」に住む事によって、まずは近隣にどんな田舎町が存在するのかなども含めて、訪れながら移住先を探すことができます。
個人的にはこれが「二段階移住」の1番のメリットではないかと思います。
特に田舎に住むこと自体が初めての状態で、自分の理想を知る、探せるというのはかなりポイントが高いですよね。
意外と自分がどの程度のレベルの田舎暮らしをしたいと思っているのかというのは想像しづらい部分。実際に理想と現実が違うというのはよくある話なのです。
でも、そのギャップを埋めることができる確実な方法がこの「二段階移住」には備わっていると思います。
自分の理想のライフスタイルを探せる
「本当に自分の理想のライフスタイルと、田舎暮らしはマッチするのか?」
まずこの疑問は田舎暮らしに関心がある誰しもが持っている不安の一つではないでしょうか?
わたし自身もそうでしたが、田舎暮らしを始める前の1番大きな不安でした。
想像する限り、時代の流れやこれからの自分の理想は田舎暮らしにマッチしている気がするけど、でも分からない!これが本音。
周りの田舎移住者の話を聞いていても、「とりあえず、移住してみなくちゃ分からない。」なんて状態で勢いで移住をしている人が大半のような気がします。
そんな中一つの方法として、「二段階移住」をすることで段階的にライフスタイルの「お試し」ができるのが大きなメリットです。
そして案外この二段階移住先の中都市での生活が自分のライフスタイルにマッチしている!となる可能性だってありますよね。
自分の理想のライフスタイルを探しながら、田舎移住を進められる。これが叶うのが二段階移住のメリットの一つです。
- 自分の理想の田舎レベルを探せる
- 自分の理想のライフスタイルを探せる
二段階移住のデメリット
◇移住にかかる費用が上がる
段階的に移住をするので、必然的に引越し費用が1回分多くかかってしまいます。
引越し1回分ってかなりの金額がかかってしまうので、そもそも経済的に余裕がないと二段階移住自体が難しいことかもしれません。
また引越し費用だけでなく、新生活って何かとお金がかかります。
些細な部分だと、生活用品を改めて買い揃えるだけでもそれなりに費用がかかったり、諸手続きの新しい契約等にも初期費用がかかりますよね。
費用に上乗せして、手続き関連の手間のめんどくささもプラスされると、やはり引っ越しをともなう二段階移住は費用・労力の面でかなりのパワーが必要になってきます。
そもそも中都市部だと変化が少ない
二段階移住のイメージは「大都市→中都市→田舎町」、こんな感じになると思います。
この大都市と中都市の差がそこまで大きくない場合、そもそもライフスタイルにそこまでの変化がもらたされない可能性もあります。
一般的に中都市はそれなりに便利さも備わっているので大都市の窮屈さから離れて、生活しやすさがアップするならメリットはあります。
ですが、中都市と田舎町を比べると、そこまで家賃なども多く下がる実感がなくライフスタイル自体が変わった!という実感も持ちにくくなるかもしれません。
大きな変化を伴わず、ゆっくり生活をスライドしていくイメージを持っている場合は問題ないですが、変化が小さい分「何のための二段階移住?」となる場合もあるのが現実です。
- 移住にかかる費用が上がる
- そもそも中都市部だと変化が少ない
完全に田舎移住をしたわたしの見解
「二段階移住」自体を知らなかった
完全に田舎移住をしてしまったわたしからすると、そもそも移住前に「二段階移住」なんて言葉すらを知らなかったので、選択肢として自分の中に持っていませんでした。
田舎移住のニーズが高まってからこの移住の方法が注目されてきたように感じています。
その為、周りの移住者の中にも二段階移住のように段階的に移住をした人はかなり少ないのが現実です。
ただ、可能であるならこの移住スタイル自体はかなり「いいな!」と感覚的に思います。
いきなり田舎に移住をする様々なリスクを考えるとライフスタイルを自分にフィットさせながら、本当に移住をしたい町をじっくり探すことができるのはかなり羨ましい!
これがほぼほぼ勢いのみで田舎移住を果たしてしまったわたしの本音でもあります。
都市部からの移住であればあるほどおすすめ
これはわたしの移住者仲間の話ですが、都内から田舎に完全移住をした際にやはりかなり生活の違い・ギャップがあったとのコト。
しかもわたしと違って、移住前に事前に何度もその地を訪れていて移住先の雰囲気などを肌で感じていたにも関わらず、です。
やはり「実際に住む」と田舎での生活は良くも悪くもギャップが大きいことがわかります。
そんな中、段階的に中都市に住みながら、自分の希望に近い移住先を探せるメリットは特に都市部で生活していた場合かなり大きいのではないかと思います。
都市であればあるほど、中都市での生活とのギャップも大きいと思うので、完全なる田舎暮らしを始めるまでの生活環境に慣れるという意味でも価値はありますよね!
現実的には二段階移住を叶えられる人は少ないかも
確かにメリットが大きい「二段階移住」ですが、自分自身の経験、周りの田舎移住者の体験談を踏まえても現実的に二段階に分けて移住が出来る人ってかなり少数派ではないかとも思います。
まず、田舎移住を検討する際に、都会での生活と比べて生活コストを下げたいまたは下げられるのではないかという希望や期待があると思います。
それなのに、移住自体を2回に分けてするというのはかかるコスト面で考えるとかなり非効率。
確実に余裕がある状態でないと、この段階的に引っ越しをするということを叶えるのは厳しいのが現実です。
特に田舎移住に伴って、仕事を変える・探すなんて場合はそ負担も2度経験することになるので、現実的ではないなと思うのが、わたしのリアルな見解です。
- 「二段階移住」自体を知らなかった
- 都市部からの移住であればあるほどおすすめ
- 現実的には二段階移住を叶えられる人は少ないかも
記事のまとめ|二段階移住は難しい?
「二段階移住」について、まとめてみました〜!いかがだったでしょうか?
完全に田舎移住を経験したわたしからの見解になるので、実際の二段階移住の経験者の人とは少しズレもあるかもしれませんが、逆に完全な田舎移住者としてのリアルな声はメリット・デメリット踏まえこんな感じです!
理想の移住先やライフスタイルを探すのって、なんだか難しいことのような気がするけれど、実際に向き合って体験してみると、自分探しのようでなんだか学びが多かったりします。
わたし自身は田舎に移住してからも続いていますし、ライフステージによって変化があったり、なんなら日々変わっていったりするもので、終わることがないだろうなと思うのです。
田舎暮らしに興味や関心があるのなら、まずは自分のライフスタイルを段階的にスライドさせて変化させる「二段階移住」もおすすめです。
あなたも田舎暮らしに一歩近づいてみませんか〜??