ソロキャンプのたのしみといえば、火を起こして肉を焼いて食べること。これにあんまり異論のある人はいないでしょう。
もちろんいろいろな料理をたのしむのもソロキャンプの醍醐味ですが、やはりシンプルに肉を焼いて食べたいと思いますよね。
家ではなかなかできない炭焼きで煙をもくもく出して食べるBBQは最高です。
しかし肉などを焼くために炭を起こす作業というのは、これはこれで結構面倒でして、どうしても大掛かりになってしまいます。
そんなときソロキャンパーにとって便利なグッズがミニコンロ(コンパクトグリル)と呼ばれるものです。
つまりひとり焼肉のためのBBQコンロですね。
ソロキャンプ歴10年以上の私がソロキャンプにおススメのミニコンロ(コンパクトグリル)について語ってまいります。
後半では筆者おススメのミニコンロ(コンパクトグリル)の紹介もしてまいりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ソロキャンパーに超人気のコンパクトグリル、B-6君を徹底レビューしました!
【関連①】B-6君の俺的レビュー|ソロキャンプ用焚き火グリルの決定版!【小さいは正義】
焚き火台といえばスノーピークのアレですね。こちらもレビューしています。
【関連②】スノーピーク焚き火台Sレビュー【日本で最初に焚き火台という文化を作った名品】
一般的な焚き火台の選び方については、以下の記事で解説しています。
ミニコンロ(コンパクトグリル)の魅力とは?
ひとりで炭火焼肉をできるのがミニコンロ(コンパクトグリル)というやつで、最近のソロキャンプブームでいろいろなモノが発売されました。
ソロキャンプにとっては道具が小さいというだけでかなりのメリットですよね。
キャンプでの焼肉に欠かせないのがコンロですが、本格的なモノは大きくて重くて後片付けも大変です。
しかしミニコンロ(コンパクトグリル)なら持ち運びもラクですし、小さいので片付けが簡単。大きなBBQコンロを水洗いしたり炭や灰を片付けるのはかなり億劫ですが、ミニコンロ(コンパクトグリル)ならそんなストレスはほとんどありません。
ミニコンロ(コンパクトグリル)はココが便利
せっかくのキャンプだから「炭を起こして旨い焼肉が食べたい!」と思っているけどBBQコンロは大きくて邪魔だなと感じている人も多いのではないでしょうか?
そんな問題を解決してくれるのが、最近流行りのミニコンロ(コンパクトグリル)です。
小さいというだけでソロキャンプではかなり有難いですよね。 持ち運びに便利なのはもちろん、家で収納するときもかさばりません。
そして多くのミニコンロ(コンパクトグリル)は組み立て、設置が簡単ですぐにひとりBBQを始められますので時間の節約にもなります。
見た目にかわいいものが多いのもミニコンロ(コンパクトグリル)ならでは。
ミニコンロ(コンパクトグリル)のメリット・デメリット
小さいから便利な半面、小さくてできないこともあるのは事実。ミニコンロ(コンパクトグリル)のメリットとデメリットをまとめておきます。
ミニコンロ(コンパクトグリル)のメリット
• コンパクトでかさばらないので持ち運びや保管がラク
• 組み立て、設置が簡単で、片付けもラク
• 小さいので簡単に洗えて衛生的
• 少量の炭(燃料)で済むので経済的
• 見た目がかわいい
• テーブルの上で使えるモノもあって便利
ソロキャンプでは道具が小さいというだけでかなりのストレスを解消してくれます。一番のメリットはコンパクトでかさばらないことでしょう。
ツーリングやバックパックスタイルにはとてもピッタリなアイテムです。
ツーリングスタイルのソロキャンプの始め方については、以下の記事が良く読まれています。
ミニコンロ(コンパクトグリル)のデメリット
• 焚火台のように使用するのは難しい(焚火台として使えるモノもある)
• 大きなモノや何種類もの食材をいっぺんに焼くことはできない
• 炭(燃料)が燃え尽きるのが早い
• 大きな薪や炭が入らない
デメリットといっても小さいからしょうがないということばかりです。コンパクトであることを重視するのであれば仕方がないですね。
ミニコンロ(コンパクトグリル)の選び方
何がミニコンロ(コンパクトグリル)かという明確な定義はないようで、いろいろなタイプがあります。
いわゆる「焚火台」をコンパクトにしたタイプと、箱型タイプ、アタッシュケースタイプなどがありますので、用途によって選びましょう。
焚火台タイプ
焚火台をそのまま小さくしたようなタイプで、ミニ焚火台として使うことができるので便利です。
個人的には焚火は豪快にやりたいので、焚火台は焚火台として、グリルはグリルとして分けて使いたいのですが、ツーリングなどで荷物をできるだけ減らしたい人にはピッタリでしょう。
箱型タイプ
最近もっとも人気のあるタイプなのではないかと思います。文字どおり箱の形をしていて、折りたたんでコンパクトに収納できるのが特徴です。
分解して丸洗いできるモノも多く、衛生的に使えるのもいいですね。
個性的で遊び心があるものもたくさんあって、ソロキャンプをよりたのしむことができるでしょう。
アタッシュケースタイプ
アタッシュケースのような形をしていて、開いてそのまま使うことができる持ち運びに便利なタイプです。
汚れたときにやや洗いにくいので、ガンガン肉を焼いて油でベトベトにするような使い方はおススメできません。
設置が簡単でテーブルの上でも使えますが、焚火台のように薪を燃やすのには不向きです。
- ミニコンロ(コンパクトグリル)は炭焼きで旨い焼肉が食べたいと思っているけどBBQコンロは大きくて邪魔だなと感じている人におススメ
- ミニコンロ(コンパクトグリル )はコンパクトなだけでなく、設置や後片付けも簡単で便利
- テーブルの上で使える ミニコンロ(コンパクトグリル)もある
- 本格的な焚火台のように使用するのは難しい(焚火台として使えるモノもある)
ソロキャンプにおススメ「ミニコンロ(コンパクトグリル)」6選
焚火台タイプ① 【UNIFLAME(ユニフレーム)ファイアグリルsolo 683095】
ご存じ焚火台として定評のあるUNIFLAME(ユニフレーム)ファイアグリルの小型版です。卓上でも使えるサイズで、とてもかわいいですね。
尚テーブルの上で使用する場合は、テーブルを傷めないように、必ず焚火シートを敷きましょう。
もちろんミニ焚火台として使用できますので、ソロキャンプにはコレ1台あればOKです。
- サイズ(約):295×295×170mm
- 収納時サイズ(約):210×210×60mm
- 重量(約):900g
焚火台タイプ② 【LOGOS (ロゴス) ピラミッドグリル 81063112】
こちらも焚火台をそのまま小さくしたような形で、ミニ焚火台として使用できます。
UNIFLAMEファイアグリルsoloよりも全体的にサイズはやや小さいので、よりコンパクトにしたければコチラがおススメ。組み立てもとても簡単です。
- サイズ(約):190×190×150mm
- 収納時サイズ(約):240×185×35mm
- 重量(約):1.0kg
箱型タイプ① 【笑’s コンパクト焚き火グリルB-6君 4点セット】
知っている人も多いと思いますが、あの「ゆるキャン△」でリンちゃんが使っていた「メタル賽銭箱」です。
ヒロシさんもYouTubeで紹介していましたね。その動画がコチラ
一時期は品薄で買えなくなるほどの人気商品でしたが、最近はちゃんと買えるようになったみたいです。
未だに正規価格より高く売られている場合がありますのでご注意ください。
コチラは本体にステンレスメッシュグリル、鉄製グリルプレート、ハードロストルが付いたお得な4点セット。炭があればすぐにBBQを始められます。
- サイズ(約):215×122×165mm
- 収納時サイズ(約):181×122×16mm
- 重量(約):500g(本体)
このコンパクトグリルについては、当サイトの管理人の”るあらび”さんがコッテリした解説記事を書いているので、気になる人は参考になさって下さい。
↓
【関連】B-6君の俺的レビュー|ソロキャンプ用焚き火グリルの決定版!【小さいは正義】
箱型タイプ② 【BUNDOK(バンドック) 焚き火 グリル BD-404】
コスパを重視したい人におススメなのがコチラ。BBQも焚火もできてこのお値段なら文句ないでしょう。
B-6君に比べるとやや大きくて重いですが、付属の焼き網、グリルメッシュも標準装備ですのでとてもお得な商品だと思います。
- サイズ(約):260×290×180mm
- 収納時サイズ(約):270×205×35mm
- 重量(約):1.38㎏
アタッシュケースタイプ① 【LOGOS (ロゴス) グリルアタッシュ】
実物を見たらかなり「ちっちゃ!」と思うでしょう。とてもかわいいアタッシュケースタイプで、卓上で使うのに向いていると思います。
焼き網のサイズは16.5×11.4cmしかありませんので、大きな食材を置いたり、ガンガン肉を焼くというのは向いてません。
おつまみ的なモノを軽く焼くのにはちょうどいいですね。
- サイズ(約):191×155×148mm
- 収納時サイズ(約):191×154×69mm
- 重量(約):780g
アタッシュケースタイプ② 【CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) バーベキューコンロ グリル V型】
LOGOS グリルアタッシュとよく比べられているのが、このCAPTAIN STAG バーベキューコンロ グリル V型です。
LOGOS グリルアタッシュより一回り大きく、BBQはしやすいでしょう。
焼き網サイズは27×18㎝ありますので、2人用としても使える大きさだと思います。
- サイズ(約):300×220×230mm
- 収納時サイズ(約):300×240×70mm
- 重量(約):1.4㎏
- 焚火台タイプのおススメ① 【UNIFLAME(ユニフレーム)ファイアグリルsolo 683095】
- 焚火台タイプのおススメ② 【LOGOS (ロゴス) ピラミッドグリル 81063112】
- 箱型タイプのおススメ① 【笑’s コンパクト焚き火グリルB-6君 4点セット】
- 箱型タイプのおススメ② 【BUNDOK(バンドック) 焚き火 グリル BD-404】
- アタッシュケースタイプのおススメ① 【LOGOS (ロゴス) グリルアタッシュ】
- アタッシュケースタイプのおススメ② 【CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) バーベキューコンロ グリル V型】
ミニコンロ(コンパクトグリル)のまとめ
ミニコンロ(コンパクトグリル )は、もはやソロキャンプでは必須と言ってもいいほどのアイテムになりました。
種類も豊富でどれを買えばいいかとっても迷いますよね。
基本的には焚火台は別で用意するのか、 ミニコンロ(コンパクトグリル)を焚火台として併用で使うのかで選べばいいと思います。
また、肉をガンガン焼くのであれば、あまり小さすぎず、油汚れを洗いやすい形のモノがいいでしょう。
ご自身のキャンプスタイルで選べばいいと思いますが、個人的には箱型が使いやすく便利なのではないかと思っています。
10年以上ソロキャンプをしてきた私もいまだにソロキャンプでの一番のたのしみは焼肉とビールです。
荷物が増えるからという理由でソロキャンプでの炭焼きBBQをあきらめていた人は、ぜひ ミニコンロ(コンパクトグリル)を使ってみてください。
大人気のコンパクトグリルについて、どこよりも詳しくレビューしてみました!
【関連①】B-6君の俺的レビュー|ソロキャンプ用焚き火グリルの決定版!【小さいは正義】
少し大きめでも良いのであれば、この焚き火台が正義です^^
【関連②】スノーピーク焚き火台Sレビュー【日本で最初に焚き火台という文化を作った名品】
焚き火台全般の選び方について知りたい人は、以下の記事が参考になります。