こんにちは!
勢いで田舎移住を始めて7ヶ月が経過しました、わたし(シロロ)です。
本当に「勢い」で始めてしまった縁もゆかりもない田舎での新たな暮らし。
でも、これがなんとかなっています。ってゆーか、なんとかさせてます!!!
その大きな理由の一つが、田舎で「仕事が見つかったから」だと思っていたりしています。
そう、例えば夢の田舎移住を果たしても、収入源が、仕事がないと生活できない!
これってシビアでかつ現実的な問題ですよね。
そこで今回はライフスタイルの転換を迎えるであろう、働き盛りの30代のわたしから見た田舎での仕事事情を、田舎移住者のリアルな視点から迫っていきたいと思います!
・田舎の30代はどうやって稼いでいる?
・田舎の仕事紹介
・自分で仕事を作る
こんな感じで「田舎」と「仕事」の関係にフォーカスしてご紹介いたします!
それでは行きましょう〜!!!
田舎の30代はどうやって稼いでいる?

「田舎に30代はいるの?」なんだか、これ、ソモソモ論。
田舎に若者の仕事はあるのかってことより、そもそも若い人(30代)はいるのか?ってことです。
これに関しては、「意外といる。」
これがわたしの正直な感想です。
もちろん田舎のそれぞれの町によって違いもあるとは思いますが、「若い人って本当に全然いないんじゃない?」とすら思って覚悟して移住した町でさえ、たくさんとは言えませんがそれなりに若い人もいます。
移住する以前の町の前情報では過疎化と共に高齢化が進んで、若者が全然いない!なんて聞いていたので、「え?同世代の人、普通にいるじゃん。」なんて、正直ホッとしたのがわたしの第一印象です。
じゃあそんな働き盛りとも言える30代は、いったい田舎でどうやって稼いでいるのか?
ここが重要ですよね!
結論として、ここは大きく2つに分かれると思います。
- 町の外で働く(リモートワークなどを含め)
- 田舎町の中で働く
この2通りです。
それぞれ解説しますね。
町の外で働くスタイルについて(リモートワーク、在宅)
コロナの影響もあって、最近ますます増えてきているのが「町の外で働く」スタイル。
仕事を変えずに田舎移住をする場合はこれが当てはまると思います。
出社せずにリモートワークなど、在宅で仕事をする方法です。

そうなると、都会などで通勤圏内に住居を構える必要がなくなり改めて多くの人に「田舎移住」ってワードが刺さり注目され始めるようになりましたよね!
その他にも、生活は田舎町で送りながら仕事は別の町まで働きに出ているなんて場合もあります。
田舎は車社会なので、車で通勤出来る範囲で、となるとある程度融通も効き、それなりに広範囲で仕事を探すコトもできますよね。
もともとの生まれ育った町であったり、長く田舎で生活をしている人の中には、近隣のある程度人口も多い市町村などに働きに出ている30代(若い人)も多くいるように感じます。
町の外で働く(近隣の町や、リモートワークなど)
町の中で働くスタイルと仕事探しの方法について

さて、続いて「田舎町の中で働く」スタイル。
こちらも色んな職種・方法があります。
最も想像しやすいのが、田舎にあるお店や会社で働く方法。もともと若い人の人口が多くはない分、求人自体は比較的多く出ているように思います。
特に、看護師・介護士・保育士などの資格がある人だとほぼ確実に仕事が見つかると言えるほど、それらの職種では常に働き手が不足している感じがしています。
私の場合|地域おこし協力隊について

そしてわたし自身の仕事に関してですが、この「田舎町の中で働く」スタイルで、生計を成り立たせている立場です。
少し特殊にはなるかと思うのですが、「地域おこし協力隊」という地域で町おこしなどの活動をしながら定住・定着を図るという制度の中でお給料を頂きながら生活をしています。
地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、地域での生活や地域社会貢献に意欲のある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。
(出典:Wikipedia)
個人的な仕事探しの実体験で言うと、まず「田舎移住をしたい!」と思った際に、どうやったらそれが叶うだろうと、具体的な移住の方法を考えるところから始まりました。
そこで様々なコトを考慮した際に、『まずはどんな田舎町に住むことにしたとしても、とりあえずまずは生活の為に仕事を探す必要がある!』という考えに至りました。
1番最初に思いついたのは、まず田舎に移住をしてみて現地で仕事を見つける方法。
でもこれをよくよく考えてみると少し不安がよぎりました。
というのも、自分が生活したコトのない新しい町での新しい暮らしに慣れながら、同時に仕事を探すコトってかなり大変。
想像しただけで勢いづいていた「田舎移住」が遠のきそうになります。
でもそこで見つけたのが「地域おこし協力隊」という制度。
わたし自身は田舎の「エリア・町」に特にこだわりはなかったので、とにかく仕事を見つけてから移住地を決めよう!と感気ました。そこで自分にピッタリだと感じたのがこの制度。
町によってその在り方も大きく異なる部分が大きい制度なので、一概に「こんな感じ」と簡単に説明できないのですが、わたし自身は比較的自由にこの仕事に携わっています。
それこそ町の若い人たちと一緒にどのようにして町を盛り上げていくか、観光団体を作ったり、可能な限り町の人と繋がりを作りながら日々活動をしています。
これが仕事になってしまうのは、なんだか特殊なような気もしますが、これも3年間の任期付。
その後の定住に向けては自分で進めていく必要もあり不確定・不安定な部分もあります。ですが、まずは田舎移住を始める際の入り口の制度として、個人的にはかなりおすすめできる田舎での「仕事」の一つだと感じています。
定住を目的とした制度なので、こんな風に考えてしまうとダメかもしれませんが、自分が本当に田舎に定住できるのかどうかも踏まえての挑戦という意味で3年間仕事付きで過ごすのも「アリ」なんではないかと考えています。
今現在は移住7ヶ月目ですが、「この町が好き!長く住みたい!」という感覚になっているので、しっかり定住できるようにこの仕事に携わりながら基盤を作っていこうと考えています。
そんなこんなで田舎での仕事はなんだかんだ見つかる。見つかった。と感じているのがわたしの視点から見たリアル。
もちろん選り好みなどはできませんが、思ったより田舎での仕事は存在するし、そして人材は不足していると感じています。
田舎町の「役場」などでも定期的に職員を募集しているので、ホームページなどをチェックしてみると定期的に情報が載っていることも多いです。
また田舎ではリゾートバイトが多いように、ホテルや温泉、季節採用でいうとスキー場、海など、様々な職種で仕事を探すコトもできます。
数ヶ月単位で色んな場所で仕事をするスタイルもなんだか自由でいいな〜と少し憧れてしまったり…。
ライフスタイルにあった仕事を見つけることもできそうです!
- 町のお店や会社で働く
- 持っている資格を使って働く
- 地域おこし協力隊という制度(私の場合はこれ)
- 役場の職員や季節雇用のリゾートバイト
自分で仕事を作る
「雇われる」だけではない、と感じる田舎での仕事。個人的に知り合った人の多くが、起業などをして自分で事業をしている人が多かったりしています。
そう、田舎だからこそ自分で仕事を作ってしまうのも一つの方法なんですよね。
例えば都会には溢れている「カフェ」も田舎ではかなり貴重な存在。田舎にはないものを、そこにないからこそ自分で作ってしまうっていうのもよく見かけます。

お店を持つことも、土地や家賃が比較的安く住むこともあって都会より初期費用を抑えれるなどの部分を含め挑戦しやすさを感じるのも事実。
例えば田舎移住をきっかけに、飲食店をやゲストハウスなんかを新規開店させる話も全国的によくある事例だと思います。
また、Web系の仕事ができる場合だと田舎でそれらに携わっている人が少ない分、フリーランスとしてホームページ作成やデザイン系の仕事を請け負っている人も多くいます。
デジタルスキルがあると、田舎にいながらネットを通じて仕事を受けることもできるので、田舎でもクリエイティブな仕事のチャンスはあるんだなーと常々感じます。
ドローン撮影やカメラマンなどの仕事をしている人にも出会うことがあり、それらの技術があることで田舎では貴重な存在になっているので、自分の経験に基づいて仕事を作り出すことも出来るんだなと感じています。
特にこれに関しては田舎に来てから気がついたこと。自分のスキルが田舎で仕事になっている人に多く出会います。
- 町にないものを作る(カフェやゲストハウスなど)
- Web系、デジタルスキル、デザインなどのクリエイティブな仕事
- カメラマンなど自分のスキルを使った仕事
まとめ|30代の田舎暮らしと仕事探しのお話でした
田舎の特に若い人、30代の仕事についてご紹介してみました。
田舎ならではの仕事、はたまた住む場所が変わっても自分の経験などをもとに今まで通り働ける仕事。
案外田舎にも色んな仕事が存在しています。
いい意味で、この場所にいないと出来ない!って仕事が少なくなって、住む場所も仕事も自由な選択肢が広がってきているなーと実感している田舎での生活。
仕事がなんとかなるんだったら、田舎移住のハードルもますます下がってくるのでは?
今こそ移住の始め時なのかもしれませんよ!
