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都心から2時間以内!アクセス抜群の青野原オートキャンプ場レビュー!

青野原オートキャンプ場は、都心から2時間でつく自由な雰囲気が売りの河川沿いのキャンプ場です。本記事で詳しく紹介しました!

私はもう10年以上ソロキャンプをおこなってきました。

主に神奈川県から山梨県にかけて流れる道志川沿い、および富士五湖周辺を活動エリアとしています。

道志川沿いは非常にたくさんのソロ向きのキャンプ場があり、中でも道志みち(神奈川県相模原市から山梨県富士吉田市までの峠道)の東側(東京寄り)にあるキャンプ場が家から近くてお気に入りです。

そんな中から今回は、ソロからファミリーまで多くの人で賑わう大人気のキャンプ場「青野原オートキャンプ場」を紹介します。

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青野原オートキャンプ場について

青野原オートキャンプ場は、道志川沿いの河川キャンプ場です。近くにはいくつか有名なキャンプ場もある人気のエリアに位置し、予約不要で利用できる自由度の高さで人気です。一泊3000円からで利用できます。

青野原オートキャンプ場は神奈川県相模原市にある道志川沿いの大きなキャンプ場です。

隣には同じく人気の「野呂ロッジキャンプ場」、道志川をはさんで対岸には「新戸キャンプ場」があり、とても人気のエリアです。

どのキャンプ場も道志川の河原に面していて、夏は川遊びもできる最高のロケーション。ソロキャンプにもいいですが、ファミリーにもおススメです。

青野原オートキャンプ場は予約不要で出入り自由、車はサイトに横づけできます。

良く言えば「とても自由」なキャンプ場ですが、悪く言えば「無秩序」。このあたりの注意点も詳しくお伝えしていきたいと思います。

青野原オートキャンプ場の概要

アクセス

神奈川県相模原市緑区青野原918-1
相模原ICから13km 相模湖ICから17km
※東京多摩地区の私の自宅からは下道で1時間ちょっとです。

途中にはスーパーの「マルエツ三ケ木店」、ホームセンターのコメリもあります。
どちらもキャンプ場からは車で10分程度ですので、チェックインしてから買いに行くこともできるので便利です。

マルエツ三ケ木店

コメリハード&グリーン津久井店

区画

フリーサイトですが、一応地面にロープが張ってあり区切られています。みんなあまり気にしていませんが。

AサイトからFサイトまで6区画に分かれていて、Aサイトはデイキャンプ専用となっています。

おススメは河原が近いCサイトとEサイト。

予約

不要です(サイトは早い者勝ち)。多目的小屋のみ要予約。

週末はかなり朝早くから場所取りが始まります。一応チェックインは8時からなのですが、出入りが自由なので、その前に到着してる人も多いです。

料金

料金表

細かく分かれていて、宿泊の場合はそれぞれ日帰りの倍の料金となります。

車1台、テント1張のソロキャンプなら3000円です。タープを張るとプラス1000円。

テントやタープは大きさによって値段が分かれています。ソロなら中サイズで大丈夫だと思いますが、もしファミリー用のツールームテントなどを使用するなら倍の値段を取られますので注意してください。

料金は明瞭ですが、けして格安キャンプ場というワケではないですね。

チェックイン・チェックアウト

チェックインが8時、チェックアウトは15時ですが、実質出入り自由です。

8時~17時はスタッフさんがいますが、夜17時以降、朝8時前に到着してもOK。スタッフさんが出勤してきてから場内を周って集金します。

中には深夜に到着する人もいますが、これは明らかなマナー違反ですので絶対にやめましょう。

地面

川に近いC、Eサイトは砂利まじりの土で、B、Dサイトはほぼ砂利です。どこもペグは刺さりにくいので、鋳造ペグなど頑丈なモノがおススメです。

焚き火

直火は禁止です。必ず焚き火台を持っていきましょう。

薪は針葉樹が500円、広葉樹が700円で販売しています(当記事執筆時点)。

いい点

まずアクセスが非常によいのが人気の理由でしょう。都心からでも2時間程度、私が住んでいる東京多摩地区からは1時間程度です。

そしてもう一つはとても自由なところ。人に迷惑をかけなければ何時でも出入りできます。細かい決まりごとはほとんどなく、スタッフさんが注意するようなこともまずありません。

悪い点

どちらもいい点の裏返しなのですが、アクセスが非常にいいので、仕事帰りの宴会目的のような団体がたまに来ます。

しかも出入り自由で夜は注意してくれるスタッフもいませんので、運悪く素行の悪い団体に出くわしたらうるさくてとてもソロキャンプどころではありません。

ですので私は基本的には休みの前日は避けて平日に仕事を休めるときだけ利用しています。

詳細・最新情報は公式ホームページをご覧ください

要点まとめ

  • 区画はフリーサイトで予約は不要。出入りも自由
  • テント1張(ソロ用)、車1台のソロキャンプなら料金は3000円
  • 地面は砂利でペグが刺さりにくい。頑丈なペグがおススメ
  • 直火は禁止。売店で針葉樹、広葉樹の薪を販売

チェックインしてまずはいつもどおり場内をパトロール

国道413号線から看板を頼りにキャンプ場までの1本道に入れば、あとは道なりです。途中の道が狭くて、対向車とすれ違うのが大変な箇所がありますので慎重に運転しましょう。

先に「野呂ロッジキャンプ場」の看板が見えてきます。

この看板を過ぎるとすぐに今度は「青野原オートキャンプ場」の看板が見えますので迷うことはありません。

野呂ロッジこちらはとなりの野呂ロッジキャンプ場の入口

 

キャンプ場看板入口の看板。看板を過ぎるとすぐに受付け

 

看板を過ぎるとすぐに管理棟があり、ここで受付を済ませます。

車から降りる必要はありませんので、お金を払って受付票をもらったらこれをボンネットの上(外から見える位置)に置いておきましょう。

あとで戻ってくるのが面倒であれば、薪などの必要なものはこの時に買っておいたほうが便利です。

受付が済んだらあとは自由なので、空いている場所を探して好きなところにテントを張ればOKです。

炊事場、トイレは場内に点在しているので、あまり設備の位置を気にせずに気に入った場所を選べばいいでしょう。

テントを張る場所が決まったら場内をくまなくパトロールしましょう。特に暗くなってからは分かりにくいこともあるので、明るいうちに見ておくことをおススメします。

青野原オートキャンプ場の設備

青野原オートキャンプ場の設備は以下の通りです。

  • トイレ
  • シャワー
  • 炊事場
  • ゴミ捨て場
  • 売店

トイレ

トイレ

トイレは場内3か所に点在していますが、管理棟隣接のトイレが安心です。古さは感じますが、キレイに保たれています。

ウォシュレットもついていました。

シャワー

シャワー室

管理棟に有料(3分200円)のシャワーが6室あります。汚くはないですが、あまり居心地がいいとはいえません。

河原で遊んで手足が汚れたときなどに利用する分にはいいのですが、しっかり体を洗ったりシャンプーをしたりするなら近くの温浴施設の利用をおススメします。

炊事場

炊事場

4か所に点在しており、キレイに保たれています。管理棟隣接のメインの炊事場以外は蛇口が少ないので、時間帯によっては混雑します。

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場はありません。全てのゴミを持ち帰らなければなりませんので、大き目のゴミ袋を用意しましょう。

灰捨て場は炊事場の横にあります。

売店

売店

管理棟が売店を兼ねていて、スタッフがいる8時~17時に利用できます。

薪や炭はもちろん、ビールやジュース等の飲み物や氷、その他キャンプに必要なものは大体揃っています。

要点まとめ

  • チェックインは車から降りず、料金を払って受付表をもらうだけ。サイト設営は自由
  • トイレは比較的きれいでウォシュレット付き。場内に3か所
  • 有料のシャワーはあるが、近くの日帰り温泉の方がおススメ
  • ゴミ捨て場は無し。ゴミは全て持ち帰り
  • 売店は割となんでも揃っている。8時から17時まで営業

近くの温泉|薪割りで汗をかいたので近くの日帰り温泉へ

青野原オートキャンプ場から一番近い日帰り温泉は「いやしの湯」であり、車で15分ほどでつきます。

薪割り

夏場のキャンプはテントの設営と薪割りをしたら汗だくになります。

ここで「ビール!」といきたいところですが、せっかくなので温泉に入って汗を流してから旨いビールを飲むことにします。

この辺りには結構温泉がありますが、一番近いのは「いやしの湯」ということで、早速行ってまいりました。
キャンプ場からは車で15分くらいで、道も特にせまいところなどは無く快適です。

なんでも世界的にも貴重な天然温泉なんだとか。ちょっとぬるめのお湯でしっとりして肌に良さそうですが、キャンプのときはそれほど長くのんびりできないのが残念ですね。

履物をロッカーに入れて入浴券を自販機で購入したら勝手に入浴します。入館時は特に受付はありません。

入浴券を購入したらそのまま入浴し、帰りに受付で渡すシステムです。

いやしの湯

住  所:神奈川県相模原市緑区青根844
料  金:大人3時間750円(1日券は1050円ですが現在は販売休止)
営業時間:10:00~21:00(1~2月は20:00まで)
休  館:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)

タオル等の貸出はありませんので、忘れずに持っていきましょう。

詳細・最新情報は公式ホームページをご覧ください

要点まとめ

  • キャンプ場から一番近い日帰り温泉は「いやしの湯」。車で15分程度
  • 貴重な天然温泉でちょっとぬるめ。
  • 料金は3時間750円。タオル等の貸出は無し

こんなキャンプを楽しみました!ビールとソロ鉄板でいつものようにバーベキュー

ビール

風呂上りに河原で水の流れる音を聞きながら飲むビールは最高です。いつもの金麦ですが。
思い切って「金のほりにし」を買ってみました。

個人的にはチキンに最高に合うと思っています。ちょっとピリッとしてとてもビールにピッタリ。

金のほりにし

このスパイスについては、以下の記事で詳しくレビューしています!

【関連】ソロキャンプの万能調味料「アウトドアスパイス」を食べ比べ!

あとはのんびりと焚き火をしながら好きなものを食べて過ごします。
なお、直火は禁止ですのでくれぐれもご注意ください。

焚き火

私が愛用している焚き火台、『スノーピーク焚き火台s』については以下の記事でレビューしています!

【関連】スノーピーク焚き火台Sレビュー【日本で最初に焚き火台という文化を作った名品】

特に焚き火は何時までと決められていないようです。

多くのキャンプ場では10時まで等と決められていますが、ここは自由な「青野原オートキャンプ場」。とはいえ周りの迷惑にもなりますので、あまり遅くまで焚き火をするのはマナー違反です。

やはり10時くらいまでには終えるべきでしょう。

焚き火のやり方、マナーについてはこちらの記事がよく読まれています!

【関連】焚き火のやり方初心者編|ソロキャンプ最大の楽しみは焚き火!

関連記事の紹介

関東のソロキャンプにお勧めのキャンプ場については、以下の特集記事で紹介しています。

【関連①】ソロキャンプにおススメ!関東のキャンプ場5選

 

ソロキャンプの始め方、最低限必要な道具については、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連②】ソロキャンプの始め方【初心者に必要な道具と知識】

 

その他、あると便利な道具についてはこちらの記事が人気です。

【関連③】ソロキャンプ初心者必見!あると便利なモノをまとめて紹介します!

 

ソロキャンプギア一式の実例についてはこちらの記事が良く読まれています。

【関連④】ソロキャンプに必要な道具一式をドカーンと紹介する!【実録】

青野原オートキャンプ場まとめ

私のお気に入りの道志川のキャンプエリアから、「青野原オートキャンプ場」を紹介しました。

良くも悪くもとても自由なキャンプ場です。混雑していて騒がしいことが多いのも事実ですが、広々としてとても開放的ないいキャンプ場です。

混雑しているときは一番奥の比較的空いているFサイトを陣取るか、近隣のキャンプ場へ行くことも検討しましょう。

ちなみに私の場合、アクセスがいいので、平日1日だけ休みが取れたら、1泊して翌朝ダッシュで帰ってそのまま仕事にいくこともできます。

今回も平日でしたので、朝は5時半に起きてコーヒーを飲んだら即撤収。7時半には家に着いてそのまま出社しました。

うっかり会議中に寝てしまう場合があるので、みなさんはけしてマネをしないでください。

 

ABOUT ME
リュウ.A
東京都多摩地区在住の副業ライター。キャンプ、釣りなどのアウトドア歴10年以上。学生時代にテントひとつ持ってバイクで日本を一周し、以来ソロキャンプにハマる。普段は主に道志川、富士五湖周辺で活動中。