キャンプ

夏のソロキャンプでの過ごし方【おススメギアもご紹介】

夏のソロキャンプ

「キャンプといえばやっぱり夏!」とずっと思っていたのですが、どうやら夏はキャンプをしないという人も多いようです。

子供の頃の夏休みのイメージで、「キャンプをするなら夏である」と盲目的に信じていたのですが、夏は暑くてしんどいと考える人もいますよね。

特にソロキャンプは秋から冬にかけてがベストシーズンと言われていることに最近気づきました。

私は10年以上夏中心のソロキャンプをしてきましたが、最近では「もしかしたら冬もいいかも? 冬の焚き火はたのしいかも?」と思うようになってきました。

これまでの個人的な思い込みに対する反省の意味も含めて、夏のソロキャンプについて、いい点や悪い点などをまとめたいと思います。

夏のソロキャンプは苦手という人にも、夏キャンプのたのしさや注意すべき点などをお伝えしていきますので、まだ夏のソロキャンプには行ったことがないという人はぜひ挑戦してみてください。

夏のソロキャンプはたのしいのか?

ファミリーキャンプ

ファミリーやグループならやっぱり夏がたのしいですよね。

海の近くや河原であれば水遊びができますし、虫を捕まえたり花火をしたり。

しかし、ソロキャンプで泳いだり、花火をしたり、虫を捕まえていたらちょっとヤバい人に見られてしまいます。

ソロキャンプはファミリーキャンプとはたのしみ方が違うので、夏がたのしくないというよりは、夏じゃなくてもたのしめるというのが正解なんでしょう。

夏はファミリーやグループが多くて落ち着かないから、キャンプ場が空き始める秋から冬にかけてが、ソロキャンプのベストシーズンということになっているようですが、たぶんたのしさは変わりません。

夏には夏の、冬には冬のたのしみ方がありますので、どっちもたのしいということです。

ちなみに、夏のキャンプの一番のたのしみは、ひとりバーベキューをしながらキンキンに冷えたビールを飲むことです。

ビール

金麦ですが。。。

要点まとめ

  • グループやファミリーは夏のイメージ。ソロはいつでもたのしめる。
  • キャンプ場が空いている時期がソロのベストシーズン。
  • でもやっぱり夏のソロキャンプで飲むビールは美味い。

夏のソロキャンプで注意すること

虫と暑さと日焼け、コレに尽きます。

虫対策について

蚊取り線香

虫は場所にもよるので、一概に対策は語れません。一般的な虫よけスプレーは蚊には効いてもブヨ(ブユ・ブト)には効かなかったりします。

私のキャンプ経験で一番の強敵はブヨです。

何度か夏のキャンプで刺されたのですが、激しいかゆみと腫れが1年近く続きました。私が特に弱かったのかもしれませんが、本当につらかったです。

ちなみに「刺された」と書きましたが、ブヨは刺すのではなく、皮膚を食いちぎる(かじる)んだそうです。

虫よけには長袖長ズボンが鉄則ですが、ブヨの場合はうすい服だと、服の上から食いちぎります。

春から夏にかけて、川などの水辺に多く発生しますので、河原近くのキャンプ場では十分注意してください。

河原

ブヨに効く虫よけスプレーがない場合はハッカ油がいいと言われています。

ゴルフ場にもたまに置いてあります。薄めてスプレーするといいそうですが、持続性はあまりありません。

暑さ対策について

暑さについてはこれはもうしょうがないですね。夏なんだから。

日中は初めから覚悟していることもあって割と大丈夫なんですが、朝が大変なことが多いように思います。

陽が昇るまでゆっくり寝ていると、テント内がとても暑くなります。
しっかり陽が昇ってからテントの片づけを行うのは暑くて大変なので、私はいつも早めに片づけるようにしています。

といっても朝は夜露でテントが濡れているので、いきなりテントを片づけるのではなく、テントの中をきれいにしておいて、陽が昇ってテントが乾いたら片づけます。

夏場は朝といえども暑くてテントの中にはいられませんので、朝は早く起きてテントが乾いたら早めに片づけるといいと思います。

コーヒーはそのあとゆっくり飲みましょう。

なお、場所によっては夜間の急な気温の低下にも注意が必要です。夏だからと薄着だったり、あまりにも軽装備だと、夜に寒い思いをする場合がありますので注意しましょう。

日焼け対策について

緑と太陽

日焼け対策は、広い意味では暑さ対策と重なる部分も多いです。日焼けを避けるだけで疲労感も減るので、夏のソロキャンプを楽しみ尽くすためにはかなり重要な要素といえます。

その方法ですが、帽子などの服装だけではやはり不十分であり、そういう良い殻は、日焼け止めクリームの利用が最強ですね。

選び方としては、紫外線の防御力と同じくらいに、耐水性に優れた日焼け止めを使うのが一番のコツになります。

で、具体的にどういう日焼け止めが良いのか?という点については、以下の特集記事で詳しく選び方や、お勧めの日焼け止めを解説しました。

目的別にピッタリのものを紹介しているので、この中から選べば間違いないですよ^^

要点まとめ

  • ブヨなどは虫よけスプレーでは効かない場合もある。河原でのキャンプは要注意。
  • 夏は朝の暑さにも注意が必要。早めに起きてテント内を片付けておく。
  • 場所によっては夜間の気温が急激に低下する。寒さ対策も必要。

夏のソロキャンプでの快適な過ごし方

私はあまりソロキャンプではタープを使用しませんし、無くていいと思っているんですが、あまりにも暑いときはやっぱりタープがあった方がいいです。

ソロキャンプはあまり荷物を増やしたくないですし、ほとんどひとりで座っているので、それほど大きなものは不要です。コンパクトなタープを選びましょう。

例えば、以下の記事でレビューしているコールマンのヘキサタープIIなどは、サイズ感もソロキャンプ向きでかなりお勧めですよ。

もしくは大き目のヒサシを作れるタイプのテントを選べば、タープ無しでもOKです。

より快適に過ごしたければタープ、できるだけ面倒なことはしたくないという人はヒサシのあるテントを選びましょう。

なお、木がたくさんあるキャンプ場では、木陰を上手く使えばタープが無くても暑さ対策が可能です。

この点については、以下の記事でも詳しくタープの必要性を解説しているので、タープが必要かどうか悩んでいる人だけご覧になって下さいね。

森のキャンプ場

私はむしろこっちの方が好きですが、夏の木陰は上から毛虫やら何やらいろいろなヤツが落ちてきます。

虫嫌いの人は注意してください。

おさらいになりますが、虫対策と暑さ対策、そして日焼け対策だけは、しっかりやりましょう。

要点まとめ

  • 夏のソロキャンプはタープがあった方が快適。コンパクトなモノがおススメ。
  • タープの代わりにヒサシ付きのテントを選んでもOK。
  • 夏の木陰は虫に注意。

夏のソロキャンプで快適に過ごすためのおススメギア

ソロ用タープ

タープはコンパクトでひとりでも設営ができるモノを選びましょう。うっかり大き目のモノを買うと設営に苦労するので注意してください。

ソロキャンプにおススメなのはヘキサタイプ(6角形)ウイングタイプ(ひし形)です。

どちらも2本のポールとロープで固定するタイプで、設営が簡単な上に軽くてコンパクトに収納できます。

ヘキサタイプのおススメはコレ【キャプテンスタッグ ヘキサタープ】

3.4㎏とこのタイプでは軽量で、価格も手頃でおススメです。ヘキサタイプはいろいろな設営の仕方がありますが、低めのセッティングがソロっぽいです。

別売りのポールを買い足せば、3~4人でも広々と使うことも可能。

色が黒っていうのも渋くていいですね。黒は暑そうに見えますが、遮光性が高いのでそれほど暑くはならないです。

ウイングタイプのおススメはコレ【ロゴスTradcanvas ツーリングタープ】

 

2.8㎏とまさにツーリングにピッタリの軽量、コンパクトなタープです。
ロータイプでソロにピッタリ。

難燃性の素材を使用していて、焚き火の時も安心です(燃えないワケではありません)。

ヒサシ付きテント

いろいろなタイプがありますが、最初に選ぶなら設営が簡単なドーム型がいいでしょう。渋く決めるならパップテントやワンポールテントもおススメです。

ヒサシを作るためのポールは別売りのことが多いので、必ず確認してください。

ドーム型ならコレ【コールマン ツーリングドームST】


ことあるごとに紹介している、初心者におススメのテントです。

どこのキャンプ場に行っても大抵1人くらいは見かける大人気テントですので、売り切れの場合も多いようです。

購入を検討される方はお早めに。

ヒサシを作るには別売りのポール(170㎝くらい)が必要です。

このテントについては、当サイトの管理人「るあらび」さんも愛用していて、徹底的にレビューしています。こちらの特集記事も参考になるかと思います!

パップテントならコレ【バンドック ソロベース パップテント】

 

とても武骨で男前なテントです。

いわゆるTC素材(ポリエステルと綿の混紡)で、雨にも火にも強い丈夫な作りです。見た目にも格好いいと思います。

ヒサシを作るためのポールも完備されていますので、別で用意する必要はありません。

ワンポールテントならコレ【バンドック ソロティピー1 TC】


こちらもバンドックです。最近のバンドックはがんばっていますね。

どちらかというとホームセンター系のお手頃アウトドア用品の会社だったのですが、最近はカッコいいギアに力を入れているようですね。

ヒサシ用のサブポールも付いています。

要点まとめ

  • ヘキサタイプのおススメタープをご紹介
  • ウイングタイプのおススメタープをご紹介
  • ドーム型のおススメテントをご紹介
  • パップテントのおススメをご紹介
  • ワンポール型のおススメテントをご紹介

夏のソロキャンプまとめ

ソロキャンプというのはいつでもたのしめますが、やはり空いているほうが快適に過ごせます。

夏は暑いからというよりは、ファミリーやグループで混雑しているから敬遠する人が多いのではないでしょうか?

最近私も冬キャンプをたのしめるようになってきましたが、やっぱり夏になるとキャンプをしたくてうずうずします。子供のころの記憶がよみがえってくるのでしょう。

キャンプ場にはグループやファミリーに人気のところと、比較的ソロが多いキャンプ場があります。

予約が必要な区画サイトのキャンプ場は、グループやファミリーに人気で、予約不要なフリーサイトはソロ率が高い傾向にあります。

ソロは天気次第でふらっと出かけることができるので、予約のいらないキャンプ場が好まれるようです。

実際私もほとんど、前日の天気予報を見てからキャンプにいくか決めるので、予約不要なキャンプ場を利用することが多いです。

夏にソロキャンプをたのしむのであれば、そういうソロに人気のキャンプ場を利用しましょう。

混雑より暑いのがイヤだという人は、しょうがないですね。秋になるまで待ってください。

でもあの夏のキャンプ場で飲むビールの味を知らないなんて気の毒ですね。

私はこの夏も美味いビールを飲むためにソロキャンプに行ってきます。

要点まとめ

  • 混雑がイヤで夏のソロキャンプを敬遠している人は多い。
  • 予約不要のフリーサイトならソロ率が高く、夏のソロキャンプも快適。
  • 夏のソロキャンプで飲むビールはやっぱり最高。

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。
【2022最新】絶対に焼かない!
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