さてさてそんなわけで、思いつきで公開を決めた釣行回顧録ですが・・・
この『釣行回顧録』という名前が付いた記事については、私が昨年まで趣味で運営していた廃止済みの旧サイト(るあらび|最初の一匹のためのルアーフィッシング入門サイト)から、主要な記録を抜き出して一部修正の後に掲載したものになります。
そして・・・ そんな廃止済みの旧サイトでは、2017年の釣果を全て公開しておりました。(ちなみに本記事は、2018年9月に執筆しております。)
一年間ほぼ全ての釣行記録と外道を含めた釣果を記録したわけですが、自分の釣り人生を通して、ここまで詳細な記録を残したのはぶっちゃけ初めてだったりしたんですね。
というわけでせっかくですから、旧廃止済みサイトのデーターも加味して、一年間の釣果を分析してみる事にしましたよ。
さて2017年の私、一体どれくらい釣行し、どれくらいのお魚さんと出会う事に成功したのでしょうか?
はじまりはじまり~
釣行回数と勝率について
まず勝ち負けの定義なんですが、以下のようにかなり主観的なルールです。
私にとって魚釣りはゲームであり、真剣な遊びなんで、自分で納得できたかどうか?って考えて、こんなルールで評価しています。
勝ち負けの定義
勝ち:
満足いくサイズ(=そのシーズンのアベレージ以上)で、しかも狙いの魚が釣れた!
引き分け:
・外道だったけど、満足いくサイズの魚が釣れた(例:メータークラスのサメ、35cmのイトヒキアジなど、狙ってないけど釣れてしまう、そんな魚)
・狙いの魚が釣れたけど、サイズがいまいちで少し不満・・・orz
負け:
・ホゲった。
・外道しか釣れずに、そのサイズもイマイチでストレスが溜まってムキー!ってなった。
2017年勝率と釣果
釣行回数(日数):
82
勝ち(%):
49回 (60%)
負け(%):
17回 (21%)
引き分け(%):
15回 (18%)
釣果(勝ち+引き分けでの匹数):
150匹
外道も含めて8割程度はなんらかの魚が釣れて、一回当たりの釣行で二匹程度釣れてるって結果です。
私はターゲットを絞ってデカい一匹を狙うよりも、シーズンごとにターゲットを変えながら数釣りでアベレージサイズを狙うスタイルなのですが、この結果はなんとも・・・
一回当たり平均して5枚はとれるくらいにはなりたいんですが、まだまだ修行が足りませんね。
2018年はもう少し釣果にこだわって、『シーズン毎の旬の魚(=釣りやすい魚)』を意識した釣行ができればとは思うのですが…
まあ、仕事との兼ね合いもあるんで、叶わぬ夢となりそうですw
月ごとの釣果解析(魚種ごちゃまぜ Ver.)
一年は12カ月。
そして日本には四季があります。
春
夏
秋
冬
私は淡水のブラックバスの釣りも含めて、シーズンごとに様々な魚種を狙うマルチアングラースタイルなのですが、一体いつの時期が釣果に廻いまれているのでしょうか?ってお話です。
もっと言うと、『何月が最も私にとってアツかったのか?』という視点での評価ですね。
↓
このグラフは『勝ち&引き分け』の釣果数を月ごとにプロットしたもの。そのため、外道の釣果数も全部ひっくるめた結果ですが・・・
おい!五月になにがあったんや!って話です。
これ、五月だけは淡水の釣りばかり出かけていて、そのほとんどの釣果はブラックバスなんですよ。
↓
五月釣果:
ブラックバス(淡水)⇒20匹
ニジマス(淡水)⇒1匹
シーバス(海)⇒3匹
サメ(海、外道)⇒1匹
ダツ(海、外道)⇒1匹
(参考:釣行回顧録(2017年5月)|ブラックバス、時々、シーバスな春の釣り編)
ちなみにこの時期、海はまだ春になりきれていないらしく、五月末くらいまでは釣果が安定しない事が多いんです。
そのため私はいつも、5月は中旬くらいまで淡水の釣りに逃げて、月末くらいから海に繰り出すようにしています。
2017年はこの作戦がうまくハマって、五月は釣果に恵まれました。マルチアングラーならではの結果ですね。
こうやって俯瞰してみると、私にとってのハイシーズンは年三回だったって事が判ります。
激寒2月:
キビレアフタースポーン狙い
(釣行回顧録(2018年2月)|冬のシーバス狩り&チニング編)
春5月:
ブラックバスのスポーニング狙い
(釣行回顧録(2017年5月)|ブラックバス、時々、シーバスな春の釣り編)
秋10月:
海の多種目狙い
(釣行記録未掲載)
一年間を通して平均的に釣果を重ねていけているので、まあ飽きることなく釣りを楽しませてもらえました。
あーー、幸せ(‘ω’)
魚種ごとの釣果実績まとめ
釣りのターゲット(魚種)なんて、結局は人それぞれです。釣り人の数だけあっていいわけなんですが、、、
- シーバス(マルスズキ)
- ヒラスズキ
- ヒラメ
- マゴチ
- ブラックバス
- 本チヌ
- キビレ
私が本命として狙っているターゲットはこんな感じ。せっかくですので、これらの本命に的を絞って、魚種ごとの釣果実績をまとめてみました。
『釣りの難易度』をみる目安になるんじゃないかな?って思います。
ブラックバス:
29 匹
シーバス(マルスズキ):
14 匹(セイゴx1、フッコx8 スズキx5)
ヒラスズキ:
11匹(ヒラセイゴx9、ヒラフッコx1、ヒラスズキx1)
ヒラメ:
5匹(ソゲx3、ヒラメx2)
マゴチ:
18匹
本チヌ:
7匹
キビレ:
30匹
うーん・・・ こうやって客観的に数値化してみると、やはりヒラメっていう魚の特殊性に気が付いてしまいますね。
私にとってはヒラメって、やっぱり『幻の魚』と呼んでいいレベル。特にサーフでしかヒラメを狙わない私のようなアングラーにとっては、狙って取るのは困難だって事が判りますね。
その一方で、シーバス、ヒラスズキに関しては、サイズさえ問わなければかなり簡単というか、数が狙える釣りだと言えます。そしてこれは、チヌ、キビレに関しても当てはまる…
私は、多種目数釣りが好きなので、2018年の冬はヒラメをターゲットから外して、その代わりにヒラスズキ狙いを増やしてみようかな?って今は考えています。
戦略的撤退ってやつですなw
2017年メモリアルフィッシュは?
7/21, トップチヌ初フィッシュ、42cm
この一匹との出会いがきっかけとなって、2017年の私の夏は『トップの釣り』にずっぽしハマりましたw
(参考:釣行回顧録(2017年7月)|夏のトップチニングデビュー編)
- 急に飛び出すバイト
- 長めのチェイスに続くついばむようなバイト
- 何度も水面を爆発させる連続バイト
私は、これほどまでにバイトが出る釣りを他に知りません。
そしてきっと2018年も、梅雨明けを合図にトップチニングばかりする事になりそうな予感がしています。
一生の記憶に残る最高の一枚となりましたね~
12/29, 砂ヒラ61cm!
サイズに関しては、お恥ずかしながらヒラスズキの自己ベスト更新となった記念すべき一枚ですw
でも、大事なのはそこじゃなくて、『新規に開拓した回遊ポイントで、戦略通りに取れた一枚』だったという事。
(参考:釣行回顧録(2017年12月)|冬のサーフでヒラメチャレンジ!のはずが…)
ヒットの瞬間からランディングまで、今でもしっかりと脳裏に焼き付いています。
これだから釣りは止められんw
関連記事(2017年釣行回顧録リンク集)
釣行回顧録(2017年5月)|ブラックバス、時々、シーバスな春の釣り編
釣行回顧録(2017年8月)|夏本番にトップチニング修行してた僕のお話
釣行回顧録(2017年9月)|トップチニングの限界を知った俺の話
釣行回顧録(2017年12月)|冬のサーフでヒラメチャレンジ!のはずが…
2018年の目標!
- 勝率70%オーバー達成
- トップチニングを極める!
- ヒラスズキ70cmオーバーを取る!
- トップの釣りを積極的に取り入れる!
とかいって、この記事をまとめているのは2018年9月でして、今年は仕事が忙しくてあまり釣りにいけていないんですがw
。
。
。
まあ、全ての釣行を精一杯楽しもう!って思います。