空前のアウトドアブームでキャンプ場はどこもいっぱい。道具をそろえるのもお金がかかるし、もっと手軽にアウトドアをたのしみたいって思いませんか?
そんな人におススメなのが「チェアリング」と呼ばれる最近はやりのアウトドアスタイルです。
私は10年以上ソロキャンプを行ってきましたが、結局「キャンプでやりたいこと」というのは外でのんびりと風に吹かれて、水の音や鳥の声を聞きながらビール(ビール以外も)を飲むことです。
「ん?それってテントを張らなくたってできるんじゃね?」って思いますよね。そうなんです。そんな考えから生まれたのが「チェアリング」というアウトドアのたのしみ方です。
チェアリングとは?
チェアリングというのはお伝えしたとおり、お手軽なアウトドアアクティビティの一種で、近場で簡単にできることが魅力です。
散歩とデイキャンプの中間みたいな位置づけと考えればいいでしょう。折りたたみのアウトドアチェアと飲み物、ちょっとした食べ物があればOKで、飲み物や食べ物を近くのコンビニ等でゲットできるなら、椅子だけあればすぐにでも始められます。
基本は歩いて近くの公園や河原などに行くことになるので、やはり軽量なアウトドアチェアが必須です。
私は「チェアリング」なんて言葉を知る前からひとりで、または奥さんと犬を連れて近くの公園に出かけていました。
多分チェアリング歴も10年以上ですね。
チェアリングはこんな人におススメ
- ソロキャンプに挑戦したいけど、本格的なのキャンプは自信が無い人
- あまり時間とお金をかけずにアウトドアをたのしみたい人
- 自粛疲れで心が病んでいる人。リフレッシュしたい人
- チェアリングとは手軽なアウトドアアクティビティの一種
- チェアリングはアウトドアチェアがあればすぐに始められる
- 時間や手間をかけずにキャンプをたのしみたい人、リフレッシュしたい人におススメ
チェアリングの始め方
あまり難しく考える必要はありません。チェアリングは手軽であることが一番の魅力ですので、用意周到に準備するのではなく、ふらっと出かけられるための場所と道具を知っておきましょう。
チェアリングにおススメの場所
まずはどこに行くかを決めるために、チェアリングに向いている場所を知る必要があります。
目的は「外で椅子に座ってのんびりビールなどを飲む」ということですから、のんびりできる静かな環境でないといけません。
あまり人が多くにぎわっている場所では落ち着いて飲んでいられないですよね。公の場でアルコールを飲んでいる人をこころよく思わない人もいますし。
わざわざキャンプ場等に行く必要はありませんが、できれば自然があってあまり人が多すぎない場所がいいでしょう。
そして重要なのがトイレです。
チェアリングは気持ちよくてついついビールが進んでしまいます。
おかわりのビールを買いに行ったついでにトイレを使えるコンビニがあれば最高ですが、そうでない場合はトイレがある公園などがおススメです。
- トイレのある比較的人の少ない静かな公園
- 近くにコンビニがある河原や海岸など
チェアリングを始めるための準備
おススメの場所が分かったらおおよその目的地を決めてアウトドアチェアを用意します。これが無いとチェアリングになりませんので。
途中で飲み物や食べ物を買っていくのもいいですが、買える店が無いのであれば、家から持っていく必要があります。
特に飲み物(というかビール)は家から持っていくのであればクーラーボックスも必要になります。
少し荷物が増えてしまいますが仕方ないですね。外でビールを飲むのが目的ですから。
「ビールはいらない。お茶でいい」という人は保温(保冷)ボトルで持っていけばいいでしょう。
なお、せっかく外でビールを飲むなら上手いキャンプメシを作りたいと思う人もいるでしょう。しかしバーナーや食器類などを持っていくと、結局大げさになってしまうので本来のチェアリングの趣旨からはズレる気がします。
火を使って料理をするとなると、それはもうデイキャンプということになるのではないかと思います。
公園などでは火気はNGのところがほとんどでしょうし。
まぁ言い方ですのでどちらでもいいのですが、やはりチェアリングというのは手軽であることが一番の魅力なんじゃないかなと個人的には思います。
- チェアリングを始めるためにはアウトドアチェアが必須
- 飲み物や食べ物は途中で買えばOK
- あまり本格的な料理に挑戦するのはちょっと大げさかも
チェアリングに持っていくと便利なモノ
軽量なアウトドアチェアと飲み物、食べ物は当然として、それ以外に持っていくと便利なものを紹介します。
テーブルまたはトレー
椅子に座って飲んだり食べたりするのが目的ですので、テーブルがあると便利です。
チェアリングは手軽さ(身軽さ)が魅力ですので、できるだけ荷物にならないコンパクトなタイプがいいでしょう。
飲み物や食べ物を置くことができればいいのでトレーでも構いませんが、椅子に座ってくつろぐので、多少高さがあった方が便利です。
私はクーラーボックスをテーブル代わりにしています。
パラソル
日差しの強い日はパラソルが欲しくなります。これがタープになってしまうと大げさすぎて、もはやチェアリングではなくデイキャンプの領域になってしまう気がします。
最近は安くてチェアに取り付けられるタイプが売られているので、そういう簡易的なもので十分でしょう。
こんなヤツです(取付できる椅子のタイプは限られますが)
木陰を見つけられるならいらないかもしれませんね。
ウェットティッシュ
キャンプ場のように必ずしも設備の整った場所ばかりではないでしょうから、ウェットティッシュは必須ですね。
仮に近くに水道があったとしてもウェットティッシュがあれば動き回らなくて済むので持っていると安心ですし、便利だと思います。
本や雑誌、映画など
基本的には好きなモノ(まぁビールなんですけど)を飲んで、好きなモノを食べればそれだけでたのしいんですが、ちょっと本を読んでみるのもいいと思います。
私は毎回持って行くんですけど、ビールを飲むと眠くなって結局読まずに終わることも多いですが。飲まないのであれば読書もおススメです。
スマホに映画をダウンロードして持っていくのもいいですね。予備のバッテリーも忘れずに。
- テーブルやトレー(クーラーボックスなどで代用もOK)
- パラソル(椅子に取り付けられるタイプ)
- ウェットティッシュ(水道が近くに無い場合もある)
- 本や雑誌、映画(スマホにダウンロード)など
チェアリングにおススメのアウトドアチェア5選
軽くてコンパクトな椅子が最高ですが、長い時間座っていられないとのんびりはできませんので、座り心地も重要です。
わりとおなじみのアウトドアチェアばかりではありますが、買って損をしないモノを厳選してご紹介します。
アウトドアチェアの王道といえばコレ【Helinox(ヘリノックス) チェアワン】
アウトドアチェアの購入で迷ったらコレを買っておけば間違いないでしょう。類似品がたくさん販売されていますが、耐久性や軽さ、座り心地を考えたらやはり本物にはかないません。
ヘリノックスチェアワンタイプにもいろいろ種類があります。
お好きなモノをさがしてみてください。
低い位置でくつろぐならコレ【LOGOS(ロゴス)ポータブルあぐらチェア】
長時間座っているなら、ロータイプのチェアもおススメです。同じ体勢に疲れたらあぐらをかくこともできます。
ロータイプチェアにもいろいろありますが、こちらの商品は座面を広くしているのが特徴です。
ハイバックタイプならコレ【Helinox(ヘリノックス) チェアツー】
こちらも安心のヘリノックスです。チェアワンが頭を支えることができないのに対して、こちらのチェアツーはハイバックタイプで、頭までしっかりと支えてくれるので昼寝もできちゃいます。
少し高いですけど後悔しない商品だと思います。
テーブル付きならコレ【Coleman(コールマン)サイドテーブルデッキチェア】
やや重いし折りたたんでもあまりコンパクトにはなりませんが、サイドテーブル付なので、あえてテーブルを用意する必要がないと考えればこちらもアリだと思います。
あまり遠出をせずに近場でチェアリングをするのであればおススメです。
コスパで選ぶならコレ【G.G.N.(ジージーエヌ Amazon限定ブランド)コンパクトチェア】
いわゆるヘリノックスタイプの類似品ですが、こちらはAmazon限定ブランドでして、よくわからないブランドのモノよりかは安心だと思います。
安い類似品は、重くて耐久性の低いスチール素材がフレームに使われていることが多いですが、こちらは軽量で耐久性も高いジュラルミン製です。
- アウトドアチェアの王道【Helinox(ヘリノックス) チェアワン】をご紹介
- 低い位置でくつろげる【LOGOS(ロゴス)ポータブルあぐらチェア】をご紹介
- 頭まで支えるハイバックタイプ【Helinox(ヘリノックス) チェアツー】をご紹介
- サイドテーブル付き【Coleman(コールマン)サイドテーブルデッキチェア】をご紹介コス
- パで選ぶ【G.G.N.(ジージーエヌ Amazon限定ブランド)コンパクトチェア】をご紹介
チェアリングの始め方まとめ
お手軽なアウトドアアクティビティの「チェアリング」をご紹介しました。少し興味がわきましたでしょうか?
チェアリングはとにかく手軽なので、キャンプには興味があるけど自信がない、道具にお金をかけたくないというような人にとてもおススメです。
外でアウトドアチェアに座ってのんびりすれば、それがチェアリングです。もちろんマナーは守らなければならりませんがルールなんてありません。ちょっとでも興味を持たれたなら難しく考えずにチャレンジしてみてください。
アウトドアチェアがあればすぐにでも始められます。
持っていなくてもAmazonで今ポチっとすれば明日には挑戦できるかもしれませんね。