( ゚Д゚)『ぬぉおおお!わしゃ、どーしてもトップでナマズを釣ってみたいんじゃぁあああ!』
っていうナマズ釣り入門者のための特集記事です。
突然水面を割る派手なバイトと、まるで怪獣のようにのたうち回るアグレッシブなファイトで人気のナマズトップゲームですが…
少し特殊な釣りである事もあって、興味があるけどまだデビュー前って人も多いと思います。
- どんなタックルが必要か?
- どんなルアーがいいのか?
- ポイント選び、釣り方のコツは?
- 必要な道具ってどんな感じかな?
- etc…
きっとこんな事で悩んでいるんじゃないかな?ってい思うんですが心配は無用でございます!
今や立派なナマズハンターとして、この釣りの魅力にどっぷりハマった私(編集部・るあらび)が、ナマズチップゲームのイロハを全部まとめて紹介しましょう。
そんなわけで・・・
。
。
。
(; ・`д・´) 『ナマズ釣りという魔境へ、ようこそ!』
ナマズのルアー釣りってどんな釣りなの?っていうお話
ナマズはオヒゲが愛らしい、そして、どこにでもいる淡水魚です。
肉食性の魚でして、ブラックバスなんかと同じように、ルアーで狙える魚になります。
日本には4種類のナマズが生息しているそうで、そのうちルアーフィッシングのターゲットとなっているのは『マナマズ』という種類になります。
田んぼの用水路、小規模河川、街中の用水路まで、幅広く生息しておりまして、実はあなたもこれまでの人生で、少なくとも一度はニアミスしている可能性が高い、そんなお魚さんでございます。
ちなみにこのナマズさんですが、その性格は非常に獰猛でございまして、水面に浮かぶルアーにも非常に反応性が高いです。
このアグレッシブな性格を利用して、『ナマズ釣り=トップウォータープラグでド派手に楽しむ』っていう釣りのスタイルが、ここ数年で確立しました。なお、ナマズは実は食べても美味しい魚なのですが、この釣りでキャッチ&イートする人は珍しく、リリース前提の釣りと考えて下さい。
使うルアーに関してですが、カップ形ノイジープラグやハネモノといわれるような、水面に完全に浮いて音と動きでナマズを誘うタイプのものが好んで用いられます。
身近な場所で、しかもトップルアーで釣れるという事もあって、この釣りにはファンも増えつつありまして、ナマズ専用のルアーも数多く開発・販売されるようになってきましたね。
。
。
。
ちなみに、ナマズをルアーで狙うアングラーの事を『ナマザー』なんていう事もありまして、覚えておくと通っぽくてちょっとだけカッコイイですw
ナマズが釣れる時期
ナマズは基本的には冬以外の季節であれば釣れる魚でして、梅雨と秋の2回がハイシーズンになります。
季節感と釣れやすさの関係に関しては、ざっくりこんな感じでーす。
春先の3月後半~4月前半|ぼちぼちと釣れ始めるシーズンの走りの時期
3月後半~4月前半にかけて、水温上昇とともに少しずつ釣れ始めます。
この時期は小規模支流域河川に居残りのナマズがターゲットになるため、釣れるポイントと釣れないポイントの差が激しいのが特徴です。
情報が命の、そんなシーズン走りですね。
春ど真ん中の4月中旬~5月中旬|産卵前の荒食いの時期
田植えの準備が始まる4月中旬以降になると、ナマズが大規模河川本流筋から、その支流域へと遡上します。
この時期は産卵前の荒食い(=プリスポーン)であるため、お腹の大きな個体がアグレッシブにバイトを繰り返す、そんなシーズンです。
春後半の5月後半7月前半(梅雨の時期)
梅雨のこの季節は、産卵前後の個体が入り混じって釣れる超ハイシーズンです。
この時期は、田んぼの近くの用水路や小規模河川までナマズが遡上しています。
しかも、梅雨の雨で河川に濁りも入りやすいため、ナマズの警戒心が緩んで釣果に恵まれやすいです。
一年で最も簡単にナマズが釣れるシーズンですので、ナマズ釣りデビューするなら圧倒的にこの時期がお勧めですね。
(関連記事⇒釣行回顧録(2019年6月)|『鹿児島、梅雨のトップナマズ祭り』の巻)
夏ど真ん中の7月後半~8月中|渇水と水温が原因で釣れなくなる時期
ナマズは暑すぎるのが苦手な魚です。
そのため、梅雨明け以降のこの時期は、ナマズの活性が下がってバイトが出にくくなります。
また、小規模河川では渇水の影響で釣りが成立するポイントも減るため、そういった意味からも釣りが難しいシーズンですね。
このような理由から、どうしてもこの時期にナマズを狙いたいのであれば、ナイトゲームで大規模河川を狙うのがセオリーの一つとなっています。
初秋の9月~10月中旬|少し涼しくなると、2回目のハイシーズンの合図
梅雨の時期ほどではありませんが、比較的簡単に釣れる時期です。
台風による雨や秋雨の影響で河川が増水し、その結果ポイントが増えるので、ナマズが本流域から支流域へと遡上してくれます。
雨の影響で河川に濁りが入りやすく、そのためナマズの活性も上がりやすいので、比較的簡単に釣れちゃいますよ。
11月~年明け3月中旬|オフシーズン
水温低下とともに、支流域に遡上していた多くの個体が本流域へと下るため、釣り場からナマズがいなくなります。
こうなると、春先まではオフシーズンとなります。
。
。
。
そんな感じでございまして、ざっくりいうと…『雨がバンバン降って川が土砂濁りになる梅雨、そして、猛暑が過ぎて少しずつ涼しくなる9月~10月中旬』がナマズのシーズンって考えればOKです。
ナマズ釣りのポイント選び
ナマズの生息域は幅広く、大規模河川本流やその支流域、さらには、街中のドブ川などにもいます。
冬場は大規模河川の深場で越冬し、春先の田植えのシーズンになると、田んぼと隣接した小規模河川や用水路へとナマズが遡上します。
そのため、田んぼに隣接した河川であればナマズが遡上してくる可能性が高く、一級ポイントになります。
ちなみに、対岸まで100mもあるような大規模河川でもナマズを釣る事はできるのですが、個体密度が低いためポイントの絞り込みが難しい場合が多く、難易度は高めになります。
で、ついでのおまけ情報として、ナマズと鯉は似た水域を好むらしく、生息域が重なる事が多いです。
そのため、田んぼの近くの河川で鯉がフラフラ泳いでいたら、そこにはナマズがいる可能性も高いって事になります。
。
。
。
私がナマズのポイント開拓をする時は、以下の条件が重なるところを重点的に探していて良い結果を得ているので、ご参考にどーぞどーぞ。
- 大規模河川の下流から一本目の小規模河川(=ナマズの最初の遡上ポイント!)
- 田んぼの用水路が流れ込んでいる小規模河川(=田んぼの濁りはナマズの撒き餌!)
- 対岸までルアーが届く規模感の小規模河川(=ワンキャストで幅広く探れるので時間効率がいい!)
- 雨が降ると増水しやすい&濁りが入りやすい小規模河川(=濁りがナマズの活性を上げる!)
- 田んぼの近所で、鯉が目視確認できる小規模河川(=鯉はナマズの目印!)
ナマズが釣れる時間帯
ナマズは完全に夜行性の魚ですので、日が沈んでから急に活性があがる事が多いです。
特に日没直前~日没後の数時間に最初の時合いを迎える事が多いなって感じてます。
その後は、夜間に大きく移動を繰り返して、活発に捕食を繰り返します。
ちなみに夜釣りの場合に使うルアーですが、ノイジー系のルアーを泳がせて幅広く探るような釣り方で、ナマズを寄せて狙うアプローチが有効です。
続いてデーゲーム(日中の釣り)の可能性についてですが、ナマズは日光や明かりを嫌う魚です。
日が完全に上がるとナマズさんは草場の奥深くに潜り込んで寝てしまいます。
そのため、デイゲームのナマズ釣りは、ナマズが潜んでいそうなポイントに正確にルアーを打ち込む技術が要求されます。
そういった意味からは、難易度が高い釣りのスタイルといえますね。
ただし、曇天や雨の場合は、河川に濁りも入るためナマズの警戒心も緩み、日中でも活発にルアーにアタックしてくれます。
このような場合は、夜釣りでのナマズ狙いと同じように、ルアーをフルキャストして長く泳がせる事で、広く散ったナマズを寄せるイメージの釣り方で釣れます。
そんなわけで。基本的には夜釣りの方が簡単だけど、雨が絡めば日中でも比較的簡単に釣れるって考えればOKです!
- 日没直後からの数時間が大きな時合いとなる事が多い
- 夜間は活発に捕食するのでチャンスタイムが長い
- 日中はナマズは寝てまーす
- 雨が絡めば日中でもチャンス有り!
ナマズが釣れる天気は、雨?!
ナマズは雨による濁りが大好きな魚です。
特にデイゲームで雨の効果は顕著でして、普段は沈黙タイムとなる事が多い真昼間の午後2時でも、雨さえ降っていればガッポシバイトが出るなんて事がザラにあります。
この理由ですが、多くの要因が考えられるので、以下にざっくりまとめてみますね。
- 雨が降ると河川が増水し、ナマズが身を隠すポイントが増えるため、ナマズ釣りのポイント自体が増える。
- 増水のおかげで本流域から支流域へとナマズが遡上するため、田んぼ横などのナマズ一級ポイントで釣りがしやすくなる。
- 雨が降ると河川に濁りが入り、ナマズの警戒心が緩むため、ルアーに対する反応が良くなる。
- 濁りが入った河川では日の光がさえぎられるので、昼間でもナマズが活発に動き回り、捕食活動してくれる。
。
。
。
とまぁそんな感じなんですが、ナマズ釣りと天気の関係については、私なりの経験と理解をざっくりした表でまとめみたので、ご参考になればこれ幸いでーす。
↓
曇天~小雨 |
|
---|---|
雨が水面を激しくたたくような本降り |
|
数日続く大雨 |
|
ナマズ釣りのタックルについて
ナマズのルアーフィッシングにおいては、強引なやり取りも多くなるため、パワーがあるベイトタックルが一般的に用いられます。
ロッドとリールに求められる性能ですが、ざっくりこんな感じでOKでーす。
↓
ロッドの選び方
ロッドパワーについて
バスタックルの流用は可能か?ってとこからまず説明しましょう。
結論からいうと、MH(ミディアムヘビー)クラス以上の硬さのバスロッドであれば流用も可能あんですが、それだと少しバッドパワーの強度不足なので、本格的にナマズゲームを楽しむなら専用ロッドが必要と考えて下さい。
で、なぜバッドパワーが重要なのか?って話なんですが…
ナマズは大型の個体だと70cm超えますし、ファイトも非常に激しいので、強引に魚をねじ伏せるようなロッドパワーが求められます。
この時に、場合によっては『ぶっこ抜きランディング』とよばれるような強引な抜き上げをする事もあるため、『バッドが強いロッド』である事が特に重要になってくるんです。
ロッドの素材と柔らかさについて
ロッドの素材と全体的な柔らかさという概念がありまして、ナマズロッド選びでは重要な要素になんで解説しときますね。
ナマズは捕食が下手な魚であり、何回も追い食いを繰り返します。
そのため、高弾性なカーボンロッドはナマズ特有の『下手くそバイト』を弾いてしまう頻度が高くなってしまいます。
このような理由から、素材としては柔らかくて食い込みがいいグラスロッドが適しているといえます。
また、グラスロッドとカーボンロッドの中間的な性質を持つグラスコンポジットとよばれる素材も、ナマズ釣りには適しています。
この素材は、感度の良さとバイトの弾きにくさのバランスに優れていて、ナマズ専用ロッドの万能素材というイメージですね。
で、ナマズロッド選びのコツとポイントをまとめると…
- MH以上の硬さのバスロッドの流用も可能だけど、少しバッドパワーに不安が残るかも?
- 高弾性なカーボンロッドはナマズのバイトを弾きやすいので△
- 食い込み重視で良く曲がるグラス素材、もしくはグラスコンポジット素材がお勧め。
- 最初の一本目であれば、グラスコンポジット素材のナマズ専用ロッドから選ぶのが無難かな?
。
。
。
とまぁ、理屈はこうなるわけでして、そいじゃぁ具体的にはどんなロッドが初心者にはお勧めかといいますと…
こんな感じ!
↓
初心者にお勧めのナマズロッド|ナマゾン ナマゾン C66M/G(テイルウォーク)
長さ | 2.01 m |
---|---|
継数 | 2本 |
重量 | 142 g |
適合ルアー重量 | 5-28 g |
ライン | PE 8-20 lb |
実売価格 | 15,000円前後 |
アマゾン口コミ評価 | 5点/5点満点(2019年9/14, AM 8:10時点) |
私が現在使っているナマズロッドがこれでして、コスパの良さという意味では初めてのナマズロッドに最適なだなって感じてます。
グラスコンポジット素材で適度なハリを保ちつつ、食い込みの良さも充分に高いロッドに仕上がっていて、ナマズ釣り初心者でも扱いやすいはずですよ。
バイトを弾きづらいのはもちろんなんですが、なんといってもバッドが頑丈でして、強引なファイトも余裕です。
60cm程度までのナマズであれば、足場が高いポイントでも抜き上げてランディングできてまして、私にとっては頼もしい相棒ですね。
インプレ記事もあるぜよ?
で、私がぞっこん惚れ込んでるナマズロッドなナマゾンさんについては、以下の記事でアホほど詳しくインプレしてまーす。
ご参考になればこれ幸い♪
↓
リールの選び方
ルアー回収の容易さ、ファイト時にナマズを寄せるスピード、ナマズを抜き上げる時の巻き速度などのように、『少しでも早く巻き取る』という操作がナマズ釣りでは重要になってきます。
そのため、ギア比はハイギアが圧倒的に使いやすいですね。
ちなみにライン容量に関しては、PEラインの4号(16lb)が75mほど巻ければ、この釣りにはは充分です。
もう一点忘れちゃ駄目なのが頑丈さというポイントです。
ナマズの引きは強く、これに対応するためになり強引なやり取りが多くなるため、リールは堅牢性重視のものが望ましいです。
あとは、見た目重視でOK!
<こんなベイトリールを選ぼう!>
- 手返し重視のハイギアが使いやすい!
- PEライン号が75mも巻ければ充分!
- とにかく頑丈さが大事!
。
。
。
理屈はこんな感じでして、『じゃあ、具体的にはどれやねん?』って話になると、例えばこんな感じっす!
↓
初心者にお勧めのリール|スコーピオン 71HG(シマノ)
ギア比 | 7:2 (ハイギア) |
---|---|
ライン容量 | 16lb(PE 4号)を80m |
重量 | 190 g |
実売価格 | 19,000円前後 |
アマゾン口コミ評価 | 5点/5点満点(2019年9/14, AM 8:10時点) |
堅牢性とコスパの良さで人気のベイトリールです。
バス釣りで使う人が多いのですが、ナマズ釣りでも充分に使えてまして、いい感じっす。
ギア比、意図巻き容量もスペック的に充分な数値なんですが、見逃せないのが堅牢性の高さ。
なんといってもHAGANEボディー採用ですので、頑丈で壊れにくく、この点もナマズ釣りに向いた性能といえます。
このシリーズは遠心力ブレーキシステムを採用しているのですが、これがまた便利でして、外部ダイアル式で手軽に設定できるんですね。
そのため、初心者にありがちなバックラッシュなどのライントラブル対策もかなり優秀っていえます。トラブルレス性能が高いっていう点もまた、初心者向けのベイトリールとしてポイント高し!ですねぇ。
ちなみに、私がナマズ釣りで使っているのもこれでして、タフさと実釣性能に関して不安を感じた事はないのでご安心を・・・
ハンドルについては、私は左巻き派なんですが、右ハンドルタイプの『70HG』ってのもあります。
どちらを選ぶかについては、利き手と相談しつつ、あとは趣味で判断すればいいんじゃないかと思います。
ちなみにこれはおまけ情報ですが、このリール、ちゃっかり防水性能も高くって、海でも使える超万能選手だったりてまして、私は時々テトラ帯の穴釣りや、ロックフィッシュ狙いでも使ったりしてます。
ナマズのルアー釣りの仕掛け
仕掛けの全体像
ナマズのルアー釣りは、3~5号以上の太目のPEラインにスナップを直結して、そこにルアーを繋ぐ仕掛けが一般的です。
道糸として、ナマズ専用PEラインも販売されているんですが、海釣り用の4本寄りの安物でも、私はトラブルなく快適に使えています。
ですので、ナマズ専用ラインにこだわる意味はないのかな?ってのは個人的な見解です。
例えばこんなのを使ってますのでご参考に、どーぞどーぞ。
↓
⇒アマゾンで見る
続いてリーダーのお話ですが…
メインラインであるPEラインの先にナイロンリーダーを結束するナマザーさんもおられるんですが、これは強度というよりもライントラブル防止の意味合いが強いと考えて下さい。
というのも、PE4号以上であれば根ズレで切れる事もほとんどないわけでして、そんなわけで強度的にはリーダーなしで全然OKなわけなんです。
実際に私は、ナマズ釣りの現場でナイロンリーダーを使っている人に出会った事ってありませんので、そういった意味からもナイロンリーダ派はかなり少数かなって思います。
。
。
。
で、ですね。
リーダー無しの仕掛けを使う場合にはデメリットが一つだけありまして、それが『ライントラブル』だったりします。
なんでかというと、PEラインは超しなやかなわけで、これが原因でキャスト時にルアーのフックにPEライン絡むトラブルが起きやすくなるんです。
これを避けるために、『絡み止め用のチューブ』ってのが市販されてまして、これをメインラインの先に通しておくのがお勧めの仕掛けになります。
こんな感じですんで、ご参考にどーぞどーぞ。
↓
⇒アマゾンで見る
ほかにも、『ナマズ釣り専用のワイヤーリーダー』ってのも市販されてます。
これもまた、ラインのルアーへの絡みが減る効果も抜群に良くて愛用者も多いです。
ちょっと見ずらいかもですが、こんなやつっすね。
↓
⇒アマゾンで見る
ただし、ワイヤーリーダーはちょいと剛性高すぎでして、ルアーのアクションを悪くするので、その点だけは覚悟しておく必要がありますね。
ちなみに私は、『メインラインPE4号+リーダーなし+チューブ派』でーす。
夜釣りの場合はケミホタルが必須!
夜釣りの場合は、キャストしたルアーがどこに浮いているのか判断するために、ケミホタルが必須となります。ナマズルアーの多くは、この事も考慮して『ケミホタルを差し込むための穴』が空いているものも多いですね。
↓
ちなみにケミホタルといえばルミカの商標でして、こちらは6本で300円くらいしますが、私は(みんな大好き?)オルルド釣り具で売ってる25本で581円の激安品(名称:ライトスティック)を使ってます。
ルミカ製と比べると若干太いし、蛍光剤が片側に溜まりやすいという欠点はあるんですが、特に問題なく使えていてお勧めでーす。
↓
⇒アマゾンで見る
ルアー選びの基礎|どのようなルアーを選べばいいのか?っていう問題
ナマズのルアー釣りは、基本はトップウォーターゲームです。
そして、ノイジー系と呼ばれる『うるさいルアー』がナマズ用トップルアーの定番となっています。
その理由なんですが…
ナマズは、ルアーのアクション時に発生する音や激しい動き、水しぶき、水面に広がる波紋などに寄ってきて、ルアーを目とオヒゲのセンサーで感知し、最終的に口を使って捕食する性質があります。
そのため、基本的には『目立ってナンボ!』の派手なルアーでないと、ナマズの食性に効率的に訴える事ができないって考えて下さい。
。
。
。
では具体的にどんなルアーがあるのって話、気になるかと思うんで、まとめてみました。
さっくり分類すると、こんな感じでーす!
↓
①カップ系ノイジー
芋虫などを模したボディーに、大きなカップがついたタイプが一般的です。
カップが水を噛み、ボディーを大きくフリフリしながら水面をもだえるようにアクションします。
『水面を小人がクロールして泳ぐ』みたいな、そんなイメージのアクションでして、最初は動かしてるだけでオモロイはずですw
ナマズルアーの一大派閥がこのタイプでして、ナマズルアーの代名詞的存在でもありまして、どのようなポイントでも使いやすい万能選手って考えればOKかな?
ただし、足場が高いポイントの場合は、足元までルアーを引くと水噛みが悪くなって最後までアクションしてくれない事もあります。
一カ所でのネチネチしたアクションも苦手でして、『手早く、幅広く泳がせてアピールするのが得意なルアー』だといえます。
最も有名なのは、おそらくスミスのキャタピーでしょう。
今やナマズルアーの代名詞とまでなってますので、最初に買うならコレって感じの定番です。
↓
⇒アマゾンで見る
他にも有名どころでいうと、バス釣り用のジッターバグもこの『カップ形ノイジールアー』に分類されます。
割と歴史のある、由緒正しいノイジー系ルアーの代表選手って感じっす!
②ハネモノ
開閉する金属の羽が高浮力ボディー横に設置されたタイプのルアーです。
非常に水噛みが良いのが特徴でして、足場が高いポイントでも手前ギリギリまで水を噛んで泳いでくれます。
ピンポイントで移動距離をできるだえ抑えて、じっくり見せながらアクションさせるのが得意なルアーですね。
金属製のプロペラやブレードが付いているものが多く、カシャカシャという派手な金属音が特徴です。
カップ系ノイジーよりも『点の釣り』と『超ハイアピール』に特化したタイプが多いですね。
ちなみに私はこのタイプだと、超うるさい事で有名な『爆音ポンパドール 鯰カスタム』がお気に入りだったりしてます。
↓
⇒アマゾンで見る
③リップ付きのトップルアー
⇒アマゾンで見る
高浮力のボディーに、水噛みを上げるための専用リップがつけたルアーです。
リップは水に潜るためではなくて、ボディーアクションのためだけについていまして、水面直下でもだえるようにアクションして、ナマズを水面まで誘い上げます。
ゆっくり巻くだけで激しくウォブリング(=お尻を振るアクション)をしてくれるので、横の釣りというよりは、どちらかというと移動距離の少ない点の釣りで、スローに攻める時に扱いやすいですね。
ナマズトップルアーの第三勢力というイメージでOKかと思います~
ちなみに代表例は、上の写真で紹介しているザクトクラフトのT-BUDでして、可愛らしいデザインが個人的には◎でございまーす。
④ラトル入りルアー
その名の通りでございまして、ボディー内部の空洞に数個のラトルが入ったタイプのルアーです。
アクション時にラトル同士がぶつかり合い、音を出してナマズにアピールしてくれます。
ラトルは、ガラス製、金属製など素材に違いがあり、それぞれ音の個性も違います。
私は、デイゲームで眠ってるナマズを叩き起こすのに便利かなぁって思ってまして、日中の釣りで使う事が多いですね。
同じ名称のナマズルアーであっても、ラトルの有無でバージョン違いが多数ありまして、ルアーメーカーさんの稼ぎの源にもなっているとかいないとかw
⑤フロッグ系ルアー
ソフトビニール製の柔らかいボディーが特徴のルアーです。
ボディー内部にフックが埋もれるような形状で設置してあるため、ねがかりが少ないのが特徴があります。
このような特徴を利用して、ブッシュなどのヘビーカバーの奥にキャストして、隠れたナマズにアプローチするような使い方が一般的です。
ちなみに、名前の由来は『フロッグ=カエル』のはずなんですが、最近はカエルと似てなくてもフロッグって呼ぶみたいですね。
代表例はロデオクラフトのピクタスや、鯰ステーションズのポッカンフロッグなどでして、デイゲームの点の釣りで活躍します。
⇒アマゾンで見る
ナマズのルアーゲームで揃えておくべきツールは?
タモアミ
護岸された小規模河川などの場合、足場が高いため抜き上げランディングができない場合が考えられます。
また、ナマズは鱗がない魚であることもあって、コンクリートの地面にブッコヌキするのは『ダメ絶対!』というのが原則です。
リリースするさいも、足場が高いところから放り投げるわけにもいかないので、タモアミを使う事になります。
そんなわけで、ランディングとリリースのためのタモ網は必須アイテムと考えておいた方がいいです。
私はメジャークラフトの『LS500FC』という格安のタモアミを使ってます。
⇒メジャークラフトの格安タモ網セット|ファーストキャストランディングシャフトのインプレ
他にも、怪魚釣りブランドとして人気のテイルウィークさんから、『CATCHBAR 改 TINY NET 』という『ナマズ専用ランディングネット』が販売されているので、鯰専用として使うならこっちもいいかな?って思います。
↓
プライヤー
⇒アマゾンで見る
ナマズは捕食が超下手っぴいなんですが、しっかりフッキングした場合はルアーを丸飲みして、わりとエグい掛かり方をする事が多いです。
そのため、フック外し用のプライヤーは必須です。
これがないとフック外しに時間がかかってナマズを弱らせるだけですので、可愛いお顔のナマズ様のためにも、そんな拷問はやめえたげましょう。
そして何よりも、暴れん坊将軍なナマズさんの口にルアーがぶら下がった状態で、ルアーを手で外すなんていう無謀な試みは、我々人間にとっても超危険です!
フィッシュグリップ
⇒アマゾンで見る
こちらもナマズの口からルアーをはずす時に、口を開けるためにあると便利なアイテムです。
ナマズは体表面が粘液でヌルヌルなので、魚体をしっかりホールドするためにも必要になってきます。
長靴
ナマズ釣りは、田んぼの横あぜ道など、ヌカルミや露で塗れたフィールドを歩きまくる事が多いです。
そのため、長靴は絶対にあった方がいいといえます。
軽くて小さく折りたためるタイプであれば、移動時にバッグに入れる事もできるし、何よりも疲れないのでとってもいい感じですよ。
ちなもに私のお気に入りは、『日本野鳥の会の長靴』と、『ATOMのグリーンマスター』という長靴です。
どちらも軽いし、コンパクトで、そして何よりもデザインがおされでございます。
①日本野鳥の会、バードウォッチング用長靴
⇒アマゾンで見る
②ATOM グリーンマスター
⇒アマゾンで見る
。
。
。
この2種類の長靴は、割と知りたがっている人も多いみたいなんで、インプレ記事も準備しておりまーす♪
日本野鳥の会の長靴については、こんな感じ!
↓
で、アトムのグリーンマスターは、こんな感じ!
↓
~おまけ~
釣り用長靴ってあれこれ特殊なので、がっつりまとめ記事を作成してみましたよ。
↓
レインコート(上・下)
こちらの段落『ナマズが釣れる天気は、雨?!』でも書いたように、雨はナマズ釣りにとって強い味方です。
そんなわけで、レインコートはナマズ釣りの必須アイテムといえます。
透湿・防水仕様であれば、汗で蒸れる事もなく、快適にナマズ釣りが楽しめるので、一つの選択基準として覚えておくとお得かな?って思います。
私のお気に入りは、今やアウトドア系格安ブランドとしての地位を完全に確立したワークマンの『ストレッチ』というレインコートです。
このレインコートについてはインプレ記事を準備しておりますので、ご興味ある方は覗いてくれてもいいんだぜ?って感じでございます♪
⇒ワークマンで一番売れているレインウェア|R-006ストレッチの俺的インプレ
~おまけ~
ワークマンのレインコートアレコレについては、こんな特集ページもあるので、何かの参考になるかもでーす。
⇒ワークマンのレインウェアを目的と用途別にがっつり解説してみた
ヘッドライト
夜釣りの必需品です。
頭に固定できるタイプのものが釣りにはお勧めですね。
安いものだと2000円も出せば、それなりのものが買えます。
個人的には、魚に対するプレッシャーが低いとなされいる赤ライトが使えるものがお勧めかな?
私の場合は、ちょっとだけお値段高めのZEXUS ZX-S260ってのを使ってまして、赤いライトも使えるので気に入ってます。
↓
⇒アマゾンで見る
携帯用虫よけスプレー
ナマズ釣りではやぶ漕ぎする事も多いので、現場に虫よけスプレーを持参した方が何かと便利です。
私は釣具屋で売ってる小さなプッシュ式の物を使っています。
ちなみにこれ、楽天でも売ってまーす。
⇒楽天で見る
よくありそうな質問を妄想して勝手に答えるコーナー
ナマズってトップ以外でもで釣れるの?っていう問題について
ナマズは立派なフィッシュイーターですので、泳いでいる小魚だって食べるわけです。
ですので、トップ以外のルアーでももちろん釣れちゃいます、。
むしろ、ですねぇ。
釣果だけを求めるのであれば、潜るタイプのルアーの方が釣果に恵まれやすいなってのがおじさんの経験則です。
ルアーの具体例としては、ナマズはキラキラ光るものや、金属音を好むので、スピナーベイトが直球ど真ん中だったりします。
↓
あとは、スプーンなんかでも釣れるっていう報告がネットでは多いですね。
他にも、ナマズが生息する多くのポイントに必ずいるのがミミズなので、これを模したワームのテキサスリグも釣れるルアーの一つです。
ちなみに、上の写真は私がルアーで狙って初めて釣れたナマズさんでして、この時はスピナーベイトで釣れました。
釣行記を公開してますので、ご興味あればどーぞどーぞ。
⇒釣行回顧録(2019年5月)|ナマズを探して三千里な俺の冒険記
ナマズって食べられるの?っていう問題について
ナマズはウナギに味が似ていてとっても美味しい魚でして、かば焼きや天ぷらなどでおいしく食べられます。
実際に私も食べてみたんで、その時の記事をご参考にどーぞどーぞ。
バスタックルでもナマズ釣りって出来るの?っていう問題について
MH(ミディアムヘビー)~H(ヘビィー)クラス以上の強さのベイトタックルであれば強度的には充分ではあるんですが…
ナマズは捕食が超絶ヘタッピぃなので、このような硬いタックルだとバイトを弾きやすいです。
また、巻物のバス釣りに使われるグラス素材のバスロッドであれば、食い込みもいいのでバイトは弾きになります。
ですが、ロッド自体のパワーが若干不足してまして、強引なファイトや抜き上げランディングが出来ないケースも多いです。
そんなわけでバスタックルの流用については、『可能ではあるけど、理想からは程遠い。。。orz』というのが私の考えでございます。
。
。
。
そうはいっても、やっぱりアレです。
ナマズ釣りを始めるためにタックルをいきなり揃えるのもお財布に優しくないですよね?
そんなわけで、まずはお試しという事で、手持ちのバスタックルでナマズ釣りをとりあえず初めてみたらいいと思います。
その上で、『ナマズ釣り、クッソオモロイんだがwww』って事であれば、その時に専用ロッドを一本買うという流れがいいかなぁ?って思います。
初心者にお勧めのナマズタックルについてはこちらの段落『ナマズ釣りのタックルについて』にまとめてますので、ご参考になればこれ幸い。
まとめ
一言でまとめると・・・『ナマズのトップゲーム、こんなにエキサイティングな釣りをしないなんて、そりゃもったいないべお前さん!』っていう、そんなお話でした。
私はトップの釣りがもともと大好きでして、夏は海でトップチニングばかりしているんですが、バイトの多さとファイトのアグレッシブさという観点だけなら、ナマズゲームの方が釣りとして面白いなって感じてます。
ハイシーズンである梅雨の六月ともなると、夜釣りでもデイゲームでもボッカンボッカンと水面が割れて、二桁釣果も狙えちゃいます。
普段は海の釣りやバス釣りばかりの人にこそ、ぜひこの『トップで釣れまくる快感』を味わってみて欲しいですねぇ。
マジで病みつきになりますからw
そんなわけで、『雨が降ったらナマズ狩り!』ってのが私の、そして本記事の提案でございました。
。
。
。
あ、そうそう。
そんなこんなで、私のナマズ釣行記なんかも含めて、当ブログではナマズ釣り関連の記事もたくさん準備しております。
この釣りの雰囲気を知りたいって人にはオモロイかもしれません。
お暇なら、どーぞどーぞ♪