みなさんはどんな移動手段を使ってキャンプに行きますか?
これからソロキャンプに挑戦しようと思っている人は、どんな移動手段で行く予定でしょうか?
私は10年以上ソロキャンプを続けていますが、最初はバイクでした。今はほとんど車ですが、過去には徒歩(電車とバス)や自転車の経験もあります。
キャンプと言えば概ねこの4種類でしょう。
ソロキャンプのスタイルは移動手段の違いと言い換えることができると思います。
つまりソロキャンプの種類というのは移動手段の種類ということですね。それぞれ持ち物も行ける場所も変わりますので、キャンプスタイルが移動手段によって大きく変わります。
ソロキャンプに挑戦するならまずは移動手段を決めよう!
移動手段が違えば、距離はもちろん持っていける荷物の量、大きさが違ってきます。
初めてソロキャンプに挑戦しようと考えているなら、移動手段を決めてから道具を決める必要があります。
自転車しか持っていないのか、車を持っているのか、車はあるけどバイクで行こうと思っているのか、あえて電車やバスの公共交通機関を使うのか、選択肢がある人は、何で行くかを決めてから、それに合った装備を決めましょう。
そもそも免許が無いから徒歩か自転車しか選択肢がないという人は、コンパクトなギアを選び、最小限の道具にとどめなくてはなりません。
- 移動手段によって行ける距離、持っていける道具の大きさ、量が異なる
- 移動手段を決めてから道具選びをする
- 徒歩や自転車ではコンパクトなギア選びが大事
ソロキャンプの移動手段はいろいろ
徒歩(公共交通機関)
住んでいる場所や使える交通機関によっては、徒歩でソロキャンプに行くのも有りだと思います。
電車やバスを乗り継いで行けるキャンプ場も探してみると結構あります。
渋滞に巻き込まれる心配もありませんし、のんびり気分で意外にたのしめると思います。
自転車
徒歩の次にのんびりできるのが自転車。
しかしながら体力的には最もハードですので万人向きではありません。
普段から自転車ツーリングが趣味という人には向いていると思います。
やはり持っていける荷物が限られますし、ロングツーリングの場合は空気入れや予備チューブ、パンク修理キットなどの準備も必要になります。
バイク
個人的には一番ソロキャンプに向いている移動手段だと思います。
多くのキャンプ場で、バイクのソロキャンパーを見かけますよね。
それだけバイクとソロキャンプは相性がいいということでしょう。
持っていける荷物は限られますが、徒歩や自転車に比べれば多少重いモノでも運べますので、それなりの装備が可能です。
車
私も最近はもっぱら車です。
昔はバイクにテントを積んで日本中を周っていましたが、やっぱり車はラクですので。
持っていきたい装備はなんでも持っていけますし、雨などの気象の変化にも対応できるので安心です。
番外編 車で送ってもらう
たまにキャンプ場で見かけるのですが、たぶんキャンプ場の近くに住んでいる人なのでしょう。
車でキャンプ場まで送ってもらって、翌朝迎えにきてもらっている人をたまに見かけます。
奥さんに送ってもらっている人もいれば、未成年者らしき人が親に送ってもらっている場合もあります。
うらやましいスタイルですね。
- 電車やバスを乗り継いで、徒歩で行けるキャンプ場も探してみると結構ある
- 自転車はのんびりできるものの、体力的には一番ハード
- バイクはソロキャンプに一番相性がいい(と思う)
- 車はやっぱりラクだし安心
- 誰かにキャンプ場まで車で送り迎えしてもらうという手もある
それぞれの移動手段別注意点
徒歩(公共交通機関)
持っていける荷物が限られるので、厳選する必要があります。
重くてかさ張る焚き火台を持っていかなくてもいいように、直火OKのキャンプ場を選ぶのも手です。
ただし、薪割り用のゴツいナイフやオノ等を持って電車やバスに乗るのはおススメしません。
念のため。
最近では女性の間でスーツケースでソロキャンプに行くのも流行っているそうです。確かに電車の中でも違和感がないですし、大きな荷物を運ぶのには便利ですね。
ただしキャンプ場内は芝だったり砂利だったりしますのでちょっとキツイかもしれません。
自転車
こちらも徒歩と同じく、持っていく荷物は厳選しなければなりません。
徒歩のようにスーツケースというワケにもいきませんし、あまり大きすぎるリュックもバランスが悪くなるので向いていません。
持っていくモノが一番限られる移動手段だと思います。
多少値段は張りますが、ツーリング用に開発された、コンパクトなギアもたくさん販売されていますので、そういうモノを選べばいいでしょう。
また、お伝えしたとおり、長距離を移動する場合は自転車の整備キット等が必要になります。旅先でのパンク等には注意が必要です。
バイク
それなりに荷物は絞らなければなりませんが、自転車に比べれば多少重いモノでも運べます。
ツーリング用のコンパクトなギアを選べば、道具に困ることなく快適なソロキャンプをたのしむことができるでしょう。
移動距離は車と同様で遠くのキャンプ場にも足を延ばせますし、手軽さ、気持ちよさは自転車と同等。
いいとこ取りのソロキャンプスタイルなんじゃないでしょうか?
注意すべき点といえば自転車に比べ移動距離が長くなるので、天候の変化に対応が必要な点が挙げられます。
レインウエアの準備や、荷物を濡らさないための工夫はしておくべきでしょう。
今は私もバイクを手放してしまいましたし、昔ほど体力もないので、車ばっかりですが、バイクのソロキャンプが一番たのしかったです。
車
メリットはあっても車ならではの注意というのはほとんどありません。
一番安心のソロキャンプスタイルです。
雨が降ったら避難できますし、貴重品をしまっておくこともできます。
何より持っていきたいモノは大抵なんでも持っていけますので、いろいろなことに挑戦できるのが最大のメリットですね。
また、シーズンを問わずソロキャンプに出かけられるのも車ならでは。
冬は焚き火の準備はもちろん、寝袋は分厚くてかさ張るようになりますし、コット(折りたたみ式キャンプ用ベッド)やブランケットも必要になります。
強いて車ならではの注意を挙げるなら、家に帰ってからキャンプ道具を片づけないで車に入れっぱなしにしてしまうことでしょうか?
特に濡れたままだとテントやタープにカビが生えるので注意してください。
- 徒歩は持っていく荷物を厳選する。刃物を持ち歩く場合は注意が必要
- 自転車はあまり多くの荷物を運べない。パンク修理等の備えも必要
- バイクは長距離移動も可能だが、天候の変化には注意
- 車はキャンプ道具の物置になりがち。道具を使いっぱなしで放置しないこと
移動手段別おススメアイテム
徒歩におススメ【キャリーバッグ】
徒歩のソロキャンプにはスーツケースも有りとご紹介しましたが、「キャンプ用にわざわざスーツケースを用意するのもどうなの?」と思いますよね。
そういう場合は旅行用のスーツケース代わりにもなるキャリーバッグがおススメです。
おススメのキャリーバッグはコレ【コールマン 3WAYボストンキャリー】
アウトドアブランドのコールマンだけあって、キャンプでも違和感なく使えそうですよね。レインカバーも付いていて、雨対策もバッチリ。
77リットルと大容量なので、1泊くらいのソロキャンプなら十分です。
自転車におススメ【マルチツール】
自転車は持てる荷物を最小限に抑えなくてはなりません。
しかし旅先で自転車のトラブルも考えられるので、工具が必要なこともあります。そんなときにコンパクトなマルチツールがあるととても便利です。
おススメのマルチツールはコレ【レザーマン マルチツール サイドキック】
私も愛用しています。これがあればアレコレと工具を持っていく必要はありません。
もちろん簡易的な使い方にはなりますが、安物のマルチツールと違いとても精巧に作られており、しかもとても頑丈ですので十分だと思います。
日本の正規品ならなんと25年保証付きです。
バイクにおススメ【焚き火台】
重くてかさ張る焚き火台も、バイクであれば持っていくことは可能です。
何よりもソロキャンプでたのしいのは焚き火ですので、妥協しないでしっかりした焚き火台でたのしみましょう。
グリルとしても使えるタイプがおススメです。
おススメの焚き火台はコレ【笑’s コンパクト焚き火グリルB-6君 3点セット】
大人気のB-6君に、ロストルとグリルプレートまで付いている3点セットです。
焚き火台としてはもちろんバーベキューグリルとしても使えるので、荷物をコンパクトにできますね。
車におススメ【シェルフコンテナ】
せっかく車でキャンプに行くならいろいろ持っていこうと思いますよね。
そんなとき車に荷物を載せるコンテナが便利です。
キャンプ場では積み下ろしもラクですし、家でキャンプ用具を保管するのにもおススメです。
おススメのコンテナはコレ【スノーピーク ファニチャー シェルフコンテナ】
とても格好いいコンテナで、キャンプの時はシェルフ(棚)として使える優れモノです。重ねて使うこともでき、食材や飲み物、薪などをオシャレに収納できます。
- 徒歩におススメの【コールマン 3WAYボストンキャリー】をご紹介
- 自転車におススメの【レザーマン マルチツール サイドキック】をご紹介
- バイクにおススメの【笑’s コンパクト焚き火グリルB-6君 3点セット】をご紹介
- 車におススメの【スノーピーク ファニチャー シェルフコンテナ】をご紹介
ソロキャンプの移動手段についてのまとめ
ソロキャンプの4種類の移動手段について解説してまいりました。
ソロキャンプは移動手段によって持っていけるモノが異なりますので、それによってキャンプスタイルも異なります。
私はやっぱりバイクがたのしいと思いますが、みなさんはいかがですか?
もちろん免許の問題も含め、移動手段が限られるという人もいるでしょう。しかしどんな移動手段でもたのしむことができるのがソロキャンプです。
自分のスタイルに合わせて最適な道具を選ぶのもキャンプのたのしさですよね。
私なりに考えたスタイル別のおススメアイテムを紹介させていただきました。
少しでも参考にしていただけたらうれしいです。